■インドのなんだかなぁ・ヒンドゥー寺院で身ぐるみハガレる?!
ヒンドゥー教の三最高神といえば、シヴァSIVA(宇宙の破壊神)、ヴィシュヌVISHNU(宇宙の維持神)、ブラフマーBRAHMAA(宇宙の創造神)。
聖地カニャークマリに来たからには、ぜひとも訪ねてみたい所がスーチンドラム寺院。
そう思って車から降りた主人は気がせくのか、足早に寺院へ向かった。
ところが入り口で止められ、なにやら揉めている。門番にカメラを取り上げられて靴下を脱がされ、みるみるうちに上半身まで裸にされてしまった。
‘Why?’顔を真っ赤にして尋ねる主人。‘This is SYSTEM.’と答える門番。
ヘンな英語だけど、どうやら、それが慣習だと言いたいらしい。
裸足になるのは分かるけど、何もそこまで・・・トホホ・・・。
この先どうなるんだろう?不安になったけれど、気を取り直して寺院の中へ。
見ると、さきほどの門番と一緒にいた男が手招きをしている。どうやら案内人らしい。
いかめしい顔だが、親切そうにも見える。言われるままに案内役をまかせた。
ヒンドゥー教は多神教だから、三神のほかにガネーシャ(象の化身で繁栄の神)やハヌマーン(猿の化身でパワーの神)など数え切れないほどの神様がいる。
その都度50ルピーずつ、お賽銭をあげる。どうか、家族みんなが健康でありますように・・・。
ローソクだけの薄暗い迷路。裸足で石畳を歩いている内に、なんだか清々しい気持ちに。
約10分たった頃、ガイドは終了。奮発して案内人のおじさんに100ルピーのチップを渡したら、「うちは子どもが三人いるから、これじゃあ足りない。あと200ルピーくれないか?」と。
そんなこと言われても・・・Oh!MY GOD!あ~驚いた~。
現実に引き戻されてしまいました。寺院から出てきた主人は
ガックリ、元気がありませんでした。
明日は「ワルカラビーチ(Varkala Beach)へ」をお伝えします。
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