吉岡正晴のソウル・サーチン

ソウルを日々サーチンしている人のために~Daily since 2002


テーマ:
★△『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳 
第94回(2011年4月21日)

【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

闘病記。

2011年1月に癌手術を行ったナイル・ロジャーズ。彼が以来毎日その癌闘病記を書いています。題して「ウォーキング・オン・プラネットC~プラネットCを歩いて(癌惑星を歩いて)」。ソウル・サーチン・ブログでは、ナイル本人の了承を得て、日本語に翻訳し、写真なども同じものを掲載しています。1回目以降、全エントリーが次のファイルにあります。

http://ameblo.jp/soulsearchin/theme-10032211060.html

【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

第94回 今日のブログは遅れます
#94 Today's Blog Will Be Late

Written on Thursday, 21 April 2011 02:33 by Nile Rodgers (New York Time)
(Japan Standard Time, 21 April 2011 15:33)(uploaded 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/321-walking-on-planet-c-todays-blog-will-be-late

昨夜、僕の人生は永遠に変わった。大阪でシック・オーガニゼーションは、音楽的にも組織的にも新境地に達した。今日のブログは6時間ほど遅れる。だが、待つだけのことはあるはずだ!

あなたの謙虚な奉仕者

ナイル・ロジャーズ

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【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

第95回 人生を変えた夜(パート1)
#95 The Night That Changed My Life Pt. 1

Written on Friday, 22 April 2011 00:44 by Nile Rodgers (New York Time)
(Japan Standard Time, 22 April 2011 13:44)(uploaded 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/322-walking-on-planet-c-the-night-that-changed-my-life-pt-1

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左・大阪の朝はFM802から始まった、右・今日のDJ(鈴木しょう治)は、バーナードが亡くなる前日に僕とバーナードをインタヴューしていた

日本での最後のショーとなる大阪の朝はFM802から始まった。今日のDJは、バーナードが亡くなる前日に僕とバーナードをインタヴューしていた。ナードが死んだ日、それは僕の人生を変えた夜だ。

そして、僕たちは癌のこと、日本の悲劇、復活、感謝について深い話ができた。

僕は7歳のときから世界中を旅している。そして、人々はみな違うというより、むしろみな似ていると感じている。音楽、食べ物、笑い。それらがあれば、みな素晴らしくひとつになれる。前述したテーマで話した後、FM局のエグゼクティヴの一人と写真を撮り、純粋に楽しいひとときを過ごした。

それからテレビのインタヴューを受け、シックのサウンド・チェックに間に合った。ショー開始までにもう90分しかなかった。そしてそのショーも僕の人生を変えることになるのだ。

大阪では長い間プレイしていなかった。しかし、そこに着いた瞬間から(大阪の)空気に何か特別なものを感じた。僕は例によって、ライヴハウスを歩き、ショーが始まる前にファンたちにあいさつをした。インターネットのソーシャル・メディアを通じて世界中の多くの人々を知っているからだ。そうしたメディアのおかげで、(実際に)会ってあいさつをして、握手をし、できるときにはハグして、セイ・ハローをする機会が与えられる。

ショーは、ニュー・オーリンズ風セカンド・ラインのホーン・パレードを繰り広げながら始まる。「ハンギン」だ。続いて、「エヴリバディ・ダンス」で、僕の究極のコード・カッティングのソロを聴かせ、ショーをどんどんどんどん盛り上げていく。

オープニング同様、ショーはホーン・パレードで終えるが、ショーの最後、僕はステージに一人で残る。シック・オーガニゼーションは音楽的にも組織的にも、新たな地平に上り詰めていると感じた。それは僕の孤独な癌との闘いを象徴するかのようだった。(ライヴ同様)多くの人々が僕の力となり、戦うことに手を貸してくれているのだ。

昨夜、僕の人生が変わった。

(続く)
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【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

第96回 人生を変えた夜(パート2)
#96 The Night That Changed My Life Pt. 2

Written on Saturday, 23 April 2011 00:30 by Nile Rodgers (New York Time)
(Japan Standard Time, 23 April 2011 13:30)(uploaded 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/323-walking-on-planet-c-the-night-that-changed-my-life-pt-2

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左・シンクロニシティーが起こった日本の最後の数日、右・ソウル・サーチャー(吉岡正晴=右)、DJオッシー(左)らといても苦しみは内に秘めていた

日本での最後の数日は、いくつかのシンクロニシティー(一見、偶然に同じことが起こること)が起こった。それはあたかも、すべてがあらかじめ決められ、僕たちはそんな神の計画をただ実行されているかのようでもあった。(日曜の)朝、術後症状が僕を悩ませていた。トップDJでジャーナリストのソウル・サーチャーらクールな連中と一緒にいて、にこにこしながらも、僕は苦しみを内に秘めていた。

しかし、毎夜、シックがステージに上れば、僕たち9人はひとつになって動く。それはまるでグループが集まって生まれるエネルギーが、僕の痛みをなくし、しかも、気持ち良さしか感じられなくしてくれるのだ。

僕の人生を変えた夜。

(つづく)

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★△『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳 
第93回(2011年4月20日)

【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

闘病記。

2011年1月に癌手術を行ったナイル・ロジャーズ。彼が以来毎日その癌闘病記を書いています。題して「ウォーキング・オン・プラネットC~プラネットCを歩いて(癌惑星を歩いて)」。ソウル・サーチン・ブログでは、ナイル本人の了承を得て、日本語に翻訳し、写真なども同じものを掲載しています。1回目以降、全エントリーが次のファイルにあります。

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原文の更新は20日日本時間午後5時50分。

【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

第93回 ホテルにて
#93 In The Hotel

Written on Tuesday, 19 April 2011 15:44 by Nile Rodgers (New York Time)
(Japan Standard Time, 20 April 2011 04:44)(uploaded 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher

http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/320-walking-on-planet-c-in-the-hotel#disqus_thread

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起きたときベッドでどんな顔をしているか

日本での最後のショーの朝、起きたときベッドでどんな顔をしているか自分で見てみたいと思った。目覚ましが鳴る時刻にあわせてカメラをセッティングし、自分を撮影してみた。読者のあなたはこの顔を見てどう思われるだろうか?(年老いた見苦しい男へのジョークは最小限にとどめておいてほしい)

今日、大阪は寒かった。そこでいつもの治療のためのウォーキングはホテル内で行った。

日本に来て以来、「癌惑星を歩いている」多くの仲間と会った。(癌に侵されて人生を送っている人たちだ) いつ死神(ミスター・デス)とラストダンスを踊るのかなど、誰にもわからないものだ。だが、癌の犠牲者は、人生に対する考え方を変えた人々だ。僕たち患者は、様々な方法で癌と闘う。しかし、「癌特有のクレイジーな思い、考え方」は、みな共通だ。

僕はとりあえず癌消滅と言われているが、ブログには書ききれないほどの無数の術後症状に悩まされている。その症状が重くなくても、少し具合が悪くなったりするだけで、いつでもその「癌特有のクレイジーな思い」が頭をよぎってしまう。

エクソサイズに向かうために部屋を出るとき、僕は「スキヤキ(上を向いて歩こう)」を歌った。僕たちは、この曲を日本の震災犠牲者のために捧げて毎晩歌っている。

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左・「スキヤキ」、右・被災地で活躍する人々

僕は世界中のあらゆる分野の素晴らしいアーティストを知っている。

エクソサイズをしていると、新しい友人平野綾がテレビに出ているのを見た。彼女はすばらしい声優で歌手だ。誰かが、最近彼女に対して辛らつな批判と脅しがあったと教えてくれた。多くの人が手を取りあって、日本を強い国に復興しようとしているときに、そういう話を聞くと悲しくなる。

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左・平野綾と僕、右・ドナルド・トランプとクリスティーナ・オクセンバーグとイタリアでディナー

1979年、同じようなことが僕の身にも起きた。脅しと辛らつな批判がいわゆる「ディスコはもう終わったDisco Sucks」ムーヴメント(訳注1)の中で、シックの存在を抹殺した。

ショービジネスの世界にひとたび足を踏み入れると、アーティストの人生は批判にさらされることになる。アーティストは、自分たちが人々の気持ちをよくしているという良いニュースを聞きたがるものだが、一方でファンには、悪いと思ったらそのことを言う権利もある。

たぶん、僕は綾の状況を完全には理解していないと思うが、しかし、アーティストというものは、いつも人々をエンタテインしようとするものだ。そして、僕たち(アーティスト)の家族的な生活は相当犠牲を強いられている。この仕事ゆえに、僕たちはほとんどの人生をホテルの中で過ごしているのだ。

(訳注1)「ディスコ・サックス・ムーヴメント」。レコード業界が、1978年、映画『サタデイ・ナイト・フィーヴァー』の大ヒットが終わると、それがひとつのピークになったかのように、それまでのディスコ大ブームに飽きて、急に「ディスコは古い、ディスコは終わった」といった風潮になった。その結果、ディスコ・ヒットを放っていたアーティストに対していきなり逆風が吹き、レコードが売れなくなってしまった、そのような動き全般を「ディスコ・サックス・ムーヴメント」(直訳的には、ディスコ、くそくらえ)と呼ぶ。1979年後半からその動きが顕著化した。シックは、当時ディスコ・アーティストとして捉えられていたために、その逆風をもろに受けて、レコードが売れなくなった。

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左・ホテル・ライフ、右・デイヴィッド・ボウイ

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左・エリック・ベネイと、右・エリック・クラプトン

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左・マーク・ロンソンとQティップスのRZA、右・スラッシュと

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左・左からトミー・フィルフィガー、トニー・ベネット、僕、右・「ディスコは終わった」ムーヴメント

Walking on Planet C>93>In The Hotel
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第92回(2011年4月19日)

【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

闘病記。

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原文の更新は19日日本時間午後5時50分。

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第92回 バーナード・ナイト
#92 Bernard Night

Written on Monday, 18 April 2011 23:05 by Nile Rodgers (New York Time)
(Japan Standard Time, 19 April 2011 12:05)(uploaded 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/319-walking-on-planet-c-bernard-night

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アトランティックと契約し、人生がすべて変わった

シックがアトランティック・レコードと契約を結んだ日から、僕たちの人生は劇的に、永遠に変わった。その日から、昨夜まで続く道のりは、まさに生死の教訓を学んできた旅だった。

今、大阪に向かう新幹線に乗らなければならないので、詳しい話はまた後で書く。

日本に平和が訪れることを、そして、地球上の全ての人々に安らぎが訪れることを。バーナード・エドワーズが永久に忘れられることがないように祈って。

エヴリバディ・ダンス!
最新作『エヴリバディ・ダンス!』発売中

「ナード・ナイト」ブルーノート東京で、2011年4月18日の夜
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Walking on Planet C>92>Bernard Night

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第91回(2011年4月18日)

【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

闘病記。

2011年1月に癌手術を行ったナイル・ロジャーズ。彼が以来毎日その癌闘病記を書いています。題して「ウォーキング・オン・プラネットC~プラネットCを歩いて(癌惑星を歩いて)」。ソウル・サーチン・ブログでは、ナイル本人の了承を得て、日本語に翻訳し、写真なども同じものを掲載しています。1回目以降、全エントリーが次のファイルにあります。

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【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

第91回 人生はファンキーに
#91 Life Can Be Funky

Written on Sunday, 17 April 2011 22:09 by Nile Rodgers (New York Time)
(Japan Standard Time, 18 April 2011 11:09)(uploaded 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/318-walking-on-planet-c-life-can-be-funky#disqus_thread

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左・僕とバーナード、右・今朝は部屋でギターを練習

今日はバーナード・エドワーズが東京で死去してからちょうど15周年にあたる。昨夜はかなり具合が悪く、自分が彼と同じ運命をたどるのではないかとさえ考えてしまった。つまり、素晴らしいショーを終えて、ホテルの部屋で息絶えるということだ。

くたくたになって寝入ってしまうまで、彼のことを考えていた。どうやら、めったにひかない悪い風邪をひいてしまったようだ。癌にかかると、すべてが違ってくる。真剣に人生を見直さなければならない。さもなければ、人生は悪い意味でかなりファンキーになってしまう。(訳注、この場合は、人生はぐちゃぐちゃになってしまう、の意味)

今日は遅くまで寝ていた。そして最初のインタヴューまでギターを弾いていた。日本にいる間中、僕の頭はバーナードのことで一杯だ。だが僕の心はいつもどこかを彷徨っている。ふと、僕が受けるインタヴュー番組では、みなファンクやR&Bばかりをかけていると気づいた。

昨日訪れたいくつかの番組では、たくさんのシックやバーナードの作品がかけられていた。同時に、ブーチー・コリンズ、プリンス、ザップ、スレイヴ、キャメオ、コン・ファンク・シャン、ザ・コモドアーズ、ザ・ダズ・バンド、ジ・オハイオ・プレイヤーズ、メイシオ・パーカー、そして、クール&ザ・ギャングなどもかかっていた。すべてランチタイム前の時間帯だ。

ブルーノートでのショーで、ファンク・ギター・コンテストを行った。ラギー(平木LAGGY宏隆)という子が並み居るファンキーなプレイヤーを押さえて勝った。日本では、海外の音楽ジャンルをバランスよく聴いているようだ。何か新しいものがでてきても、すぐにかつてのものがどこかに追いやられることはない。

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左から、僕、ラギー、ケイ・グラント(司会)

テレビとラジオのスケジュールがひしめいた一日だった。その多くがバーナードのレガシー(伝説)についてと、多くのアーティストたちが来日をキャンセルする中、僕がやってきたことに話題が集中した。率直に言って、ジャーナリストやファンからそのことばかりを聞かれるので驚いている。だが、人生はなんにせよ、ファンキーになるものだ。(訳注、この場合は、かっこよくクールになる、の意味も含まれる)


「アイ・ウォナ・ダンス」はゲストに出るとかけてもらえる

日本のラジオ番組でファンキーな作品を聴いた
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>Walking On Planet C>91>A Life Can Be Funky


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【Nile Rodgers Update】

最新情報。

金曜日・土曜日のライヴでは、木曜日にやった「アイ・ウォナ・ダンス」をプレイしなかった。どうやら、まだ完全な形になっていないので、もう少し練習をしたいみたいだ。マネジャーのピーターによれば、「ナイルは完璧主義者だからね」という。

また、土曜日のライヴの席で、5月29日にまた来日して、1日だけブルーノートでショーをすると発表した。とはいうものの、まだ正式には確定していないそうだ。ナイルは、ちょうど前日まで中国にいるため、直接ニューヨークに帰るなら、東京に立ち寄ってもいいのではないか、と来日が急遽決まった。バンドは、1日ライヴをやって帰国するが、ナイルはしばらく滞在して、たとえば仙台に行ってストリート・ミュージシャンとジャムすることなども考えている、という。

日曜午後は、インターFMの『ソウル・ブレンズ』に1時間以上にわたって登場。いろいろな話をしたり、ギターを弾いたりしてくれた。

「ヤワザ・ヤワザ・ヤワザ」の由来、「ウィ・アー・ファミリー」誕生秘話、5月29日の再来日、チェンジのことなどについて話した。最後に、ギターで「グッドタイムス」のフレーズをその場でプレイし、それにあわせて、DJのマーヴィン・デンジャーフィールドが「ラッパーズ・デライト」のラップを披露、ナイルと一緒にラップをして盛り上げた。詳細は改めてご紹介する。

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左・みんなで。ナイル(前)、左から吉岡、マーヴィン・デンジャーフィールド、チーちゃん、右・ナイル「本日の主役」

日曜日は、恒例のギター・コンテスト。ユーチューブなどで予選を行い、選ばれた数人が日曜セカンドの決勝に登場して「ル・フリーク」のギターをプレイした。また、日曜のファーストはファミリー・デイで子供たちも参加。

いよいよ月曜日、4月18日はバーナードの命日。そして、東京最終公演。どんなドラマが待ち受けているのだろうか。

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闘病記。

2011年1月に癌手術を行ったナイル・ロジャーズ。彼が以来毎日その癌闘病記を書いています。題して「ウォーキング・オン・プラネットC~プラネットCを歩いて(癌惑星を歩いて)」。ソウル・サーチン・ブログでは、ナイル本人の了承を得て、日本語に翻訳し、写真なども同じものを掲載しています。1回目以降、s全エントリーが次のファイルにあります。

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2011年4月16日分、写真・キャプション、ユーチューブ、訳注付き。

【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 吉岡正晴訳 
第89回(4月16日)

第89回 無理はしない
#89 Push It

Written on Friday, 15 April 2011 23:22 (NY time) by Nile Rodgers
(Japan Standard Time, 16 April 2011 12:22)(uploaded 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/316-walking-on-planet-c-push-it

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左・体調がちょっとよくなかったが、気持ちは絶好調、右・お気に入りの散歩道

今日は、体調がちょっとよくなかった。だが、気持ちは絶好調だった。マクファーデン&ホワイトヘッドの「エイント・ノー・ストッピン・アス・ナウ」を歌った。お気に入りの散歩道で日課となっている治療のためのウォーキングをするが、無理はしたくない。

マクファデン&ホワイトヘッド(紙ジャケット仕様)

昨夜、ひじょうに厳しいスケジュールのために、ファースト・ショーでは気を失いかけた。だが、セカンド・ショーではエネルギーが復活した。新旧の友人、また、ネットで知り合ったEフレンズたちがリアルな接点を持つ友人となり、彼らのおかげで僕は生き返ったのだ。

癌手術後の症状は昨夜は最悪だった。だが、ショーは素晴らしく、多くの人々がやってきてくれた。

僕は「サムシング・アニメ」という新しい仕事を始める。ブルーノートに真のスーパースターがやってきた。平野綾だ。彼女の日本のエレクトリック・エンターテインメントの世界における名声はひじょうに大きい。彼女が演じる多くのキャラクターよりも、実際の彼女はとてもチャーミングだ。彼女はシックのショーを気に入ってくれ、バックステージに来て、歌ってくれた。

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楽屋を訪れてくれた平野綾と

そして、吉田兄弟が楽屋に来てくれた。彼らのことも大好きで、大きな映画かビデオ・プロジェクトを彼らと一緒にやってみたい。彼らの純粋な名人芸は世界中のオーディエンスを驚かせるだろう。彼らもシックのファンで、実際とてもナイス・ガイたちだ。
吉岡正晴のソウル・サーチン-wopc-88_04yoshidabrothers.jpgYoshida Brothers
同じく吉田兄弟と

さて、以上が今朝のひとときだ。もう一度ベッドに入ることにする。今夜も2回のショーがあり、無理はしたくないから。

(註、これは金曜夜のライヴ・ショーについてのことです)

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平野綾と。後ろで座っているのはドラムスのラルフ・ロール
RIOT GIRL

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【Walking on Planet C by Nile Rodgers 】

第90回 「アイ・ウォナ・ダンス」ライヴ
#90 I Wanna Dance Live

Written on Saturday, 16 April 2011 22:06 by Nile Rodgers
(Japan Standard Time, 17 April 2011 11:06)(uploaded 17:50)
Translated by Yoshioka Masaharu, The Soul Searcher
http://nilerodgers.com/blog/planet-c-blog-roll/317-walking-on-planet-c-i-wanna-dance-live

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今日は部屋にこもって「アイ・ウォナ・ダンス」を練習

今日、もう少し「アイ・ウォナ・ダンス」をライヴでやるための練習をすることにした。朝のウォーキングにでかけるかわりに、ホテルの部屋にこもった。

この曲は『ナイル・ロジャーズ/エヴリバディ・ダンス!』のアルバムに締切ぎりぎりで収録できた新曲だ。アメリカでクール&ザ・ギャングと一緒にレコーディングしたが、日本に来る前には十分にリハーサルする時間がなかった。

今日、僕はかなり具合が悪く、音楽をやることで、気分がよくなればと思っている。だいたい、いつもそうなるのだが。昨日、具合は悪かったが、素晴らしいショーを2本できた。

プロのギタリストになって以来、世界中の素晴らしいミュージシャンたちと一緒に仕事をしてきた。そして、その何人かは、シック・オーガニゼーションにも参加してもらっている。

今日そうした最高のミュージシャンの何人かとともに、「アイ・ウォナ・ダンス」をライヴでプレイできるのがとても嬉しい。

エヴリバディ・ダンス!

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Walking On Planet C>85, 86>Push It / I Wanna Dance, Live

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