日経はやっぱり頭使ってない人が読む新聞 更新 | ずるずると道・郷・話を愛でる

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房総半島から栃木県北部を中心として、
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なんといっても、その社説(2016/05/02)の本音がそう言っているのだ:

反グローバル化にどう対抗するか

 これも、風物詩ではあるが、変わらない日経。ぶれない日経。

 タイトルからして、2ちゃんねる風に言えば、香ばしい感じである。

  少し視野を歴史の流れに広げれば、馬鹿丸出し、ということになる。

比企谷八幡bot on Twitter: "この記事、偏差値25くらいにしか見えねぇ→参考:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 ④ つまり、彼は友達が少ない。

 

グローバル化に対する風当たりが欧米先進国を中心に強まっている。自由貿易や移民の受け入れに反対する政党や政治家が台頭し、生活に不満を抱く人々の間で一定の支持を受けるようになった。

 このうねりを放置するのは危険である。保護主義的な政策や人の移動を不当に抑える動きにつながれば、世界経済を下押しし、人々の暮らしをかえって悪化させかねない。反グローバル主義の台頭にどう効果的に対抗していくか真剣に考えるときだ。

この記事の言いたいことはここに集約している。

 このうねりを放置するのは危険である。

世界経済を下押しし、人々の暮らしをかえって悪化させかねない。

さらりと、全くこの30年の直近の世界情勢の流れと、80年前のWW2戦争にまで至った歴史の反省すらない、この薄っぺらい理屈で訴えるのは何なんだろうか。

現実は、世界経済が失速し、自由競争で取り合うパイが減少するという状況を考えると、グローバルに自由競争するということは、個々人・企業の持てる政治パワーを駆使しそのミクロな成功のための行動によって、結果として他人を出しぬいて成功するおとになる。そういう成功者だけが得をし、他の人は死んでも良いという論理である。その結果はさらなる世界経済の停滞・縮小以外にない。そのなかで、減り続けるパイを、更にずるい方法で奪って成功していくことを目指せというのである。おそらく、成功者も更に絞られてくるし、ずるいやり方をやっていた連中の転落は予想以上に大変なものだと思われるのに・・。

 

日経さんもそのなかの1つに入りかけてますよ。

 

そういう現状分析から「なんでグローバル化に反対する勢力が台頭してきているのか」という疑問に対して、全く考える余地が無いというガチな頑なさである。

 

 グローバル化が善!そういうことを読み手の前提としているというか強要している。そういう一部が見えない盲目症(そのほかはハッキリ見えるし、論理展開も早い「はたらきもの」)の

  毎朝日経読むことがステータスというか、「意識高い系のワレかっこいい」とさえ思ってしまう。ほとんど中二病と同じレベルに痛い存在である。中二病御用達新聞といえば良いかもしれない。偉そうなおっさんおばちゃんがカッコつけて読んでいる姿を想像されるとよい。

 

そのことを、特に大企業の管理職のようなステータスの人は認識すべきだと思うが重症につき、考えを変える機会を逃していく。おそらく自らのプライドが邪魔してしようとしない。と学会に紹介されるようなニャントロ星人の陰謀を真剣に検討している感じとも言えるかもしれない。真実から目を背けて、自分のしでかしていることの真の意味を知らないままに。

ニャントロ人 - アンサイクロペディア

 やっぱり頭使っていないのである。有り体な言葉で言えば、地頭を使っていない。

 地頭を使っていないというのは、適切な情報収集ができていないということである。その先の左脳での論理展開能力は長けていることとは関係ない。

適切な情報収集能力がないというか、部分的盲目なのである。しつこいようであるが、あれである、下記の本で言うところのキッチュである。グローバル化の闇の部分を盲目的に無視していることである。論理展開が早いかどうかは、【働き者】かどうかを表す指標なのであり、結論が正しいかどうかとはあまり関係ないのである。愚かな認識に基づく働き者は、状況を加速的に悪化させるのだ。→移民党加速:ゼークトあるいはハーマンシュタインのいう愚かで…

 

 

 

せめてGW連休で頭をリセットして、本当に(自分の儲ける環境でもある)経済をまともにするように環境を整えることは何かということを、まともに考えなおしてもらいたいところである。が、安倍首相を首班とする現政権にその傾向が見られないことを考えるとその希望が近いうちに叶えられるというのはあまりにも甘い考えなのかもしれない。

 

このことを考えると、安倍首相がアホの一つ覚えのように言う、「機動的」財政出動の本音の意味は次のような結論になるのである。→ふたたび「消費税増税のための景気浮揚」策か?