アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年5月14日号
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63号の内容は、
ゾウとヒト：622-623p、巨大な骨格：624-625p、家族のきずな：626-628p、巨大なほ乳類：629p、アーサーのクイズコーナー：630-631p
ゾウとヒト：622-623p
アフリカゾウは陸上で最大の動物です。ゾウの牙には右利きと左利きがあり、よく使われる方は短くなっています。ゾウの家族はメスだけで一番年長のメスがリーダーになります。ゾウは大変知能が高く、記憶力がとても優れています（英語のことわざには「ゾウは決して忘れない」なども）。重いのでジャンプが苦手です。アフリカゾウのオスは体重4.5-6.5ｔ、体高3.3m、メスは体重3-3.5ｔ、体高2.5-3mです。アフリカゾウは野生で６０歳、飼育で８０歳くらいいきます。妊娠期間は22ヶ月、一回の出産で120kgの子供を１頭産みます。成熟するのは11ｰ12歳です。大昔に繁栄した長鼻類（目）の生き残りで、ゾウ科は500万年間に現れました。現在では３種しかいません。
巨大な骨格：624-625p、
充下に高くて前後に短い頭蓋骨は空洞が沢山ある丈夫なつくりになっています。胸椎には棘（きょく）突起という骨の出っ張りが沢山あり筋肉を支えています。前後の太い足（四肢）の骨の中は、軽く頑丈にするために、普通の骨髄とは違うスポンジ状の構造が発達しています。前足の爪は４本、後ろ足の爪は３本です。足の裏は円形で、中には指の骨と柔軟な脂肪でできたクッションがあり体重を支えます。ゾウは毎日300kgも食べます。大きい臼歯ですりつぶします（一生で６回生えかわる）。ゾウの胃はウシなどの反芻動物より単純です。盲腸では細菌が食物繊維を分解します。ゾウの牙は上あごの前歯が長くのびたもので、地面を掘って根を探さしたりとても大切な道具です。耳（耳介）は、さまざまな音を拾うだけでなく、うちわのようにふることによって、耳を走る血管を冷やし体温を下げます。鼻は鼻とうわくちびるに相当する部分が長く伸びたもので、柔軟で敏感です。ものをつかんだり鳴いたりにおいをかいだり、多くの働きがあり、ゾウが事故で鼻を失うと、生きるのが難しいです。
家族のきずな：626-628p
メスゾウは群れを作って生活しており、リーダー（女家長）は、一番年を取ったメスがなり、あとは大人のメスと子供で構成されています。群れは娘、孫、いとこなど、皆親戚関係です。食べ物の豊富な雨期には群れが同じ場所に集まり、大集団になります。乾季になると、経験豊富なリーダーの記憶を頼りに食べ物が見つかる場所に移動します。オスは成熟すると群れから離れます。ゾウの妊娠期間は20-22ヶ月と長く、赤ちゃんは生まれてすぐに立つことができます。授乳期間は約５ヶ月です。ゾウは水を飲むとき、鼻で４Lものを水を吸い上げ、一日約130Lの水を飲みます。また、泥遊びも好きで泥を体にかけます。泥は紫外線や寄生虫が付くのを防いでくれます。若いオスは25歳くらいになると発情しメスを探し始めます。同じメスを気に入った場合、オス同士、儀式的な戦いをします。
巨大なほ乳類：628-629p
ゾウは絶滅の危機にあります。ゾウ科の３種のひとつアジアゾウはインドゾウとも呼ばれ、アフリカゾウより体も耳も小さめです。メスには牙がありません。また、アフリカゾウの鼻先にある２つの突起はアジアゾウにはひとつしかありません。うしろ足の爪はアジアゾウは４本（アフリカゾウは３本）です。体毛が濃いです。マルミミゾウは、アジアゾウより小さく、丸い耳を持ち牙は細く真っ直ぐに伸びています。爪の数はアジアゾウと同じです。中央アフリカ、西アフリカの森に住んでいます。絶滅したマンモスのマンモス属はアジアゾウに近い種です。約５００万年前の氷河期に誕生し約１万年前に絶滅しました。
アーサーのクイズコーナー：630-631p
１．アフリカゾウの大人のオスの体重は？
２．ゾウが１日に食べるエサの量はどれくらい？
その他、同じマンモスは誰？、間違い探しがありました。
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