こんにちは。セントラル･ロンドンのクリニックで、自然栄養セラピーの、個別コンサルテーション実施中の、きんろす佳豆美です。
現時点では、まだ、student practitioner（試訳：「学生診療者」）の身分、つまり、仮免許運転みたいなものなので、
・自分でケースを考察し、
・考察に優先順序を付けた上で、トリートメントの目標を絞り、
・トリートメント･プランを作る。
その上で、スーパーバイザーの指導を仰ぎ、了解を貰った後、患者さんに、トリートメント･プランを、アドバイスしています。
さて、先日の患者さん。
詳しいことは、守秘義務に違反するので、申し上げられませんが、本人様の了解を得て、差しさわりの無い概要（のみ）を、以下に書かせて頂きます。
この方は、50代前半の女性で、「疲れ易い。」「生理の前には、いつも、風邪を引いた状態になってしまう。」など。
１．これら、ご自身で何とかしたい不調について、まず、詳しくお聞きしました。
「詳しく」の意味合いですが、例えば次のような例。
（この方の場合は、当てはまりませんが、）良く「胃の調子が良くない。」という方がおられます。そんな時、
「どこですか？手で示してください。」
と、お願いします。
すると、まず十中八九、
「ここです。」
と、お腹の下の方を、押さえられます。
そこは、胃ではなく、腸です！
つまり、発言の表面だけを受け止めず、正確な状況を聞きだす、というのが、「詳しく」の意図なんです。
２．次は、生まれてから今までの、主な病歴。それから、ご家族の主な病歴。それらが、現在の症状に影響していることも、多々ありますので。
３．その後、消化器官、呼吸器官、等、体の器官全部について、どんな調子なのか、聞き取ります。
自然栄養セラピーは、ホリスティックな自然医療です。一つの「症状」を「取り除く」、という考え方ではありません。体の器官は、それぞれが、密接に関わっています。だから、一つの症状が、どことどこが、どうなって、表面に現れて来ているのか、「根源となる原因」を探ります。その上で、そこに働きかける訳です。
４．次が、いよいよ、食事内容の聞き取り。予め、簡単なフード・ダイアリーを書いて、持って来て頂きます。そして、それを参考に、どんなものを食べ、飲み、あるいは、どんなものは、食べず、飲まず、なのか、を聞いていきます。
フード・ダイアリーは、限られたコンサルテーションの時間（トータルで、1.5～２時間）を、出来るだけ、有効に使えるように、との考えで、お願いしています。
５．最後は、ライフスタイルについての質問。
・・・ここまで、１～５の聞き取りで、約45分～１時間。
この後、30分ほど、お時間を頂き、トリートメント･プランを練り上げます。内容について、スーパーバイザーの同意を得た後、再び、お部屋にはいって頂き、トリートメント･プランを提案させて頂きます。
さて、スーパーバイザー曰く、
「難しいケースねぇ・・・。」
そうなんです。
この方、難しいケースでした！
誤解無きよう・・・難病、という意味では、全くありません。
彼女の食事内容、非常に質の高いものだったんです。
つまり、食事内容が酷いものである程、食事改善は、やりがいが、あります！ポイントとなる部分を、ちょっと変えるだけで、ぐん、と体調を良くすることも、出来ますから。
でも、もちろん、質の高い食事内容であっても、盲点はあります。
・足りないと考えられるもの
・今の症状の元となっている原因を緩和するために、特に意識して食べるとよいもの
をまず、アドバイスさせて頂きました。
更に、「疲れ易い」という点について、色々お聞きした結果、「アダプトジェン」というカテゴリーの、ある、ハーブ・サプリメントを、お勧めしました。
「アダプトジェン」というのは、簡単に言うと、エネルギー・レベル等を、最適に調整してくれるハーブ達。低いときは、高める、高いときは、抑えることで、一番良い範囲に、持って行ってくれる、賢いハーブです！
・・・尚、お一人一人で、状況が異なりますので、この方に当てはまることが、全ての、同様の症状の方に当てはまることは、ありません。ですから、具体的に、何を選んだのかは、すみません、伏せさせてください。
もう一つ。食事やサプリメントだけでは、片手落ち。更に、ライフスタイル上のアドバイスも、させて頂きました。
この、初診の後、アドバイスさせて頂いた内容を、出来る範囲で、実行頂き、そして、約４～６週間後に、フォローアップに、来て頂きます。
私は、フォローアップまでに、初診時に気になった点を、調査して、その日に備えます。そして、当日は、その後、どうなったか、をお聞きした上で、アドバイスを調整することになります。
この方のフォローアップは、数日後。今から、先日のインタビュー内容を、もう一度、「復習」して、準備し始めるところです。
良い方向に、変化が出ていれば、嬉しいな～。
＊「アダプトジェン」を取り入れてみたいな、と思われた方、おられるかも、しれません。安心なのは、リコリス（甘草）・ティーでは、ないでしょうか。
これ↑は、Pukkaの「リコリス＆シナモン・ティー」。今から頂きます♪
甘草というだけあって、甘～くって、ほんわ～っとして、
美味しいです('-^*)/
現時点では、まだ、student practitioner（試訳：「学生診療者」）の身分、つまり、仮免許運転みたいなものなので、
・自分でケースを考察し、
・考察に優先順序を付けた上で、トリートメントの目標を絞り、
・トリートメント･プランを作る。
その上で、スーパーバイザーの指導を仰ぎ、了解を貰った後、患者さんに、トリートメント･プランを、アドバイスしています。
さて、先日の患者さん。
詳しいことは、守秘義務に違反するので、申し上げられませんが、本人様の了解を得て、差しさわりの無い概要（のみ）を、以下に書かせて頂きます。
この方は、50代前半の女性で、「疲れ易い。」「生理の前には、いつも、風邪を引いた状態になってしまう。」など。
１．これら、ご自身で何とかしたい不調について、まず、詳しくお聞きしました。
「詳しく」の意味合いですが、例えば次のような例。
（この方の場合は、当てはまりませんが、）良く「胃の調子が良くない。」という方がおられます。そんな時、
「どこですか？手で示してください。」
と、お願いします。
すると、まず十中八九、
「ここです。」
と、お腹の下の方を、押さえられます。
そこは、胃ではなく、腸です！
つまり、発言の表面だけを受け止めず、正確な状況を聞きだす、というのが、「詳しく」の意図なんです。
２．次は、生まれてから今までの、主な病歴。それから、ご家族の主な病歴。それらが、現在の症状に影響していることも、多々ありますので。
３．その後、消化器官、呼吸器官、等、体の器官全部について、どんな調子なのか、聞き取ります。
自然栄養セラピーは、ホリスティックな自然医療です。一つの「症状」を「取り除く」、という考え方ではありません。体の器官は、それぞれが、密接に関わっています。だから、一つの症状が、どことどこが、どうなって、表面に現れて来ているのか、「根源となる原因」を探ります。その上で、そこに働きかける訳です。
４．次が、いよいよ、食事内容の聞き取り。予め、簡単なフード・ダイアリーを書いて、持って来て頂きます。そして、それを参考に、どんなものを食べ、飲み、あるいは、どんなものは、食べず、飲まず、なのか、を聞いていきます。
フード・ダイアリーは、限られたコンサルテーションの時間（トータルで、1.5～２時間）を、出来るだけ、有効に使えるように、との考えで、お願いしています。
５．最後は、ライフスタイルについての質問。
・・・ここまで、１～５の聞き取りで、約45分～１時間。
この後、30分ほど、お時間を頂き、トリートメント･プランを練り上げます。内容について、スーパーバイザーの同意を得た後、再び、お部屋にはいって頂き、トリートメント･プランを提案させて頂きます。
さて、スーパーバイザー曰く、
「難しいケースねぇ・・・。」
そうなんです。
この方、難しいケースでした！
誤解無きよう・・・難病、という意味では、全くありません。
彼女の食事内容、非常に質の高いものだったんです。
つまり、食事内容が酷いものである程、食事改善は、やりがいが、あります！ポイントとなる部分を、ちょっと変えるだけで、ぐん、と体調を良くすることも、出来ますから。
でも、もちろん、質の高い食事内容であっても、盲点はあります。
・足りないと考えられるもの
・今の症状の元となっている原因を緩和するために、特に意識して食べるとよいもの
をまず、アドバイスさせて頂きました。
更に、「疲れ易い」という点について、色々お聞きした結果、「アダプトジェン」というカテゴリーの、ある、ハーブ・サプリメントを、お勧めしました。
「アダプトジェン」というのは、簡単に言うと、エネルギー・レベル等を、最適に調整してくれるハーブ達。低いときは、高める、高いときは、抑えることで、一番良い範囲に、持って行ってくれる、賢いハーブです！
・・・尚、お一人一人で、状況が異なりますので、この方に当てはまることが、全ての、同様の症状の方に当てはまることは、ありません。ですから、具体的に、何を選んだのかは、すみません、伏せさせてください。
もう一つ。食事やサプリメントだけでは、片手落ち。更に、ライフスタイル上のアドバイスも、させて頂きました。
この、初診の後、アドバイスさせて頂いた内容を、出来る範囲で、実行頂き、そして、約４～６週間後に、フォローアップに、来て頂きます。
私は、フォローアップまでに、初診時に気になった点を、調査して、その日に備えます。そして、当日は、その後、どうなったか、をお聞きした上で、アドバイスを調整することになります。
この方のフォローアップは、数日後。今から、先日のインタビュー内容を、もう一度、「復習」して、準備し始めるところです。
良い方向に、変化が出ていれば、嬉しいな～。
＊「アダプトジェン」を取り入れてみたいな、と思われた方、おられるかも、しれません。安心なのは、リコリス（甘草）・ティーでは、ないでしょうか。
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甘草というだけあって、甘～くって、ほんわ～っとして、
美味しいです('-^*)/
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