【東京御用2016】③日本経済の終末・固定観念を打破せよ!
これまで東京御用シリーズの記事。
大英雄・平将門と北斗七星ライン
【東京御用2016】①世界最大の都市・東京を攻略せよ!
【東京御用2016】②日本最大の城郭・江戸城と平将門の首塚
日本経済の破綻と資本主義の崩壊
東京御用をした感想としては、やはり大阪の約3倍のスケールがある都市ということ。
例えるなら、大阪の梅田がどこまでも続いているという感じだ。
街はだいたい雑多で景観は悪いが、人々は垢抜けている気もした。
そして、店員さんがやたら冷たい(笑)
バスの運転手、電車の係員、コンビニの店員など、みんなクールすぎるように思えた。
大阪はもっと懇切丁寧なので、やはり商人の町なのだなと思った。
でも、意外と都民は人情的だった。
浅草で都営バスを乗っていたが、隣にいた下町の男子小学生とはすんなり会話できた。
大阪は意外とナイーブな人が多いので、一般人なら東京のほうが暖かいのかもしれない。
でもやっぱり、私にとっては大阪がいちばんだと思った(笑)
日本一治安が悪いのも大阪だが^^;
閣下とのメールのやりとり(本当は普通のメールだが、見やすくLINE風の画像にした)
カナレンジャーとは、閣下ファンになって東京に移住した、愛知の23歳女子である。
今では閣下とも懇意のようだが、容姿がモナリザにソックリらしい(笑)
中3のときの版画作品『鏡の中のモナリザ』
サミットとは打ち上げのことで、与太郎神社とは閣下のご自宅のことだ。
どうやら、我々だけで打ち上げということは、他の閣下ファンのセミナー参加者が1回目ほどはいないということだろうと思った。
すみだ産業会館までやってきた。
目的はもちろん、このセミナー。
『第3回・東京生活経済セミナー(4月23日・土曜日)』
前回の「日本経済の破綻と資本主義の崩壊」でも述べたように、
「これから日本はどうなるのか?」
「Y先生はホンモノかニセモノか?」
という問いや疑問をもって、セミナー参加を決めたのである。
セミナー主催会社・YCL(閣下が副社長)の名があった。
17:07。
開場は17時半だったので、まだ誰もいなかった。
会場の会議室2。
定員は40人ほど、クラスひとつ分ぐらいだ。
トイレが綺麗だった。
暇なので会場前で座っていると、ビジネスマンがぞろぞろと会場に向かってきた。
おそらく会社の人たちか、Y先生だろう。
すると、その中の一人に声をかけられた。
「はるばる大阪から。ありがとうございます!」
シューベルト似のメガネをかけた男性だ。
えっ!? と思った(笑)
なぜ私のことを知っているのか?
そもそもアンタ誰だ!? まさかY先生?
とりあえず私は、「ご存知でしたか!」と答えるしかなかった。
いずれにせよ、主催側としてちゃんと顧客のことも把握されているということである。
しかも、こんな若造のことまで知っているので、スゴい人だ!と思った。
後でわかったが、彼はYCLの会長のヨコレンジャー氏だったのだ(笑)
閣下のブログにもよく登場する人物で、閣下ファンであり共同創業者。
Y先生と閣下を引きあわせ、このセミナーを企画した立役者らしい。
そりゃ閣下のブログを見ていれば、私の顔も覚えられるだろう(笑)
受付で3000円を支払って、左端のいちばん前の席に座った。
つぎつぎと人も集まってきた。
だが、17時半になっても閣下が来なかったのでメールに返信した。
満席になったら困るだろうから、とりあえず隣に閣下の席を確保した。
ヨコレンジャー氏は「与太郎先生(閣下)、来ないですね~。なにやってんだろあの人は 笑」と私に語っていた(笑)
すると、会場に金髪ロン毛のヤンキーが乱入してきた。
ヒョウ柄の黒いジャージとキャップをかぶっている、明らかに場違いな人物である。
閣下だった(笑)
天下乃与太郎 閣下
職業:救世主。
人物:これまで多くの人を救ってきた破天荒な聖者。極貧生活ながらブログを執筆し、今でも多忙に救世活動をおこなっている。
経歴:京都出身の38歳、元ヤン。
関係:鬼将軍の師匠、親友、君主。
備考:(老若男女を問わず)やたらモテる。
閣下はセミナー参加者や関係者たちに、とても丁寧でにこやかに挨拶をされていた。
誰よりも腰が低く、穏やかである。
口調もとても物静かで、その佇まいはまるで天皇陛下だ。
私は閣下のもとへ駆け、互いに挨拶をした。
京都サミット以来、約8ヶ月ぶりの再会だ。
そして、閣下を指定席に案内した。
「席、前の方ですか? できれば後ろの方が…笑」
と閣下はおっしゃった(笑)
大学ではいつも前列なので、「ダメですか? 笑」と私は応じたが、やはり後ろの席を好むのがヤンキーなのだろう(笑)
(私と閣下のセリフは、関西弁で脳内再生してほしい)
ということで、前から3列目に移動。
だが、よく考えれば閣下は主催側でもある。
だからなるべく、参加者たちも見渡せる席で客観視する必要があるのだ。
そんな深いお考えがあったのか!と私は勝手に解釈した(笑)
そして、Y先生のセミナーが始まった…。
結論から言おう・・・・
Y先生はホンモノだった(笑)
なぜなら、奇想天外でビックリするような持論を説きながらも、すべて至極当然で理論的な教えだったからである。
とにかくスゴくてヤバかった。
日本経済どころか、自分の固定観念が崩壊した(笑)
Y先生は、かなり辛口で人の意表を突くようなことばかり言うオッサンだった(笑)
しかし、頭の回転が異常にはやく、口八丁手八丁で聡明な人物である。
そりゃ、天才といわれるだけある。
ノートに描いてみた(笑)
とくに資料の配布はなく、Y先生がプレゼンテーションも織り交ぜながら、ハイテンポでトークするという講義スタイルだ。
すべて納得がいくことばかりだった。
けっして変なトンデモ論などではなく、Y先生の主張はすべて公的なメディアを情報源としたものだったからだ。
それも、ただY先生が喋るだけでなく、質疑応答をしながらも、答えずらくてイジワルな問いを受講生に投げかけるのである(笑)
しかし、それは相手の矛盾を指摘し、無知を自覚させて真理に導くという、「ソクラテス式問答法」そのものだったのだ。
ズバズバと固定観念を斬りこみ、叡智をひらいていく。
セミナー自体は、大学の講義よりはるかに面白かった(笑)
Y先生の解説はとても単純明快でわかりやすく、まさに一刀両断といった感じで、めちゃめちゃためになった。
4時間ほどのセミナーだったが、まったく退屈をさせないほど素晴らしかった。
正直、3000円じゃ安すぎるぐらいの価値だ。
Y先生の教えを簡単にまとめると、
「思いこみをはずせ!」と
「FXに負けなし!」である。
まず、人は勝手な思いこみによって貧乏になっているそうだ。
FXが負けるのも、事実と認識のズレによるものらしい。
しかし逆にいえば、思いこみがなくなればFXにも勝てるのだ。
FXがもっとも確実で安全なので、法則に基づいて機械的にやれば勝率100%だという。
たしかに、ホンモノの投資家はデジタル思考のプロでもあるので、理にかなっている。
Y先生の本名は、吉田だった(笑)
別に匿名だったという訳ではなく、伏字にしてミステリアスにするという、閣下の広告戦略だったのだ(笑)
吉田先生は、12年前までは福岡の歯医者だったが、FXで20万円を投資して、わずか1年半で100億円にしたそうだ。
そして今では、世界各地に銀行をもっている億万長者である。
そして、いちばんビックリしたのが「日本は国ではない」という解釈だった。
それまで、国家というのは幻想であることは分かっていたが、まさかここまで日本が雲のような存在だったとは知らなかった。
まず国号が「にほん」か「にっぽん」かに定まっていないのがおかしい。
共和国でも王国でも連邦国でもなく、ただ「国」としかついていないのは、世界的にみても植民地ぐらいらしい。
つまり、日本の正式な国号は未定。
(詳しくは、「日本国号に関する質問主意書」と「日本はまず国号を名乗れ」を参照)
私のゲシュタルトが一気に崩壊した(笑)
これまでの国家観や歴史観が、またたく間に崩れ落ちてしまったのだ。
日本経済も日本銀行も、ほとんど破産しているようなものらしい。
海外への移住をすすめるY先生には、きっと我々の〝日本〟への執着を断たせるという、思惑があったのだろう。
Y先生は「日本の国旗と国家が決まったのはいつか知ってますか?」と問いかけた。
当てられた受講生たちは「終戦後?」「明治維新?」と答えに迷っていた。
そこで、私も当てられたので「1999年ですかね」と回答した。
Y先生には「なんで?」と聞き返されたので、「1999年に、法律で国旗のデザインが制定されたからです」と答えた。
正解だったのでよかった(笑)
いや、こういうのは間違ってもよいのだ。
閣下もしばしばY先生に当てられていたが、完全に無視していたので、やはりヤンキーだと思った(笑)
それとも、どこまでも冷静な静観者か。
私はたまたま知っていただけだが、1999年に国旗国歌法が定められたばかりなのだ。
それに首都だって、いまだに京都である。
天皇がいるところが首都だが、明治天皇は東京に「奠都」(てんと)、つまり東京の元江戸城を仮の御所としただけらしい(笑)
ある意味、皇居はただの宿泊用テントなのかもしれない(笑)
ちなみに私の見解からすれば、いまだに日本の正式な国号は「大日本帝國」である。
日本国憲法は国号を定めたものではないし、国号を変更したという根拠もない。
皮肉ではあるが、日本は近代や軍国主義から卒業できていない面もある。
しかし、日本が皇帝(天皇)を君主とした国だとすれば、やはり大日本帝国がふさわしいのである。
あとこれも私の見解なのだが、おそらく数十年後には、明治時代から平成時代にかけては「東京時代」と呼ばれるだろう。
首都ではないが、国家機能の中心地が江戸にあったから江戸時代。
そして、明治維新から東京と改名されたので、今は東京時代なのである。
未来の日本史の時代区分。
では、営業妨害にならない程度に、セミナーの内容を伝えよう。
これから日本はどうなる?ということだが、こうなる。
それは「預金封鎖」である。
セミナーでもこの映像がスライドショーで映し出されたのだが、この歴史的事実をはじめて知った私は戦慄した(笑)
終戦まもない1946年、政府の預金封鎖により、国民は金を引き出せなくなったのだ。
すでにインフレで物価が高騰していたので、食糧すら買えず国民は飢えかけた。
もしも今、ふたたび預金封鎖があれば、国民はマイナンバーで完全にヘッドロックされているので、もはや逃れられないだろう。
預金封鎖の真のねらいは、インフレ対策だけでなく、国民の預金を財産税として絞りだし、戦争の賠償金にあてるためだったのだ。
NHKの映像では、当時の大蔵大臣の渋沢敬三がやたら悪者扱いされているが、実際のところはGHQの指示だったのだろう。
(だが、微笑んでいるのが逆に怖い…^^;)
このように政府は平気で、国民の財産を奪って国の借金を払うのである。
これから日本はどんどん経済的に生きづらくなってくる。これは本当に恐ろしい。
これならば、日本人が難民になるという話にも納得できる。
日本の食料自給率は実質、ゼロに等しいようなものらしいので、インフレで農産物もとんでもなく値上がりするだろう。
これらも、Y先生がスライドショーで映した新聞記事にあったことなので、極論などではなく、我々が知らなかっただけなのだ。
たしかに、過度な情報化によって、逆に我々は情報を見落としがちなのかもしれない。
作為的なニュースもあるが…。
「パナマ文書」によっても、資本主義が終わりかけていることがわかるのだ。
本当は増税なんてしなくていいぐらいの金があるのに、それを金持ちが隠し持っていたから、庶民の重税を払わされているのだ。
このマンガが分かりやすい。
これは日本だけの問題ではないが、庶民は金持ちから搾取されていただけだったのだ。
国内にいれば、高い税をとられる。
もはや国は、詐欺師同然である。
となると、逆に我々がタックス・ヘイブン(無税、低税国)に避難するしかなくなる。
Y先生の親族や仲間たちは、すでにオーストラリアに移住しているそうである。
たしかに、日本にいたら政府に殺される気がする。
いずれにせよ、日本は100年ぶりの大事であることは間違いないだろう。
明治維新レベルの危機と大変革が迫ろうとしているのである。
次回、「日本人はどう生きればよいか?」