第3423回「犬を飼うということ、スカイとわが家の180日、第5回、ストーリー、ネタバレ」 | 新稀少堂日記

第3423回「犬を飼うということ、スカイとわが家の180日、第5回、ストーリー、ネタバレ」

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 第3423回は、「犬を飼うということ、スカイとわが家の180日、第5回、ストーリー、ネタバレ」です。前回のラスト部分を再掲します。


 『 ・・・・ 団地の花壇荒らしの犯人が分かりました。ずっと、スカイが犯人だと思われていたのです。ですが、最大の事件が待っていました(眞子のナレーション)。スカイに似た犬を探している女性が現われたのです。観ていまして、主人公一家の幸福を祈らずにはいられないドラマです。 』


 母親の幸子(水川あさみさん)は妊娠し、父親の勇次(錦戸亮さん)は失業しています。本郷家は、子どもの眞子(まこ、久家心ちゃん)の言葉を借りれば、貧乏です。お兄ちゃんの大は、「遠からず、家族崩壊だ」と言っています。眞子を演じる心ちゃんは、芦田愛菜ちゃんに負けない名演技をみせています・・・・。


 困窮した状況の中、本郷家の"家族の絆"は、スカイによって結ばれていたのですが・・・・。母親の幸子が、犬探しのチラシを持って帰ってきたのです。本当の名前は、"ダイヤ"でした。もちろん、眞子は、返すことに大反対です。ですが、眞子のクラスメートが、チラシに気付きます。「眞子ちゃんちの犬」・・・・


 幸子は、持ち主に連絡することを決意します。眞子は、すっかりスネます。幸子は、事の道理を説きます。眞子も判らない子どもではありません。勇次は、3日間だけ連絡を控えることを提案します。ですが、飼い主から電話が入ったのです。非通知、匿名で連絡が入ったようです。翌日、夕方の5時に迎えに来ることで話がまとまります・・・・。


 眞子は、「ください」と言ってもいいかと、母親に聞きます。幸子は、「いいよ」と答えます。だけど、ダメといわれた時には、スッパリとあきらめることを約束させられます。翌日、幸子は、窪田(泉谷しげるさん)に会います。定期検査に行った際に会ったのです。犬好きの妻が入院しているのです。その妻は、抗がん剤治療を拒否しています・・・・


 3時に勇次が戻ってきます。獣医(杉本哲太さん)のところに行きます。獣医はきっぱり言います。「元の飼い主に渡したら、今後一切会わないという覚悟を持ってください。この犬のためです」 遅れて、飼い主がやってきます。飼い主の息子は、車椅子に座っていました。息子が"ダイヤ"と呼ぶと、スカイは走っていきます。もはや、「ください」という言葉は、幸子からも、眞子からも出ません・・・・。


 勇次は、獣医からの手紙を飼い主に渡します。そして、去っていきます。眞子の目から涙が落ちます・・・・。自動車のあとを追います。気丈な大も、涙をこぼします。本郷一家に、喪失感が襲います。その夜、飼い主は、獣医からメッセージを読みます・・・・。


 翌日、眞子は元気に学校に行きます。一方、勇次は、行きつけのバーで飲んでいます・・・・・。そして、土曜日、勇次は眞子の願いに負け、飼い主の家を訪ねます・・・・。「今後一切会わないという覚悟」を破ってしまったのです。眞子は、泣き崩れます・・・・。幸子は、勇次の軽挙を責めます。


 そんな時に、飼い主が再度本郷家に来ます。スカイを返しに来たのです。獣医の手紙を読んでのことだと思います・・・・。獣医から呼び出されます。手紙には、スカイには腫瘍があると書いていたのです。勇次は、飼い主に会います。「息子に、ダイヤがあとわずかの命だとは言えない」と言う飼い主に対し、、勇次は、「わたしたち家族は、スカイと一緒に最後まで生きていきます」


 サブタイトルの意味がやっと分かりました。「スカイとわが家の180日」、カウントダウンは既に始っています。ハッピーエンドはあるのでしょうか。 


(補足) 写真は、番組公式ホームページから引用しました。


(追記) 前話まで、ブログに書いています。

「第1話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-10862780953.html

「第2話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-10869561833.html

「第3話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-10876437287.html

「第4話」 http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-10883765902.html