ミラノの着物レンタル及び着付け教室や「和物」関係の講座を主催されておられる和寂さんの講座「楽しいウィッグ体験と着物に合うヘア、ポイントメイクと小物使いのコツ」に参加してきた。
講師は、「年齢を重ねるほどに美しく楽しく生きる人を創る」を理念とし、加齢と共に大きくなる髪の悩みをもつ女性に、いつまでも自分らしく輝いてもらおうと、自分だけのオリジナルの高品質オーダーメイドウィッグを提供されている成城ウィッグの代表取締役のMさん。
実は長年の友人の友人で、こういう方がいるのよ、とは前々から聞いていたし、この夏にも話題に出ていた女性だった。
それがひょんなことから上記友人から「ミラノのM子さんって知ってる？友人のMちゃんが今度ミラノに行ってM子さんにお世話になるらしいの。」と連絡が入り、友達だよ〜っということで、輪が繋がった。友達の友達は皆友達なんだな...とご縁を実感。
ところで、私は子供の頃から髪が太く多く、髪の悩み、というのはなかった。強いて言えば右側は外側に向けて生えており常に跳ね、左側は内側に向けて生えていて、しかも顔両脇内側だけに癖がある、という変わった特徴があり、長年ボブにしているもののぬれたまま左右を平等に切っても乾くと長さが合わない！ということがしばしばある。苦笑
母は40代から白髪だらけになりずっと今の今まで明るい色に染めているが、私は一時ハイライトで紫色を入れていたものの白髪染めはしたことがなかった。
しかしさすがに最近、分け目をみると白いものがピピピと生え始めてきた。（普通と言えば普通なのだが）それが我慢できず数ミリの時点で常に抜いていた。ふと気づくと、つむじではなかったから良いものの、10円くらいのハゲ...とは言わないもののうっすら薄くなってきてしまい、美容師にどうしたの？と聞かれるほどに。
周りには皆、抜いたらもう生えてこないよ！絶対抜いちゃだめ。気になるなら切った方がいい。と言われていたが、実際はそこからも生えていることを実証。ただ、人に言われてきたとおり、髪は加齢と共に徐々に細くなるものだと実感。まだまだボリュームはあるものの、徐々にそれもなくなるのだな...と思い始めるようになった。
お教室の前日にMさんとはM子さんと共にアペ。楽しいひと時を過ごさせていただいた。
お教室当日。こちらはウィッグのサンプル。
ちょっと試してみますか？ということで頭のてっぺんに乗せるようにウイッグをつけて地毛になじませる。つけているとは全くわからないし、つけている本人も違和感ないそうだ。
こちらは、前髪をつけボリュームアップさせたところ。
そこへ下の部分にもウィッグを付け加えてまとめてみたところ。非常に上品なまとまり。
着物のみならず、洋服でも! ということだったが、アイテムによっては非常にゴージャスになりそのままパーティに出ても映えるものもあった。そして、以前エステサロンも経営されておられたというMさん。ポイントメイクのコツも教えてくださった。
ここ数年、ファンデーションなるものも使っていないが、表情筋など動くところにつけるとシワになるからそこは避けた方が良いということだった。
又、加齢と共に目が小さくなりがちで、まぶたが窪んできたり、また鼻の下が長くなくなったり、女性でも生え際が薄くなったり...などという恐ろしい現実の話を聞き、ああ、そう言えばそういう人も多いかな...自分の顔は棚に上げ(！)、思い出してみたりした。笑 そしてそこをどうカバーするか...実際私が化粧をすることはないのだが、何事も知識！メモを取りまくる。笑
一人ずつリクエストにより、夜会巻きを教えて頂いたり、映える髪型などのワンポイントレッスン。さすがに私は髪のボリュームがあるので、じゃあメイクでもしてみますか？ということになり、「すいません。何にも手をかけていないんです。」というと、眉くらい描いてもいいわね。といわれ整えていただく。いや、ほんと眉毛、目のメイクで実に人の印象って変わるのだなあと実感。
髪型や顔というのは、パッと人に会った瞬間に目に入るもの。特に髪が自己表現の場であり、容姿の変化によって女性は精神が変わることもあると思う。ビフォー•アフターの画像を見て、やたらそっかーと頷いてしまった。笑
Mさんを始めお教室では素敵な方々と出会え、非常に有意義な時を過ごすことができた。縁というものはありがたい。
成城ウィッグ
和寂HP
http://www.kimonowajaku.com/?fbclid=IwAR1s8EJUhmE02qAJq0rVxZYxInRclzKVg2vQ0V3y9cyxG9ZFeHy5FKXaZWs
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