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Le cours d'oenologie  鍋に合うワイン特集



久々のワインネタいきます。




今回は、もうそろそろ明ける冬の前に


「お鍋」にあうワイン~エルモ


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私の先生は、本当に気が効くというか、食いしん坊の気持ちをよくわかっているというか


ワインだけを楽しむのではなく


やっぱり美味しい食事と共に!!という素敵な方ですキラキラ





日本人にとって、なんとも魅力的なタイトルの本日の講座。




今回は、講座の中で、どんな鍋が出てくるのかな~?とメインのワインよりも、気になっていた私じゅる・・


早速、いつもの私の復習へのおつきあい、宜しくお願いします!!





まず、ワインがお鍋に合わせづらいと言われて早数年。


なんでだろう・・・という事から考えてみました五月女風24





ワインは、以下のものが苦手です。


・ ひどく熱いもの(フーフー冷ましながら食べるもの)


・ 汁、スープ類


・ 素材がバラバラなもの


・ からいもの





・・・・ってか、これってフランス人の苦手なものじゃん!!げっ





ラーメン屋で常にカツ丼、韓国料理屋で唐辛子抜きダレのチジミ、


挙句の果てには、お茶漬けは宇宙食の扱い火星人





そのためウドンやおじや、胃に優しい日本のおっかさんの味、大好きなカレー、


何度却下されたか、私の夕食メニュー。




やっぱり、フランス人の体はワインで作られているのかしら・・・納得五月女風18




とまあ、こんな厳しい状態なのですが、


フランスに住んでいる日本人は、そう簡単にあきらめはしません。


日本酒や焼酎が簡単に手に入らないのだったら、ワインから探してやる~腕。




というわけで、鍋の味付け、軽さ重さ、注意深く選択した結果を一挙公開!!保存版!!







鍋 ポン酢のとり鍋


水菜や野菜をたっぷり入れて・・・あっさりと、いくらでも食べられる!!美味い!!



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やっぱり来た~!!


王道、アルザス・リースリングです。




白ワイン Alsace Reisling 2008 Pierre Frick




酸味がやや強めの白なので、キンキンに冷やして飲むと・・・鍋でホコホコの口の中がすっきりとラブラブ


いくらでもオカワリいけそうです。






鍋 おでん鍋


もう、日本の代表格のお鍋ですよね。コンニャク大好き~ラブラブ


それにはコレ。


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穏やかな、微コクの白


白ワイン Bourgogne, Aligoté de Bouzeron, Domain A et P de villaine


キールによく使われる白ワインです。


実は、酷評も多いAligoté(アリゴテ)種のブドウです。




しかーし、世界最高のワイン”ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ”のオーナー、


オーベール・ド・ヴィレーヌ氏、その奥様のパメラ婦人の惜しみない努力と、


Bouzeron(ブーズロン)地方の素晴らしい土壌のおかげで


フルーティーで複雑味があり、AOC(法定原産地呼称)が認められました。




ドメーヌ名(A et P)は夫婦の頭文字(A=オーベールとP=パメラ)を意味しているんですって。


夫婦の名前を入れてしまうあたり、愛の結晶って感じのワインよね~ドキドキ





鍋 しゃぶしゃぶ鍋


ボン酢、ゴマだれ、あたなはどっち派?



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滑らかで複雑な芳香の赤、


これは濃厚な太陽の国、アルゼンチン産アルゼンチン国旗のワイン。


ま、偏見を持たずに、たまには他国のもね。


これ、ゴマだれに本当によくあいます。じゅる・・




赤ワイン Almos Malbec 2007




でも、どーしてもフランスの!!という方には


南仏、深い味わいのLanguedoc地方、Roussillon地方のワインでいっちゃってください。







鍋 すきやき鍋


実は、甘いあの鍋が苦手な私・・・でも、いいもんね五月女風14


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どっしりと、どーぞ!!ってな感じで、これ。


しっとり、豊かな果実の赤




赤ワイン Saint-Emilion, Château Guillou 2007




当然Bordeaux(ボルドー)もおすすめです。


品種で言うと、Merlot(メルロー)種は、おしょうゆ料理にあいますね~おいしい



Saint-Emilion(サンテミリオン)って、どーしてもちょっと値が張るイメージですが、


この地方にも郊外があって


そこで生産されるワインは、比較的お財布にやさしいです。





下の地図、赤いところが中心(高いワインのところ¥)、そのまわりの白い部分が郊外になります。


今回のワインは、地図上右Montagne Saint-Emilionでしたが、美味しかったですよ。


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例えば


Montagne Saint-Emilion


Lussac Saint-Emilion


Paissagen Saint-Emilion などがオススメです べーっだ!キラキラ






鍋 シチュー鍋(鍋といっていいのかどうか・・・)


コックリとクリームシチュー、今回はニョッキがはいっていました。


美味しかった~ドキドキ



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まとまりのある酸味と軽快な果実味の赤



赤ワイン Beaujolais L'ancien 2008




フルーティーなガメ種のブドウと、まろやかな味わいのシチューのハーモニー、幸せ。


このワイン、冷やしたほうが絶対美味しいですよチョキ




ボジョレーはヌーボーだけじゃない!!


さらにボジョレーの魅力に迫りたい方、こちらご覧くださいませ。目


Beaujolais 1


Beaujolais 2






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今回オススメしたのは、すべて10ユーロ前後です。(フランス価格)


アツアツで、気取らないお鍋料理に高級ワインは不要!!


我が家の鍋に、我が家の定番ワインを選んでみてはいかいがでしょうか?



























My boom



「マイ ブーム」




ひつこく、ひつこく毎日繰りかえす


あきずに今日も。


最近のマイブームは


これ



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まめ。






フランスの食生活で、もっとも摂取しづらいものといったら


これだと思う。







この前行った韓国食材店で


このカラフルなまめが、どーしても気になったので


使い道も考えずに


つい買ってしまいました。





日本にも


豆は売ってあるけど、こんなミックスみたことない・・・・


お隣の国は、これを何に使ってるんだろう・・・・


と半信半疑になりながら


でも、フランスの食生活で


あまりマメを口にする機会がない私には


「魅力」以外の何者でもなかった五月女風4




で、とりあえず懐かしのマメご飯をつくってみることに。



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もとにもどすため一晩水につけたら


えらいことに。


日本の小豆の戻り具合を予想していたから、びっくり






これをお鍋で炊きます。


ル・クルーゼがここでも活躍しますべーっだ!



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通常の半分の時間で、美味しいご飯が炊き上がりま~す。ニクイ奴めむかつく顔


こーんな感じに仕上がりました。


おいしそう~ドキドキ


湯気が写らないのが残念だな






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やっぱり、サバの味噌煮でしょ~


今回はお砂糖の代わりに、ハチミツを使ったんですがおいしかった~音譜


文句なしに、ほっこり幸せタイムニコニコ


ほうじ茶でしめて・・・・やっぱり日本食さいこう。


残りのご飯は冷凍して、毎日食べま~す。







そして、もうひとつ



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野菜スープ音譜


野菜不足の最近の食生活


炒め物も、サラダも食べられる量に限界がある。


スープだったら、いいんじゃない?と思いつき、毎朝5種類の野菜でつくるようにしました。




で、こんなグータラな私でも


簡単に作ることが出来る、デキた奴はこれ。




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本当にフランスって、グータラの味方である調理マシーンが多くて、


前にもご紹介した 、四角いゆで卵つくり機、リンゴの皮むき機もあります。


本当に必要なのか・・・と疑問を抱きながら、


ついつい買ってしまった内の一つがこれ。




なんとミキサーなのです。





この細くなった先端部分にエッジがついていて


これが野菜を見事にペースト状になるまで砕いてくれます。


(もちろん、野菜は茹でた状態でね。)




日本のこれと同じ役割。



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私のミキサーは、ガッツリ鍋に先端を入れるので


気を抜いて、少しでも回っているエッジ部分を水面に出すと


グワーっとまわりに飛び散ってしまい、大変なことになりまする。




ま、日本式はフランスにもあるから、それ買えばよかったんだけどね~


場所とるし~、重いし~五月女風13(やっぱりグータラ)





ブイヨンを入れたお湯でグツグツ茹で、バター(お好みで)、最後の仕上げに少しのクリームを入れます。


塩で整えてできあがり~簡単、簡単べーっだ!音譜





夜に作っておいて、朝食にあっためて、体もホコホコ。


野菜も沢山取れるし、お通じもよくなりました グッド!





面白くなって、なんでもかんでもいれてしまう。


できあがりの色とか、味とか想像できなくって、ちょっと冒険気分で


ええー???と思うような野菜でも、組み合わせでもなんとなく味がまとまるもんですな。


今までいれた野菜はこんな感じ。




■ じゃがいも(とろみが出て美味しいので、必ず入れます。)


■ にんじん


■ キャベツ


■ たまねぎ


■ ふとねぎ


■ マッシュルーム (じゃがいもとの相性バツグン!!)

■ カブ、ベットラブ(赤カブ)


■ ブロッコリー


■ 赤ピーマン(ちょっとした大人のアクセントに(笑))


■ セロリ


■ アスパラガス



そして、5種類の野菜に加えて、ちょっとした深みを出す一役を買ったのが







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すりみ~!!




騙されたと思って、入れてみてください。


私は2本いれます。


ブイヨンのかわりになるのかな・・・アスパラとの相性バッチリ!!







失敗したのが、ご飯


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なんか、微妙な味になって、しかもトロトロじゃなく、ネチョネチョのペースト状になってしまった。ショック!





色々いれて試してみてくださいねニコニコキラキラ


結構トロトロになるので、最初の水の量を減らして


パスタソースや、チキンを焼いたものにかけても美味しいと思いますよ~おいしい






Crêperie






なんだかんだと


頭を使うことが多い今日この頃





いきなりのヒートアップに


普段動きなれていない私の頭はアップアップ状態叫び





目もショボショボ、肩こり、挙句の果てには寝つきもわるーい!!


癒し、癒し・・・が必要だわ。五月女風16





しかし


元来、おーちゃく者の私が、そんなうまくいく訳もなく





ヨガをやっても、硬いからだの持ち主、伸ばす筋の痛さに嫌気が差し


ウォーキングも、マイナス温度の中歩き回るのは、修験道以外の何ものでもなく




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半身浴、座ってるだけのこれなら・・・・本と共にルンルン。


目の悪い私はメガネ着用・・・曇ってみえなーい!!却下。





アロマでほんわり・・・・うーん、お店で選んでいるうちに嗅ぎすぎで気持ち悪くなり、ヤメ。






結論ビックリマーク


癒しにたどり着くまで、結構なエネルギーを要する。ガーン





自分のことながら、なんとも勝手な結論ですが


癒しといっても、グータラな私には、なかなかこれが難しいのでございます。







こんな自分に嫌気がさしながら、相変わらずグータラしていると


「美味しいもの食べればいいじゃん。」





!!!!!




行こっ!!出かけよう!!




という事で、その天の声の主(財布の神様)と共に


行き着いた先は


クレープ屋がひしめき合う、モンパルナス駅界隈。





パリには


大きな駅が4つあります。





それぞれが東西南北へ走っているのですが





モンパルナス駅は


フランス西のブルターニュ地方へ延びていて




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その昔、


ここで乗り降りする人たちが運んできたブルターニュ文化が


界隈として根付いたようです。





というわけで


ものすごい数あるクレープリー(クレープ屋)から


自分のお気に入りを見つけるのも楽しい。音譜






私たちの


行き付けクレープリーは


もちろん!!お決まりの「行列」ができるお店です。べーっだ!




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寒い日でも、人の迷惑を顧みず、狭い入り口にギュウギュウに押し込むその様は


まるで


プチバーゲン会場エルモ






待ちきれない人は


カウンターで、ワインを注文、いち早く立ち飲みアペリティフです。

ワイン


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フーの後ろに見えるのは


ブルターニュ地方名産のりんご酒




シードルのディスペンサー(ビールとかピッチャーにいれるマシーン)です。




炭酸なので


急いでいれると、当然アワアワに。ビール





担当の忙しいおばちゃんは


アワアワを極力避けるため、ピッチャーを斜めにするでもなく、ゆっくり入れるでもなく





男らしく真っ向勝負うーん


ガーっと入れて、10分の9がアワアワですげっ






イライラおばちゃんは、


何をするのかと思ったら


エプロンのポケットにしのばせておいた小さなスプーンスプーンを出し、






そのアワアワを、ガチャガチャとピッチャーからかきだす。


勢いも男らしいので、せっかくの液体もアワアワに、そして更にアワアワは増殖してゆくのです。




次々に来るお客さんを横目に、おばちゃんはイライラとそれを繰り返すぇーー;





それを見た私たちは


「ボトルで頼もうね。」


と暗黙の了解。





今回はリンゴのシードルではなく、ナシどうぶつの森のシードルを注文しました。


りんごよりクセがなく、美味しいのでダンゼン私はこっちが好き~


お値段は、りんごのそれと変わりませんよ。



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スーパーで買うと


シードルは4ユーロしません。



アルコール度数も4パーセントと低く、ジュースみたいで乾いた喉にうるおいラブラブ






その後、私が頼んだのは


ナスのピュレ(裏ごしして、味をつけたもの)のガレット、


フーは


コンプレ(卵目玉焼き、ハムハム、チーズチーズの黄金コンビ)






ガレットとは、ブルターニュ地方の伝統料理、そば粉のクレープです。






どちらも、


外の皮はパリパリで香ばしく、


ブルターニュ産のバターがたっぷり音譜


そのほのかな塩気も、いい感じに味わいを深めていて




そして


中はふっくら、こってり、おいしゅうございました。





お腹も8分目、


フーは当然のごとくデザートメニューに目を通し始めます。


私は・・・いつものことながら、ここで打ち止め(ってかパチンコかーい!!)


つまみ食いを予定しながら、


フーのデザートにあれこれ口を出す。五月女風14






本日は、伝統的な「塩バターと自家製キャラメルソース」のクレープ。


聞くだけで甘くって、歯の奥がキーンとしそうな感じですが、


前に一度頼んだ(つまみ食い)ときに


意外や意外、キーンとならずに、まろやかな優しい味がしたのでした。


いわばブルターニュの、おっかさんの味。



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これは、ガレットではなく、小麦粉のクレープ。


ふんわり、しっとり。


やーさしい気持ちになったところで、コーヒーでしめ。


コーヒーのあったかいカップを両手ではさむように持ちながら


ホウっと大きな満足ため息が漏れます。




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あったかいものと、(少しの)甘いものがそろうと


なんでこんなに幸せな気持ちになるんだろう。音譜





店内の雰囲気も


ワイワイガヤガヤと活気があって、席と席の狭い間をすり抜けるように


動くサービスの人たち。



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きっと家族経営なんだろうな~と思わせる、その懐かしい雰囲気は


ブルターニュの海辺を思い出させる。




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一皿7ユーロ~



ちょっと安く上げたいランチやディナーにオススメ。チョキ


やっぱりこってりしているので、あっさりしたい方にはサラダ単品(6ユーロ~)があります。




いやー、心身ともに栄養、栄養!!


すてきな癒しでございました。ラブラブべーっだ!




帰りも、相変わらずイライラおばちゃんは、ピッチャーと格闘してたよ(笑)。





ナイフとフォークCreperie de Josselin (クレープリー・ド・ジョスラン)


  67, rue du Montparnasse -75014 Paris

  

  電話: 01 43 20 93 50

  

  営業時間 :1200-2300