ふと気がつくと、私は変化してるかも! | 心と身体のライフスタイル「漢方」

心と身体のライフスタイル「漢方」

漢方は漢方薬だけでなく、心と身体からの声を読み解く智慧です。薬に頼るだけでなく、生活習慣や心の持ち方を見直すことで、あなたが本来の自分に戻り、健やかで美しく幸せに暮らす「わくわく養生」を薬を売らない薬剤師・国際中医師の藤巻祥乃がお伝えしています。

こんにちは。
薬を売らない薬剤師・国際中医師の藤巻祥乃です。



先日、シンボリックリーディングをしたり、
自分の気持ちと向き合うことにより
自分の正直な気持ちを受け取った話をしました。


おもいきって新しい自己紹介を公表したら、
いろいろな皆さんから
思いがけず温かい言葉をもらい、
とてもうれしかったです。


しかし、この自己紹介を見ただけでは、
違ったとらえ方をされてしまうことがあると感じ、
もう少しだけお話したいと思います。



なぜ、このような突飛な自己紹介が
私の内側から出たのか?


その理由は、今までの経験の他に
12年前の出来事があります。
それは、パパどん(旦那)が
2ヶ月以上もの入院を
する大病をした後のことです。



どうにか無事に退院したものの、
入院中に1ヶ月以上の食止め
(口から食べ物を入れることを禁止)で、
体重が20Kg近く落ち、
体力も気力も失せてしまいました。

しかも、胃腸がかなり弱ってしまい、
退院してからも食べられる物が
かなり限られていました。

そんな状態で病院からは、
病気の再発防止の薬が出ただけでした。





会社では病気のことで
居場所がなくなったり、
再発の不安があったりと、
人生最悪の時だったかもしれません。




どうしたら気力も体力も戻り、
元気に生活できるか。
そして、また再発しないように、
どう予防していくか。


いろいろ調べて漢方薬、鍼灸などの力も借りて、
食事や生活を工夫しながら頑張りました。
いろいろな方にも助けて頂きました。

そして今、こうやって元気に幸せに
暮らせているパパどん(旦那)がいます。




日本の医療技術は、
すばらしいと思っています。
しかし、お医者さんが全て面倒を
みてくれるわけではありません。


私は薬を否定しているわけではないので、
お薬が必要な時は使えばいいと思います。
私自身も、今、お薬を飲むことだってあります。


いつも言っているのですが、
薬に頼るだけでなく生活習慣を見直さないと、
お風呂の水を溜めるのに、
お風呂の栓を抜きながら
お水を入れているようなものです。




以前ヒットした韓国の医療ドラマ
「チャングム」の中で
大好きな場面があります。


「人を当てる問いでございます。
誰のことかお当てくださいませ」
「その方は古くからの食医でございました。
明国皇帝の食医は
その方に由来すると言われております。
またその方は一家のしもべで、
あらゆる辛い仕事もしましたが、
しかし家族全員の師匠でもありました。・・・・」




この人物とは、「母」のことです。
つまり、母は食医であり、家族全員の師匠。

その母(これから母になる方)が
食養生や生活養生、心身一如
(心と身体は密接につながっていること)
を理解することで、家族全員の
健康管理もできると私は考えています。




きっとこんな経験から
「自分が本当に大切にしたいもの」が
内側から素直に出てきたのだろうと思います。




いつも最後までお読みくださいましてありがとうござます