○新企画「マサ小浜~グラミーへのカウントダウン」(Vol.1) | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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○新企画「マサ小浜~グラミーへのカウントダウン」(Vol.1)

 

【Masa Kohama : Count Down To Grammy】

 

新企画。

 

というわけで、数か月前の「ソウル・サーチン・ラウンジ」でのマサ小浜ゲストの時に、いかにしてグラミーに行くかの話がでたわけだが、それがいよいよマジな話になってきた。瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)か。

 

いったい何の話をしているのか、初めてみる人はわからないので、少し時系列でご紹介してみる。

 

2016年6月、ファンタスティック・ネグリートというアーティストがアルバム『ラスト・デイズ・オブ・オークランド』を出した。

 

音はここで聴けます。

https://soundcloud.com/fantastic-negrito

 

 

いわゆるコンテンポラリー・ブルーズのアルバムだ。そして、このアルバムはビルボードのブルーズ・チャートに初登場4位を記録するスマッシュ・ヒットとなった。そしてこのアルバムで全編ギターを弾いていたのが、我らがマサ小浜だった。そこでソウル・サーチン・ブログでは、このファンタスティック・ネグリート(ネグリット)について詳しく話を聞いた。

 

そして、このイグザヴィアとマサ小浜のストーリーを2部にわけてご紹介した。

 

それがこれ。

 

マサ小浜とイグザヴィア~太平洋をまたぐ2人のソウル・メイトのクロスロード~(パート1)

2016年06月26日

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12173783678.html

 

マサ小浜とイグザヴィア~太平洋をまたぐ2人のソウル・メイトのクロスロード~(パート2)

2016年06月27日

http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12174040575.html

 

このアルバムは来年のグラミー賞のブルーズ部門にノミネートされるとここで断言している通り、見事にノミネートされた。

 

この後、2016年10月19日、「ソウル・サーチン・ラウンジ」にマサ小浜が登場したとき、このファンタスティック・ネグリートことイグゼイヴィアの秘話をたくさん話していただいた。そのときには、彼の古い映像を見つけだし、そこでかけた。それがこれ。

 

Xavier - Saturday Song

https://www.youtube.com/watch?v=XVoCf241sRo

 

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これの1分を過ぎたあたりからちょくちょく出てくる青いジャケットを着てギターを弾いているのが、マサ小浜だ。

 

そして、この「ラウンジ」で僕は、ファンタスティックのこのアルバムは絶対に来年のグラミーにノミネートされるから、マサさんも一緒に授賞式に行ったほうがいい、と口を酸っぱくして言った。そのときは、「じゃあこの赤い派手なジャケットを着てきましょうか」と受けてくれた。その赤いジャケットはまるで綾小路きみまろあたりが着そうなド派手なものだった。そして、受賞したときのスピーチを何か言ってくれ、と頼んだら、「じゃあ、バイトするならタウンワーク、って言いましょうかね…」と爆笑を取ったのだが、いよいよこれが現実味を帯びてきたのだ。

 

ノミネートが発表された12月6日、ちょうどその夜、僕はジーノ・マサ・ラルフのライヴを見に行っていた。そこでマサ小浜に、ファンタスティック・ネグリートのアルバムがグラミーにノミネートされたよ、というと彼は「へえ、そうなんだ。(何か)賭けとけばよかったですね(笑)」とさらりと言った。

 

グラミー賞は、そのアルバムでプレイしている主要メンバーには、あの有名なグラミーの盾がもらえる。今回はほぼ全編でマサ小浜はギターを弾いているので、まちがいなくもらえるはずだ。

 

まだ本人がグラミーに行く気になっていないので、尻を叩く意味で、この新企画を始めてみた。

 

(この項続く、次は今後の予想される展開を具体的に)

 

日本盤

https://goo.gl/5ko48y

 

輸入盤

https://goo.gl/YdT1Px

 

ENT>AWARD>GRAMMY>2017

ENT>ARTIST>Fantastic Negrito

ENT>ARTIST>Kohama, Masa