ソラニン
監督 三木孝浩
脚本 高橋泉
音楽 ent
主題歌 ソラニン/ASIAN KANG-FU GENERATION
出演 宮﨑あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一、伊藤歩、財津和夫、美保純、
ARATA、永山絢斗、岩田さゆり
(あらすじ-ほぼネタバレ)
大学の軽音楽部で知り合ったOLの芽衣子(宮崎)と
フリーターの種田(高良)は同棲中。
会社生活に満たされない芽衣子は、種田の何気ない言葉で退職。
種田は大学時代の仲間、ビリー(桐谷)と加藤(近藤)と
ロッチというバンドを組んでいる。
ビリーは卒業後家業を継ぎ、
加藤は未だ卒業せずに、同じく仲間だったアイ(伊藤)と同棲中。
音楽をやりたい気持ちと、社会人として自立したい気持ちが入り混じる種田は、
芽衣子の言葉で仕事を辞め、デモテープを関係者に送る。
大手から反応があったものの、それはグラドルのバックバンドの話だった。
話をしてきたのは種田が憧れていたバンドの元メンバー(ARATA)だった。
現実の厳しさを感じる種田。
種田は芽衣子に別れ話を持ち出し、
別れないのなら家業を継ぐと言い出し、喧嘩になるが、仲直り。
だが、数日間姿を消す。
久々の連絡で、種田は前の職場に戻ったこと、
仕事もバンドも続けることを芽衣子に告げる。
「愛している」と言おうとして、携帯の電池が切れた。
そして芽衣子のもとへ向かう途中、事故死する。
種田の死後、芽衣子は花屋でバイトを始める。
彼の死で自責の念にかられる芽衣子。
そんな芽衣子を種田の父(財津)は慰める。
種田の死で、加藤は就職活動を始める。
ビリーも悲しさを隠し切れない。
種田の遺した曲「ソラニン」を聴く
芽衣子の中にバンドをやる決意が芽生える。
ビリーや加藤と共に練習をはじめ、
花屋の同僚(永山)ともギター談義をするようになる芽衣子。
加藤が大学の後輩(岩田)からタイバンの話を持ちかけられ、
ロッチはステージにあがる。
種田の遺したオリジナル曲を演奏する3人の顔は晴れやかだった。
-芽衣子は、種田と暮らした部屋から引越しをするのだった。
(感想)
予告編を観て、興味を持つ内容だった のだが・・・
不安だったのは、主演が宮崎あおいだったこと。
・・・そして、不安的中(笑)
ソラニン、というのはじゃがいもの芽や皮の毒。
猛毒ではないわけだけど、そんなゆるーい感じの映画だった。
特筆すべきは高良健吾と、桐谷健太。
高良は穏やかでおとなしい外見ながら、
内でもがいている現代の若者を体現していた。
桐谷が種田への思いを語るシーンは、ジーンときた。
伊藤歩はいつもの感じだけど、彼女の演技は安心して観られる。
どこかの劇団から抜擢された人、と思っていた近藤は
サンボマスター(←リンク)のメンバーだった(笑)
はがきを出しに来るおじいさんのエピソード、
何気ないんだけど、胸に来た。
ASIAN KANG-FU GENERATIONの楽曲がいい。
だが、全体的には
R40の自分からすると、上っ面だけをきれいになぞらえた描写に思えて
リアリティに欠け、惹きつけられなかった。
宮﨑あおいの主演作には
自分にとってそう感じる作品が多いのだ。
彼女は自分の出演作を自身で選ぶらしいが、
いつまで同じような小奇麗にまとめられたトーンの作品で、
同じような役柄を繰り返し演じ、同じような演技をし続けるのだろう・・・
そろそろ需要がなくなると思うのだが。
出演者たちのその他の出演作品のレビュー
宮﨑あおい
剱岳 点の記 (←リンク)
高良健吾
BANDAGE (←リンク)
ハゲタカ (←リンク)
南極料理人 (←リンク)
蟹工船 (←リンク)
桐谷健太
ROOKIES 卒業 (←リンク)
クローズZERO Ⅱ (←リンク)
伊藤歩
BANDAGE (←リンク)
ちゃんと伝える (←リンク)
ARATA
空気人形 (←リンク)
オフィシャル・サイト
http://solanin-movie.jp/
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