引き払いとりあえず終了―今年度勤務先での処遇 | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

引き払いとりあえず終了―今年度勤務先での処遇

 昨日、何とか現任校にて職員室の自身の机を片付けてきました。

就活等の合間でたまに行っては少しずつ持ち帰っていましたが、3/26までに整理せねばならないとの事で、残りの自作プリント類・文房具などを段ボールに詰め、帰りは同僚講師の先生が送ってくれるとの事で、車に乗せてもらって帰りました。車


これで、今年度の何もかもが終わりました・・・心身疲れきっておりますが、この機会に勤務先で最後に何が起こったかをお話しておきます。



 2月4日 、ちょうど高3の年度末成績提出後校長に呼ばれ、校長室に入る。そこで言われたのは以下。

生徒数激減によりクラスも大幅減で、来年度先生に出せるコマがない。よって3月までで

はぁ?叫び確かに、講師は不安定な身なのは承知としても、週17からゼロって・・・

腑に落ちずに更に訴えるも、過去の勤務先でもありがちな「講師は1年契約なので」の一点張りで、部屋を追われました。。


もちろん自分も、万が一のために少しは公募を見て応募もしていました。しかし、あまりに毎日が多忙で、履歴書を書けぬまま逃してしまった学校の方が多かったです(涙)汗もっと早く打診されていれば、補習を減らしたり中止したりして早目に動きを取る事が出来たのに・・・

正式授業は12月まで、その後1月~2月初旬にかけては、高3講座や個別補習 に費やし、その後はゆっくり休みつつ自身の可能性を広げるために何か資格を取ろうと勉強を検討していたところでした。2月末実施の某検定試験を1月末に申し込んだものの、それどころではなく受けられず、受験料が無駄になってしまいましたよ!ショック!


更に腹立たしいのが、来年度も継続となった年配講師の先生方は、既に12月にその旨を言われていたそうで。(そのお一人は、12月の忘年会にて「来年も居る事になりましたので、よろしくお願いします」とおっしゃっていたのですよ。)

今回の生徒減により、他にも多くの講師の先生方が切られたとの事。そして、そうした先生方は、私とほぼ同じかやや後の時期に宣告されたそうです!

実際に入試が終わってクラス数が決まった段階での人事だったようですが(この学校は例年遅いのだと)、やはり辞めさせる先生にこそ早く言えよ、と思う。プンプン


結局、この時期に予定していた勉強は全く出来ぬまま、来年度の勤務先探しをせねばならない状況に追い込まれました。

しかし、何度か本ブログでも書き散らかしたように、例年なら2月末(昨年は3/1)に決定したのに、今回はなかなか決まらず今までになく苦戦。あせる

そうした就活の詳細はまた今度お話しますが、その活動にヘトヘトの上、「次年度に働く所がなくなるのでは?」という不安に長らく押しつぶされながら過ごしてきました。ダウン

そして、ようやく新任校から繰り上げ(?)採用を受けた 後は、その間に応募した学校からも面接のご案内を頂き、どこに決めたら良いかで悩み、やっと決着がついた 時には、現任校の終業式も終わっていた時ですから・・・


周囲の先生方も自分も認めるほどの頑張りで、力一杯の講師生活であった2009年度、まさか最後にこんな仕打ちが待っているとは想像だにしませんでした。。ガーン

生徒のために熱心に頑張った自分が落ちぶれる事への虚しさで一杯。汗今までの尽力を仇で返された思いで、回復出来ない程の絶望感さえ抱き、学校・校長に対しては思い出すと腹立たしいのが本音です。(ちなみに、この校長は今年度限りで引退。)

そして毎年毎年、頑張りや評価に関わらず1年で使い捨てられ、(2年前も同じ事を申した ものの、今思えば教壇への未練があった)今度こそは本当にウンザリで、今後このままこの仕事を続けていく事に心底「生命の危機」を直感として感じました。

同時に「これだけ精一杯にやっても1年でクビなら、もう自分はこの仕事に運はないかな」と半ば見切りの気持ちもあります。某与党政権による愚策も手伝い、このギョーカイは益々厳しくなるでしょう。



申し訳ないですが今は、例年にあった新年度(新たな学校)へのワクワク&楽しみやそれに伴う緊張を感じられないのが本音です。何だか、今回ですごく力尽きてしまったんです。ダウン

ゆえに来年度は、あくまで「収入を得る手段」としてこの仕事を行う感じです。(ある講師仲間も「かつては情熱を持っていたが、今はお金のために淡々と¥」と言っていますので、同じ気持ちかもしれません。)

もうあまり力を入れ過ぎず、自分の今後をより大事にしながら生活していきたいと思います。


 ちなみに予備校の方は、12月に「来年度の講座が成り立つか分からない」と言われ て以降、次年度についてはウヤムヤにされたままでしたが、3月下旬にHPを見たところ、春期講習にも新年度講座にも生物は存在していませんよ。むかっ

これが、某転職ナビを通じて正社員募集でスカウトしてきた 予備校かと思うと、怒りを通り越して呆れていますが、何と、某掲示板でかなり叩かれている(ブラック塾リストにも載っていた)事を最近知りました。

実は、雇用面以外でも最初と話が違う事ばかりで、徐々に不信感が募っていったのも事実です。もっと早くに掲示板を知っていれば良かったです。

なお3校舎中、私が出講していなかった1校舎は、3月をもって閉鎖したようです。

今となっては、負け惜しみでなく、この塾に正社員として採用されず、そして1年で辞められて良かったと思っています(^^;