元•水の都?! ミラノ 〜 その3 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

 

 

 

ミラノは10月になると雨が降り出す。

 

10年くらい前、長男は野球を習っていた(当時週2野球、週2空手、そしてカテキズモに補習校...次男連れての送り迎えは本当に辛かった!よく一人でやっていたものだとつくづく思う。)

 

野球の練習は9月末あたりから日が短くなるので、暗くなったら終了。そして雨の季節が始まると雨の度に中止。じわじわとフェードアウトし、11月から体育館での練習に切り替わるものだった。

 

ところでミラノはかつて、mediolanum 「平原の間」または,「水のある所」と言う意味もあったという。水の豊かな街であればいいが,ロンバルディア平原の真ん中にあるポー川支流のオローナ川やランブロ川,セヴェゾ川は今でも雨が降ると,洪水,浸水被害が激しく,ミラノは雨が降ると最悪なのだ。

 

昨夜から降り出した雨で今朝はミラノ市内の一部は洪水のため封鎖されたと言う。信号機の故障も多く、そのため交通機関にもかなり影響が出たそうだ。

 

 

 

我が家も午前中電話が使えず、よってWiFiも入らなかった。

 

またアパート敷地内の中庭にも雨水が溜まり、地下の倉庫に流れ込んだようだ。見に行くと我が家の倉庫には被害はなかったが、死んだゴキブリをあちこちで見かけた!

 

「水の都」といって思い出すのは、ヴェネチアだが、幻想的どころか車が通るたび、ドッシャーと水しぶきの音がする。水捌けの悪い通りは大雨の度に、水が溢れている‼︎

 

しばらく降ったり止んだりの日々が続きそうだ。たまらなーい!

 

 

ミラノの日常 「元•水の都?!ミラノ1−2」

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