自民党総裁任期延長について | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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自民党の総裁の人気延長議論が始まったようです。2期6年から3期9年まで延長しようという議論なんですけれども、なんだかなぁ…と思わずにはいられません。

 

考えなければならない点が幾つかありますので、要点を挙げつつ論考してみたいと思います。

【支持率により掛かる国会議員たち】

なんだかんだと言っても安倍政権の支持率は高めで、最新の世論調査によりますと56%とかなり高いです。

しかしこの支持率の殆どは恐らく「消極的支持」、ようするに野党が頼りないだとか、他に総理になる人材がいないだとか、そういったものが多いんじゃないでしょうか?

 

まぁ支持率の内容はさておくとしましても、国会議員としては「支持率の高い総裁を変える理由はない」ということで、延長に傾くんじゃないか?と言うのは誰が見ても明らかです。

ある意味で正しい民主主義の姿ではあるんですけれども、反グローバリズムを掲げる私からすると、なんでこんなに支持率が高いのか・・・・とため息が漏れてしまいます。

 

【外交上の日本のプレゼンスを示す?】

2006年~2012年まで日本の首相というのは1年程度で変わっていった、だから任期を長くして外交上のプレゼンスを示す!と言うような議論があります。

・・・・・・えーとですね、1年で変る総理が多かったのは、任期の問題じゃないと思うんですけれども(笑)

任期の問題じゃなくて人気の問題でしょ!的な。

 

長期政権であれば確かに外交上、有利になる点はありますし、プレゼンスも示せる可能性が高いでしょうけれども、それは任期とはあまり関係ない、ということは指摘しておきたいと思います。

 

【任期の制限自体を撤廃する?】

そういう案も出されているそうですけれども、それで次世代の「総裁を担える人材」が育つのだろうか?とやや疑問に思います。

共産党なんかもずっと委員長が一緒ですけれども、委員長の印象が強すぎて、若手が育っていない印象がありますし、それと同じことが起きない?と心配にはなってしまいます。

 

とは言っても一応自民党には、総裁のリコール規定などもあるようで、世論が支持しなければ酷いことにはならないような気もしますけど。どうなんでしょうか?

 

またG7の党首には任期制限がないのが「グローバルスタンダード」だそうです。だから任期の制限自体を撤廃という話なんだそうですけれども、朝日新聞の記事によりますと、ベテラン議員が「首相への忠誠度を競い合っているようで気持ち悪い」との言の紹介が。

 

まぁこれだけ「強い」首相は小泉政権以来であり、国会議員が首相の「太鼓持ち、イエスマン」になっていたとしても驚きはしませんけど。

 

【党則変更には総務会の全会一致が前提条件】

どうも自民党の党則変更には、総務会の了承が必要だそうでして、これは基本原則として「全会一致」が条件だそうです。

ところが石破議員が「議論が性急すぎんだろ!」と言ってまして、党幹部からは「多数決で押し切ればいい」などの意見もあるようです。

先述した「安倍総理の太鼓持ち、イエスマン」が息巻いているようですけれども、それって民主主義として健全なんでしょうか?

民主主義の語源はデモクラティアというギリシャ語なんですけれども、デモス(民衆)とクラティア(力)をあわせた言葉なんですね。

 

といいますかデモクラシーは民主主義と訳すのは間違いで、民主制と訳すのが恐らく正解なのだそうです。

※主義ならば◯◯イズムとなるはずですから、この説は正しいんでしょう。

 

民主制とはそらまぁ最後の手段として「多数決」を採用してますけれども、本来は議論をした上での全会一致が理想と言われてます。

自民党が「多数決至上主義」に陥っているような気がするわけですが、そこら辺はどうなんでしょう?

 

【総論】

私は安倍政権が好きじゃないですし、2013年のTPP交渉参加、2014年の消費税増税、そして現在の移民政策の推進、もしくは農協改革という名の規制緩和、2014年から続く緊縮財政、2015年度末の日韓合意等々。

これで「支持しろ!」と言われても無理な話でして、総裁任期の延長にもどうも懐疑的ではあります。

 

しかしながらこのような議論が出てくるのも、安倍政権の支持率が高く、世論の大半が「グローバリズム・新自由主義の安倍政権」を支持していることが原因かと思います。

まぁその原因の1つとして、野党があまりにも不甲斐ないという理由もあるんでしょうけど。あぁ腹が立つ(笑)

 

要は、世論が変わらなければ、このまま安倍政権の天下は続きますし、グローバリズム・新自由主義的な「時代遅れの政策」を推し進められるのは、恐らく予測として当たっているだろうと思います。

そして不思議なことに「グローバリズム・新自由主義」をすすめる政権は、なぜか息が長いということです。

まぁ考えてみりゃ当然で、グローバリズム・新自由主義の政権だと、自分の生活が苦しくなっても「自己責任!」で片付けられてしまいますから(笑)

 

こうやって書いていくと結構絶望的な状況なんですけれども、どうせ伊達と酔狂でやっている活動です。

絶望的だろうがなんだろうが、私の知ったこっちゃない!できることをやるだけ、そんだけの話です(笑)

 

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本日の男の料理~太刀魚の塩焼き~

 

秋といえば秋刀魚てー方は多いんですけれども、そろそろ太刀魚も出てまいります。

銀ピカの身と長細い形から、太刀魚と名づけられたそうでして、これを食べるなら「塩焼き」こそが至高であります。

拾い画像。包丁を入れてやると、見た目もアップですわな。

 

ホロホロとした身を味わうと、野趣あふれるのに上品、なんとも言えない味わいが口に広がります。

鯛も秋刀魚もよろしかろう。しかし太刀魚なくして焼き魚は語れない!そう思わず思ってしまう味わいです。

癖があるからムニエルだとか解説しているサイトもありますけど、一体何を言っているんだ!塩焼きこそ至高である!と主張しておきます(笑)

 

材料

・太刀魚切り身

・塩(いいものを使ってくださいね。精製塩より粗塩とかのほうが良いかと)

 

1)焼く直前に太刀魚に塩を適量。綺麗に降れないなら、手で伸ばしてやっても別にOKです。

 

2)グリルで後は焼くだけ。すだちと大根おろしを添えて召し上がれ!なければレモンでもOK。

 

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