宇宙人ポール | MusiCinemania by Uzo★mUzo

宇宙人ポール

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監督 グレッグ・モットーラ
脚本 サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
音楽 デヴィッド・アーノルド

出演 サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、セス・ローゲン(声)、
クリステン・ウィグ、ジェイソン・ベイトマン、ビル・ヘイダー、
ジョー・ロー・トルグリオ、ジェーン・リンチ、
ジョン・キャロル・リンチ、デヴィッド・ケックナー、ジェシー・プレモンズ、
ジェフリー・タンバー、ブライス・ダナー、シガーニー・ウィーバー

(あらすじ)

SF作家のクライブ(ニック)と
相棒でイラストレーターのグレアム(サイモン)のオタク2人が
イギリスからアメリカにやって来た。
目的はコミコンとUFOスポット巡り。

パット(ジェーン)のダイナーで
ガス(デヴィッド)とジェイク(ジェシー)に
カラまれた2人は、彼らの車を損傷させてしまい、そのまま逃走。

走行中、目の前で一台の車が事故に遭い、
中から出て来たのは宇宙人のポール(セス)だった。

秘密裏で色々な人間に協力してきた彼だったが、
帰郷しようとしたところ、政府が阻止してきたのだ。
捕まってしまえば脳を破壊されることになる。
話を聞いて同情したグレアムは
失神したクライブを説得して、彼を無事送り出すことにする。

宿泊したキャンプ場の経営者の娘・ルース(クリステン)と
互いに一目惚れしたグレアム。
ルースは父・モーゼル(ジョン)と共に
熱心なクリスチャンだった。


ポールの姿を見たルースは失神してしまい、
ポールはモーゼルにも姿を見られてしまい、
やむなく彼女を連れて出発することになってしまった。


初めは混乱していた彼女だったが
ポールに目を治してもらったこと、
自身も外の世界を見たいと思っていたこともあり、
道中を共にすることになる。


そんな一行を追うモーゼル、
ゾイル捜査官(ジェイソン)と
何を捜索しているのかも知らされていない部下の
ハガード(ビル)とオライリー(ジョー)。
だがハガードはグレアムが描いたポールの絵を発見し、
自分たちがエイリアンを追っていることに気づく。


立ち寄ったバーでガスとジェイクに会って大乱闘になる一行だったが
ポールの姿を見た2人は錯乱する。


宇宙への合図となる花火を万引きし、
追っ手たちの追跡を交わしながら、
ポールが向かったのは
60年前、自分を救ってくれたタラ(ブライス)の家だった。
ポールというのは彼女の愛犬の名前で、
彼はポールが不時着した際に死んでいた。


ポールの存在を信じない周囲の人間から
奇人扱いされて淋しい人生を送ってきたタラ。
そんな彼女に心から詫びるポール。


そこへ追っ手がやって来た。
一同で逃げたものの、タラの家は吹っ飛んでしまった。


花火を上げて迎えを待つ一同だったが、
やって来たのは
ポールを狙うビッグ・ガイ(シガーニー)だった。
そこへ部下のゾイルが。実は彼はポールの味方だった。
モーゼルもやって来て、銃でグレアムを撃ってしまう。
ポールは治癒能力で彼を生き返らせる。


ようやく宇宙船が到着し、ビッグ・ガイはその下敷きになった。
ポールはタラを自分の星へ連れて行き、
一同はそんな彼らを見送った。


2年後、ポールを主人公にした作品で賞を獲った
クライブとグレアム。
2人はコミコンで尊敬の念を持って迎えられていた。
会場にはルースとパット、オライリーの姿もあった。


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(感想)

設定が何歳なのかわからないけど、
実際にサイモンもニックもクリステンもR40で、
それなりにしか見えなくて、
(サイモンとニックのおなかの出方はオタクというより中年)
そんな年代の人間が
10代後半みたいなことをやっているわけで、
そこを考えると苦笑してしまうのだが、
だけど今の世の中、こういうR40はいっぱいいそうだな、とも思い
複雑な気持ちになる。

そんなグレアムが瀕死の状態の時に
「こんなに楽しい日はなかった」って言うのは
もっと深い意味で「切ないな・・・」と思えてしまった。

映画自体はいい。
脚本に適度な遊び心が溢れていて、構成もわかりやすい。

宇宙人のポールが
宇宙人の概念を覆す人間臭いキャラで面白い。

スティーブン・スピルバーグが彼に相談しながら
映画E.T. を作った、というエピソードが出てくるのだが
実際にスピルバーグが声の出演をしている。
スピルバーグのシャレ心が嬉しい。

シガーニーがポールを追う悪役でラスト近くに顔出しするのだが、
扱いが完全におもちゃだった(笑)
エイリアンと闘っていた彼女が宇宙人を追う、というのも遊び心かな。

出演者たちも楽しんで演じているのが伝わって来て、
気分が良かった。
ブライス・ダナーはいい女優だな、と思う。
色んなタイプの作品に出てるよね。
ジェシー・プレモンズはマット・デイモンに似てる。

ルースの徹底した宗教倫理が笑いの要素として出てくるんだけど、
凝り固まった価値観って怖いな、って思った。
アメリカみたいな大きな国だと
日本以上に閉塞的な場所が多いだろうし、根が深そうだな、と。
そんなことを伝える気はなかったと思うが。

そろそろ
こういう「風変わりだけど根は優しい」という
コメディ映画でのステレオ・タイプのオタクの描き方は食傷気味かな。
おそらく、世界は自覚のないうちに
オタク化(個人尊重主義化という感じなのかも知れないけど)が進んでいるし、
オタク的な人が特別な存在でなくなってきたから・・・
一癖ではいかない、現実味のある人物描写があるものを観たい気もする。

観て損はない作品。

★★★関連作品レビューへのリンク★★★

サイモン・ペッグ 映画ナルニア国物語第3章 アスラン王と魔法の島
セス・ローゲン 映画グリーン・ホーネット
映画カンフー・パンダ2
ジェイソン・ベイトマン 映画マイレージ、マイライフ
映画ウソから始まる恋と仕事の成功術
ジェーン・リンチ 映画ぼくたちの奉仕活動
映画エア☆ドラム! 世界イチせつないロックンローラー
デヴィッド・ケックナー 映画ファイナル・デッドブリッジ
ジェフリー・タンバー 映画ウソから始まる恋と仕事の成功術
ブライス・ダナー 映画ミート・ザ・ペアレンツ3
シガーニー・ウィーバー 映画アバター

カチンコオフィシャル・サイト



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