オリジナルの絵とか、漫画とか、音楽とか、珍しいものなど《妄想印象派》

脳内にて、東京藝術(芸術)病院 多摩美術病院 武蔵野美術病院 女子美術病院に勤務


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錦イルカ(2010)


ニシキイルカ:錦海豚(習作)

(The Brocade Dolphin, Nishiki Iruka-Study)

(アクリル絵具:ケント紙:B5)2010/8/18完成

※画像をクリックすると大きな画面になります。


〇『常識への接し方シリーズ』とは・・・

1994年に墨田区の図書館で、手塚治虫の図版が多数収められた大型本に、

彼が10代の頃に描いたという手製の昆虫図鑑が掲載されているのを見た事が切っ掛けで、

『存在していそうで存在しない生物』の絵を、

図鑑のパロディという形で描こうと思い立ちました。それを、

『情報への接し方シリーズ』と命名。

で、実は、同じ年に、似たシリーズも立ち上げていました。それは、

『常識への接し方シリーズ』と言うんですけど、

どう違うのかというと、前者は、一般的な感覚から見て違和感を感じない様に

実在しないものを描く事を試みる実験なのに対して、

後者は、日常に存在するものを少し改変して、見る者を不安にさせようとする試みです。

  

『常識への接し方シリーズ』では今までどんなものを描いてきたのかというと、

殆ど完成しているものはありません。

若い頃は、集中力が続かずすぐバテる体質のせいで、

アイデアがあっても思い通りに描けなかったんですね。取り敢えず、

『緑の空』(油彩:ケントボード:F6?:1994-1997)

という習作を何とか描きました(こたつ派展(1997)に出品‐個人蔵)。

実は、『常識への接し方シリーズ』を立ち上げる前に、

そういうニュアンスの絵のアイデアが既に頭にありました。

1992年頃で、現代日本の町並みが崩壊している風景画のアイデアです。

官庁街の道路がど真ん中からパックリ割れて、

断崖絶壁になっているイメージも浮かんでいました。

残念ながら、当時の絵画技術では写実的に現代日本の町並みが崩壊している様子を

描くのは無理だったため、描けませんでした。

無理に上手く描こうと思わず取り敢えず描いていれば良かったなと後悔しました。

現代の日本の町並みが崩れている場面は、

1970年代のロボットアニメに既に描かれているので、

内容的にそんなに真新しいものではありませんけど、

それをリアルに描くのは誰もやってないだろうと思ったのです。


〇『錦イルカ』について

私はよく、思いついてから完成までに何年も掛かる場合が多かったんですけど、

理由は、若い頃は描く時間があまり無かったり、集中力が続かなかったり、

アイデアが沢山出過ぎて何から手を付ければ良いか分からず混乱していた為です。

が、今回の『錦イルカ』は、つい最近思いついたアイデアです。

最近は、絵を描く時間も増えたし、集中力も出てきたし、

一つ一つ潰して行こうという硬い意思も身に付いたので、

やっと思い通りに描ける様になったのです。


念の為、既に他の人に取られているのかどうか、「イルカ 鯉」「イルカ 錦鯉」

「海豚 鯉」「海豚 錦鯉」「イルカ パロディ」「Brocade Carp Dolphin」など

一通りネット検索してみましたが、出てこなかったので、大丈夫と判断。

しかし、私みたいな”お笑いアート”な作風の現代美術家は他にも何人かいるんですけど、

大体、私みたいに直球ストレートな題名を付けず、

変に気取ったアルファベットによる英語題名とか、

機械の型番みたいなわけの分からない題名を付けたりするんですね。

皮肉るつもりでそういう題名を付けるのか?

なら分かるんですけどね。

でもそれだと、他にも同じものを作っている人がいても、検索で引っ掛からないから

確認のしようがないんですね。

解説文にしても、妙に難しい文体だったりするので、

直球ストレートな表現が妙に避けられ、その分検索で引っ掛かりにくい。


黄金イルカ(The Golden Dolphin)について。

これは如何にも思いつきやすそうなのですが、検索してみた所、案の定でした。

「如何にもよくありがち」なものを描くのはつまらないので、

黄金のイルカの絵は、描いていてあまり面白くありませんでした。

というか、私の中では、子供の頃(1970-1980年代)に見た海が舞台のアニメに

黄金のイルカが出てきたような気がとてもするんですね。

何というアニメなのか全く分からないけど、とにかく子供の頃に既にそういうのが

あったなというイメージがあります。


イルカの絵を描くのは、今回初めてです。

というか、ブログ不定期連載のエセ童話『小熊のハウアス』に、

改造手術して陸上生活出来る様になったイルカを登場させたので、

漫画風イラストは描いてますが、リアルな感じのは初めてです。


〇込められた意味とか

計算とか深い意味とか、何も考えていないんですけど、

最近は、イルカ漁批判の記録映画『ザ・コーヴ』(The Cove)が話題になりましたね。

それに対する私のスタンスですが、私は、イルカ漁を批判するつもりはありません。

批判するのであれば、一切肉食をやめろ!!と。

捕鯨についても言えますけどね。

イルカも鯨も食べたいとは全く思いませんが、偽善者にはなりたくないので。

私は極力肉食を抑えていますが、完璧とまでは行っていないので。

まあ、こういった問題が頭に湧いてきました。


深読みすれば、後付けで色々と意味を見出せるかも知れません。

今回は”習作”ですが、本格的な作品のアイデアも頭の中にあります。

只、経験的に、思い通りに描けるかどうか心配。


この絵を見た親友は、「日本家屋の縁側から錦イルカを眺める成金オジサン」

を思い浮かべたと述べ、「そこまで考えていなかった、貰ったッ!!」、と思いました。

未来世界を描いた漫画に登場する可能性もあるかも?

未来の成金オヤジの屋敷の縁側から、日本庭園に設置された池(海水が入っているので、

土に染み出さない様に工夫している上に、上部は透明ガラスが堤防を築いているので、

庭に波が掛からない)の中で錦イルカがジャンプしている光景を眺める・・・。


〇実際に『錦イルカ』を作るとしたら・・・

バイオテクノロジーは倫理的な問題があると思うし、

皮膚が錦鯉の模様になる遺伝子なんて分からないだろうし、現実的に無理でしょう。

錦鯉の模様に刺青するのはどうだろうか?

皮膚が分厚そうで刺青しても痛くなさそうですけど、実際はどうか分からないし、

動物虐待になります。

あくまで、CGとか絵画、漫画の中だけでやるしか無さそう。


〇ピンクのイルカ

アマゾンカワイルカ(Inia geoffrensisというのがいて、

「明るいピンク、暗い茶色、灰色、クリーム色」などの種類があるそうです。

アマゾンカワイルカ(Wikipedia)

風変わりなイルカが存在するのかどうか調べていて発見しました。





【記事追加:2010/8/23】

〇実際に『錦イルカ』を作るとしたら・・・

〇ピンクのイルカ

追加






【パロディ作品エントリー】

自作の名刺(2007)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10523192153.html

しすいズ(FANCY拾得)寒山拾得パロディシリーズ(2010)

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10519987947.html

爆烈樹圖(The Explosioning Tree)2010

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10502995443.html

ミミナガケナガライオン(情報への接し方シリーズ)2010

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10498052031.html

寒山拾得パロディ作品集

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10487828863.html

トゲカブトムシ(情報への接し方シリーズ)2010

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10477775411.html

刺青消しゴム(刺青パロディアートシリーズ:2)2009-2010

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10451025329.html

大塚聰のパロディ作品エントリー集

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10447410813.html


【食肉問題エントリー】

動物虐待、肉食、家畜制度、捕鯨・・・人間と動物との関わりの問題について

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10564372192.html

こぐまのハウアス:27話・・・・・ドルフィーくんの小旅行

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10210560081.html

こぐまのハウアス:24話・・・・・熊好きもいいけど・・・

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10180319553.html

こぐまのハウアス:16話・・・・・にくしょくをやめたライオン

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10060726316.html

こぐまのハウアス:14話・・・・・にくをつかわないにくりょうり

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10057804778.html

こぐまのハウアス:13話・・・・・「ほげい」についてのこどもたちのとうろん

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10057307704.html

こぐまのハウアス:6話・・・・・・ベジタリアンのオオカミ

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10052734879.html

こぐまのハウアス:5話・・・・・・サケさんごめんね

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10050823144.html

こぐまのハウアス:3話・・・・・・ブタのけんり

http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10050032180.html



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