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以下、2010年1月14日の記事のリライトです。
才能って、何かが人よりできること、だけじゃない。どんなに多くの人に認められて愛されても惜しまれてもその期待に応えなくてもいこと、捨ててもいい才能もあるんだと思う。
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キャリアウーマンの友達と比較して落ち込む。。。っていう、この前ｂetakoさんにコメントをいただいたコメント、すっごくよく分かるなあとおもった。ここ最近のおちび姫さんの焦りと苦しさも、私もこの身で体験してきたから人ごとじゃなく、ホントによくわかるよ・・。
私もね、長い間「やりたい仕事」をバリバリしてる人がかっこよくて、そうできない自分はダメ人間、って、ずーっと思いこんでは、それと違う自分を恥ずかしいとかダメだとか否定ばかりしていたんだ。
さらにそこに
「女は子供を産んでこそ一人前」とかいわれても子供持ちたいとも思えない
↓
キャリアウーマンにもなれないし親にもなれないわたし、人間失格じゃん！！
って結論になって、自分がどんどん嫌いになった
↓
やりたいこと＝やりがいのある仕事や趣味など、有意義で大きな目標を見つけなきゃダメ！という考えになっていて
↓
なのに、それがない、できない私がダメなんだ、
・・・と、また自分に～ねばならないを押しつけて、～したいがわからなくなったの。
なんかね、その時も
人と比べていたのだと思う。
たぶん、よく雑誌に載ってるような、人に凄いねって認められるような”やりたいこと”を仕事にして毎日充実してます！ってってるキラキラ女子と比べては、そこまで夢中になれることがない自分は劣ってる、と評価を下していたんだと思う。
人と比べることからは優越感か劣等感しか生まれません。
一生勝負に勝ち続けて優越感を感じられることなど有り得ないので、苦しい人生からぬけだせない。
そんなことは頭でわかってきても、ひとと比べてしまっていた私。
なぜでしょうか？
それは、自分の中に、刷り込まれた価値観があったから。
例えばさきほどの例でいえばこうです。
雑誌やテレビで、仕事と家事を両立して頑張る女性にスポットライトがあたっていたり、やりたいことをやってますって言ってるお友達の話をきいてるうちに「キャリアと家庭を両立する女性の方が価値が高く魅力的である」みたいな価値観がいつのまにか私の頭の中に刷り込まれてた。
それだけじなく
「女は子を産んでこそ一人前」
「子を産む人生のほうが産まない人生よりも成長する」
・・とかいうどこかで聞いた誰かの価値観も、いつの間にか当たり前のように自分におしつけてました。実際、わたしに面とむかって言う人もいたからね。。
でもさ、どんな意見も数あるうちの一つの意見にすぎないわけで、”一般的”にはそうかもしれないけど自分には合わないってこともあるんじゃないか？ って、あるときから思うようになったのよ。
人は、家庭とキャリア両立する生活で成長した、親になるコトで成長したよ、幸せを感じているよ、、とその人の体験でその人が感じたことをかたってるだけにすぎないのではないかと。
いくら世間で”素晴らしい”とされる生き方だって、実際は、それだけが人が成長する方法でも幸せになる方法でもないはずだし、人のすすめる生き方がその人と違う心と体を持っている自分の人生をも充実させるとは限らないはずだから。
人にとってどうでも死ぬほど苦しいと思うなら、もはや今の自分が求めてることではないのでは？
それでも自分や周りの人が成功したやり方や、世間の”常識”をおしつける人もいるけれど、私とあなたの感性はちがうはず。あなたは私の今の心身でその生き方試したことあるの？って考えたらそんな人はこの世に一人もいないから、
やっぱり、自分が幸せになれる生き方、そうでない生き方もは、自分が取捨選択していくしかないし、それでいい。
これから先の自分に合うかもしれないコトだって、今の自分の環境やココロやカラダの状態にとっては幸せとは逆方向にしかいかなくなることだってあるはずだよね。
だから、
世間の常識 ≠ 自分の価値観。
人の声より自分の心身の声。
それでいいのです。
人や世間がなんといおうと、今の自分にしかない「才能」を見つけていけばいいんだとおもう。
私は昔、”才能”って、何かが人より優れているとか、素晴らしい成果を出すことができるという能力のことだけを指すのだと思っていたけれど、才能の種類ってそれだけじゃないはずだ。
死ぬ思いで頑張れば何でもそこそこ出来てしまう人もいます。多くの人に認められる成果を出せてしまう人もいます。
だけど、どんなに人に認めれる成果を出せても、その過程を出すまでの“過程”が自分にとって苦しいものでしかないのなら。
それは、いくらその仕事の才能があっても、自分の人生を豊かにする才能ではないのでしょうから、人の期待に応えて頑張る必要は全くないですし、多くの人を喜ばせるために自分を殺して生きる必要など全くないのだと思います。
逆に、他人に特に大きな評価をもらえることでなくても、自分にとっては嫌じゃなくできることだったり、温かさや心地よさ、やりがい、充実感を感じながら自然に続けられることがあるなら、それは自分の人生を豊かにする可能性のある才能。
そちらを大事にして生きていいのだと思います。
一般的にみて、凄いといわれるキャリア、地位、お金、人の評価や人気を手に入れても、自分自身が自分の人生に満足感を感じていないのならば、その仕事の才能はあってもそれで自分を幸せにする才能はない、ということだと思う。
逆に、他人や世間がなんていおうと、自分が自分の人生に満足感を感じられるならば、それってすごい才能なんだとなんだとおもいます。
私は、結婚してもキャリアを持ってる女性にならないといけないと思いこんでていたけれど、ふと気づいたのは、専業主婦だってそこに幸せを感じるならそれは、自分にとっては”才能”なんだということです。
私が専業主婦ではいけない気がしてキャリアキャリアと焦っていたときも、「へー、あやちゃんそんなこと考えてるんだ。 わたしは胸を張って主婦です！って言っちゃうけどなー！」ってニコニコして言い切った私の友達は、自分の人生を自分で決めて楽しんでいて、めちゃくちゃ可愛い人でした。
ほんとうは、得に”大きな趣味”とか”やりたい仕事”などをすることだけが、”やりたいこと”でもないはずですし、有意義なこと、人より凄い成果を出せることだけが”才能”でもないはずなんだよね。
特に何もしていなくても、毎日の小さな事に幸せを感じられるコトも素敵な才能ですし、人にとってはどうでも自分にとっては当たり前に嫌じゃなくできてることがあるならそれも、大きな才能だと思います。
今の私が心満たされる”好きなこと”も、大勢の人に評価されること、、ではなかったりする。
楽しいことも好きなこともしたくないときに無理やりやったら”好きなこと”では全くなくなるようなそんな程度のことなんです。
思い描いていた”寝食忘れて没頭できる有意義な仕事”や”人にいってカッコイイといわれる趣味”でもなんでもなかった。
私が、”～ネバならない思考”～べき思考”で十数年ももがいた後に気付いたことは、こんなこ”とでした。
人がなんていっても
世間の常識がどうであろうと
私は私がしたいようにしていいのだ、
＝したくないことはしなくていいんだ
と思ったら、
人はさておき
一体私は何をしたくて何をしたくないのか、
・・
自分のことが、だんだんとわかるように、なってきたよ。
たとえば
バリバリ働けないよ、子供もてないよ、って思ってたのに、仕事だけの生き方はいやだけど私にとって快適な時間的余裕を大切にしながらできる仕事の種類や働き方で楽しみたいとか、
電車のって毎日会社にいって組織で働くことは、一般的には”さほどストレス”と感じない人が多いのかもしれないけど、私にとっては、めっちゃくっちゃストレスだから、そうでない働き方がしたいなあとか
子供もってもいいけど今じゃないかな、欲しいと思った時に出来なくても、それは仕方ないよね、とか
って具合に、
自分はどう「したい」のかってことが、わかってきたのです。
やってみて違うかなってわかったらまた、やりたいことが変えるのもぜんぜんありと思ったら前にすすめることもあったよ。
ただ、それに気づいても、なかなか「人に認められなければ自分自身を満たせない」と考える思考の癖は、癖になっているわけだから、しつこくつきまとうかもしれないけれど
苦しいな。。。。
って思ったらこの記事を思い出して自分を点検してみてね。
世間の普通を自分に押し付けて、自分の体や心の声は、苦しいよーって大きな声で訴えてるのにそれを無視して自分に無理させること、頑張りすぎてないかな？世間の普通を自分に押し付けてはいないかなって。
どんなスパルタな生き方もやり方も、それをやりたい人はやればいいんだとおもいます。
だけど、人の人生にまで口を出すのはそれは、余計なお世話。自分が嫌だといってるのに自分に押し付けるのも同じこと。
あなたが自分を幸せにするための選択をしようとすると、苦しみは立ち向かって乗り越えるべきとか、逃げるのは甘えだとかいうひとはいるけれども、あなたの人生を生きるのは、そう言っているあの人でも世間でもなく、あなた自身なのです。
だから
人の正論・世間の常識がどうであろうと
それでいーんです。
人がどういおうとあなたが、頑張って作らなくても自然に笑顔になれる人生を選んで生きていたら、ハッピーオーラ溢れるあなたの魅力は必ず伝わる人に伝わるものです。
あなたが貴方を幸せにするために生きていたら、前の方がよかったーって離れる人もいるかもしれない、けど、そんなあなたにいいね!って感じてくれる人が引き寄せられてるはずだから一人にならないよ。
でもそんな人は少数かもしれない、、と怖いかな。
それは分からないけど、ただ一ついえるのは、そういう世界は、息切れしながら、沢山の人に好かれようとか”世間”に認められるように、と自分に無理させる生き方で１00人に好かれるよりも、ずうっと心が満たされる場所のはずだよ。
私の常識も、私が私のために生きていてみたら世間の常識と逆のことが多いです。
このブログも一般論と逆のことばっかりだから、それは甘えだとか病気の時だけ許されることじゃないか何をいってるんだと怒られることもあるけど、でもいーんだ。 というかイイも悪いも”私は”本当にこう思うのだから、私は私でいいか、と思います。
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＊人に嫌われないように、多くの人に愛されるように、世間に正しい凄いと認められるようにとくるしみに立ち向かって頑張ろうとしていた頃はこうは全く思えませんでした。
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