ウリ民族フォーラムin長野2014 ⑥ (第2部 心配する人ではなく行動する人を求めている) | かっちんブログ 「朝鮮学校情報・在日同胞情報・在日サッカー速報情報など発信」

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ウリ民族フォーラムin長野2014 ① (大成功に終わりました。次回開催地は?)



ウリ民族フォーラムin長野2014 ② (オープニング 素晴らしいチャンダンノリ)



ウリ民族フォーラムin長野2014 ③ (1部 受け継がれる精神と財産~長野民族教育45年~)



ウリ民族フォーラムin長野2014 ④ (爆笑CM第1弾&第2部へ)




ウリ民族フォーラムin長野2014 ⑤ (第2部 どうするウリハッキョ~10年後を見据えて~)




の続き



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第2部 どうするウリハッキョ~10年後を見据えて~ の続き




続いて長野青商会副会長であり長野ハッキョ理事である




チャンホ副会長が熱く語っておりました。




(写真は 朝鮮新報より





ウリハッキョ今後の10年を見据えて




2大テーマ(1.児童数 2.財政問題)が掲げられましたが




チャンホ副会長は財政問題を解決するために




鍵となるのは




①世代交代




②信頼 




だと語ってました。




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まずは世代交代の難しさについて




全国的に見てもハッキョ教育会など少しずつ世代交代が




始まってはおりますがなかなかスムーズにはいかない。




世代交代とはズバリ




青商会を経験したOB、現役たちが教育会、支部、分会、商工会などで




主の役割を果たし動かしていくこと。




青商会を卒業しても燃え尽きることなく大活躍している




青商会OBの先輩方は多い。




世代交代がうまくいっている地域はハッキョ問題も




財政面で根本的に解決していくために青商会活動の




経験を活かして熱く活動し地道に活動していけば




また 信頼 も生まれてくることでしょう。




(写真は 朝鮮新報より




もう一つの課題 信頼について




全国の各ハッキョでは一口運動、広告などなど




毎回協力をもらうため年に何回もトンポたちに




協力を求めることがありますがやはり行く人、その団体がしっかり




信頼を勝ち得ないと協力は得られない。




協力いただいた後もしっかり収支報告、行事の報告をし




信頼を得る、 全国では毎年ハッキョ夜会、バザー、各イベントで




行われていますがより質を高め協力いただいた後が本当に




大切だとまた改めて聞きながら思いましたしとても参考になりました。




チャンホ副会長の時にはユーモアもあり、時には熱く語る姿、




ぶっちゃけ話をする姿に力をもらいました。




(朝鮮新報の記事より)




財政のカギは「世代交代」と「信頼関係」/曺チャンホ・長野初中教育会理事兼長野県青商会副会長


学校が直面している財政問題解決のカギは「世代交代」と「信頼関係」だ。


生徒数の減少化を防ぐためにも、3、4世が学校支援活動に協力し、学校運営に直接関われば支援の輪が広がる。


支援を得るうえで、同胞たちは「自分一人が支援したところで解決するのか?」という無力感と「きちんと教員に支援がまわるのか?」という不信感を抱いている。


そこで長野初中では、同胞たちの信頼を得るために、予算計画を立て、管理し、その運用を同胞たちにしっかり報告してきた。


教員たちの働きやすい環境を整えることにより、教員たちも学父母たちの期待に応えるべく、児童、生徒たちへの教育に専念できるようになり、民族教育のさらなる発展につながる好循環をうんでいる。




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続いて青商会1万人ネットワークを構築するため




4年間幹事長として大活躍だったヨンホ副会長




(写真は 朝鮮新報より





(今回の総会で青商会中央専任副会長となりました)




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青商会中央では前期 民族教育を大切さをしっかり訴えてきました。




全国各地の青商会で民族教育支援部を作りハッキョと連携し




1人でも多くの子供たちをウリハッキョに入れようと




青商会(学父母世代)が中心になって頑張ってきました。




昨年作ったウリハッキョパンフレットを使用し学生引入事業に




今後ももっと力を入れていくと




ヨンホ副会長 総会準備に追われ当日の朝今日の本番




台本を作ったようですがまさに神の子ヨンホ




話を聞きながらとても説得力がありそして堂々としていた。




(朝鮮新報の記事より)




生徒数が増えている学校の3つの共通点/許ヨンホ・中央青商会副会長(前幹事長)



岡山初中や西東京第2初級のように生徒の数が増えている朝鮮学校には3つの共通点がある。


それは▼若い世代の教員、活動家、同胞たちを中心に「朝鮮学校を必ず守る」という熱意、責任感が実践されている▼幼稚園児拡大事業に重点を置き、通学バス、給食、延長保育など学父母たちのニーズに最大限応えるよう努めている▼学区、学校ごとの「対策委員会」を強化して活動を正常化し、年間を通じた計画に基づいた児童受け入れ活動を行っていることだ。


朝鮮学校を守るにおいて、生徒数の維持、拡大は最も重要なことだ。


そのためには時代に合った説得力のある、客観的かつ科学的でより正確な朝鮮学校の宣伝活動が必要だ。


また、教育のICT化、早期英語教育など、時代のニーズに合った魅力的な教育にするとともに、日本地域社会と密接した朝鮮学校をつくるための交流活動も欠かせない。




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最後には名言も




「今後はウリハッキョを心配する人ではなく




ウリハッキョのため行動する人を求めてます」





第2部では自信が体験、経験したことを交えらがらも




今後ウリハッキョをどうしていくべきか?(運営、動員)など




おのおのが自分の地域で実践し成功させている事例をあげながら




様々な視点で熱く語られました。




問題解決への道いるべが示され、心熱くなるディスカッションでした。




( 日刊イオ参考にしました )




ここでパネルディスカッションは終わり映像に




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映像は4月に再建した奈良ハッキョ幼稚園の映像




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青商会のメンバーが休校だった奈良ハッキョを再建しようと




立ち上がりまずは幼稚園から復活させようと熱く活動し




実現にいたりました。




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奈良支部委員長が言っておりました。




「奈良ハッキョがなくなって思ったのはハッキョがなければ




本当に寂しくトンポの拠点がなくなってしまったので本当に悲しかった」と




1世がハッキョを建ててくれたのが改めて本当に大変だったと感じたと




全国の学父母に伝えたいのは1人でもウリハッキョに通いたいと




思う学父母、子供たちがいるのならば最後まで守らないといけないと」




私は衝撃を受け、あと感動で涙が出ました。









感動して涙・涙







また地元に帰ってがんばろうとまた改めて決意




心が洗われ元気をいただきました。




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全国のウリハッキョは様々な事情があり




どのハッキョも決して楽ではなりません。




しかし長野フォーラム第2部を見たトンポたちは




また帰ってハッキョのため、自分の地域のためそして




子供たちのために頑張っていこうと思ったと私は思います。



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長野フォーラム感想編 ③ (フェイスブックより)





「ウリ民族フォーラム2014in長野」

~ここにウリハッキョがあるから!~

今回のテーマは単純明快「ウリハッキョ」

「今必要なのは、心配する人ではなく行動する人。」という言葉が胸に突き刺ささった。

まさにその“行動している人”たちの発言に、もちろん感銘を受け共感もしたが、何よりも胸が痛んだ。

ウリハッキョに対し、人も財政も先細りする一方だと、何もせず人一倍心配ばかり、嘆いてばかりいた。

どこか他人事だったりした。

長野をはじめ、全国の同級生や先輩後輩、元同僚たちががんばっていた。

冗談抜きで輝いてた。

嬉しくてありがたくて励まされて、涙が出た。





長野フォーラム感想編 ④ 
(フェイスブックより)





親が、ハッキョが、同胞社会が、同じ眼差しでこどもたちを見守り、愛し、抱きしめてくれる、その一貫性。
その中で育つこどもたちが、本当に幸せそうに見えた。
夢。
…いつの時代も、大人たちの夢は子どもたちの夢を叶えることでした…
この言葉に込められた思いがメアリ(木霊)となって今がある。
メアリの中で育った私たち。
私がそうだったように、こどもたちも同じく、この幸せなメアリの中で思いきり育ってほしい。
ブレない思いが、時代を越えて引き継がれる。
1世の方々は、こどもたちの為に、ウリハッキョという夢を叶えてくれた。
2世の方々は、こどもたちの為に、ウリハッキョを守り抜いてくれた。
私たち3世4世は、どんな形でこどもたちの夢を叶えてあげられるのだろう。
こどもたちをウリハッキョに送っている今、色々と揺れる私を原点に戻してくれた、そんなフォーラムだった。
ありがとう。




長野フォーラム感想編 ⑤ (ヨンイ監督)




【長野フォーラム③通学編】

上田市から松本の長野ハッキョまで電車に乗って行こうとすると、2時間以上かかります。

上田に住む子供たちは皆、通称「上田バス」に乗って、ハッキョに通っています。
※今年のバザーで名前は「未来号」に決まったそうです。

バスの集合場所まで、各家庭毎に車で連れて来て、そこからほぼノンストップで1時間30分。
現在6名の子供がこのバスに乗って通っています。

映像をご覧頂いた方はお分かりですが、山脈を越えてハッキョに通っています。

冒頭で、朝起きるシーンから撮影した一年生のサンフィ君。

びっくりするほど寝起きも良くて、脱いだパジャマを自分で洗濯カゴに入れて、一丁前に寝ぐせも気にして…

オンマも朝早くから起きて、ご飯を作って、準備させて…

長野市から電車に乗ってくる二年生の女の子の映像もありましたが、
家~徒歩~駅~電車~乗り換え~特急電車~松本~バス~ハッキョ。
キッチリ片道2時間。

都会に住んでて少し遠いとか…ちょっとレベルが違う。

なぜそこまで出来るのか⁇
なぜそこまでしてウリハッキョに通わせるのか⁇

長野は同胞数が決して多い地域ではありません。
中小地域の中でも少ない方に入ります。
それなのに、学生数は他に比べて多いんです。

なぜだろう⁇

それが今回の僕の疑問でした。

この間10ヶ月の撮影期間は、その疑問を解いていく期間でした。

フォーラムの至る場面にヒントが隠されていたと思います。

参加された方々も何かを感じたのではないでしょうか⁇




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長野トンポ達、長野青商会同志たちのように




ハッキョを愛し行動していけばウリハッキョは




必ず守って行けるんだと確信しました。




長野トンポ達に心より感謝申し上げます。




そして本当にお疲れさまでした。