◆三国志 蜀の女性人物 | 曹魏【三国志】正史・史実研究

◆三国志 蜀の女性人物


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麋夫人(びふじん)

劉備の妻で、麋竺の妹。できた賢婦人で、正室の甘夫人とも仲がよかった。長坂の戦いで、甘夫人の息子である阿斗を抱いて逃げたが、左足を負傷してしまう。足でまといになることを恐れた麋夫人は、駆けつけた趙雲に阿斗を預け、井戸に身を投げて最期を遂げた。


甘皇后(かんこうごう)

劉備の夫人で、後に蜀を継ぐ劉禅の母。心やさしい女性で、苦労続きの夫を励まし、敵に囚われても一途に夫を想い続けた素晴らしい女性であったという。劉備の覇業を助けた、見えない心の支えであったが、赤壁の戦いの後、若くして亡くなった。

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穆皇后(ぼくこうごう)

呉懿の妹。元は劉璋の兄と結婚していたが、早世したため若くして未亡人となり、劉備が蜀を手に入れた時、見初められ再婚した。聡明で慈愛に満ちた女性で、女性学問所を開くなど幅広く活躍した。後に劉備が皇帝になると皇后になった。


夏侯月姫(かこうげっき)

張飛の妻で、夏侯淵の姪。劉備と別行動をしていた張飛と偶然出会い、惚れられて妻となった。かたや劉備の義兄弟、かたや曹操の腹心・夏侯一族の二人であったが、その巨大な壁を乗り越えて結ばれた。そこにどんな想いがあったかは定かではない。

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鮑三娘(ほうさんじょ)

関索の妻。容姿端麗な上に武芸に秀でた女傑。「自分より武芸に劣る殿方とは結婚しない」と言い、腕に自信があるものでも、五十合もせずに打ち負かした。関索に負けると、自分の方から求婚して妻となり、その力を関索のために振るった。


黄月英(こうげつえい)

天才軍師諸葛孔明の妻。天文から地理・兵法と幅広く学問に精通し、その豊富な知識で孔明の支えとなった。「木牛流馬」や「カラクリ人形」を作るなど発明家としての一面を持っていたといわれている。

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敬哀皇后(けいあいこうごう)

父は燕人張飛、母は夏侯月姫という武の家系であったが、生まれながらにして体が弱かった。父親には似ず美貌の持ち主で、劉禅が皇帝に即位すると同時に妻として皇后となった。若くして皇帝となった劉禅を影ながらに支えた慈しみ深い后であったと言われている。


張姫(ちょうき)

蜀の豪傑・張飛の次女。仲の良かった姉の敬哀皇后の死後、蜀の皇后となった。姉と同様で父には似ず、美貌の持ち主であったという。また病弱であった姉とは異なり、父譲りの頑健さを継ぎ、劉禅が魏に降ってからも、洛陽で生活を共にした。

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王桃(おうとう)

関索の妻。関索が四川に向かう途中出会った、王令公と言う盗賊王の娘。女ながらの豪傑であったが、関索に敗れると、その強さに惚れこみ妻となった。その後も数々の戦場で、関索に常に付き従い、運命を共にした。


諸葛鈴(しょかつりん)

諸葛孔明の妹。両親が相次いで病死し、乱世の中、孔明と共に荊州に逃れるなど、厳しい環境で育つ。幼い頃から兄と机を並べ勉学に励んだ。難解な書物を理解し、地理天文にも通じ、兄譲りの才知を発揮した。

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鮑三娘(ほうさんじょ)

関索の妻。関索が傷の療養に鮑家荘へ赴いたときに出会う。美しく武芸に秀でており、「自分より弱い者との結婚は納得できない」と、結婚を拒否していた。しかし関索と手合わせして負けると、その武技に感服し、自ら求婚して妻となった。


関銀屏(かんぎんぺい)

関羽の三番目の娘。父親ゆずりの武勇を持ち、女性であるにもかかわらず、諸葛孔明の南蛮討伐に参加したと言われている豪傑。孫権の息子との縁談話が持ち上がったが、父関羽が「犬の子に虎の子はやれぬ!」と断り、蜀と呉の関係が悪化した。

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王悦(おうえつ)

関索の妻で王桃の妹にあたる。王令公という盗賊の娘で勇猛な女性であった。姉の王桃とともに関索に勝負を挑んで敗れた後に妻となり、皆で幸せに暮らした。関索が早世した後も鮑三娘らと協力しあって、蜀の為に葭萌関を守り抜いた。

花鬘(かまん)

孟獲と祝融の娘。母に似て武勇に優れた勇敢な女性であった。諸葛孔明が南蛮遠征に出た際に関索と出会い、剣を交えるも敗れ去る。関索が孟獲軍の捕虜となった時に再会して婚約を交わす。その後、蜀が南蛮を平定すると二人は結婚した。

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孫尚香(そんしょうこう)

孫権の妹。蜀と呉の同盟を固める為に、劉備の妻となった。男勝りな性格で、武勇でも呉の武将に引けをとらなかった。政略結婚で妻となった身ではあったが、夫である劉備を英雄と認めて深く愛し、劉備の悲報を聞くと自らも長江に身を投げたという。

馬姫(ばき)

蜀の五虎大将軍・馬超の娘。父親譲りの力強さと勇ましさを秘めており、戦では馬を巧みに操り、戦場を駆け抜けた。後に劉備の子である安平王・劉理の妻となり、夫を力強く支えた。


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〔注〕架空の人物も入っています。

画像イラストは三国志大戦カード


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