四万十川へ行こう! | 6月なんよ

四万十川へ行こう!


2017年8月12日-14日

何を思ったか日本の清流、四万十川へ行きたくなったので、計3日間の旅に出た。
主に高知県を流れる四万十川は四国の中でも遠い。
そこに行くには瀬戸大橋を渡り、香川県、愛媛県を跨がなければ到達出来ず、辺境の地と言っても良いのではないか?
足は車であるが、そこまで行けばお遍路(四国八十八ヶ所巡礼)の四分の三ぐらいは回れそうな勢いだが、することと言えば精々沢登りをするぐらいしか取り柄が無い。
せめて一寺だけでも八十八ヶ所の代表で拝んでおこうと思う。

という事でまずは香川県に入って直ぐの誕生院善通寺に行ったのだった。

善通寺と石槌神社巡礼 >> http://ameblo.jp/sakanaya39/entry-12302253783.html

四万十川と言っても源頭か、河口か、流程全てを辿りたいのかという明確な目標も無く、漠然と清流、四万十川の風景が見たいだけなのだが、高知の清流と言えば四万十川だけでは無く、仁淀川もある。水質も全国1位に輝いたほどクオリティーが高く、四国の代表河川の一つにもなっているので、ここまで来て、これを見ない手は無い。

仁淀川は四国最高峰の石鎚山(1982)から発し、源流は愛媛県に食い込み、愛媛では面河川(おもごがわ)と呼ばれているのだ。

面河川本谷遡行 >> http://ameblo.jp/sakanaya39/entry-12302627652.html

当然だが四万十川は方々から支流を集めて河口に注ぐ事になるが、その支流の一つに有名な滑床渓谷がある。と言うか滑床渓谷が四万十川の枝谷だったと今回、初めて知った。

目黒川滑床渓谷遡行 >> http://ameblo.jp/sakanaya39/entry-12302632102.html

滑床渓谷から、四万十川支流の目黒川沿いを下って行き、3日目の正午、遂に念願の本流に出た。なだらかな河原をブルーの水が揺ったりと流れる大動脈と言う感じの規模だった。
そのまま河口まで下ってみよう♪
但し国道441号線は狭く、こういう道に慣れてない車はスレ違うにも大変だった。
やがて、四万十市の中心、中村に着いた。四万十川随一ちゅう感じの街だ。
ちなみに四万十市と四万十町は別物で、四万十町は高岡郡に属し、四万十川中上流域にあたる。自分が今回訪れたのは、四万十川下流域の四万十市と言う事だ。
四万十川の複雑な流程をよく表している。


四万十川 岩間沈下橋

四万十川 勝間沈下橋

四万十川 河口


河口まで行くと海と川の境が判らなるぐらい、川幅があり過ぎるし、特に見るべき所も無く、地場産品直売所に寄って、梨と手長えびとじゃこ天を買ったぐらいだった。

国道56号線に乗って帰路についたところで日帰り温泉を見つけた。二日ぶりの温泉で正に旅の疲れを落とす。
ちなみに国道56号線は中村街道と言うらしく四万十町に繋がっているが、ここで今回二人目の歩きお遍路さんを見た。その他には初日にロードレーサーに乗った自転車お遍路を1人見たけど、それは俺と同じく邪道、杖を突いて歩く事がお遍路の前提だ。山ではストックなんか持ち始めたらもう沢引退やでと思うが、逆に巡礼に杖は必需品だ(宗教的にも)。
それほど精神的、肉体的に過酷だと言うことがこの長旅でよく分かった。もしかして巡礼レベルとしては大峯奧駈より厳しいかも。

四万十町から高速に乗った(ただし、四万十町中央IC-須崎IC間は無料区間)。それと同時に雨が降ってきた。これから天気は崩れる。

さらば四万十川。
特にどこに寄ったと言う訳でも無いけど、四万十川また来たいと思った。

PM15:30
四万十温泉 平和な湯に飾ってあったアカメの絵(これ釣りたかったんやけど)
四国の温泉は安めの値段設定だが、
シャンプーや石鹸はセットしてないことを今回学習した。


PM18:45
南国SAで鰹タタキ丼(\900)
鰹は高知名物やき♪

AM1:00
今回1146km走破・・・

地場産品直売所で買った手長えび。
四万十川の幸

素揚げにして塩を振りました♪