つい昨日の事、仕事の合間にメールの受信箱を見ると気になる履歴がありました。

 

タイトルは「お久しぶりです」

内容は「相変わらずお忙しくされていることと思いますがお元気になさっていますか。久しぶりにお食事でもご一緒…」

 

と、なっています。

 

そして、次のメールも届いていました。

タイトルは「お忙しい中すみません。」

内容は「実は来週ちょうど連休が取れそうなんですよね。久しぶりにお会いしたいので、予定だけでも教えてもら…」

 

となっています。

 

そしてさらに追い討ちで

タイトルが「返事がないけど何かありましたか?」

内容には「もしかして体調不良とか…。心配なので返事だけでももらえませんか?」

 

と続きます。

 

 

はい、あぁ、アレですね。開封してはいけないやつですね。

 

 

 

と、思いつつ

 

 

いや

 

 

でも

 

 

 

何だか気にならなくもない。

 

 

 

普段、使わなくなった携帯のメルアドに届いているので

もし本当なら、古い知り合いかもしれない。

あの勉強会に参加していた頃の、一緒に厳しい課題に取り組んだ、心優しい方達のお顔が浮かびます。

 

最近確かに、連絡もせずご無沙汰しているしなぁ…💧

 

そのどなたかが、連絡をくださっているのなら、返信しないのは失礼じゃないのか…?

 

何かの拍子に、アドレス帳が消えたことがあったような気がするし…

 

 

怪しいけど

 

開封したら、お名前が書いてあるはずだから、

開けてみようか…

 

 

でもなぁ…

 

 

 

 

 

 

こんな時は、この文面をGoogleさんに入力して、検索かけてみよう!

 

 

ということで、ネット検索すると…

 

 

 

 

 

 

出るわ、出るわ。w

 

どうやら、開封して返信してしまうと、言葉巧みに名前や性別を聞き出し

(こちらが男性なら相手は女性を、女性なら相手は男性と言って)

小まめなレスポンスを繰り返し

 

最終的には有料サイトの登録へと勧誘してくるそうです。

 

 

 

 

あ、ぁ、危ねぇ。

 

 

 

こんな手口で、小まめまレスポンスをしてくる人って

きっとこれをバイト的にしてるんですよね。

そのメンタルもある意味すごいけど

もっと胸を張って生きれる仕事に、その貴重な時間を費やしては如何かと思いますが。

 

 

そういえば、ちょうど同じ日に、「マエザワ」さんと名乗る、某有名社長の写真や動画が表示されるページから、Facebookのお友達申請も来てました。これは許可すると、どうなっちゃうんだろうか…。

 

 

リアルで会えるから安心、なんてことも無いですが、

ネットだと、分からなすぎて、更に判断が難しいこともありますね。

信頼できる人との、有意義な関係構築って、人生の財産ですね。

 

ちょっと、いつものブログ内容とは違う内容でしたが、

義母が以前、振り込め詐欺にあって、悲しい思いをしていたので、

同じような思いをする人が少しでも減ってくれれば。

と思って、書いてみました。

「ふと気付いたんですけど、私、随分と無駄に服を持っていたなぁって、思います」


先週、お話していた時に、アラフォーの患者さんがそう仰いました。


以前はお仕事で日々忙しくされていて

その頃に買った、クローゼットの服を

今、見返して、そう思ったそうです。


年齢的な要因や、

何が自分に必要か?似合うのか?が分からず、流れ込んでくる情報に呑まれていた。

と、感じたそうです。


これって、実はご高齢者も同じ様なことを仰います。

「スーツや仕事服は沢山あるけど、今、家で過ごすのにちょうど良い服が足りない」とも。


さまざまな理由で外出できない事で

親子以上に歳の離れた方々が

偶然にも、同じ様な事を感じられたんですね。


楽しんでオシャレをするのは素敵ですし

女性らしい、または男性らしい服装も其々だし

日本ではまだまだTPOに合った装いってのもあります。


その上で、それらも全て

着る人の体あっての事、なんですね。


オシャレを楽しむにも

大切な人と笑顔でいる為にも

今日を穏やかに過ごすにも

あなたの心と体が、健やかでありますように。

訪問のサービスや、病院に通われる方の中で

一定の割合で、感じる事があります。


色々お話を伺う中で

病気の進行や、年齢による身体の変化を

どう受け止めるか?

で、対応が変わって来ます。


悲観的になり過ぎても

否定的になり過ぎても

残念ながら、なかなか生活は好転して来ません。


例えば、難病指定されている病気を患われた方が

「どうやって直すか」

「まだワシは出来る」

という考えが前に出過ぎると

本来、今必要な事から、目を背ける状態になってしまい兼ねません。


これからの生活について、

万が一の時の病院での処置(延命治療は望むのか?など)について、

それからの、家族の暮らしについて

家族と話す事も大切です。


そのうちの一つに、お体のケアをどう組み立てて行くか?

も、あります。


「延命は望まないけど、痛みは緩和して欲しい」

「出来る限り、自宅で過ごしたい」

「介護サービスや医療の関わり方はどうするか」

など、話し合えるうちにご家族や関係者さんと話して、ご本人の意思表示や、準備をする事は、

そう出来るうちにしておくのが、良いのでは…

と、感じます。


治療の効果や、病気の進行具合は、人それぞれですが、大きく捉え、イメージを膨らませて。

一度決めた事を変更したって良いですよね。



20歳を過ぎた頃

ちょっと良いなぁ〜

と、思っていた女の子が

言った言葉に強烈な違和感を感じました。


「毎日、同じことの繰り返しが嫌」

と、その子は言いました。


当時の僕は

その言葉で急激にその子と会話する機会が減った訳ですが…


その理由は、

毎日をただの繰り返しと捉えるか、何か成長や課題を見つける時間とするかは、捉え方次第だ

と、当時、思った気がします。



今は

その、何でもない1日が

とぉーっっっっても貴重な時間なんじゃかいか?

幸せな事なんじゃないか?

普通〜に暮らすって、実は尊いんじゃない?

と、心から思います。


僕も、あなたも、

10年後に、今日と同じ過ごし方を出来ていたら

それは、ラッキーな事

ではないでしょうか?


そうしたくても、


病気を患ったり


怪我をしたり


今日一緒に過ごした相手が10年後はどんなに願っても会えなかったり…


そんな可能性は、誰にも否定出来ませんから。



だから

そう思うと

今夜も、今日一日に感謝です。


こんな僕だから

有名人が患者さんに居るとか

スポーツ選手のリハビリに携わりたいとか

コンサルで沢山の人に影響を与えるとか

…よりも

「普通に暮らす、普通の人生を送る、

唯の、誰かのお父さんや、おかんや、あなた」の

人生の一コマに携われる事が嬉しい

と感じるんです。


一年毎に時間を積み重ねたら

今は想像もした事ない事が起こるなんて事も

起こりうるからー。



今週の月曜日の夜のこと

仕事から戻り、いつのも仕事着の白衣を着たまま、

奈良市周辺で介護や障害福祉に関わる方の

zoom定例会に参加させてもらいました。

 

温かいお茶を入れたかったけど

そんな時間も無くなっていたので

水筒の中に残ったお茶を飲みながらの参加でした。

 

いろいろ話題が出た、その中で、

訪問看護のナースさんが切り出した言葉が

参加されていた多くの方に

共感されていました。

 

それが、

「退院して自宅へ戻るタイミングと、

その時の容態の見極めが、とても大切」

ということ。

 

以前、病院に勤務していた頃にも

全く同じことを考えていました。

 

もちろん

本人が帰りたがっているから、返してあげよう

だけではいけませんが

関わる中で、「今なら帰れる状態」の時って

あると思います。

 

そのタイミングを逃すと

体力が落ちて物を完全に飲み込めなくなったり

立ち上がる事ができなくなったり

装置が無いと、生命の維持ができなくなってしまったり…

 

この見極めや段取りは

ご本人は勿論、ご家族にもほぼ不可能なので

お世話する周りのチームのクオリティにかかって来ます。

 

容態によっては

緊急時にも24時間対応可能な訪問のナースさん

こまめな訪問で生活の細やかな部分のお手伝いをしてくれるヘルパーさん

全体をコーディネートしてくれるケアマネさん

それぞれの仕事の質の高さと、全体の連携が

とーーーっても重要です。

 

そして

体をケアする僕ら鍼灸マッサージ師や、理学療法士さん、作業療法士さんも、一緒に頑張ります。

 

ご本人の

出来ることを減らさないようにー。

痛みを緩和するためにー。

固まってしまう体をほぐすためにー。

僕らは、これらを中心に、

残された時間を少しでも有意義にするお手伝いをします。

 

そして、タイミングがハマると

病院では会話できなかった方がお話し出来たり

また食事が口から取れるようになったり

ご自分の足で立てたり、歩けるようになったりー。

そんな事が、実際に起きます!!!!

 

これって、ご本人は勿論ですが

ご家族がお世話されている場合、ご家族の負担も減るので

ダブルで喜んでもらえます。

勿論、プロの介護スタッフも。

 

人生、タイミング。

これは、どのシーンにおいても同じ、共通テーマだと思います。