「カエルのきもち」/カエル三昧 | 旧・日常&読んだ本log
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- 千葉県立中央博物館
- 「カエルのきもち
」
晶文社
この表紙のカエルの何とも言えない愛らしさ♪ カエルのつぶらな瞳には、田植えをする人と、虫取り網を持った子供たちが映っている。
ぐるぐる
さんちのカエルたちを思い出して、ついつい、借りてきてしまいました。
(ぐるぐるさんの「撮りっぱなしの写真館」の、 「両生類・爬虫類」カテゴリーにリンク
。
超キュートなカエルたちが、満載なのです♪ )
目次
まえがき
ガマ博士のあいさつ
1 人はカエルをどう見ているか
2 カエルってどんな生きもの?
3 カエルとのかかわり
4 カエルの身に起きていること
ガマ博士お別れのあいさつ
あとがき/「カエルのきもち」展の記録
「人はカエルをどう見ているか」の「カエルの顔」で気になるのは、はっしとこちらを見つめる、カエルたちの顔顔顔・・・・。ここに写っているカエルたちは、日本のものなので、それ程毒々しくもないけれど、「カエルってどんな生きもの?」の、「カエルの歴史をたどる」、「世界のカエル」では、かなり不思議なカエルたちが・・・。
ユビナガガエル、カメガエルなんて、丸々とした体に手足がちょこんとついているようにしか見えない・・・。うーん、これで飛べるのかしらん(跳ねないカエルもいる、とのことなので、これがそれなのかなぁ)。ま、「今、全世界に生息しているカエルは四千種あまり」ってことなので、その形、生態が異なっていても、全く不思議はないのかもしれない。
体重三キロを超えるカエル(西アフリカに生息するゴリアテガエル(ゴライアスガエル))とか、上から見ると枯葉そっくりのカエル(ミツヅノコノハガエル)、黄色と黒のカエル(キオビヤドクガエル)、まるでX-MENのミスティークのような青いカエル(コバルトヤドクガエル)など、不思議なカエルがいっぱい~。軽い図鑑としても楽しめた。
これ、カエルグッズのコレクターや、カエルに魅せられた人たちの座談会なども載っていて、まさにカエルに対する愛溢れる一冊でした。
水田も減ってしまうし、道路で轢かれるカエルも多いそうだけれど、やっぱり、この愛らしいカエル、ずっと一緒にいたいよね。ま、大人になった今でも私が触れるのは、多分、ちっちゃいちっちゃいアマガエルくらいなんだけど・・・。