湿布や痛み止めの薬では腰痛は治らない | ゼロ化整体 代表セラピスト 鮎川史園 ヒト本来の力を取り戻すブログ

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筋肉が自らやわらかくなり、痛みがす〜っととれる「ゼロ化整体(ミオンパシー)」という技術を開発改良しながら、ヒト本来の力を取り戻す方法を広めている「鮎川史園(あゆかわしおん)」のブログです。日々の出来事からセルフ整体のやり方などをご紹介しています!


腰痛に対して湿布や痛み止めの薬を使うと、治りを遅くする可能性があります。

湿布や痛み止めの効能は何でしょうか?


炎症を鎮める
痛み原因物質の発生を抑える
脳や脊髄の疼痛中枢に作用して、痛みを感じさせなくさせている
などがあると思うのですが、

はたして腰痛をきちんと治す作用があるでしょうか?

これらの効能は痛みを感じにくくさせているだけで、

腰痛の原因に根本的にアプローチしていないですよね。

ですから、湿布や痛み止めでは腰痛は良くならないわけです。


腰痛を根本から改善して、

ご自身の持っていらっしゃる自然治癒力を効果的に発揮させるためには

なぜ、腰痛になるのかを知らなければなりません。


腰痛の原因として医学書に書かれているものとして

・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部変形性脊椎症
・脊椎分離症
・脊椎すべり症
・内科系の病気
・腰部脊柱管狭窄症
・骨粗鬆症による圧迫
・骨折
・筋性腰痛症

などがあります。


実は腰痛患者さんのほとんどは最後の「筋性腰痛症」です。

筋性腰痛症は別名、「筋筋膜性腰痛」とも言います。

上記の腰椎椎間板ヘルニアや、骨折、内科系の病気など、

筋性腰痛症(筋筋膜性腰痛)以外の原因を、

湿布や痛み止めを使って治そうとする人はいないと思います。

自然治癒力を使って、骨折などが治るまでの間痛みを抑えるために

痛み止めを使う事はあると思いますが、

ほとんどの場合、湿布と痛み止めは筋性腰痛症(筋筋膜性腰痛)に対して使われる物です。

ところが、筋性腰痛症(筋筋膜性腰痛)の直接の原因は

炎症物質やプロスタグランディンの発生かもしれませんが、

それらを発生させている根本原因が別にあるのです。


私たちいぎあ☆すてーしょんの見解は

筋肉の強張り(拘縮)と

それに伴う関節の可動不全が結果的に痛みを引き起こす根本的な原因

と考えています。

つまり、表面上の痛みをごまかしたところで、

根本的な原因を解決していないので、

痛みをごまかす事をやめたとたんに、また痛みが出てきてしまう事になる訳です。


ちなみに整形外科などで

「骨に異常はないですね。病気も特になさそうだし」

あるいは

「歳のせいですね」

などと言われたら、

まず、筋性腰痛と思って間違いないです。



次回は腰痛の根本原因になっている

筋肉の拘縮について書いてみたいと思います。


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