人の心の闇に迫る続編。映画「ハロウィン II」、他 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

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▼アップル、iOS 4をリリース AV機能の使い勝手も進化

とはあるものの、残念ながら手持ちの「iPod touch」は3Gなので
アップデートの恩恵はほとんど受けられず、
アプリがジャンル別にまとめられるようになった以外は間違い探しをしなくては
気付かないほどにそのまま。それでも表記は4.0。嗚呼。

「iPhone 4」の予約受付はこちらから。(22日現在、申し込み殺到により一時停止中)



▼BOOK+DVD「ザ・裏ワザ」、Amazon限定で2冊セットが発売


08月27日発売■BOOK+DVD:「ザ・裏ワザ FC編 & MD編 ツインパック」(Amazon限定販売
08月27日発売■DVD:「ゲームセンターCX 24 課長はレミングスを救う 2009夏」

既流通向けにはファミコン版、メガドライブ編の別々で案内が来ていた
「ザ・裏ワザ」にAmazon限定のツインパックが登場。
それぞれの収録内容は以下の通り。



ファミコンの名作ゲームを裏技という切り口で映像を交えて紹介。
メーカー公認にため、動画サイトでは見られないリアな映像がウリ。
収録タイトルはWiiのバーチャルコンソールで配信されているタイトルを中心に30本以上。
またDVDには、映像特典としてゲーム好きで知られる
沼倉愛美(「アイドルマスターSP」など)や
又吉愛(「ドリームクラブ」など)らの秘蔵映像も収録。
高橋名人や元「ファミリーコンピュータマガジン」編集長の山本直人氏の
インタビュー映像なども収録。



ファミコン編と同様に、こちらもVCで配信中のタイトルを中心に30本以上を収録。
セガファンには有名な名物広報.竹崎忠氏や
元「BEEP!メガドライブ」編集長の川口洋司氏のインタビューも収録。

DVDは各90分ほどの予定。
単品発売は各3500円だったので、セットで7000円なら
全くお買い得ではなかったりするのだが、特典DVDがもう1枚付いて来るのと
Amazonの値引率の高さが魅力。
私的には、VCに絡めたシリーズとして売るなら
第1弾はファミコンとスーパーファミコン、
第2弾をメガドライブとPCエンジンにすれば良かったのではと思ったり。

8月27日といえば、有野の新作も発売。



▼カプコン、3DS「BIOHAZARD:REVELATIONS」のリアルタイムデモ映像を公開



リアルタイムデモ、というのがミソ。
E3後も複数のメーカーからこういった動画やスクリーンショットが
公開されているのを見るにつけ、3DSの発売は意外と早いのではと勘繰ってしまう。
また、国産のGPUを採用したことで注目されている3DSのスペックについては
読者登録して下さっている「姫子さんのゲーム天守閣」様の記事
機械音痴な私でも分かるほど上手くまとめられているので紹介しておこう。



▼Xbox360版「MHFO」オープンβは6月24日の午後4時から開始


06月24日発売■360:「Xbox360 エリート 250GB」
06月24日発売■360:「MHF オンライン ビギナーズパッケージ」
06月24日発売■360:「MHF オンライン ビギナーズパッケージ イーカプコン限定特典付き
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06月24日発売■360:「MS ワイヤード キーボード 600 MHFスペシャルエディション」

βテスト中はシルバーメンバーシップでのプレイが可能で、
テスト中のデータは本サービスへとそのまま移行される。
正式サービスは2010年7月7日より開始予定。
なお、武器のガンランス「ワイヴェンボルト」が入手できるイベントコード付き
初回出荷分はメーカー在庫切れにつき追加不可となっている。
Amazonはまだ在庫ありだが、ここ数日ランキング1位を独走しているので
さすがにそろそろ危ういか。



▼COMIC「もやしもん 9巻 限定版」予約途切れず

07月05日発売■COMIC:「もやしもん 9巻 DVD付き限定版」

7月5日に発売を予定している「もやしもん 9巻」の予約が好調。
紹介当日から現在まで予約が途切れ目なく入っている。
初回限定版には、実写ドラマと同じテイストでCG化された
菌キャラクターが登場するDVDで、製作はゲームや映画でも定評のある白組が担当。
収録時間は6分ほどとのこと。



▼映画ランキング。「告白」3週連続動員増でV3


(C)2010「告白」製作委員会

【紹介記事】”13歳”という生き物。映画「告白」

1位(1):告白(3週目)
2位(-):仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW(1週目)
3位(2):アイアンマン2(2週目)
4位(3):セックス・アンド・ザ・シティ 2(3週目)
5位(-):ザ・ウォーカー(1週目)
6位(4):アウトレイジ(2週目)
7位(6):アリス・イン・ワンダーランド(10週目)
8位(8):FLOWERS(2週目)
9位(-):瞬 またたき(1週目)
10位(7):孤高のメス(3週目)

映画ランキングは、相変わらず「告白」旋風が吹き荒れている。
3週連続で首位を守っただけでなく、3週連続で前週比で動員増という異例の動き。
公開16日間で早くも動員100万人を超え、累計興収は15億円に届いている。
これにより、中島監督の作品としては「嫌われ松子の一生」を抜いて歴代2位に浮上、
現在の勢いからしても「パコと魔法の絵本」を抜くのも時間の問題と言えそうだ。

2004年公開:「下妻物語」6.2億円(初動0.8億円)
2006年公開:「嫌われ松子の一生」13.1億円(初動1.6億円)
2008年公開:「パコと魔法の絵本」23.6億円(初動3.1億円)
2010年公開:「告白」15億円(初動2.7億円)*継続中

2位にはシリーズ第3弾となる「超電王トリロジー EPISODE YELLOW」がランクイン。
2日間の動員は17万5702人、1作目の比較で92%というのだから、
律儀なファンの多さに驚かされる。

5位「ザ・ウォーカー」、9位「瞬 またたき」はどちらも鈍い出足。
「ザ・ウォーカー」に関しては、完成度からしても口コミ効果を
ほとんど期待出来ない(どころかマイナスに作用する可能性が高い)ので、
来週もTOP10圏内に止まるかは微妙なところではないか。



★公開中の作品紹介一覧

【紹介記事】それでも生きてゆく。映画「プレシャス」
【紹介記事】かなり甘口だが万人向けの佳作。映画「てぃだかんかん」
【紹介記事】時代遅れか、偉大なるマンネリか。映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」
【紹介記事】夕陽にハの字の影ふたつ。映画「春との旅」
【紹介記事】天才と秀才の友情スポ根映画「ボックス!」
【紹介記事】切っ先の鈍った井筒監督に魅力無し。映画「ヒーローショー」
【紹介記事】キレイにオチた舞台的小作品。映画「シーサイド・モーテル」
【紹介記事】”13歳”という生き物。映画「告白」
【紹介記事】過激なのにどこかカッコ悪い極道達。映画「アウトレイジ」
【紹介記事】薄め過ぎてシャバシャバ。映画「FLOWERS / フラワーズ」
【紹介記事】携帯小説のノリで観ると痛い目に。映画「瞬 またたき」



▼人の心の闇に迫る続編。映画「ハロウィン II」


(C)2009 THE WEINSTEIN COMPANY LLC.All Rights Reserved

クラシックホラーの傑作を、ロック界のカリスマであり、また無類のホラー好きで知られる
ロブ・ゾンビがリメイクした「ハロウィン」に続編が登場。
海外では昨年9月に公開されていたので、もう日本には入って来ないか、
良くてもストレートDVD扱いかと思っていたのだが、めでたく劇場公開となった。
ストーリーは前作の直後から始まるが、今作ではゾンビによるオリジナルストーリーや
新たな解釈が加えられている。



【紹介記事】ロブ・ゾンビのホラー愛が炸裂した傑作リメイク。映画「ハロウィン」

ハロウィンマスクの怪物マイケルがいかにして怪物たりえたのかについて
たっぷりと時間を割き、「心のないモンスターが生まれるまで」を描いた前作は、
まさにリメイクのお手本のような完成度だったのだが、
今作ではマイケルと(マイケルの妹)ローリー、
マイヤーズ家の兄妹二人の心の内面にスポットが当てられていて、
マイケルの暴走や残虐ぶりは二の次という扱いになっている(ように見えた)。
兄は兄で、幼い頃の自分と母親の声に犯罪へと駆り立てられ、
妹は妹で、自分の犯してしまった罪を忘れられず悪夢に悩まされる日々を送っている。
二人の悩みを同時に解消出来る道があるとすればそれは、、、という展開。



シリーズを通してマイケルと対峙するルーミス医師についても
現代的な解釈が加えられていて、「時計じかけのオレンジ」の頃から比べると
随分と老成したマルコム・マクダウェルが
人の心に土足で踏み込む拝金主義の医師を好演している。

オリジナル版との大きな違いは、受け取り方によっては、ルーミス医師にもマイケルにも
ちゃんと人間らしい優しさが残っているように見えること。
一緒に観に行った友人には「考え過ぎ」と却下されたのだが、
ラストのマイケルは、入り込む余地を与えてくれなかった
オリジナル版のマイケルとは明らかに違う、ロブ・ゾンビの作り出した
新たなマイケル像だったのではないかと思っている。

残念なのは、前作からストーリーにほとんど進展がないため
ボリューム的には前作をあと30分長くすれば作れたのではないかと思えてしまうこと。
残虐表現に切れがなく、ゾンビ作品らしいスピード感が損なわれていたこと。
既に製作が決定している3作目からゾンビが監督を降りると公言している(らしい)こと。

海外版と日本版、どちらのポスターにも書かれている
「FAMILY IS FOREVER」の文字を何度も読み返していると
なんとなくもう一度観たくなってしまった。
第一印象があまりよろしく無かったので、twitterで少々悪く書き過ぎたかも。
ごめんゾンビ。


■BD:「ハロウィン アンレイテッド・コレクターズ・エディション」
■DVD:「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」



▼映画館の3Dメガネは衛生的か 米女性誌が驚きの調査結果

調査の対象となったのは、ビニールに入っていたメガネ3本と、
ビニールには入っていないものの消毒されているはずのメガネ4本。
調査では、3Dメガネ7本のいずれも殺菌されていないことが明らかになった。
またそのうちの6本は特筆すべき問題を抱えていなかったが、
残りの1本には結膜炎や表皮感染症、食中毒、肺炎の原因になる黄色ブドウ球菌が付着していた。


なんとなく予想はしていたのだが、やはり3Dメガネの使い回しは衛生的に問題アリなのでは。
私も劇場で何度か使用したが、物によっては妙に臭かったり脂っぽかったりした。
上記にもあるように、ウィルス性の結膜炎の患者が使用していた場合は
そのままもらってしまう可能性もあるわけで、
今後劇場で3Dを鑑賞する方は、ウェットティッシュなどで自衛するのが得策かも。



▼最近予約が開始された主な新作


06月23日発売■CD:「Xenoblade Original Soundtrack」
06月24日発売■360:「Xbox360 エリート 250GB」
06月25日発売■BOOK:「横井軍平ゲーム館 Returns ゲームボーイを生んだ発想力」
06月30日発売■BOOK:「20th Anniversary ファィアーエムブレム大全」
07月05日発売■COMIC:「もやしもん 9巻 DVD付き限定版」
07月08日発売■Wii:「Wii Party / Wii パーティ」
07月15日発売■DS:「ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 光と影の英雄」
07月25日発売■TOY:「任天堂 マリオトランプ NAP-01 ドット」
07月28日発売■BD:「B’z LIVE-GYM 2010 “Ain’t No Magic” at TOKYO DOME」
08月04日発売■BD+DVD:「アリス・イン・ワンダーランド ファンタジー・アートケース仕様」
08月04日発売■BD+DVD:「アリス・イン・ワンダーランド」
08月04日発売■PSP:「テイルズオブファンタジア なりきりダンジョンX DVD付き 」
08月10日発売■BOOK:「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 全記録全集」
08月11日発売■BD:「第9地区 Blu-ray & DVDセット」
08月11日発売■CD+DVD:「タイトル未定 DVD付き初回限定盤 / Perfume」
08月26日発売■360:「俺の嫁 あなただけの花嫁」
08月27日発売■BD:「ワンピースフィルム ストロングワールド 10th Anniversary LIMITED EDITION」
08月27日発売■DVD:「ワンピースフィルム ストロングワールド 10th Anniversary LIMITED EDITION」
09月03日発売■DVD:「ソラニン メモリアル・エディション」
09月08日発売■BD:「ウルトラC Blu-ray / 東京事変」
09月22日発売■DVD+microSD:「ファイアボール モバイぺリオン・パッケージ」
09月24日発売■DVD:「生誕30周年祭 in NAGOYA ガンダムTHE FIRST 伝説の3DAYS 永久保存版」
10月25日発売■TOY:「figma サマーウォーズ キング・カズマ」
11月25日発売■TOY:「CL#026 新世紀エヴァンゲリオン 惣流・アスカ・ラングレー」
11月26日発売■DVD:「女優霊」



【6/12更新】最近予約が開始された主な新作の発売日リストはこちら。