反グローバリズムはグローバルトレンド | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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反新自由主義・反グローバリズムの立場での政経論、時事ニュースなどを解説。
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先日読者になっているブログの記事で秀逸な考察を見つけたのでご紹介。

日経はやっぱり頭使ってない人が読む新聞
(zuruzuru4氏)

内容を端的に説明しますとこんな感じです。
日経が反グローバルの動きにどう対抗するか?という記事を出す。
上記の筆者は「はい?何言うてはんの?日経はこの30年間何見てたの?WW2に至る過程は?」と歴史と事実で日経の記事をメッタ斬りにしているわけです。
メディアにもzuruzuru4氏のような知性があれば…と思わず思ってしまった記事でした。

さて、上記の記事に便乗してコテヤンもなにか書こうと思ったわけなんですが、今日は息抜き記事として書きます。
世界中で「反グローバリズム」「反新自由主義」の動きがこの所、注目されてまして…タイトル通りの皮肉な状況になっています。
反グローバリズムがグローバルトレンドでグローバルスタンダードになりつつあるという…ちょっと自分でもなに言ってるかわからん感じですが、というか非常にややこしいですが、とにかく世界のグローバルスタンダードは反グローバリズムなのだ!という事です。


んで上記の記事に載っていた日経の記事が以下になります。

反グローバル化にどう対抗するか
 (日経新聞)

まぁ内容はいつもどおりの思考停止新自由主義万歳教の教祖様の説法ですので、見なくてもいいと思います。
で、記事中に「自由貿易の利点を示せ」とか題して書いてるわけなんですね。こうです。

「自国の市場を高関税などで閉じれば相手方も同様の動きに出るのは必至である。その結末は、1930年代の関税引き上げ競争や経済ブロック化による世界恐慌の深刻化に見られたように明らかだ。」引用終了

おーい…日経さん?後ろ!後ろ!
その1929年のブラックマンデーを引き起こしたのが、過激な自由貿易とグローバリズムじゃないですかwやだぁ~w
と…これは冒頭でご紹介した記事でも書かれていましたので、先進国がいかに豊かになったのか?ということに触れていきます。

世界中の「先進国」と呼ばれる国、アメリカやイギリスやドイツや日本や…こういった国は必ず先進国になる過程において「保護主義的政策」をしているという事実があるんですね。
例えば第一次世界大戦前はイギリスが世界の超大国であり、アメリカやドイツ、フランスなどはまだ後進国だったわけです。
世間一般では
「イギリスが産業革命によって成長し、それを取り入れた国々が先進国となった」
なんてイメージが強いようですが、取り入れる過程において「外側の競争を政治でシャットダウン」して「自国で蒸気機関なりエンジンなり作れるように」政府が産業を育成する必要があるわけです。
じゃないと、イギリスから輸入するしかなくなるでしょ?

つまり高い関税と政府の産業育成こそが「先進国を先進国にした」わけで、グローバリズムだとかグローバル化が先進国に成長させた例なんてないわけです。
(韓国や中国を先進国と言うなら、まぁ例外の1つでしょうけどw)
逆にこの時、イギリスの取った戦略は「グローバル化、植民地化」して「他国を成長させない」戦略なんですね。
1970年代位からアメリカもこの戦略をとっていますね。

ところが上記の戦略の皮肉な点は、取り始めた頃は正しい戦略だと思われたものが、回り回って自分の首を絞めるという結果になるというところです。
現在のアメリカもアメリカングローバリズムを推し進めた結果、数々の金融危機や世界経済の停滞によって、超大国の地位から滑り落ちようとしています。

最初に話を戻しますと、日経新聞という「大新聞」の「エリート記者様」には知性だとかそういったものが欠けているんじゃないか?と。
グローバリズム推進陣営の「知性のなさ」はかなり深刻で、むしろ知性がないからグローバリズム推進してるんだろうか?などと考えてしまいます。
世界中の人々が今、反グローバリズムがグローバルスタンダード!と立ち上がっております。
我々も日本においてひとりでも多くの人に、こういったことを知ってもらわねば、と思いつつ今日の記事になりましたとさ。

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本日の男の料理~アスパラ胡麻和え~

大阪は最近どんどん暑くなってきてます。涼し気な初夏の料理もそろそろいいかなと。

材料
・アスパラ
・炒り胡麻
・醤油

1)アスパラは根本の硬い皮はビューラーで剥いてしまいましょう。
2)たっぷりのお湯に塩少々、沸騰してきたらアスパラを投入して茹でる。
3)胡麻はすり潰して、すり潰したところに醤油を胡麻と一対一くらいの分量投入
4)茹で上がったアスパラは冷水でさらして、5センチくらいに切って、3)と混ぜあわせて出来上がり!

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