アブラキサンとジェムザールの点滴治療から4日目。
薬の量を減らした影響か、いつもと比べると副作用は少し楽です。
この調子で行ってくれると良いんだけど。
今日は記録、備忘録としての「病気～これまでの経緯（10）」です。
（過去記事）
これまでの経緯(1) 2012年11月～2013年4月
これまでの経緯(2) 膵臓に腫瘍が見つかる 2013年5月～6月
これまでの経緯(3) 検査、確定診断、そして治療開始 2013年6月～7月
これまでの経緯(4) 抗がん剤治療と最初のCT検査 2013年8月～10月
これまでの経緯(5) 余命宣告 2013年11月～2014年1月
これまでの経緯(6) セカンドオピニオン～トモセラピー治療スタート 2014年2月～3月
これまでの経緯(7) トモセラピー治療完了 2014年4月～5月
これまでの経緯(8) 転移の疑い 2014年6月～9月
これまでの経緯(9) 東京医科大学病院受診 2014年10月～11月
前回は腫瘍マーカーの値が上昇し始めたので抗がん剤をアブラキサンに変更する事を薦められたが、TS-1とジェムザールの併用治療を選択したこと。
東京医科大学病院が肝臓がんに対する「ナノナイフ治療」の臨床研究に成功したという記事を見て膵臓がんにも適用できないか直談判に行ったが、肺への転移がネックとなり代替案として「HIFU（ハイフ）治療」の臨床研究への参加を提案されたという所まで書きました。
今日は2014年12月～2015年1月の治療について。
＜2014年12月＞
12月5日
千葉大診察日
・ジェムザールとTS-1の隔週投与に変更後第3クール1回目のジェムザール点滴
12月8日～12月13日
東京医科大学病院
・「HIFU（ハイフ 強力集束超音波治療）」の臨床研究を受けるために6日間入院
・入院中2回のHIFU（ハイフ）治療を12月9日と12日に受ける
・治療は順調に行ったとのことで2015年3月に経過観察のCT造影剤検査を受けることになる
※治療の詳細については12月8日～12月13日の記事を参照下さい。
12月16日
阿佐ヶ谷「Soul玉 Tokyo」にてSoul Food Cafeのライヴ
12月18日
千葉大診察日
・腫瘍マーカーCA19-9/Eの値が11月7日の443.5Hから704.0Hに上昇
・ジェムザールとTS-1の隔週投与に変更後第3クール2回目のジェムザール点滴
＜2015年1月＞
1月1日
・膵臓がんが発覚してから2回目の正月を迎えられたことに感謝
1月9日
千葉大診察日
・ジェムザールとTS-1の隔週投与に変更後第4クール1回目のジェムザール点滴
1月19日
千葉大診察日
・腫瘍マーカーCA19-9/Eの値が12月18日の704.0Hから1792.0Hに上昇
・ジェムザールとTS-1に対する耐性が出来たため、抗がん剤をアブラキサンとジェムザールに変更することを決断
・治療は3週1クール（アブラキサン+ジェムザール点滴×2週、休薬×1週）で2月6日からスタート
1月25日
大阪「Third Stone福島」にて念願だったSoul Food Cafeの関西ライヴ
この頃はジェムザールの点滴を受けた日は副作用で寝込んでしまうことと、慢性的な下痢の症状に悩まされていいました。
またそれまで55㎏前後あった体重は、11月末にウィルス性胃腸炎に感染したこととHIFU（ハイフ）治療で絶飲・絶食の影響もあってか1月末には50㎏前後まで減ってしまいました。
＜腫瘍マーカー値（CA19-9/E）の推移＞
（2015年）
1月19日 1792.0H
（2014年）
12月18日 704.0H
11月7日 443.5H
10月10日 308.4H
9月19日178.0H
8月1日 96.3H
7月4日 68.7H
5月30日 88.7H
4月18日 192.2H
3月28日 128.6H
2月28日 139.7H
1月17日 137.6H
（2013年）
12月6日 91.7H
11月1日 96.3H
10月11日 77.0H
9月13日 90.3H
8月2日 220.9H
5月31日 231.2H
＜この頃のお薬＞
（抗がん剤）
・ティーエスワン配合OD錠T20（朝夕各2錠を1週間服用 1週間休薬）
（お腹の薬）
・ガスモチン錠5mg（朝昼夕各1錠）
・ツムラ漢方桂枝加芍薬大黄湯エキス顆粒（朝昼夕各1袋）
・リパクレオン顆粒 300mg（朝昼夕各2袋）
・ミロピンカプセル1mg（朝夕各2錠）
・ネキシウムカプセル20mg（就寝前1錠）
（鎮痛剤）
・トラムセット配合錠（朝昼夕各1錠）
（抑うつ剤）
・ソラナックス0.4mg（就寝前1錠）
（睡眠促進剤）
・ブロチゾラムOD錠0.25mg（就寝前1錠）
次回、病気～これまでの経緯(11) アブラキサン治療開始 2015年2月～2015年3月
に続きます。
今日はジミー・クリフが1972年にリリースした名曲Many Rivers To Cross（遥かなる河）。
Many rivers to cross
But I can't seem to find my way over
Wandering I am lost
As I travel along
the white cliffs of dover
越えるべき河が沢山ある
でも俺には向こう岸に渡る道が
見つかりそうにない
ドーバーの白い壁に沿って
旅してるように
悩んで途方に暮れてしまうんだ
Jimmy Cliff - Many Rivers To Cross
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