先週末、家族で長野の温泉一泊へ行こうと支度をしていた時のこと
我が家のムスメ16歳
最近はかなり落ち着いたとはいえ
まだまだ反抗期の余波が有り
その前夜から些細な事でアレコレと勃発
しか~も宿題が終わってない
「それじゃあ出掛けられないなッ」
という夫の鶴の一声で
ムスメの自宅待機決定
実はこれ、昨夏の奥入瀬への旅と同じパターン
あの時はホント~に心配でドキドキ
(夫は、意外にも淡々とした様子)
仕方がない状況ではありましたが
1人おいて出てきたことへの
罪悪感でいっぱいの旅立ち
しかもホテル代は当日キャンセルのムスメの分は全額没収
二泊分は痛かった
とはいえ現地に到着してしまえば
夫との気楽な二人旅が楽しくて
* 昨夏の奥入瀬の旅は こちら
ムスメ8歳の頃まだまだ「ママぁ~」でした
今回もな~んとなく嫌な予感がして
ムスメ宿泊分は新幹線乗車前に追加手配に
つまり万が一のキャンセル料が
掛からないように準備していたから?
かどうかは分かりませんが
予感の通りの展開で
ムスメ1泊2日の自炊生活です
昨夏経験済みとは言え
食事はどうしているのかしらと
心配していると・・・
程なくこちらの映像がラインで
オムライスです
大雑把感は否めませんが
充分美味しく食べられそう
先日ムスメが作った時は
アタクシ最後の仕上げで
ついつい手を出してしまいましたが
源泉かけ流し・硫黄の香り・ぬるめの温泉長湯できて湯冷めしません
「一人じゃあね~
集中しちゃって、大変ですよね」
とは、温泉旅館の露天風呂でご一緒した方のお話
ゆるゆると温めのお湯に浸かりながら心も緩んできます
「はいホント、その通りです
こちらから手放していくことにしたんです
信頼すれば手放せるんだなって」
とアタクシ
心配ではなく、信頼なのです
「でもそれって、中々難しいこと」
とは件の女性
神奈川県からいらしたというその方
その深々としたご理解に感動です
「私はね、子供はいないのよ
いないのに、知った風でごめんなさい」
いえいえ、とってもよくお分かりです
そして更に、
「私達だってそんなだったじゃない?
親のありがたみなんて、今は分からないわよ」
さりげない言葉が不思議な懐かしさと共に
心の芯まで浸みわたります
他にもあれやこれやとよもやま話
そのお話しぶりから60歳位
でも若々しくとっても溌剌とした印象
おそらくは独立自営
ご自身でお仕事をされているご様子
中身の詰まったお話にお人柄が滲み出ます
「その子の人生はその子のもの
ちゃんとやって行けるわよ」と
サラ~リと仰る言葉にも、深~い含蓄が感じられます
お部屋の露天風呂も源泉かけ流し
思えば昨夏の奥入瀬の旅に
端を発して始まった「母卒の旅」
10月中旬、1人きりで再び奥入瀬を訪れ
翌週は、夫と長野・戸隠へドライブ
その翌週には、1人で再び戸隠へ
* 『母卒の旅』は こちら
『森の神』と呼ばれるブナの木・まるで女神のような美しさ
その慌ただしくも、賑々しい旅は
母親としての私の在り方の
仕切り直しの旅でした
その後、ムスメのことは
食事や身の回りの事以外は
夫にお任せすることにしました
他のアレコレに、私が口は出さないことにしたのです
実際、ホロスコープチャートを見ると
ムスメは、母親に反発する時期
私はまるで腕組み仁王立ちして
ムスメと向い合っているかのよう
夫はと見ると・・・
ムスメとは元々共感し合う間柄
その上、ここ2~3年は子どもとの関わりが強まる時
16歳は今後10年のスタートの時
切り替わりの時です
徐々に親を離れ
社会へ出る準備を始めています
親も子も『子の自立への支度』の時を迎えているのです
そして父親は社会への扉
う~んどんピシャリじゃなぁ~い
そんな事を思いながら
お部屋の露天風呂から
満月を眺めておりました
部屋の露天風呂から見えた月拡大したらまるで水墨画みたい?
そうです、あの獅子座の満月です
今気が付きました
太陽がギラギラと獅子座を航行中の
昨夏、あの奥入瀬の旅へと
ムスメを一人残して旅立ってから
半年なのです
丁度、反対側に辿り着き
対岸を眺めてみれば
あの旅の必然性が
今回もまたムスメを一人置いてきたことの必然性が
不思議な程にくっきりと浮かび上がって来ます
やったね・・・
これで『母卒の旅』も完了だ
あの大浴場で女性に出会って
素直な心でお話が出来て
だから気付けたこと
湯あたり寸前まで話し込んでいて
お名前を伺うのを忘れてしまったけれど
袖触れ合うも他生の縁
あの『一期一会』の語らいもまた用意されていたかのよう
宇宙は、いつだって完璧
私の成長を促し、見守り導いてくれている
老舗旅館・上山田ホテル、泉質が素晴らしい~
今回は戸倉上山田温泉の上山田ホテルに宿泊
程々にレトロ感があって
気取らずにのんびり出来ます
何より、温泉が素晴らしくって
このところの『真田丸』ブームで
真田の隠し湯として別所温泉は
大賑わいらしいですが
こちらもまた上田から20分程
長野市内にも近いですから
戸倉駅ではこちらのお写真がお出迎えです
上田では、とってもステ~キなお店を発見
地元では老舗の有名店
『みすず飴本舗』さん
ドアマンの方がドアを開けてくださいます
店内は、とってもクラシカル
従業員の皆さんのおもてなしがこれまた素晴らしくて感激
梅ジャム・ジュースをご馳走になりました
全てのジャムが試食できます
アタクシは、期間限定の「生ジャム」を購入
スッキリとした甘さが嬉しい
そしてもちろん『真田丸』
上田城跡内に設置された『大河ドラマ館』
中々の見応えでした
上田駅前にて・市内は真田丸一色
いやはや、思いがけず長~いお話になってしまいましたぁ
でもずっと心の中にフツフツとあったものを
やっと言葉にして書き出すことが出来ました
過去を振り返るにはピッタリな
水星逆行も昨日で終了ですが
是非皆さんも半年前、昨年の夏を振り返ってみては?
昨年8月の新月の頃の願い事が
叶っていることにお気づきになるかも知れません
最後までお読みいただきまして、心より感謝申し上げます
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