風の谷のナウシカ(1)再読 | お父さん(松)の知っていること

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えー、『風の谷のナウシカ(1)』宮崎駿
進撃の巨人が面白い!ということで、人類が生態系の最上部から引きずり降ろされた世界の漫画を再読です。


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ANIMAGE COMICS ワイド版 風の谷のナウシカ(1) 定価330円!(当時)


ジブリの映画版『風の谷のナウシカ』とはひと味もふた味も違う、漫画版『風の谷のナウシカ』。。。おこちゃまの読む漫画ではございません。(正確には“ジブリ作品”ではございません。)

単行本に書かれている、文字情報を書き出しておきましょうか。

ユーラシア大陸の西のはずれに発生した産業文明は
数百年のうちに全世界に広まり
巨大産業社会を形成するに至った
大地の富をうばいとり大気をけがし
生命体をも意のままに造り変える巨大産業文明は
1000年後に絶頂をむかえることになった
「火の7日間」と呼ばれる戦争によって都市群は有毒物質をまき散らして崩壊し
複雑高度化した技術体系は失われ
地表のほとんどは不毛の地と化したのである
その後産業文明は再建されることなく 永いたそがれの時代を人類は生きることになった


かつて栄えた巨大産業文明の群は
時の闇の彼方へと姿を消し、
地上は有毒の瘴気を発する
巨大菌類の森・腐海に覆われていた。
人々は腐海周辺に、
わずかに残された
土地に点在し、それぞれ
王国を築き暮らしていた。
―風の谷―
そこは人口わずか500人、
海からの風によって
かろうじて腐海の汚染から
守られている小王国であった。

ここまで。


世界は腐海と呼ばれる“猛”毒の植物からなる森に覆い尽くされている時代。人類は汚染された海のほとりに暮らすしか生活の場が無くなっていた。。。
トルメキア王国の辺境自治王国「風の谷」の王女、ナウシカ。
同じく周辺自治都市「ペジテ」からの難民船が風の谷に漂着。王女から“秘石”を託される。
風の谷の自治を守るため、トルメキアと土鬼(ドルク)諸侯国との戦争に従軍することになるナウシカ。
トルメキアによって滅ぼされたペジテの王子アステルと腐海に墜落!危機一髪、脱出を試みる。

まぁ、第一巻のあらすじはこんなとこ。皆様もご存知の通りでしょう。


この第一巻には最後に漫画・作者宮崎駿のコラム「ナウシカのこと―」というコラムがあります。

ナウシカという名は、ギリシヤの叙事詩オデュッセイアに登場するパイアキアの王女の名前であると書いてありますが、今昔物語の虫愛ずる姫からのインスパイアがあるようです。

コラムの最後は「この少女に、開放と平和な日々へたどりついてもらいたいと願っている」と締められています。

この1巻はアニメージュ1982年2月号から9月号に連載されておりました。
(最終巻の第7巻は1995年1月15日発行。19年前です。)
先にも書きましたが、アニメ版とは違いまして、決しておこちゃまの読む漫画ではございません。。。


まぁ、1月15日にナウシカは完結したということでね、こういう日に再読したという記事です。
ボチボチと、ナウシカを再読してみます~。“シアワセ”だ~。

本日は以上!


過去記事
風の谷のナウシカ(1)
http://ameblo.jp/takama0714/entry-11590867104.html

風の谷のナウシカ(2)
http://ameblo.jp/takama0714/entry-11600585102.html

風の谷のナウシカ(3)
http://ameblo.jp/takama0714/entry-11620275157.html

風の谷のナウシカ(4)
http://ameblo.jp/takama0714/entry-11750881408.html

風の谷のナウシカ(5)
http://ameblo.jp/takama0714/entry-11752642125.html

風の谷のナウシカ(6)
http://ameblo.jp/takama0714/entry-11752677085.html

風の谷のナウシカ(7)
http://ameblo.jp/takama0714/entry-11753018598.html