昭和30年に
第34回芥川賞を受賞した
- 太陽の季節 (新潮文庫)/石原 慎太郎
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舞台となった逗子海岸に文学碑は建っている。
戦後世代の
既成道徳に縛られぬ
若者のドライな人間関係・異性関係が
描かれている
湘南の海(主に逗子・葉山)で
ヨットなどの娯楽の興じ、
恋愛をゲームのように楽しむ主人公
小説に描かれた風俗は
若者の共感を呼び
「太陽族」という流行語を生む
今ならば
なんてことないの話しなのだが、
芥川賞受賞当時は
作者の美的節度の欠如などと
批判をうけ激しい議論を
巻き起こした。
その問題の下りの一つが・・・
「彼は勃起した陰茎を外から障子に突き立てた」
という箇所。
当時大学生だった
寺山修司は
「ほんとうに○○○で障子が破れるか」
友人達と実験していたとか・・・
(『書を捨てよ、町へ出よう』より)
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