2012年2月1週発売の新作、『逆転裁判5』『逆転裁判123』発表、他 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

★この記事の携帯用はこちら。



▼機種未定『逆転裁判5』、iOS『逆転裁判123』発売決定

逆転裁判 5 3DS iOS

シリーズ10周年イベント「逆転裁判10周年 特別法廷」にて発表。
対応機種、発売時期などは未定。
GBA→DSで展開してきたシリーズで、3DSも絶好調の中で発表されながら
対応機種が未定というのが意外。
カプコンはiOSでも積極的にソフト展開しているので
3DS/iOSのマルチという可能性もあったりするのか。
それとも、女性層の支持が高いことを踏まえて
「FabStyle」に続く3DS/DSのマルチという可能性も。

逆転裁判123 HD 成歩堂 龍一編 iOS

また、APPストアで配信中のiOS版「逆転裁判」の大幅アップデートも発表。
シリーズ3作をまとめて楽しめる上、グラフィックをHD化した
「逆転裁判 123HD 成歩堂 龍一編」となって近日配信される。
対応機種はIPhone 3GS/4/4S、iPod Touch 3rd/4th、Pad/iPad 2で
動作環境はiOSバージョン5以上。
Android版の配信も予定されているが、iOS版が先に登場するようだ。
価格は各600円、3作セット購入ならば1200円。
「逆転裁判」「ゴーストトリック」「えどたん」など
本体無料+シナリオ分割購入システムで売ってきた
iOS向けカプコンアドベンチャーに比べると随分安い。
このままで全部遊べるなら迷わず買いだが
ベースが600円+シナリオ個別販売だったら要らん。



▼今週発売のBlu-ray/DVD


02月02日発売■Blu-ray:「ゴーストライター」

【紹介記事】濃密で芳醇なサスペンス。映画「ゴーストライター」より抜粋。

「戦場のピアニスト」の後に「オリバーツイスト」を出してきた時は
さすがの巨匠も寄る年波には勝てないのかとガッカリしたのだが、今回は凄い。
「ローズマリーの赤ちゃん」や「チャイナタウン」で
私に映画の面白さを教えてくれた頃のロマン・ポランスキーが戻ってきたような喜びがある。
しかも、物語に散らしたスパイスは78歳を迎えたからこその老獪さがあり、
サスペンス映画としては近年稀に見る極上の仕上がりと言って良い。
主演は「スター・ウォーズ」「ビッグフィッシュ」のユアン・マクレガー。
共演は「マンマ・ミーア!」のピアース・ブロスナン、
キム・キャトラル、オリヴィア・ウィリアムズなど。

映画は、イラク戦争時に「ブッシュのプードル」と呼ばれるほど
アメリカに尻尾を振っていたトニー・ブレア首相と、
オバマ政権にかわってから明らかになった
ブッシュ政権時代の非人道的な拷問を下敷きにしたサスペンス。
ひとりのゴーストライターを「首相のすぐ側に居た目撃者」として登場させることで、
米英の蜜月関係や「疑わしき者」(=はっきりした確証のない者)への拷問の裏側を
(あくまでもフィクションではあるが)克明に描き出している。

まず、何よりも絵がいい。
晴天のカットがほとんどなく、映画の中は常に曇天か雨天しかない。
古めかしいホテルのバーカウンターはますます湿度を増し、
荒れる海面は、まるで男に何かを伝えたがっているかのよう。
次に芝居重視の演出。
前任者の残した糸の端を手繰り、少しずつ真相に迫っていく過程を
首相夫人(オリヴィア・ウィリアムズ)と愛人(キム・キャトラル)との
三角関係を織り交ぜながらゆっくりと進んでいく。
映画はやはり演出と芝居が肝であり、技術や機材は二の次なのだと痛感させられた。

サスペンスとしては文句無しだが、ミステリーとしてはお粗末な部分も多い。
元首相の別荘にしてはセキュリティが甘すぎるし、前任者の遺留品も多過ぎる。
カーナビの履歴が消去されないまま残っているのもおかしい。
とまぁ、細かな粗を突けば埃は沢山出て来るのだが、今回は敢えて不問。
仕掛けや謎解きのお粗末さには目をつぶり
78歳を迎えてますます芳醇さを増す巨匠の技に酔いしれたい。




02月03日発売■DVD:「ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム 完全版」

年明けからバンバンCMが流れているので、タイトルだけは知っている方も
多いであろう「ドラゴン・タトゥーの女」の原作がこちら。
原作はスティーグ・ラーソンの世界的ベストセラー小説で、
2009年に本国スウェーデンで映画化、2010年には日本でも公開された。
北欧を舞台にしたこの作品は「ミレニアム」シリーズと呼ばれており
「ドラゴン・タトゥーの女」は、記念すべき第1作目のサブタイトルである。
日本では3部作全てが順次公開され、現在はDVDも発売中。
今回はハリウッド版の公開に合わせて、原作の完全版が発売というわけだ。
「ミレニアム」シリーズは全世界で大ヒットを記録し、
主演のミカエル・ブルムクヴィストは昨年末に公開された
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」で悪役に大抜擢、
ヒロイン役のノオミ・ラパスも、3月公開予定の人気シリーズ最新作
「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」でハリウッド進出を果たしている。

ある日、社会派の雑誌「ミレニアム」編集部に勤める男ミカエルの元に
財閥の会長から調査の依頼が舞い込む。
依頼内容とは、40年前に16歳で行方不明となった娘ハリエットを探してくれというもの。
早速調査を開始したミカエルだが、彼のパソコンはひとりのハッカーに侵入されていた。
ハッカーの名はリスベット。
リスベットも依頼を受けてミカエルを調査していたが
意気投合した二人はコンビを組み、真相の解明に乗り出す。


1作目の「ドラゴン・タトゥーの女」は、表向き華やかな財閥の裏に潜む
人間の欲深さを描いており、日本で言うところの金田一耕助、
海外ではアガサ・クリスティーなどの作品を思わせる正調のミステリー。
複雑に絡み合った人物関係や交錯する思惑が少しずつほつれてゆく一方で
リスベットの過去も謎めいていて、あちらもこちらも目が離せない。
中盤でオチが見えてしまうとはいえ、結末が肝の作品ではないので問題なし。
「ゴーストライター」と並び、濃厚なミステリーを見たなあという満足感が得られるはず。


発売中■DVD:「ミレニアム2 火と戯れる女」
発売中■DVD:「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」

「2」「3」はミステリー要素は薄まり、リスベットの過去へと迫ってゆく。
「2」では父親との確執を描き、「3」ではリスベットを取り巻く秘密が
やがて国を揺るがすほどの一大スキャンダルへと拡大してゆく。
「2」と「3」は事実上「前編」と「後編」のような関係だが
「1」だけは単独でも楽しめるように作られている。




02月02日発売■Blu-ray:「アジョシ スペシャル・エディション」
02月02日発売■DVD:「アジョシ ウォンビン・エディション」

【紹介記事】思ったよりオーソドックスな復讐モノ。映画「アジョシ」より抜粋。

兵役を終えたウォンビンの復帰2作目は、孤独な身の上の男が
少女のため巨大組織に立ち向かう、ハードなサスペンスアクション。
共演は「冬の小鳥」キム・セロン。監督・脚本は「熱血男児」のイ・ジョンボム。

映画は、男と少女の関係を描いた作品というよりは
少女の救出をきっかけにして判明した男の過去に比重が置かれている。
過去まで遡って細かく作り込まれた男の物語とは逆に
少女の周辺はざっくりした設定が多く、物語の根幹となる男と少女の関係が、
可愛がってはいないが遠ざけるほどでもない程度の関係からスタートしているため
命を賭してまで少女を救おうとする男の行動に今ひとつ共感出来ないのは難。

後半は子どもの数がグループ単位になり、男の愛情は子ども全体に、
怒りの矛先は組織全体へと膨らんでいく。
少女だから救いたかったのか、臓器売買が許せなかったのか、
ターゲットが曖昧になった復讐劇は、無差別に愛情と憎悪を振りまく
男の行動でさらに混迷し、「とりあえず全滅させる」ことで収束を迎える。
ストーリーのまとまりが悪いせいで、凡庸な復讐劇になってしまった。

ただ、脚本の甘さを補って余りあるほどの見せ場もある。
今が役者としてのピークかと思うほど男の色気と凄みを見せつけるウォンビンと
悪役側のハイテンションなキレっぷりなど、芝居の面では文句なし。
ウォンビンのアクションも予想以上に見応えがある。
少女と男が血縁以上の信頼関係で結ばれる濃密なエピソードを追加していれば
韓国映画史上に残る傑作にも成り得たはず。惜しい。
濃いめの韓国映画がお好きな方、阪本順治監督の作品がお好きな方ならお勧め。




02月02日発売■Blu-ray:「インシディアス」

【紹介記事】お化け屋敷的アトラクションホラー。映画「インシディアス」より抜粋。

「ソウ」シリーズの生みの親であるジェームズ・ワン&リー・ワネルのコンビが
「パラノーマル・アクティビティ」のオーレン・ペリとタッグを組んだ
新作ホラーが「インシディアス」。
原因不明の昏睡状態に陥った息子を救うため、両親があれこれ手を尽くす物語。
2大タッグと言いながら「ソウ」の面影はほぼ無く、
「パラノーマル・アクティビティ」の予算を増やして
「この家に何か居る」の「何か」について、もう少し掘り下げたような作品。

ホラー映画として見た場合、シナリオは弱くオチも普通で
恐怖演出の大半は、突然の大音量で驚かせるお化け屋敷 or びっくり箱スタイル。
「怖かった」と言いながら、会場を出た時にはもう笑っているお化け屋敷と同じく、
すっきりした後腐れの無さが本作のウリでもあり、欠点でもある。
ゴーストバスターズがやってくる後半から
ストーリーがやけくそ気味になっていってそれはそれで愉快なのだが
どうせ遊ぶならサム・ライミの「スペル」ぐらい遊んで欲しかった。
伸び盛りの若手同士がタッグを組んだ割には保守的で、ホラーとしては薄味。
観賞後も後を引くようなホラーが好きな方には不向き。
観るならアトラクションのつもりで。




02月03日発売■Blu-ray:「ワイルド・スピード MEGA MAX デジタルコピー付」
02月03日発売■Blu-ray:「ワイルド・スピード ペンタロジー」
02月03日発売■Blu-ray:「ワイルド・スピードMEGA MAX Amazon限定スチールブック仕様」

人気シリーズ最新作にして、シリーズの初動記録を更新した大ヒット作。
セル市場向きのタイトルなので、こちらが今週のメインになるショップも多いのでは。
「ワイルド・スピード」「ワイルド・スピードX2」
「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」「ワイルド・スピードMAX」
「ワイルド・スピード MEGA MAX」の5作をセットにした「ペンタロジー」も同時発売。




02月03日発売■Blu-ray:「ライフ いのちをつなぐ物語 プレミアム・エディション」
02月03日発売■Blu-ray:「ライフ いのちをつなぐ物語 スタンダード・エディション」

【紹介記事】説教臭くない秀逸なドキュメンタリー。映画「ライフ いのちをつなぐ物語」より抜粋。

ネイチャー・ドキュメンタリーを作らせれば右に出る者のいない
BBCのスタッフが、撮影日数3000日、総制作費35億円を投じて作り上げた
「BBC EARTH ライフ」の劇場版。
海洋生物や北極グマといった風にジャンルや生き物を限定せず、
昆虫からチーターまで、地球上に生きる全ての命をテンポく見せてくれる良作。
日本語版のナレーションは松本幸四郎と松たか子の親子共演。

最近のネイチャー・ドキュメンタリーが随分と説教臭くなった。

・人間による環境破壊が進み、絶滅に瀕した動物がこれだけいます。
・地球温暖化のため、あと数年で●●は絶滅してしまうでしょう。

共に生きる私達が何をすべきなのか、真剣に考える必要もあるだろうが
せっかく大自然の厳しさや生き延びるための知恵に感動していても
最後の説教でぶち壊しにされることが増えてしまった。
「彼等を追い詰めているのは他でもない、あなたです」と
制作者から指をさされ、暗い気持ちで劇場を後にするのは楽しいものではない。
大切なメッセージがあって、それを子ども達に伝えたいなら
もう少しスマートな方法を考えるべきだと、
「アース」や「オーシャンズ」を見てずっと思って来た。

その点、この「ライフ」のテーマは非常に明快である。
「親子やパートナーへの愛情」「生き延びるために培って来た知恵」を
動物達の目線で捉え、「生きるって素晴らしい」という
てらいのないストレートボールを、観客の胸の真ん中に投げ込んでくる。
人間と何ら変わらない親子の絆を、愛情表現を、生き抜く為の逞しさを描くことで
自然と沸き上がるような形で環境問題に興味を抱かせる作りになっている。
ナレーションにおいて、一部ご都合主義な脚色もあるにはあるが、
未来を担う子どもに見せるための教材として考えれば、ほぼ満点と言えるのではないか。

小学生以上であれば親子揃って楽しめる良作。
BBCシリーズを集めるのは資金的に苦しいという方も
ダイジェストとしてこれだけ持っておくのもお勧め。
ただし、虫もどアップで登場するので、虫が苦手な方は要注意。




02月03日発売■DVD:「チェルノブイリ・ハート」

原発問題で今なお揺れ続ける日本。
映画「チェルノブイリ・ハート」は、2003年度のアカデミー賞で
短編ドキュメンタリー賞を受賞した作品なのだが、
震災発生により原発に関心が集まっていることを受け昨年日本でも劇場公開された。
「チェルノブイリ・ハート」とは、被曝した両親の影響を受けて
心臓に重度の障害を持って生まれてきた子ども(の心臓)、という意味である。
公開時には「事故から25年」と謳っていたが
映画が製作されたのは2003年なので、実際には事故から16年後の
ベラルーシ共和国の姿に迫ったドキュメンタリー。

事故から16年が経過しても、依然として高濃度の放射能汚染が続き
障害児の誕生も後を絶たないベラルーシの現実を見ていると
「即ちに影響はない」という言葉の何と無責任なことかと思い知らされる。
声高に安全を唱え続ける識者達は、遠いベラルーシで起こっている現実、
手術の順番待ちをしている子どもの大半が、2年から5年で命を落としていることや
放射能の影響は発癌率だけでなく、心臓をはじめとする様々な臓器の機能にも
悪影響を及ぼすということを知った上で言っているのだろうか。
チェルノブイリを超えたとも言われる昨年の事故を経験した私たちが
ベラルーシと同じになるのかどうか、今はまだ誰にも分からない。
しかし、原発賛成にせよ反対にせよ、何も知らなければ話にならない。
決して楽しい経験ではないが、人生のほんの60分、この映画に使ってみて欲しい。

原発問題に興味のある方は「100,000年後の安全」と合わせて見ることをお勧め。



デンデラ 映画 DVD
02月03日発売■DVD:「デンデラ」

【紹介記事】生涯、女。映画「デンデラ」より抜粋。

ここからはカルト受けしそうな作品を2本ほど。

日本映画界を引っ張ってきた大女優を起用し、熊との死闘を演じさせる。
もうこのコンセプトだけで胸を鷲掴みにされてしまうのが「デンデラ」である。
食料不足による口減らし目的で、70歳を超えた老人を山に置き去りにする
「姥捨て」の風習をベースに、捨てられた老女達がコミュニティを形成し、
力を合わせて生き抜いていたという逞し過ぎる物語。
原作は佐藤友哉の同名小説で、
監督は「楢山節考」を手がけた今村昌平監督の息子である天願大介。
出演は、浅丘ルリ子、草笛光子、倍賞美津子、山本陽子、山口果林、白川和子、
山口美也子、角替和枝、田根楽子、赤座美代子など。

物語中盤に乱入してくる熊の存在が、映画を一気に「老女 VS 熊」という
スプラッター映画の如き展開へと引きずり込んでいくのだが、
この熊が母子のペアであるという点が面白い。
女房からも母親からも降り、ただの女になった老女達が子熊を殺して喰らい、
子を殺された母熊は、その母性からデンデラへの襲撃を執拗なまでに繰り返す。
カユと母熊の対立に焦点が絞られてゆくことで
復讐劇の向こうに横たわっていた「女の物語」がくっきりと浮かび上がってくる。

凍えるような雪景色の中で奮闘する女優陣には頭が下がるが
制作費の問題なのか、熊が着ぐるみ感満載で、そこだけは本当に残念。
「楢山節考」や「蕨野行」のような深みはないものの
「姥捨て」伝説をベースにした、ホラーテイストの寓話としては大アリ。
大女優達が体を張って演じるテーマの奥深さと、
安っぽい熊の着ぐるみが醸すB級テイストがブレンドされた不思議な味わいは
なかなかお目にかかれない珍品と言えよう。
話のネタになるような映画を探している方ならば、今週のイチ押し。




02月03日発売■DVD:「ムカデ人間」

【紹介記事】ただのおバカホラーではなかった。映画「ムカデ人間」より抜粋。

人間の体を繋げてみたい欲求に駆られた
キ印の医者を主人公にしたオランダ発の怪作ホラー。
製作・脚本・監督はトム・シックスなる人物。

「田舎に行ったら襲われた系」(荒木飛呂彦「奇妙なホラー映画論」より)の
悪趣味全開なC級映画だろうと思っていたのだが、その予想は半分当たり、半分外れていた。
ヨーゼフの狂人ぶりは、何だか可愛い手描きの解説図や
短気過ぎて自ら馬脚をあらわしてしまう無計画さなどで増幅され、
「お茶目さも含めて怖い」と思わせる、なかなかの名キャラクターへと昇華している。

しかし、術後の展開はかなりグロテスク。
見た目がグロテスクなのではなく「包帯の下は縫い合わされてるんだよな」
「便意を催したら後ろの人は・・・」という、スクリーンには決して映っていない部分を
観客が勝手に脳内補完して気分が悪くなるという精神的グロ攻撃がこれでもかと続く。
途中に何度か笑えるシーンはあるものの、全編に渡って救いのないお話で
観賞後もすっきりとはしない。
「あー笑った笑った」というタイプのホラー映画ではないので
そこさえ間違わなければカルトホラー好きにお勧め。




02月01日発売■DVD:「モヤモヤさまぁ~ず 2 DVD-BOX Vol.13 & Vol.14」
02月01日発売■DVD:「モヤモヤさまぁ~ず 2 Vol.15 HAWAII 2010 & 2011」

さしたる目的もなく、ただ近所をぶらぶらするだけのユルさが人気の
「モヤモヤさまぁ~ず2」もついに「Vol.14」まで来たか。




02月03日発売■DVD:「マメシバ一郎 BOX」

「幼獣マメシバ」「ねこタクシー」など、固定ファンを多く持つ
癒し系動物ドラマシリーズの最新作がDVDボックスで発売。
ちょうど今週末、2月4日からは「マメシバ一郎 3D」が公開される。
前売り特典として用意された一郎のクリアファイルが欲しくて私も買った。



「マメシバ一郎」に限らず、このシリーズが良く出来ているのは
動物愛護の意味を履き違えていないこと。
主人公の芝二郎(佐藤二朗)は、四十前にして無愛想なニートだが
同居している一郎に対してはしっかり愛情を注いでいる。
仰々しく抱きつくわけでも、黄色い声で名前を呼ぶわけでもなく
ふとした瞬間、例えば一郎が吐いてしまったり、不埒な飼い主に出会った時に顔を出す。
かつて方々を旅させられて親離れをした経験(「劇場版 幼獣マメシバ」参照)からか
一郎との正しい距離感は、理想の飼い主像とも言えよう。
佐藤二朗がハマり役過ぎて、毎回笑いっぱなし&時々ホロリとさせられる。
放送地域が限定的であることが残念でならない名作。



▼今週発売のゲーム


02月02日発売■PSV:「ラグナロク オデッセイ 特典付き」
02月02日発売■PSP:「フォトカノ ねんどろいどぷち 初回特典付き」

大豊作の映画とは逆にゲームは小粒。
これまでならば「ソウルキャリバーV」が本命とされていたのだろうが
前作「IV」に比べるとメディアへの露出量、予約ともに控えめで
3月8日発売の「STREET FIGHTER X 鉄拳」に話題を持っていかれているような気も。

03月08日発売■PS3:「STREET FIGHTER X 鉄拳 コレクターズ・パッケージ」
03月08日発売■360:「STREET FIGHTER X 鉄拳 コレクターズ・パッケージ」

意外と楽しめたのが、PSV「ラグナロク オデッセイ」。
序盤からの情報量が多過ぎるため、「モンハン」は何度となく挫けた私でも
手が出せそうな敷居の低さ、快適な操作性と整理されたシステム、
「ファンタシースター」シリーズに近いダイナミックなアクションと
オリジナリティは低いものの、同系タイトルの美味しいトコ取りな作り。
ハードの普及さえ進めば「ゴッドイーター」ぐらい売れそうだが
現段階でどれだけ売れるかがなかなか読み辛い。


02月02日発売■PS3:「Dragon Age II 初回版」
02月02日発売■PS3:「グランツーリスモ5 Spec II」
02月02日発売■PS3:「ソウルキャリバーV プロダクトコード同梱」
02月02日発売■PS3:「ソウルキャリバーV 対応スティック for PlayStation3」
02月02日発売■PS3:「ソウルキャリバーV アーケード ファイトスティック」
02月02日発売■PS3:「ネバーデッド 特典付き」


02月01日発売■360:「MHFO フォワード.3 プレミアムパッケージ」
02月01日発売■WIN:「MHFO フォワード.3 プレミアムパッケージ」
02月02日発売■360:「Dragon Age II 初回版」
02月02日発売■360:「ソウルキャリバーV プロダクトコード同梱」
02月02日発売■360:「ソウルキャリバーV 対応スティック for Xbox360」
02月02日発売■360:「ソウルキャリバーV アーケード ファイトスティック」
02月02日発売■360:「ネバーデッド 特典付き」



▼今週発売のコミック/書籍


01月30日発売■COMIC:「手塚治虫創作ノートと初期作品集 2」
01月30日発売■COMIC:「MASTER KEATON 7 完全版 / 浦沢直樹」
01月30日発売■COMIC:「アイアムアヒーロー 8 / 花沢健吾」
01月31日発売■BOOK:「OTOMO KATSUHIRO ARTWORK KABA2 / 大友克洋」
01月31日発売■BOOK:「ファイナルファンタジーXIII-2 バトルアルティマニア」
01月31日発売■BOOK:「ファイナルファンタジーXIII-2 シナリオアルティマニア」
02月01日発売■BOOK:「シューティングゲームサイド 4」
02月02日発売■BOOK:「ソウルキャリバーV パーフェクトガイド」
02月03日発売■COMIC:「ONE PIECE 65 / 尾田栄一郎」
02月03日発売■COMIC:「NARUTO 59 / 岸本斉史」
02月03日発売■COMIC:「銀魂 ぎんたま 43 / 空知英秋」

書籍では、「手塚治虫創作ノートと初期作品集」に続く第2弾が発売される他、
東亜プラン特集の「シューティングゲームサイド」や
「ファイナルファンタジーXIII-2」のアルティマニア2種類など。



▼今週発売のホビー


01月31日発売■BOOK+HOBBY:「huke氏初画集「BLK」限定版 (figma BRSB同梱)」
01月31日発売■HOBBY:「ねんどろいど 初音ミク・アペンド」
01月31日発売■HOBBY:「初音ミク 恋は戦争ver.」
02月02日発売■HOBBY:「ゲームキャラクターズコレクションDX ペルソナ4 イザナギ」



▼今週発売の音楽


02月01日発売■CD:「俺のスターアルバム inspired by 荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」

今週発売の新譜で売れ筋は絢香、YUKI、スピッツあたりだろうが
ちょっと気になるのが「荒川アンダーザブリッジ」から生まれたアルバム。
山田孝之が演じていた「星」の「かつてオリコンで1位を穫った」という設定を
活かして作られたコンピレーション。

01. 涙のスターダスト・トレイン(Sweet Mix)/ザ50回転ズ
02. STARs/木村カエラ
03. 惑星/ASIAN KUNG-FU GENERATION
04. 土星にやさしく/ザ・クロマニヨンズ
05. 一等星になれなかった君へ/チャットモンチー
06. STAR/フジファブリック
07. 星のブルース/吉井和哉
08. 星に願いを/9mm Parabellum Bullet
09. SHOOTING STAR/BEAT CRUSADERS
10. PLAY THE STAR GUITAR/ストレイテナー
11. 流星オールナイト(album edit)/キャプテンストライダム
12. 星のラブレター/THE BOOM
13 .スターな男/UNICORN

ちょっと強引な気もするが、お遊び企画なのでこんなもんか。




02月01日発売■CD:「おるたな / スピッツ」
02月01日発売■CD+DVD:「POWERS OF TEN 三方背BOX仕様 / YUKI」
02月01日発売■CD+DVD:「The beginning 初回盤 / 絢香」
02月01日発売■CD+DVD:「s(o)un(d)beams+ / Salyu」



▼ワーナー配給の準新作が50%OFF



「ヒア・アフター」「ザ・タウン」「アンノウン」など
半額ならば十分元が取れる作品もラインナップ。全タイトルは上記バナーより。


50%OFF(1,990円)■Blu-ray+DVD:「ヒア アフター」
50%OFF(1,990円)■Blu-ray+DVD:「ザ・タウン」
50%OFF(1,990円)■Blu-ray+DVD:「アンノウン」
50%OFF(1,990円)■Blu-ray+DVD:「エンジェル ウォーズ」
50%OFF(2,990円)■Blu-ray+DVD:「エンジェル ウォーズ コレクターズBOX 」
50%OFF(7,400円)■Blu-ray:「スタンリー・キューブリック リミテッド・エディション・コレクション」