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『セラミド』
と呼ばれる物質についての詳細をまとめていきます。
まずは教科書的な内容から、
意外と知らないセラミドの種類の話、
さらにはあまり明らかになっていない化粧品配合でのセラミドの注意点など、、
実際の処方に詳しい専門家の方より意見を頂きながら
いくつかの記事にまたがって記載していきます!
セラミドについてインターネット上では様々な意見が聞かれていますが、
実際のところ十分正しいと言える情報はほとんど見受けられないようです…。
錯綜した情報をまとめていければ良いと思います(^-^)
では早速始めましょう!
◎「セラミド」とは?
生き物の皮膚は以下の図に示すように、
その数mmの薄さに様々な役割を担った層があります。
(http://koseki-nouen.jp/21.htmlhttp://koseki-nouen.jp/21.htmlより)
その中でも、特に皮膚の表面0.02mm程度の層を
『角質層』と呼び、
この角質層は
「ケラチン」と呼ばれるタンパク質で作られた「角質細胞」と、
その角質細胞の周辺を埋めている、
『角質細胞間脂質』
という脂質(油性成分)によって形成されています。
角質層は外界の物質が皮膚内に侵入するのを防ぐ
バリアー的な働きをする層であり、
この角質層のバリアー機能を担っているのは
強靭なタンパク質である『ケラチン』と
そのケラチンの間を埋める『細胞間脂質』
による働きが大きいと考えられています。
『セラミド』
は、この細胞間脂質の主要構成成分です。
(なのでセラミドは油の性質を持ちます)
セラミドは細胞間脂質の実に50%以上を占めており、
簡単に言えば、
セラミドは皮膚のバリアー機能を担っている物質なのです。
◎セラミドが不足すると?
セラミドが不足した肌は
角質層が乱れて正常なバリア機能を維持できなくなり、
外界からの刺激をモロに受けてしまったり
水分を保持できなくなったり
アレルギー物質の侵入を簡単に許してしまったり…
さまざな皮膚異常を引き起こすと考えられています。
(http://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=care&c2=2&c3=41より)
アトピー性皮膚炎の患者の30%以上は
生まれつき皮膚のセラミド量が少ない
ということが医学的に証明されており、
また
セラミドの分泌量は加齢により減少していくため、
老人性乾皮症など
加齢に伴う皮膚の乾燥もセラミドの不足が原因である可能性が高い
と言われています。
→セラミドの話(花王 芋川)
現時点では
セラミドは皮膚の正常を維持する上で非常に重要な役割を担っており、
セラミドを補給することで皮膚の異常が改善した
とする研究結果も非常に多く
実際に美容皮膚科で利用されるケースもあるようです。
◎セラミドの基本構造と種類
実は『セラミド』と一口に言っても様々な種類があります。
セラミドとは化学的には
「スフィンゴイド類」に「脂肪酸」が「アミド結合」したもの
という明確な定義があります。
その一般構造は↓のような形です。
↑セラミドの構造例(セラミド2の場合)
意味は分かる人だけ分かればいいと思います(^_^;)
ここで重要なのは、
『セラミド』とは一つの物質を指す言葉ではなく、
【特定の形をした物質郡】を指す言葉だということです。
例えば
「界面活性剤」
と一口に言っても
陰イオン界面活性剤や陽イオン界面活性剤という
【分類】に始まり、
その分類に分かれてからも、
石けんやラウリル硫酸ナトリウム…など
様々な種類に分かれていきますね。
界面活性剤は『親油基』と『親水基』という基本骨格があれば
それは界面活性剤ということになります。
セラミドも同じように、
先ほど示したような基本となる骨格を持ってさえいれば、
『セラミド』として分類されるわけです。
つまり、
このようにセラミドにもいろんな種類があるということですね!
しかし、
それですべて構造的に「セラミド」として認められれば良いのですが…(^_^;)
実際には『セラミド』という表現で市場に出回っている原料には
上記の定義に必ずしも当てはまらない様々な素材が存在していて、
混乱を招く原因にもなっています。
これらの化粧品原料における『セラミド(と呼ばれる物質)』を、
わかりやすくおおまかに【分類】すると以下の四種類に分けられそうです。
もちろん抽出法や合成経路などで分割するとさらに細分化はできますが、
大体この4種類に大別可能かと僕は理解しています。
これらの特性や何がセラミドと違うのか…
についてはまた後日まとめていきますが、
本来我々の皮膚に存在するセラミドは『ヒト型セラミド』と呼ばれるものです。
これは「セラミド1(EOS)」とか「セラミド2(NS)」とかのように、
「セラミド+数字(英語)」で表記されているものです。
※英字表記は最近発足したものです。
現在では両方が用いられているので化粧品表示では数字と英字が混在する場合もあります。
我々の肌にとって最も親和性が高く(というか同じもの)、
明らかな有効性が確認されているものはこのヒト型セラミドになりますね。
これらのヒト型セラミドには以下のような効果があると考えられています。
(主に化粧品原料として用いられているもののみです↑)
(続きからは『化粧品成分特集』に移ります!)
→セラミドとは② ~「ヒト型セラミド」について(合成vsヒト型?)~
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