病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める- /新谷 弘実 | ブログ

ブログ

保存用

おはようございます。岡本大輔です。
本日の紹介はこちらです。
↓↓↓
著者 : 新谷弘実
サンマーク出版
発売日 : 2005-07-08









【出会い】
ブックオフ帯広西5条店で出会いました。

【本書紹介のねらい】
~Amazonより~
「病気になりたくない……」
本書は、誰もが共通してもつそんな夢のような願望をかなえようという本です。では、どうすれば健康で長生きできるのか。ひとことでいうと、ミラクル・エンザイムを消耗しない生活を送り、食事を通じてミラクル・エンザイムをとり入れることだと、著者は語っています。
これまで30万例以上の胃腸を検査してきた著者は、その膨大な臨床結果から、「食歴」と「生活習慣」こそがその人の健康状態を決める最大の要因であることをつきとめました。そして、何がミラクル・エンザイムを消耗させ、何がミラクル・エンザイムを補うのかがわかれば、日々のちょっとした努力で、「病気にならずに天寿をまっとうすることができる」というのです。
全米ナンバーワンの胃腸内視鏡外科医が教える「太く、長く、生きる方法」に触れてみてください。


健康について考え直したいあなたへ。

【響いた抜粋と学び】
著者の新谷さんは順天堂大学医学部卒業後、渡米し、胃腸内視鏡学のパイオニアとして活躍。世界で初めて、新谷式と呼ばれる大腸内視鏡の挿入法を考案し、開腹手術することなく大腸内視鏡によるポリープ切除に成功、医学界に大きく貢献します。日米でおよそ30万例の胃腸内視鏡検査と9万例以上のポリープ切除術を行っている、この分野の世界的権威。アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授およびベス・イスラエル病院内視鏡部長のほか、前田病院(元赤坂胃腸科クリニック)、半蔵門胃腸クリニックの顧問などを兼任します。98年に刊行した『胃腸は語る』(弘文堂)はロング・ベストセラーとなり、いまなお売れつづけています(執筆当時)。

内容としては
マンガ 読んだらヤセる本
お腹からやせる食べかた/柏原ゆきよ  
50歳を超えても30代に見える生き方/南雲吉則  
黒い牛乳 (経営者新書) /中洞 正

の祖に当たるのかな。

牛乳神話やマーガリン神話などをことごとく崩壊させる一冊です。

胃相・腸相にもっとも大きな影響を与えるのは、食歴と生活習慣です。人間の体はすべてつながっています、たとえば、歯が一本虫歯になっただけでも、その影響は体全体におよびます。

タンニン酸を多く含むお茶(緑茶、中国茶、紅茶、コーヒー、どくだみ茶、杜仲茶など)を常飲している人の胃を内視鏡で見ると、粘膜が薄くなる萎縮性変化が起きていることがよくあります、慢性の萎縮性変化、または萎縮性胃炎は、胃ガンになりやすくすることがわかっています。


胃相・腸相の悪い人たちに共通していたのは、エンザイムを消耗する生活習慣でした、お酒やたばこの乗用、大食、食品添加物を含んだ食事、ストレスの多い生活環境、医薬品の使用、これらはすべてエンザイムを大量に消費する行為です。

私は、胃の手術をした患者さんにも最初から普通食を提供します、普通食がよいのは「よくかむ」ことが必要だからです、よくかむことは唾液の分泌を促します、唾液の中には消化エンザイムが含まれており、かむことによってエンザイムと食物が混ざり合い、食物の分解がスムーズに進むので消化吸収がよくなります。

内視鏡のスペシャリストなので、数多くの胃や腸を見ています。そこで気づいたことをすべてさらけ出してくれます。

エンザイムというのは酵素のことで別の書籍でも書いてあるように、人間は食物の消化・吸収をするために酵素を消費します。

3つめの抜粋にあるようにお酒やタバコ、大食などなどにより酵素をより多く使うことになるのです。
すると、胃や腸に過度の負担がかかり病気になる、というわけです。

4つめの抜粋は興味深いところです。高齢になると歯がなくなり、また歯茎が弱くなり噛めなくなります。むせが多くなります。噛むことができないので、やわらかいものを食べます。すると、唾液の分泌が減るでしょう。すると、エンザイムが活用されないので、消化吸収が悪くなります。すべてが悪循環なんですね。

肉食動物の代表ライオンは、とても強いため、さぞかし立派な筋肉をもっているのだろうと思いがちですが、実際には馬や鹿のような草食動物のほうが、はるかに発達した筋肉をもっています、その証拠に、ライオンや虎は、獲物を捕らえるとき長々と追いかけたりはしません、彼らが得意とするのは、瞬発力を生かしたスピード勝負です。

市販の牛乳を母牛のお乳の代わりに子牛に飲ませると、その子牛は四、五日で死んでしまうそうです、エンザイムのない食物では命を養うことができないということでしょう。

この二つは僕も読んでて
「ん?」
って思ったところです。

肉食と草食とでただ単に瞬発系の筋力と持久系の筋力の発達が違う、ってことだよね。
だから草食はやっぱり一瞬のパワーは負けているよね。

野菜類を食べているだけでも筋力は発達するのは間違いないけど、それは種類が違うんだよね。
だから昨今の日本選手でも100m走などの瞬発系の力を使う種目でも成果が出ていますね。

あと、二つ目のところも結構批判されちゃうんだけど、子牛ってのはどれくらいのことなのかな。生まれて間もない子牛に牛乳のませたらそりゃ死ぬわ、って思います。

実際、日本酪農乳業協会から苦情とも言える書類が提出されています。
「病気にならない生き方」の著者 新谷弘実氏への「公開質問状」について

日本酪農乳業協会からすると、本書にある牛乳否定は、100万部の売上といえど、その後の乳製品の販売において打撃があるかもしれません。

公開質問状を読ませてもらいましたが、”科学的根拠”を示せ、ばっかりでした。
どっちを信じてもいいんだけれど、日本酪農乳業協会の立場からすると乳製品は人体に必要ありませんでした、なんて口が裂けても言えないんだから信憑性はないわな。


最近、ペットの病気が急増していますが、その原因も想像できます、ペットフードです、カロリーが足りていても、ビタミン、ミネラル、タンパク質、脂肪などの栄養が足りていても、エンザイムが含まれていなければ、生物は命を養うことはできません。

油で調理したものは、酸化が非常に早く起こります、作ってから時間のたった揚ものは過酸化脂質の塊のようなものです、油はただでさえ体によくないのですから、調理してから時間のたった油ものは絶対に口にしないようにしましょう。

人間に必要な油は、人工的に搾ったり抽出したりしたものを添加しなくても、脂肪分を含有した食物を自然の形のままとることで、必要量を充分にまかなうことができます、自然な形のままとは、穀物、豆類、ナッツや植物の種など、油の原料となるものを、そのまま丸ごと食べるということです。

生活習慣病が増えていることを一概に牛乳や食習慣のせいにするのもどーかな、と思っています。

というのは、やはり高齢になると病気になるリスクは高くなります。

ということは、以前よりも高齢者の人口が増加していることが病気になる人を増やしている、とも考えられるのではないか? なんて思っていました。

※ 僕は牛乳を飲まないですし、基本的に本書の考え方には賛同しますが。

よい食材を選ぶ、よい水を選ぶ、規則正しい生活をする、薬は極力飲まない、そうした体によい習慣を受け継げば、子供はそれほど苦労をせずに健康を維持し続けることができます。

太っている人はおなかがすいているから食べるのではなく、ビタミンやミネラルといった微量栄養素やエンザイムを求める体の飢餓感にせきたてられて食べているのです。

僕の友人でも太っている人がいて、その人は野菜を全然食べないですね。バイキングであんかけ焼きそばがあったら、上にかかっている野菜はすべて取り除いて麺だけ取るくらいですから。

だから、身体が欲しちゃっているのかな。なるほど、と思わせるところでした。

こちらは僕のメルマガです。
↓↓↓

「介護業界のウラのうら」

ブログでは書きづらかった内容を配信します。

介護業界の秘密、認定調査の裏ワザ、資格取得についてなど、現場の職員だから書けることをお伝えします。気軽にご登録してくださいませ。登録した日を0日として一日目、三日目、五日目と奇数日に配信されますよ!


『介護業界ウラのうら』

登録ページはこちらです。

↓↓↓

http://cttform.jp/Qm/fr/kai5/kaigo5

【編集後記】
本日もお休みです。天気があまりよくないのですが、次男と出かけます。動物園かゲーセンか……。今日は川にはいけないな。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

コメントは自由制です。一見さんも読者も大歓迎です。
返信は24時間以内にいたします。
※心無い非難・誹謗・中傷等は削除させていただきます。


著者 : 新谷弘実
サンマーク出版
発売日 : 2005-07-08