2019 LIVE REPO 6th.  Kadinja Japan Tour 2019 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
 
coldrainのBDBは高倍率の為にチケット戦線敗退
 
Crystal Lakeのフリーライブ@新木場は
 
1次先行は落選、2次先行の結果待ち
 
フルラインナップ揃ったDownload Japan
 
メタル爺歓喜のラインナップ過ぎて
 
唯一見たいSum 41 の為だけに¥16,500は出せねぇ…
 
ってことで、
 
今月のライブは今日のみになる可能性。
 
とはいえ、自分の意思で行こうと決めたライブなら
 
何であろうと楽しむ気持ちはひとしおです。
 
そんな今月唯一になるかもしれないライブはコチラ
 
 
 
 

Earthists.
"LIFEBINDER" RELEASE TOUR FINAL
Special Guest:Kadinja
 
 
 
昨年、2枚目のアルバム『LIFEBINDER』をリリースした
 
Earthists.のレコ発ツアーファイナル。
 
そしてファイナルシリーズ東阪公演の
 
スペシャルゲストとして、フランスから
 
Djent/プログレメタルのKadinja を招聘!
 
今回参戦を決めたのは、
 
このKadinja 招聘の部分が非常に大きいです。
 
しかし、昨年のアルバムランキングでも
 
上位に入るほど聴き込んだEarthists.の新譜
 
昨年Novelists を呼んだ時とセトリも変わるだろうし
 
やはりホストであるEarthists.も楽しみです。
 
国内からのゲストも申し分ないですしね。
 
 
雨降ってるのが鬱陶しいですが
 
今日は1日休みだったので、
 
開場に合わせて、現地CYCLONEへ。
 
チケット番号はA-11、サクッと入ります。
 
一般で買ったけど、一般開始すぐくらいに買ったので
 
今日までに、もっと後ろの番号まで捌けてて欲しい…
 
 
マーチは…けっこう持ってきてくれてたけど
 
コレだ!ってヤツに限って
 
マイサイズが売り切れてるとかね(。-д-)-3
 
やっぱみんな欲しいのは同じなのね。
 
ってことで、スルーしてフロアへ。
 
会場入りしたのが、OPENから15分くらい経ってたので
 
フロアに入ってから割とすぐに1組目が。
 
 
 
 
 
Fade In Solitude
今回のラインナップの中で、唯一の初見バンド。
東京出身のモダンメタルコア、Fade In Solitude
このバンド、この前みたCVLTEくらい若いバンドじゃないの…?
それにしては相当クオリティ高くないかい?
実際にライブを見てみると、
ギターとベースもコーラスでシャウトが出来、
グルーヴ感強めなニューメタルっぽい曲もあり、
新曲だと言ってプレイした曲はミドルテンポなラウドナンバー。
ピアノサウンドを取り入れた曲もあり、
Earthists.やIf I Were You 的な印象も受けました。
演奏面はもちろん言うことなくレベルは高いし、
ボーカルもCVLTE同様、純日本人ではない外見。
スクリームは当然文句なし、クリーンも入ってるけど
A Skylit Drive のMicheal I See Stars のDevin 的な
文字通りキレイな声質のクリーンで非常に良い。
えぇやん!
と、初見の印象はだいぶ良いです。
ただなー
ボーカルとベースがだいぶイケメンだったので
そこに釣られて女の顔ファンが付きそう(。-∀-)苦笑
そういった今後のファン層が不安なだけで、
やっぱ日本のアングラメタルコア界隈って
決して海外には負けてないよなぁ。
そんな可能性を大いに感じさせてくれたFade In Solitudeでした。
 
 
 
 
 
Graupel
前回のライブを調べてみたら約1年半ぶりに見るGraupel
その間、昨年夏にフルアルバムをリリースし、ツアーもしてる。
かなり成長してると思われますが、
それはライブを見れば明らかでした。
ライブかなり上手くなったね!
いや、前から下手だとは微塵も思ってなかったけど
フロアへの煽り方とか、パフォーマンスとか、
かなりの成長が見られました。
最前でマイクジャックなシンガロング煽ったり
ステダイも起きましたしね。
00年代のメタルコアが好きな人にも薦められるサウンドながら
現代のバンドらしく非常にテクニカルな面も持つ。
知識に乏しい為、そのテクニカルな部分を
言葉にすることはできませんが、そこはもう曲を聴き、
ライブで体感してもらう他ありません。
 
FIS同様、Graupelも若手メタルコア筆頭ですが
やっぱり日本の若手メタルコアシーンって、
海外に負けないくらい、決してレベル低くないですよね。
個人的にいちばん好きなジャンルはPOP PUNKだし
日本の若手POP PUNKにも良いバンドはいるけど、
バンドのクオリティ、海外でも通用しそうなクオリティって面で見ると
メタルコアシーンの方が遥かに優位だと思うもの。
 
 
 
 
 
PALEDUSK
SECRETS のライブレポの時に、今日のことを忘れてました笑
今日を入れて、今年既に5回もライブを見ることが決まっている
PALEDUSK
今日で今年4回目となる超ハイペースw
なので既に語ることもなくなってきてるんですがw
 
今日初めてオレらを見る人も、
何度も見てる人も、共通してることって何だかわかるか!
それは新曲を聴いてないってことだよ!
 
あ、ごめんSECRETS の時に聴かせてもらったわw
でもね、いつも通りのアツいパフォーマンスは今日も健在。
ドレッドヘアーのギターさんの動きまくりなとことかw
何気にベースさんの細かいとこでキレキレな動きとか好きです。
アツく、アグレッシブなサウンドに反して、
メロディ重視なサウンドの曲もあり。
大きく括れば同ジャンルとはいえ、
今日はやはり国内メンツ寄りなラインナップなこともあり
フロアの盛り上がりもひとしおでしたね。
 
しかし、こうして自分のように
何回も見てる人もいれば、初めて見る人もいて
それでも、今日の会場での反応や拍手、
少しずつでも確実に伝わっていっていることに
確信と喜びを言葉にしていました。
確かなライブクオリティ、楽曲クオリティ以外に
自分がPALEDUSKを気に入ってるのは
こういうところなんだよねぇ。
 
 
 
 
 
Kadinja
そして、おまちかねのKadinja
1曲目は1stのオープニング
"Stone of Mourning" から幕を開けました。
初っぱなから楽器隊の真骨頂!
低く刻むリフに、テクいリフがもう変態←
 
 
vo/Philippe の右隣、gt/Pierre はそんなリフを弾きつつ
ほとんどフロアを見ていて、表情をコロコロ変えて
リフだけでなく、顔を見てても楽しめる。笑
 
そしてKadinja のギターを支えるもう一人、
gt/Quentin は、長髪にヒゲ面という見たまんま
メタルの人な風貌。
しかし、ロン毛にヒゲか……
先月『アクアマン』を観たので、どうしてもこう…
モモア様が浮かんできてしまうんだよなぁw
 
低音部分を支えるba/Steve も当然のように多弦。
彼のバキバキのベースもかなり良いです。
そしてリズム隊の根幹、dr/Mogan
モーガンって顔してるわー!w
クセのある顔だけど、セクシーイケメンだわ。
 
そしてvo/Philippe
音源で聴いてると"らしい"スクリームでしたが、
ライブで聴いてみると、00年代スクリーモ系な
シャウトな感じでした。
しかしね、クリーンが割とセクシーですよ。
2nd『Super 90'』 からの"From the Inside" とかは
音源よりもライブで聴くクリーンがとても良い!
かなりのセクシーボイスでした。
 
 
今回も例によってセトリが不明なのは残念ですが
割と1stからの曲多くなかった?
1stの方がサウンド的に攻めてて好きなんですよね。
キモい、テクい、変態(褒め言葉)
なリフもたくさん聴けるし、
Philippe がスクリームしてる曲も多いですしね。
 
とはいえ、やっぱり今日の客層のメインは
GraupelやPALEDUSK目当てのコアキッズよりも
Earthists.やKadinja 目当ての
ギターキッズやオタクが多かったのか
フロアがもみくちゃになるよりも、
じっくり見てる、聴いてるって感じがしました。
1曲、メンバーに煽られてモッシュが起こりましたが
それ以外は見聞きする感じが勝ってたように思います。
 
 
オーディエンスも待ち望んでいたであろう
"Dominique" では、イントロのフランス民謡的なとこから
大きな歓声が起こりましたね。
この曲のリフがまた変態的ですわ…
やっぱプログレ系のバンドって演奏クオリティが
異常(異次元)すぎてね。
 
途中の曲でPierre がフロアに降りてきましたが、
ラストの曲ではPierreQuentinSteve
竿隊3人ともフロアに降りて演奏してました。
 
 
 
サービス精神旺盛だなぁ\(^o^)/
そうしてメンバーも終始笑顔を絶やすことなく、
楽しんでライブをしている様子が好印象。
こうしてKadinja 初の来日公演が幕を下ろしました。
 
 
 
 
 
 
 
Earthists.
そしてラストは本日の主役、Earthists.
Graupelのボーカルさんが、
 
東京のバンドなのにEarthists.はなかなか東京で見れない
 
といった言葉通り、Earthists.を自分が見たのは
Earthists.が自分たちで企画した
The Afterimage 呼んだ時のTragic Hero Tour、
FALLING ASLEEPの1stアルバムリリースイベント、
今回のツアー最序盤Novelists を呼んだ時、
そして今日と、計4回。
そんな4回目となる今日は
"memento mori"からライブがスタート。
今回のアルバム『LIFEBINDER』リリースに際し
いちばん最初に発表された曲ですよね。
その曲で始まるのもどこか感慨深い。
 
そして同じく『LIFEBINDER』の中から
"FREEFALL"へと続きます。
演奏面に関してはEarthists.も折り紙つき。
それはライブでもしっかり証明されてます。
 
 
次の曲に行く前に、会場にはブルーアウトし、
波打ち際のような小波のSEが流れます…まさか……
OCEANSキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
『LIFEBINDER』収録曲の中で自分がいちばん好きな曲
キタ━━━━。゚+.ヽ(´∀`*)ノ ゚+.゚━━━━!!!!!
Novelists の時はやらなかったからね!
ようやくライブで聴くことが出来ました\(^o^)/歓喜!!
終盤の静と動を不規則に展開するパートから、
ややシアトリカル感ある終わり方が最高すぎる。
その不規則パートはライブでもタイミングばっちりで
そういうところに上手さとバンド感を感じましたね。
 
次の曲もSEで何となく匂わせつつ、
やはり来たなと思った"LEAVES"
この曲はこれまでのEarthists.になかった
グルーヴ感ひとしおな曲ですが、コレも良い。
ゲストパートでPhilippe 出てくるかなー
なんて淡い期待をしてたけど、それはなしでした(。-∀-)笑
 
 
そして"Magna"をイントロ代わりに"Cybele"をプレイ。
何だかんだで1stの曲も上がるわー。
色々とタイミングの妙もあったからか、
Earthists.のライブに行け始めたのが2ndからだしね。
1stの曲をライブで聴けることが貴重です。
 
そして今度は"WILL"をSE代わりに"DOGMA"
この曲もカッコイイよねー。
こねくりまわし、刻むリフがとてもカッコイイ。
2コーラス目のガッガッガッガッ!からのリフ展開とか
ライブでも見れると上がるもん笑
 
次の曲に行く前にvo/YUIの少し長めのMC。
その内容は、Novelists を呼んだとこからツアーが始まり
色んなところでライブして、今日もこうして
集まってくれた人たちへの感謝を。
Kadinja を見たついでに見るって人もいるかもだし、
それでもこうして来てくれるからライブが成り立つ。
サポートしてくれたことへの感謝を述べていました。
 
たぶん、YUIはそんなにしゃべりは上手くなく
むしろどっちかって言うと口下手なんだと思う。
でも口下手なりにね、自分の思ってること、
感じていることを口にし、愚直にでも
周りに素直に感謝できる実直さってのは
どこかしらに響いた人もいるんじゃないかな?
そんなこと思った一幕でした。
 
そしてラスト2曲、アンコールもなしで
ラスト2曲やったら終わりと宣言したYUIから
コールされた曲は"Footprints"
コレは予想外の選曲でした。
とはいえ、テクニカルなフレーズも満載な1st曲。
 
 
ラストに持ってきたのは同じく1stから
"Resonating Light"
過去のEarthists.ライブでは、Winterfellで
締めてた時が多かったので、これも意外。
ラスト2曲を1stの曲を持ってくるの良いですね。
曲調的にも少しエモーショナル。
ステージ上ではメンバーの仲の良さも垣間見た。
こうして良き雰囲気のままライブは終了。
最後に出演者全員をステージに上げ、
ステージからの写真を撮って、ツアーを終えました。
 
 
02. FREEFALL
03. OCEANS
04. LEAVES
05. Magna
06. Cybele
07. WILL
08. DOGMA
09. Footprints
10. Resonating Light
 
 
 
 
 
そして会場をあとにする際
 
今日、会場に入ってくる時にマーチは諦めたけど
 
Kadinja の2ndがあるのは見えてたんです。
 
帰りに買おうと思ったんだけど、
 
買うならメンバーのサインとかもそれに欲しいしな…
 
って思いつつも、会場CYCLONEじゃん?
 
いつもみたく追い出される形で箱をあとにするのが嫌でね…
 
最近はもう会場がCYCLONEって時点で
 
好きなバンドのライブであろうとも
 
メンバーと絡むことは出来ない
 
と、半ば諦めて来ているので
 
後ろ髪引かれつつ、Kadinja に内心
 
ごめんなさい(; ´人`)しながら会場をあとに。
 
まして今日なんて雨だし、寒いしで、
 
階段上で待つのもシンドイ天気だったしなぁ…
 
 
 
 
 
それはさておき、無事にライブは終了。
 
Earthists.は、今回のツアー
 
最初をNovelists 、そして最後をKadinja
 
どちらもフランス産のプログレバンドで固めたのが
 
非常に良かったですね。
 
フランス産ギターオタク音楽レベル高ぇっす。
 
 
そんな今回のゲストKadinja は凄く良かった!
 
むしろ、何だよあの変態(褒め言葉)っぷり!
 
やっぱりこの手のバンドをライブで見た時の
 
衝撃度ったらないよね。
 
The Afterimage も、Novelists も、Kadinja も、
 
みんなやべー連中だった。
 
このへんはEarthists.だからこそ呼べたバンドだとも思います。
 
次はどんなやべーバンド呼んでくれるかな?ワク(゚∀゚*)(*゚∀゚)ワク
 
 
 
そういったことを叶えてくれているのが、他でもない
 
Earthists.
 
ホント、すごいよね。
 
Crossfaithとか、coldrainとか、Crystal Lakeとか、
 
今や大きくなったバンドが海外からバンドを呼ぶ
 
それはまだわかるんです。
 
海外でもライブしてるし、そこで出来た繋がりがあり
 
大きなバンドだからこそ、
 
資金繰りも中小より遥かに上を行くでしょう。
 
 
それに比べたらEarthists.はまだまだ小規模だし、
 
でも、それでも海外からバンドを招聘してる。
 
そして海外のレーベル(Tragic Hero Records) とも
 
契約してるし、先月でしたっけ?
 
 
イタリアのDISSONANCE FES に、出演決定しましたよね。
 
面子やばくねーっすか?
 
ここにEarthists.がいるのが更にやばくねーっすか?
 
こうして海外への繋がり、海外活動も行えてるのが
 
ガラパゴス島国、日本の"若手"バンドってのが
 
すごいでなければ何だ?と。
 
YUIがみんなのサポートに感謝してたけど、
 
Earthists.みたいなバンドだからこそ
 
こちらもサポートしてるんです。したくなるんです。
 
あくまで個人的には、ね。
 
日本だけでなく、海外にも目を向けて、
 
その海外での繋がりや活動がちゃんと実現できてる
 
そういった点で今、
 
Crystal LakeEarthists.は、本当にサポートし甲斐のある
 
サポートして損はない稀有な日本のバンドだと思います。
 
 
 
ライブのあと、CYCLONEのプロジェクターには
 
NEW SINGLE COMING SOON
 
と、出ていました。 新曲も非常に楽しみ。
 
 
 
今日のライブを経て
 
Earthists.へのサポートすることにハズレなし
 
と、改めて思いました。
 
今年の、今後のEarthists.の活動にも要注目。
 
 
そしてKadinja
 
日本に来てくれてありがとう\(^o^)/
 
 
 
 
Next Live Show
Polaris/LANDMVRKS Japan Tour 2019
@新宿Zirco
 
 
 
 
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