気温の低下で喉の痛み、風邪、咳 注意報! | 心と身体のライフスタイル「漢方」

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漢方は漢方薬だけでなく、心と身体からの声を読み解く智慧です。薬に頼るだけでなく、生活習慣や心の持ち方を見直すことで、あなたが本来の自分に戻り、健やかで美しく幸せに暮らす「わくわく養生」を薬を売らない薬剤師・国際中医師の藤巻祥乃がお伝えしています。

こんばんは。
薬を売らない薬剤師、国際中医師の藤巻祥乃(よしの)です。

 

急に気温が下がり

「去年、この時期は何を着ていたかな?」と

思わずクローゼットを

のぞき込んでいる私です。


電車に乗るとマスクの方や
咳をしている方を多く見かけます。

急に温度が下がったことで
風邪も流行っているようですね。


 

私も前回の記事で書いたように

体の冷えを感じたその後に

のどのイガイガ感が出て来ました。

 

以前、冷え症の記事で
体温が1℃下がると、

免疫力  40%低下し、
風邪などの感染症にかかりやすく

なることをお伝えしましたが、

これを私も体感しています。

 

体さん、サインをありがとう

ということで、

風邪に発展しないように

養生したいと思います。

 

 

 

 

 

秋は空気が乾燥してきて
「燥邪」に影響されやすい季節です。

「燥邪」とは、文字を見て想像がつくように

乾燥する邪気です。


燥邪の影響を受けやすいのは、

五臓の「肺」です。

 

肺は潤いを好むので、

鼻やのどの粘膜は、潤っていることで
外からのウィルスなどの異物が体内に
侵入しないように働いています。

 

そのため乾燥すると風邪を引いたり、
のどが痛くなったり
、咳が出たりと
呼吸器のトラブルが起こりやすくなります。

 

 

 


外の乾燥がそれほど強くなくても
夏にたくさん汗をかいて
体内の水分量が不足していたり、
夏の疲れが残っていると
免疫力である体内の「気」が
不足している状態なので
温度差に敏感になり
風邪をひきやすくなります。

 

このバリア機能である気が不足すると
風邪だけでなく、秋の花粉症などの
アレルギー症状も起こることがあります。

 

これからさらに冷えや
乾燥が進む季節になるので、
早めに養生してくださいね。

 

秋の養生
1)温度変化に注意して

体を冷やさないようにする。

 

2)乾燥させる香辛料の強い料理、

辛い物の食べ過ぎに注意する。

 

3)深い呼吸を心がけて、

「気」を体内に入れて免疫力を高める。

 

4)積極的に摂りたい食材
アスパラガス、ギンナン、レンコン、

ユリ根、白キクラゲ、タマネギ、
ゴボウ、シソの葉、梨、リンゴ、

メロン、レモン、ライチ、アンズ、
アーモンド、松の実、ニシン、

ホタテ貝、スッポン、アワビ、
鴨肉、豆腐、豆乳など

 

 

 

 

今のご自分の体の状態をチェックして
秋の養生を知りたい方は、
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kukunacafe主催 

漢方講座 「秋の養生」
【日時】10月6日(木)13:00~
【場所】kukunacafe

(京王相模原線南大沢駅)

 

話を聞いて頂くと

よりわかりやすいと思います。

ぜひ、ご活用ください。

 

 


去年の今日は、山形で秋の味覚♪

 

今年はお家でこちらです

 

 

 

いつも最後までお読みくださいましてありがとうござます。

 

 

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6回コースですが、単発受講も可能です

 

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