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2017-11-16 17:28:37

シン・ゴジラ

テーマ:映画 音楽

 

日曜日にテレビで「シン・ゴジラ」が放映されました。最近、ゆっくり映画を観る余裕も無かったのですが、前からとても観たかったので鑑賞。

 

まず面白かったのは「想定外」の事態に対して政府官邸が右往左往する様子がじつにリアルに描かれていることです。目の前のリスクに対し現実的な対策も立てられず対応が後手後手になります。緊急時は首相が自衛隊最高指揮官となりますが、多くの死傷者が出てからやっと側近らに促されるように自衛隊の出動を決めます。あくまでも外国の侵略ではなく害虫駆除だから仕方無いということで。

 

しかし自衛隊は法に雁字搦めに縛られており機動的な行動が取れません。挙句に避難し遅れた老人を発見し、自衛隊の火気使用中止によって進化過程のゴジラは海に逃げ帰ってしまいます。ここまでの流れは大真面目なのですが、コメディーかと思うほどバカバカしくもあります。第二形態のゴジラはなんとも愛嬌があり、思わず笑ってしまいました。。

 

この映画が歴代のゴジラ映画ではない、全く違った切り口で現実を描いていると思いました。よくある人間模様に重点を置く描き方ではなく、想定外の事態に対して徹底して行政の危機管理に重点を置いて描写されており、ゴジラは「想定外の事態」の象徴でしかありません。

 

安全保障においてよく言われるのが、日本はポジティブリスト(やってよいことを細かく書いてある)方式なのに対し、諸外国はネガティブリスト(やってはいけないことだけ書いてあり、そのほかは自由)方式になっているということです。

 

日本では、武力は「悪」であるので法律で縛り付けて行動を制限させておかねばまた悪事を働く可能性がある、という法思想に基づいていますが、アメリカでは大統領が武力行使の絶対権限を持っており、議会も監視し、また軍内部にも軍法会議といった機関があって、いざというときの武力行使に制限を少なくしながらも、その正当性を動的にチェックする体制を取って抑制するという法思想になっています。

 

日本国憲法は基本的に性善説に基づいておりますが、こと自衛する権利に対しては性悪説となっており、あらゆる有事に対して実は無防備の丸裸状態に置かれているということがよくわかります。国民は自らの自衛権を国に委ねているにも関わらず、国家による武力行使は「悪」だからと自衛権を固く制限しています。諸外国のように議会や民意の力で動的にチェックするという体制ではなく、予め武力を凍結しておくという思想です。そもそも日本国憲法が、自らが戦争の主犯であるという考え方から成り立っていることを考えれば当然ともいえます。

 

進化したゴジラが再上陸し暴れ回り、遂に自衛隊が総攻撃を開始。日米同盟によって米軍も加勢しますが、ゴジラの圧倒的な「力」によって首都東京は火の海になってしまいます。まさに絶望的な状況です。ゴジラが海を越えて来襲するのを恐れた各国では、ゴジラを焼き尽くすために国連安保理決議で東京への核爆弾投下が承認されてしまいます。。

 

興味深いのは事ここに至っても日本はまるで主権を持っていないように自ら振舞っているということです。国連で承認されたからしょうがない、復興支援を各国から得られるのだから、、ということであっさり承諾し原爆投下までのタイムリミットが始まってしまいます。。。

 

ゴジラは海洋生物が過去の放射性廃棄物の海中の不法投棄を食べて異常進化した、、という仮定です。こうした原子力に対するアンチテーゼはゴジラシリーズの主コンセプトですね。

 

強い放射線下では生命は維持できませんがゴジラは生物でありながら体内に原子炉を持ち、武器として熱線を放出することができます。太古の地球は天然の原子炉がたくさんあり、大気が出来る前は強い宇宙放射線に晒され地表で生物は生存できませんでしたが、大気が形成され地表が冷えるにつれて生命が誕生したといわれています。

 

住環境の変化だけでなく、生物が未進化の状態で放射線は突然変異による進化に貢献した可能性もあるといわれています。遺伝子の複雑な生物は長い時間を掛けて放射線への修復機能や防護機能を進化させてきており、低線量の被曝ですぐさま癌化するわけではないのですが、常に高線量の被曝を受けると修復機能や防護機能を超えてしまい、もはや生命は生存することが出来ません。

 

放射線は遺伝子を破壊し、人間など主に遺伝子の複雑な生物に対しては癌を発生させます。突然変異による進化は世代交代により行われますが、人間の寿命を考えると次の進化のタイミングまで100年近く掛かるわけで、進化は非常に緩やかにしか進みません。しかし、細菌やアメーバ、植物のような簡単な生物では短期間に世代交代を繰り返すため突然変異による進化を起こす確率は圧倒的に高くなります。

 

STAP細胞騒動がありましたが、細胞に刺激を与えて初期化された幹細胞がドンドン増殖し、おできのような肉塊ができるというような話がありました。極論すると、弱酸性の風呂に入れば皮膚細胞が暴走しテラトーマ(腫瘍)ができるというのです。AKIRAの島鉄雄状態ですね。。。

 

ではゴジラはどうかというと、人間より遥かに複雑な遺伝子を持ち、遥かに巨大な生物であるにも関わらず、原子炉を体内に持ちながら、世代交代を経ずに環境の変化によりドンドン進化してしまいます。人間より複雑で大型な生物が、進化無しに、細菌やアメーバなみのスピードでドラスティックに変身しつづけるというところに荒唐無稽さがあると思います。

 

最後に人間型(第5世代)に進化しようとしたところで、ゴジラは凍結され活動を停止します。人間が一番怖い、、、という意味なのでしょうが、そもそもゴジラは進化しておらず、環境の変化に応じて蝶のように変態しただけ、、という見方もできます。

 

福島第一原発事故では、哺乳類には影響が出るレベルではありませんでしたが、奇形種が生まれて政府が隠蔽しているというような悪質なデマもありました。ゴジラのコンセプトは放射線による生物への影響が知られていない時代のものなので、いっそ地球外生命体というぐらいのほうが良かったのでは、、、と、大作につまらないツッコミをしてしまいました。御免なさい!

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2017-11-11 12:54:15

一条恵観山荘

テーマ:建築

報国寺の近くにある「一条恵観山荘」。

 

以前から通り沿いに面した立派な竹塀のお屋敷が気になっていました。中を観るのは初めてで、いままでも年に2回ほどしか一般公開していなかったらしく知る人ぞ知る建物でした。しかし今年6月から通年で一般公開されているそうで、いま計画中の案件のお施主様にも勧められて、是非これは観たい!と行ってきました。

 

 

門付近のもみじは紅葉が始まっていました。この庭園を眺めながら回廊を巡って奥の庭園へと導かれていきます。

 

 

庭園のみ見学と、別途、国指定重要文化財の茶室内部を見学することができます。内部公開は時間指定されており、ガイドの方が親切に説明してくれます。

 

庭園は苔むした飛び石の上を歩きます。入口で「底の固い靴は履き替えて下さい」とありまして、庭園に入ったら納得。多くの人が入ってしまうとたちまち苔が傷んでしまうでしょう。苔を痛めないように気を遣ってしまうほどによく手が行き届いた素晴らしい庭園が広がっていました。

 

 

およそ300年前、江戸初期に建てられたこの建物は、皇族の一条恵観の別邸として京都西賀茂に建てられ、戦後に鎌倉に移築されたそうです。

 

もともとはもっと広大な敷地に建っていたようですが、鎌倉の街道沿いから滑川の間のコンパクトな地形に配置されています。しかし、起伏に富んだ地形や滑川や衣張山へと続く山を借景として、周囲の喧騒を感じさずにとても広く感じられるような庭園となっていました。

 

 

山門も特徴的で、松の真っ直ぐな皮つきの丸太を架構に組んだ野趣溢れる茅葺き屋根となっていました。

 

 

庭園の奥は滑川。ここの辺りは見事な岩棚が連続しており、水も非常に綺麗で見事な景観でした。

 

 

親切なガイドに案内されていざ、茶室の内部へ。まだ通年公開して間もないので積極的にPRはしていないようですが、ぜひ多くの人に観に来てもらいたいとのことで、「写真を沢山撮ってSNSにアップしてください!」と言われました。

 

茶室は京間で構成されて、広く感じるものの各間は非常に細かく仕切られており、これが最初違和感があったのですが、最後になぜそうなっているか、、ということがわかりました。

 

 

この茶室は全体として茅葺き屋根と檜皮葺き屋根の二重屋根になっていることが特徴的です。茅葺き屋根というと囲炉裏からの煙で燻して虫除けするのが一般的ですが、この茶室では天井は網代で小屋組は隠れており、檜皮の上に茅葺きが載っているという複雑な構成で、そのような煙突効果による虫除けができません。

 

そこで、炉壇から立ち上った煙を炉の上部の壁をふかしてダクト状にし、上部の小屋組内に煙を行き渡らせるという面白い構造になっています。

 

 

各間の仕切りには杉の一枚板戸となっており、モダンな絵が描かれていて、ちょっとだまし絵っぽかったりして遊び心を感じさせます。板戸を次から次へと進んで各間を巡るのですが、じつはこの順序が重要だということがわかりました。

 

 

洋風の柄の面白い襖を進むと、最後に至る「月の間」はこの茶室でもっとも上位の間となるのですが、ここも幅が一間しかなく狭い。メインの間も不思議なほど狭いのです。と、ここで一旦待っていてください、とガイドが裏に回り一人残されます。

 

この後、ガイドが襖や障子を全て開け放って準備し、私の居る間を最後に開けてくれました。そうすると、眼前には見事に各間が一体の大広間が現れました。そこから中庭も見渡せる開放的な空間に様変わりしたのです。

 

ここでやっとこの茶室の空間の神髄がわかりました。細かく仕切られた迷路のような空間の移動を敢えてさせておいて、最後に全て開け放って、抜けの良い大広間を体験してもらうという演出があるのです。

 

第一級の細部の装飾をとっても、こういった建物の動線にストーリーを持たせる魅せ方をとっても、一条恵観の洒落たセンスを随所に感じることができました。こんな素晴らしい茶室が鎌倉にあったとは、、という感動がありました。

 

 

最後は庭園内にある茶処で一息つきました。こちらは吉田五十八風のモダン数寄屋です。ここから眺める紅葉が素晴らしいとこでしたが、まだこちらは見頃まで1~2週間掛かりそうでした。

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2017-11-08 09:27:02

いのちのヴァイオリン ~森からの贈り物~

テーマ:

 

中澤宗幸さんは長くヴァイオリンドクターとしてご活躍され、東日本大震災のチャリティーとして活躍している津波で流された流木から造った「津波ヴァイオリン」の制作者としても有名な方です。

 

スプルース(ベイトウヒ)は加工し易く建築では造作材などによく用いられています。楽器にもよく使われているということで、とくに適度に反響させたい場合は材は適度に柔らかい必要があるということです。

 

天然のものというのはメンテナンスが必要です。ヴァイオリンは弦を張るため大きな張力が常にかかりますので、状態を保つためには小まめなメンテナンスが必要になるということで、優れた演奏者の裏には中澤さんのような優れた職人の存在が不可欠だということがよくわかりました。

 

メンテナンスしながら長い歳月が経過していくと独特の深みを増していくのも天然のものの良さであって、古いものには古いものにしか出せない音色があります。

 

中澤さんはまた本書で、長年ヴァイオリン製作を通じて木と対話してきた経験から、自然のサイクルを無視した無計画な開発によって、日本の国土が荒れていくことに警鐘を鳴らされていました。

 

現在、建築で国内木材の使用率は10%程度に留まっています。安い輸入木材に押されて国内林業は衰退し、植林地は荒れ果てています。ブランドがつく産地はまだ良いのですが、それ以外では丸太は実質タダになりつつあり、運搬費や加工手間だけかかるといった状態に陥りつつあります。

国や地方自治体で国産材の使用に補助金制度を設けるなどして積極的に推奨していますが、大きな流れは全然変わっていません。間伐しないため細くなった杉林は充分な根を張らないため地盤が緩くなり土砂崩れの原因にもなり治水対策としても大問題になっています。

 

消費社会に見直さなければない自然への敬いや心のありようを改めて考えさせられる内容でした。。

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2017-11-05 17:27:54

コミンテルンの謀略と日本の敗戦

テーマ:

 

戦前の日本は右翼の軍国主義国家であって、社会主義者を厳しく取り締まり、大政翼賛会によってファシズム国家となり、自由主義の米英に喧嘩を売って自爆の道を辿った、、という認識が一般的だと思います。

 

欧米列強の近代化やアジアの植民地支配に危機感があったにせよ、日本はもともと和を尊ぶ国だし、自由民権運動を経て明治憲法で規定されていた議会制民主主義を否定し、議会での軍人の発言権を強め、なぜ政府はマスコミと共にファシズムに繋がる統制経済に邁進していったのか疑問点が多いのも事実です。

 

また戦前は共産主義は本家のソ連とモンゴルくらいしか無かったのに、戦後は世界中に共産主義国が誕生したのも実に興味深いことでした。第二次世界大戦による世界中の軍人、民間人の被害者数の総計は、五千万~八千万人であったそうです。それに対して、共産主義の独裁体制による犠牲者は世界で一億人を超えています。21世紀になってもいまだにそのような国では人権弾圧が平然と行われています。驚くべきことに、戦争による被害者よりも共産党体制による独裁の被害者のほうが数が多いのです。

 

今年はロシア革命から100周年記念だそうです。第二次世界大戦を総括すれば、真の勝者は共産主義であったといえるでしょう。その後ソ連は崩壊しますが共産主義は引き続きアジアに根付いています。じつは、人類最大の悲劇は世界戦争ではなく、戦争を影で煽った共産主義であったのかもしれません。。

 

大政翼賛会もじつは共産主義革命であったとも言えますね。もちろん全てをコミンテルンの陰謀論で片づけることは出来ませんし本書でもそれは否定しています。しかし、戦前の世界恐慌や格差問題が日本の知識層、エリート層の社会主義への傾倒を促し、表向きは愛国心を唱えながらも自由主義、資本主義を破壊し、また欧米列強に肩を並べるという目的のため歴史や伝統を破壊し、全く新しい理想郷を建国しようとする急進左派が右翼の皮を被って世界戦争によるリセットを画策した、、という流れが確かにあった、、という事実が浮かび上がってきました。

アメリカでも、90年代以降、戦時中の機密情報が公開されるにつれ、歴史研究においてルーズベルト政権内にコミュニストが入り込んでいたという歴史的事実が明らかになってきました。アメリカでもようやく歴史の再検証が始まりました。

日本ではまだまだGHQによる戦争史観に支配されたままで、本当の意味で戦争の総括はなされていません。その証拠に臆面も無く「共産」という言葉を使う組織もあります。その主張は基本的に戦前の「ブルジョワ階級を倒せ!」という主張そのもので全く変わっていません。

そのような政党では日本政治の根幹である議会制民主主義を否定し直接民主主義を唱えたり、天皇制廃止を訴えたりする革新思想が見え隠れしています。ただ難癖を付けて議会を延々に空転させることにより、その国の政府を弱体化させるというコミンテルンの謀略手法そのものにも思えることさえ、ままあります。

実際は既にコミンテルンは解体していますが、その遺伝子は受け継がれ、民主主義と自由経済側と独裁主義と統制経済側の情報戦は日々過激さを増している、と考えたほうがよいのでしょう。

そう考えると、なぜ「アベ憎し」がこれほどまでに既存マスコミに多いのか?トランプが米リベラル系マスコミから嫌われているのか?なんとなくわかる部分があります。

要は安倍総理もトランプ大統領も「反共」という部分では非常に考えが近いところがあって、その脅威を感じているからこそ本物の左翼から嫌われ、そういう遺伝子を残した既存マスコミやそれを駆使した情報戦で徹底的に叩かれている、という側面があるのだろうと考えています。理屈はありません。ただただ「アベ憎し」なのでしょう。

 

そして善意が反米に走らせます。アメリカも相当に狂った部分がありますが、しかし、善意のアメリカも、我々と同じく苦悩するアメリカも、またあることを忘れがちです。

弱者の味方を演じながら、資本主義を、その国の文化や伝統をも破壊しようとする。心優しい我々の善意を利用しようとする屈折した思想がかつて存在し、我々を戦禍へと導き、、その遺伝子は脈々と受け継がれ、長らくデフレで苦しんで資本主義の諸問題に直面する日本社会でいままさに再燃しつつあるように感じます。そういう意味でも今は「国難」の時代と呼べるでしょう。

もし本当に「善意」だけであれば、その裏に「隠された目的」は必要無いし、「善意」と「隠された目的」の乖離を疑問視する客観性を持つ必要があるでしょう。

米戦略家エドワード・ルトワック氏の言うように、戦争は常に逆説的であって、平和を求める善意が逆に戦争を招き入れる、ということもあるのかもしれません。

興味深いことに、こういった思想の欺瞞を見抜き、戦争に邁進する日本政府に批判的であった、本物の平和主義者であり国士と呼べる人たちが戦前に居たことを本書で知りました。。

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2017-11-04 11:41:32

伊豆

テーマ:日記

家族旅行で伊豆へ。娘が生まれてからどこにも行けなかったのですが、やっとお泊りも出来そうな感じになってきたので久々にお出掛け。

 

 

宿の部屋からは全面オーシャンビューが一望できました。朝は雲が多く残念ながらご来光は拝めませんでしたが、雲の合間から差す朝陽で幻想的な景観が楽しめました。

 

ところで、水平線って4~5km先しか見えないんですよね。地球が丸いのでその先は見えていません。どこまでも広く感じる水平線も意外と近場しか見えていないってことで。
 

 

動物園のふれあい広場にて。日中は暖かくマーラものんびり日向ぼっこでした。。

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2017-11-01 08:45:00

経営者の集い

テーマ:日記

 

いま、日本の企業でさまざまな不正が発覚し、日本企業が世界的に今まで築き上げてきた信頼を失いつつあります。このような情勢にあって、今一度日本の経営の良い部分を見直しつつ、強欲資本主義ではない、公益資本主義を発展させていく必要があるのではないでしょうか?

 

過去の世界大戦の根底には資本主義によって生み出された経済格差があります。それでも資本主義に替わり得る経済システムはありません。

 

では、資本主義を持続可能にしていく鍵は何でしょうか?国民、政府、経済界、、あらゆる人たちの叡智を結集して持続可能性を模索しなければなりません。それこそこの国難の時代に最も求められることではないでしょうか。

 

近江商人には「売り手良し、買い手良し、世間良し」という三方良しの経営理念がありました。鎌倉市倫理法人会では、経営者同士の交流の場、心の勉強をする場として「経営者の集い」を企画しています。経営者に限らず、ご興味のある方はどなたでもご参加いただけますのでご連絡お待ちしております♪

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2017-10-30 13:18:52

鎌倉の建築士 仕事展2017 ご来場いただきありがとうございました!

テーマ:日記

 

台風22号が過ぎ去り台風一過の良く晴れた月曜日を迎えました。

 

ここのところ週末になる度、台風が来たり、雨が降ったりと、冴えない週末が続いており、仕事展の会期中もずっと雨でした。しかし、雨の中3日間で180名ほどお越しいただいたということで、本当にありがとうございました!

 

 

当事務所が展示したパネルを公開します。そのほか、去年から今年に掛けて取り組んでいるプロジェクトについてもパースにて展示させていただきました。

 

 

N-House  敷地が変わってもっとモダンな建物となり完成しましたが、まだ竣工写真を撮らせていただいていません。

 

 

S-Renovation  市街化調整区域内にある邸宅を全面リノベーションする案です。残念ながら計画中止となりました。

 

 

S-Apartment  フランク・ロイド・ライドを意識したリゾート風賃貸住宅の提案です。最終的には形状が変わりまして継続中です。

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2017-10-26 15:12:21

W-project

テーマ:日記

今日は久々の眩しいほどの日差しです。。。

 

 

 

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2017-10-24 21:06:19

衆議院総選挙

テーマ:日記

衆議院総選挙は与党の圧勝という結果となりました。

 

戦後からの衆議院の政党別国会議員数をみても、第二次安倍政権となってから第1党と第2党の議員数を比較すると、じつに5倍も自民党が獲得しています。小泉政権でも2倍ちょっとなので、これは過去に無いほどに自民党政権が安定しているということになります。

 

テレビ朝日の出口調査で世代別の政党支持率が載っていました。面白いことに新たに選挙権を得た18,19歳、20代ではおよそ二人のうち一人が自民党を支持したことになります。それが中高年になるにつれ野党の支持率が増えていきます。

 

 

連日のマスコミの大ネガティブキャンペーンにも関わらず与党が圧勝しました。じつはまだモリやらカケやら怪しいと感じている人ですら消極的支持しているということかもしれませんし、投票に行かなかった消極的現状肯定派もいるでしょう。野党の改憲勢力を含めると、改憲勢力はじつに8割に及ぶ結果となりました。

 

与党は古いしがらみ体質の政治から、若年層に人気があり、浮動票の多い都市部でも人気のある政党へと変貌を遂げ、昔の社会主義運動時代の香ばしさを感じさせる野党はシルバー世代が中心になっていることがわかります。

 

明らかに時代が変わってきた、いや、大変革の時代とさえいえます。なぜもっとこの大きな変化にマスコミは大騒ぎしないのか不思議です。いつも問題を矮小化してばかりいます。

 

国会中継をみていても野党は具体的な政策論争すらしないし、くだらない揚げ足取りに終始しています。第二次安倍政権が発足するとき、安倍さんは下野している間に猛勉強し自分の経済政策を引っ提げてメディアで緊縮派の経済学者と論戦を繰り広げていました。その勢いがあの政権交代に繋がったのだと思います。

 

いま必要なのは、くだらない揚げ足取りや印象操作による政治ショーではなく、現実的で具体的な政策論争です。やれファシズムだ戦争だといった稚拙なレッテル張りばかりしていないで、緻密な理論で我々をアッと言わせる政策を、与党を黙らせるほどの政策を提言してみてください。。。

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2017-10-21 15:33:15

歎異抄

テーマ:

 

明日の「鎌人いち場」は台風が近づいているため残念ながら中止となりました。。。

 

また明日は衆議院総選挙です。民主主義にポピュリズムはつきものですが、今回ほど選挙カーから鳴り響く言葉が空疎に感じられたことは無い気がします。民進党解体劇から始まって、くっついたり離れたり、恥も外聞も無く、ただ当選するために「耳障りの良いこと」ばかり言って、何も具体性が無い気がします。

 

そもそも政治に過度の期待は禁物だと思います。政治家に「あーやってくれ、こーやってくれ」と自分の不満を解消してくれると過度の期待を持っても、結局裏切られるのがオチだと思います。

 

なぜなら、現実はとてもとても難しい。誰しも理想を持つし、理想が無い人などいません。しかし、現実的に目の前にある諸問題を解決するには、一歩一歩地道に問題に向き合っていくしか解決の道は開けません。

 

長らくその問題に取り組んでいるプロだからこそ信頼できるし任せようとなるでしょう。昨日今日でいきなり覚醒した人に重要な任務を任せられるわけがありません。熱狂的でフワフワしたポピュリズムで振り回される政治よりも、時代はどっしりした玄人気質を欲していると感じています。冷徹なリアリズムこそ必要な時代になっていると感じます。

 

だから私は、いざ選挙のときだけ声高に「耳障りの良いこと」しか話さない政治家より、心の奥底に情熱を持ちつつも、日頃から現実の厳しさを語る政治家のほうがよほど信頼が置けると考えています。

 

親鸞は、悪人こそ仏に救済されると説きました。善人はもう救済される必要がありません。悪人だからこそ救済される余地があるというのです。

 

仏教に限らず多くの宗教は、修行をすることにより神の救済を得るという考え方が主流です。しかし親鸞は、どんなに修行しても人間は煩悩を消し去ることは出来ず、高僧になっても部下を見下したり、修行者が凡人よりも高い位にいると錯覚し、仏教が権威主義化することに疑問を持ちました。

 

親鸞は、「自力」を否定し「本願他力」こそが仏の救いを得られると説きました。修行により、より自分が他者よりも高みに上がれると考えること。人間が進歩的であり、内なる悪を克服出来ると考えることが「自力」ですが、親鸞はその「自力」は人間の思い上がりであって、他力(阿弥陀仏の力)に本願することこそ衆生が救済される道であるというのです。

 

しかし阿弥陀仏に本願してもなかなか救いは訪れません。救われないからこそ生きているのであり、どこまで行っても答えに到達しないカフカの不条理文学のように、人生は永遠に救いを求める修行の場であるというのが最終的な答えなのかもしれません。人間は悪を自覚しないといけない。自ら善人と思い込んでいる人ほど手に負えないというわけです。。。

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