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監督・脚本 デヴィッド・ウェイン
脚本 ポール・ラッド、ケン・マリーノ、ティモシー・ダウリング
音楽 クレイグ・ウェドレン
出演 ショーン・ウィリアム・スコット、ポール・ラッド、
クリストファー・ミンツ=プラッセ、ボビー・J・トンプソン、
ジェーン・リンチ、エリザベス・バンクス、
ケン・マリーノ、ケリー・ケニー、A.D.マイルズ、ケン・チョン、
アレクサンドラ・スタンラー、ニコール・ランドール・ジョンソン
(あらすじ)
自分の人生を愛せないダニー(ポール)と
能天気なホイーラー(ショーン)は
子供向け栄養ドリンクのセールスマン・コンビ。
ポールと長年同棲している弁護士のべス(エリザベス)は
彼のそんな態度に愛想を尽かし、別離を宣言。
思い余った彼はプロポーズするが断られ自棄になり、
ホイーラーを巻き込んで交通違反取り締まりを振り払い、
揃って禁固刑を受ける。
刑務所入りを免れるため、
社会奉仕活動をすることになった2人。
スィーニー(ジェーン)が主催する「折れない翼」に行き、
担当になった子供の世話を150時間するのだ。
ポールの担当は
ロール・プレイング・ゲームの
世界に生きるオーギー(プラッセ)。
彼の趣味は両親(義父マリーノ、実母ケリー)にも理解されていない。
ウィーラーの担当は問題児の黒人・ロニー(ボビー)。
父親に棄てられ、シングルマザー(二コール)に育てられている。
キャンプに一緒に行ったり、
共に過ごすうちに絆も生まれてくる。
しかし、ダニーの発言でオーギーがゲームに参加出来なくなり、
彼の両親とも衝突。
ホイーラーがパーティーでセックスしている間に
ロニーが行方不明になり、夜中にひとりで帰宅したりと失態をし、
刑務所行きは免れなくなった。
ダニーとホイーラーも喧嘩になる。
反省した2人はそれぞれの子供たちに誠意を見せ、
裁判所からの呼び出しをほっぽりだして、
4人でゲームに参加した。
スィーニーはそんな姿を見て
刑務所行きを免れるように手を打った。
活躍するオーギーの姿を見た両親も理解を示し、
彼は思いを寄せる女の子・エスプレン(アレクサンドラ)とキスすることが出来た。
ダニーは三度べスにプロポーズ。
2人はキスを交わすのだった。
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(感想)
アメリカではヒットしながら、日本では劇場未公開。
とてもアメリカらしいノリの、
ハート・ウォーミング・コメディー。
原題はRole Models(手本)。
「折れない翼」では
大人は大きい人、子供は小さい人と呼び合う。
大きい人は小さい人の手本になるようにしなくてはいけない。
主催者のスウィーニーは元ヤク中で、獄中経験もありという強烈な設定。
そういう人がこういう組織の代表になれるってことに
アメリカが更正に対して寛容だってことが見て取れると思うし、
ちょっと笑える。
ダニーがあまりに自己中で、
能天気だけどめちゃめちゃいいヤツのホイーラー(こんな同僚が欲しい)が不憫すぎ。
自分はそんなダニーにイライラしたので、それほど心酔出来なかった。
ポールがまた、そういうタイプのヤツをうまく体現していた。
俳優たちも好演だし、
映画としては構成が上手く出来ていて悪くない。
☆☆☆関連作品レビューへのリンク☆☆☆
ショーン・ウィリアム・スコット コップ・アウト 刑事(デカ)した奴ら
ポール・ラッド 40男のバージンロード
クリストファー・ミンツ=プラッセ キック・アス
エリザベス・バンクス やさしい噓と贈り物
オフィシャル・サイト
http://www.universalstudiosentertainment.com/role-models/
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