天才レオナルド•ダ•ヴィンチが亡くなり500年。(1519年5月2日死没)没500年を記念し、彼の命日5月2日から記念イベント”ミラノ、レオナルド500"が始まり年明け1月まで行われているが、今月に新たな展示会が開催となった。
今回展示されているタペストリーは1516年より1525年にかけて織られたと言われている。ちなみにダヴィンチは1519年に永眠している。
何れにしても、このタペストリーは1533年にフランシス1世からクレメンス7世に譲渡され、それから門外不出の身としてヴァチカン美術館に保存されていた。
今回のダヴィンチ没後500周年に、修復してくれるのなら貸す!という条件で、ミラノ市とフランスのアンボワーズのクロ・リュセ城がお金出しあい、2年間の修復が行われたのだそうだ。その後、6-9月までアンボワーズで公開され、今回ミラノでも公開されることになった。
修復の様子はこちら。
ところで、このタペストリーが展示されている王宮の「カリアティディの間」(女人像柱)は王宮が第二次大戦の時に空襲受けた部屋だそうだが、その傷跡は今もわざと残しているという。意外にも並ばず簡単に入ることができた。
また、奥の間では、「最後の晩餐」の活人画の動画が流れていた。BGMはロッシーニの”Stabat Mater"。
撮影禁止だったので、綺麗な画像はこちら。
https://www.flickr.com/photos/comune_milano/sets/72157711230140497/
11月17日まで公開。在ミラノの方、旅行で来られる方は是非観て置かれることをお勧めします。
https://www.palazzorealemilano.it/mostre/ispirazione-senza-tempo
ミラノの日常「ミラノ、レオナルド500」
https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12452265823.html