「Layla and Other Assorted Love Songs」Derek And The Dominos 無人島の10枚 No.1  
「At Filmore East」The Allman Brothers Band 無人島の10枚 No.2
「Late For The Sky」Jackson Brown 無人島の10枚 No.3
「Sweet Baby James」James Taylor 無人島の10枚 No.4
「Tapestry」Carole King 無人島の10枚 No.5
「Rock Of Ages」The Band 無人島の10枚 No.6
「Feats Don't Fail Me Now」Little Feat 無人島の10枚 No.7

今更ですが無人島の10枚、8枚目になりましたが残り3枚では全然足りません(笑)


8枚目の今日はニール・ヤングが1970年にリリースした3rdアルバム「After The Gold Rush」です。
Blues Power


Produced By Neil Young, David Briggs with Kendall Pacios

Neil Young(guitar, piano, harmonica, vibes, lead vocals)
Danny Whitten(guitar, vocals)
Jack Nitzsche(piano)
Billy Talbot (bass)
Ralph Molina(drums, vocals)
Greg Reeves(bass)
Nils Lofgren(guitar, piano, keyboards, vocals)
Stephen Stills (vocals)


「Harvest」 と「After The Gold Rush」どちらにしようかと今回改めて聴き直したのですが意外とすんなりとこちらのアルバムを選んでいました。


初めて聴いたニール・ヤングのアルバムということはもちろんありますが、何も飾らないピュアでシンプルなニール・ヤングの歌声とサウンドが中学~高校時代の僕のセンチメンタリズムと完全にシンクロしているのが最大の理由です。


そんな多感な時期に刻まれた美しく切ないメロディー、胸が痛くなるような繊細さと剥き出しの心の叫びが入り

混じった歌声は40年経った今も全く色あせる事無く心に突き刺さってきます。


キャロル・キングの「Tapestry」 と同様に2~3曲をピック・アップするのはとでもじゃないけど無理なので全曲

試聴出来るようにしましたが、個人的に心に残るナンバーについて簡単に触れたいと思います。


M-2のタイトル曲After The Gold Rushはニール・ヤングのピアノによる弾き語りと間奏のフリューゲル・ホーンが印象的なナンバー。


ニール・ヤングのちょっと鼻にかかったハイトーンの消え入りそうにナイーヴな歌声は痛々しいくらいに切ないです。


M-4のSouthern Manは一転して生々しい爆音ロックナンバー。


悲痛なまでのエモーショナルなヴォーカルとギターを掻き毟るかのような壮絶なギター・ソロにただただ圧倒されます。


B面の曲で大好きだったのがM-10の I Believe In You


憂いを秘めた美しいメロディー・ラインとハーモニー、シンプルかつ繊細なサウンド・アレンジが絶妙です。


After the Gold Rush/Neil Young

1. Tell Me Why
2. After The Gold Rush
3. Only Love Can Break Your Heart
4. Southern Man
5. Till The Morning Comes
6. Oh, Lonesome Me
7. Don't Let It Bring You Down
8. Birds
9. When You Dance You Can Really Love
10. I Believe In You
11. Cripple Creek Ferry