第3342回「犬を飼うということ、スカイとわが家の180日、第2回、ストーリー、ネタバレ」 | 新稀少堂日記

第3342回「犬を飼うということ、スカイとわが家の180日、第2回、ストーリー、ネタバレ」

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 第3342回は、「犬を飼うということ、スカイとわが家の180日、第2回、ストーリー、ネタバレ」です。母親の見栄から犬を飼うことに決めたのですが、ひとつ大難題があります。いま住んでいる団地では、動物を飼うことが禁じられているのです。


 ドラマの冒頭、眞子(まこ6歳、久家心ちゃん)のナレーションが入ります。「大好きなこの団地が嫌いになるかもしれません。犬を飼うことが禁じられているからです」 犬の名前は、団地の近くに造られているスカイツリーにちなんで、スカイツリーと名付けられています・・・・。


 今回で2回目ですが、サブタイトルの「180日」が気になります。ハッピーエンドで終わるのでしょうか。学校では、「ルールを守りましょう」をテーマに授業が行われています。会社では、父親の勇次(錦戸亮さん)が、リストラの不手際を責められています。


 団地では、「犬」問題が紛糾しています。犬を飼っている部屋を調べるために、ゴミをひとつひとつ調べたというのです。飼い主は怒り、近々戸建てを買うと豪語します・・・・。勇次は、ペットショップに寄りますが、首輪は高すぎます。店員はあえてカラーと呼びます。錦戸さんの貧乏臭い演技が最高です。


 母親の幸子(水川あさみさん)は、スーパーでパートをやっています。それなりにストレスのたまる職場のようです・・・・。そんな幸子は、娘とともに、スカイを散歩に連れて行きます。よくしつけられている犬です。吠えもしなければ、家を汚したりしません。


 勇次は、かつてのバンド仲間と飲みます。首輪代を飲んでしまいます。家に帰った勇次は、「夢の箱」(貯金箱)に手を伸ばします。娘はしっかり目撃しています・・・・。かつての上司(泉谷しげるさん)は、会社の対応に不満はあるものの、勇次を励まします。


 幸子は、開業医を目指す同級生と、偶然会います。幸子は、すっかり主婦になったと言われます。さらに、頑張り過ぎるなとも言われます。幸子が、子ども部屋を片づけていると、高額なプレミヤ・カードが出てきました。長男の大(まさる8歳、山崎竜太郎)を、勇次は責めます。ですが、彼も金を抜いていたのです。妻は、甘いと責めます。次第に、声が高まっていきます・・・・。


 子ども部屋では、眞子が涙を流しています・・・・。翌日の朝食は、沈黙が続きます。勇次は、社員に退職を土下座で頼み込みます・・・・。眞子は、兄の言葉を思い出します。「あれ(スカイツリー)が完成する頃には、家族は崩壊だな」


 スカイが戻したので、獣医のところに連れて行きます。診察料金は、19500円です。本郷家にとっては、高額すぎます。平成貧乏物語です。両親は、保健所に相談に行きます。「飼い主さんが、探しているのではないでしょうか。問合せって、ないでしょうか」


 保健所付きの獣医(杉本哲太さん)は、冷たく言い放ちます。「私のところに来れば、安く楽に殺してあげます」、勇次は即答します。「うちで飼います」、エンディング・ロールが流れます。勇次は告白します。「夢の箱から、オレも金を抜き取りました」 さらに、会社では、上司にリストラを断ったのです。クビ覚悟ということでしょうか。一方、幸子が倒れます・・・・。長男が言ったように、家庭崩壊でしょうか。


(補足) 写真は、番組公式ホームページから引用しました。


(追記) 第1回につきましても、ブログに書いています。

http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-10862780953.html