「Layla and Other Assorted Love Songs」Derek And The Dominos 無人島の10枚 No.1  
「At Filmore East」The Allman Brothers Band 無人島の10枚 No.2
「Late For The Sky」Jackson Brown 無人島の10枚 No.3
「Sweet Baby James」James Taylor 無人島の10枚 No.4

無人島の10枚、5枚目はキャロル・キングが1971年にリリースした2ndアルバム「Tapestry」です。

Blues Power


Produced by Lou Adler


Carole King(piano, Keyboards, vocals)
Danny Kortchmar(guitar, vocals)
James Taylor(acoustic guitar, vocals)
Joel O'Brien(drums)
Russ Kunkel(drums)
Charles Larkey(bass)
Ralph Schuckett(electric piano)
Curtis Amy(flute, sax)
Terry King(cello,sax)
David Campbell(cello, viola)
Barry Socher(violin,sax)
Joni Mitchell、Merry Clayton(background vocals)


ジェイムズ・テイラーのFire And Rainと前後して1971年、僕が中学3年の時にラジオから盛んに流れて来たのがキャロル・キングのIt's Too Lateでした。


どこか気だるいメロディーが知らず知らずのうちに心に残って、「つづれおり」と題されたアルバムを買ったのは

1972年に入ってからの事だったと思います。


収録されている12曲どれもが珠玉の名曲ばかり、まさにエヴァー・グリーンと言って良いアルバムですね。


キャロル・キングのヴォーカルは決して上手くありませんが、そのナチュラルな歌声と1960年代にジェリー・

ゴフィンとヒット曲を連発したソング・ライターならではの職人技とも言えるメロディ・ラインが普遍的な感動と

心地良い癒しを生み出しています。


今日は全曲を試聴出来るようにしましたのでよろしければお好きな曲を聴いて頂ければと思いますが、個人的に印象に残っているナンバーについて触れたいと思います。


M-2のSo Far Awayは先日の来日公演でジェイムズ・テイラーのBlossomに続いてキャロル・キングの1曲目として演奏されたナンバー。


キャロル・キングのスケール感を感じさせるピアノのフレーズ、ジェイムズ・テイラーのアコギ、当時の夫チャールズ・ラーキーのベースのコンビネーションが絶妙。


クルセイダーズのカヴァーも秀逸でした。


M-7のYou've Got A Friendはジェイムズ・テイラーもカヴァーして大ヒットを記録した名曲中の名曲。


恥ずかしながらキャロル・キングの2007年、2008年、そして今年の来日公演と3回連続この曲で涙が止まりませんでした(笑)


M-9のWill You Love Me Tomorrow ?は1960年にキャロル・キングとジェリー・ゴフィンのコンビがシレルズに書いた大ヒットナンバーのセルフ・カヴァー。


ジェイムズ・テイラーとジョニ・ミッチェルのコーラスがたまらんですね。


Tapestry/Carole King


1. I Feel The Earth Move
2. So Far Away
3. It's Too Late
4. Home Again
5. Beautiful
6. Way Over Yonder
7. You've Got A Friend
8. Where You Lead
9. Will You Love Me Tomorrow ?
10. Smackwater Jack
11. Tapestry
12. (You Make Me Feel Like) A Natural Woman