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本日は、東北地方でのシェルティ保護のご報告と、保護犬たちのご紹介をさせていただきます。
昨日はパパとふたり、シェルティレスキューの一員として東北地方にレスキュー活動に行ってきました。
シェルティレスキューのブログ にもあるように、悪徳ブリーダーからの「払い下げ犬」を引き取っていた多頭飼育者の犬舎が崩壊し、その中にシェルティが約10頭居るという連絡が、現地のシェルティではない単犬種レスキュー団体の方より先日入り、現地へ救助に行くことになりました。
この多頭飼育者自体は善意で犬を引き取り、全頭を養うためにシェルティを使って繁殖を行っていましたが、結局抱えきれず、取引先があるなら商売から手を引きたいと言うことで、このような崩壊という事態に至りました。
ところが、現地入り前夜に仲介者から連絡があり、全頭を無償で譲り渡すと約束していた飼育者がこの期に及んで犬を出さないと言い出したとか…(汗)
それでもとにかく、現地に入り、この件につき連絡をくださった方、直接交渉にあたってくださったトリミングサロンのオーナーさんにお話を聞き、現地を見てくるだけでもと、私たちは早朝、予定通り東北に旅立ちました。
そして、東北地方に着くと、直接交渉してくださっているトリミングサロンのオーナーさんが既に現地に入り多頭飼育者と交渉を再開してくださっていました。
そしてその結果、シェルティ10頭を手放し、今回、従来の約束通りそのうちの2頭を東京に連れ帰ることができることになりました。
そこで、単犬種レスキューの方とシェルティレスキューの現地サポーターと共に現場へ急行し、シェルティ10頭を保護しました。
それでは、今回保護した10頭の子たちを紹介します。
(なお、スケッチブックに記入してある年齢は聞き取り調査によるものですが、飼育者もよくわからなかったり忘れている状態でしたので実際の年齢は不明です。)
1頭目:①セーブル、メス
2頭目:②ブルーマール、メス
3頭目:③セーブル、メス
4頭目:④セーブル、メス
5頭目:⑤セーブル、オス 今回連れて帰りました。
6頭目:⑥トライ、オス、9頭目⑪と兄弟
7頭目:⑧セーブル、メス、左目が見えません
8頭目:⑩セーブル、メス 今回連れて帰りました。
9頭目:⑪トライ、メス、6頭目⑥と兄弟
10頭目:⑫セーブル、メス
★☆この子たちについてのお問い合わせ☆★
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シェルティレスキューHP の「お問い合わせ」からもご連絡いただけます。
この多頭飼育者は古い厩舎を借りてそこで犬を飼育しています。
既に一度、地元有志が複数犬種60頭あまりを引き出しましたが、まだ20頭近く残っています。その中に食べていくための繁殖対象として、シェルティが多く残っているのです。
ただ、今春の関東近県の多頭飼育崩壊に比べれば、狭いクレートに閉じこめられているわけではなく、一応運動スペースは確保され、糞などは片付けられ、飼育者はそれなりに犬たちをかわいがっているようでした。
しかし、栄養状態は決してよいとはいえず、みな痩せています。
狂犬病、ワクチンの注射、フィラリア投与、ノミ・マダニ駆除予防薬投与などは一切行っていません。
今回、ノミ・マダニ駆除予防薬はシェルティ全頭に施してきました。フィラリア薬はこれまで飲んでいないので陽性の危険があり、その場合は飲ませることができないので投与はできませんでした。
この状態で廃業を決意してくれたことは不幸中の幸いです。一日も早く全頭を救助し、新しい里親さんの元で幸せな生活を送らせてやりたいと思います。
しかし、本当に叩くべき所はここへ犬を払い下げていた悪徳ブリーダーなのです。こうした悪の根源を叩くためには、ペットの生産する人、売る人、買う人の意識改革と、行政改革が必要です。そして何より大切なのが飼う人の意識改革です。そこが改革されれば今の悪循環は変わってくるのです。
先進国でこれほど殺処分の多い国はまれです。大変恥ずべきことです。
ペットショップに犬が売り物として並んでいることは、その後ろにパピーミル(営利目的第一の繁殖が繰り返されている、まさに犬を生産する工場)や闇業者の存在があることを考えてみてください。
さて、今回連れ帰った2頭は、獣医さんでの簡易検査の結果も良好だったので、できるだけ早く里親さんを募集したいと思います。
獣医さんでの2頭の様子です。
上の紹介で5頭目の、現地で「アンディ」と呼ばれていた男の子です。
アンディ君は、向こうでは一番元気に走り回っていましたが、獣医さんではブルブル震えていました。
飛行機に乗ったり、獣医さんに連れてこられたり、初めてずくめで心臓ドキドキなのでしょう。
小さいかわいいこです。
それから、10頭目の、現地で「ラッキー」と呼ばれていた女の子です。
とてもフレンドリーでかわいい子です。
まだ多くのシェルティが、まだ暑い東北で救助を待っています。今年は東北といえども連日30度を超える猛暑が続いています。
皆様へお願いがあります。
以下の5つです。
☆ 1週間程度のショートステイ
☆ 普通の長期預かり
☆ 犬の各地への輸送
☆ 譲渡先チェックのお手伝い(関東以外も大歓迎いたします)
☆ 医療費および輸送費のご支援
シェルティレスキューでは、6月後半頃から収容数とともに救護数も増えています。
特に医療費に関しては、腎不全の子の治療に多くの費用がかかったこともあり、レスキュー資金はかなり厳しい状況になっております。
このような時代に大変恐縮ですが、たとえば一回外食をしたつもりで…など、
少額でもかまいませんので、どうか保護犬たちにご援助をいただけますようお願い申し上げます。
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【ご支援金ご入金口座】
ゆうちょ口座
記号 10010 番号 52694461 店名 008
都市銀行
みずほ銀行 普通口座 店番号 275 口座番号 4140189
★ご支援くださいました際は、お手数ですがシェルティレスキューまでご一報ください。万一の入金手違いが会った場合に備え、また、ご確認をかねて御礼を申し上げたく存じます。
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どうぞよろしくお願いいたします。