多読書評ブロガーの石井です。
昨日のヨガセラピー記事
の続きです。天野敦之さんの講演パートの部分の話と、その話と非常にリンクする「みんなが幸せになるお金と経済の話」という超イチオシ本を紹介します。
■ヨガを通じて
幸せは自分の心の中にあるんたど気づいた。
・お金がなくても幸せになれる
一方
・お金儲けのことばかり考えて幸せでない人がどれだけいるか
■経済のあり方
奪って取る利益ではなく、貢献した価値に対して対価をうけとることが経済のそもそものあり方。忘れちゃっていませんか?
■意識を向けていないものは見えない。
膨大な視覚情報を処理するのに、全てのものに注意を向けることは出来ない。アンテナの立っていないものは目に止まらないもの。
だから、幸せと感謝に目を向けてみる。
■楽なことは飽きてしまう
一生懸命やって少し上達するから楽しい。
■まず自分を愛すこと
自分を愛せない人は、他人を愛せない。
自分を愛するということは、自分の魂を喜ぶことをする、
ワクワクすることをするということを判断基準として良い。
魂の成長とは、より深く人を愛せるようになること。
■一文字ワーク
話の中段で行われた文字一文字に思いを込めて、ペアワークに
より「創造性」を生み出すワークも味わい深かったです。
続きまして
「みんなが幸せになるお金と経済の話」天野敦之
を紹介します。
ヨガセラピーの前日に読了しました。最近読んだ中でピカ一の本です。
久々にビジネス書の類の本でしびれました。
私は、世の中と人のなんたるかを知り、自分や周りの人の可能性を追求していくために本を読んでいます。本を通じてだけではなく、APPという団体の活動を通して勉強会やイベントを主催したり、参加したりすることを通じて、様々な模索をしている段階です。
本書のタイトルは「お金と経済の話」となっていて、サブプライムや経済が今行き詰まりをみせている理由について、本質をついた分かりやすい説明(絵入り)という面だけでも特筆に価する本です。
そして更に、人としてのあり方という哲学的な部分にまで踏み込んだ形で、上記とリンクしてこれから人はどう生きていくべきかという提案がされています。
【本書の斬り口】
・内容は深く、表現はシンプルで読みやすい。
・経済と社会の解決策に愛を結び付けている。
・結構論理的な説明になっているので男性脳でも理解可能。
天野さん自身の出身業界である証券M&A業務などを通じた経験による実感値を元に、サブプライム問題や今の経済状況の悪化の根本原因をシンプルに解説されています。そして、その解決策まで含めてここまでシンプルに明確に提示している本はあまりないと思います。
■経済の中心で愛をさけぶ
その結論部分「経済の中心で愛を叫ぶ」(石井造語)というようなところは、一見ぶっ飛んでいるようにも見えるかもしれませんが、人としてのあり方の本質を明確に解説しています。
「人を幸せにする会社」とはまた切り口を変えて、天野さんの世界観が論理的に解説されているので、クマ太郎の物語と自分の現実の世界のあり方とを結び付けられなかった人でも光明が見出せる可能性があります。
ヨガセラピーでもこの本の内容をまた咀嚼して解説してもらい、非常に良かったです。次回作の話も聞かせてもらいましたが、今作は現時点ではとにかくイチオシなので是非皆さんに読んでもらいたいです。
【参考サイト】
・天野敦之さんブログ
・ヨガの先生sanaさんブログ
【本日の多読書評ブロガー 超イチオシ本】
みんなが幸せになる「お金」と「経済」の話
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天野 敦之
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