■国際親善試合■ウクライナVS日本「サバイバル」
■ウクライナ2‐1日本
■感想
・日本はGKメスのゴリラ、DFが右から酒井高徳、鉄砲玉、槙野、トルコのゴリラ、ボランチが公務員長谷部と山口、トップ下が柴崎、FWが右から金髪ゴリラ、和製サマラス、原口。
・ウクライナはGKピヤトフ、DFが右からブトコ、オルデツ、ラキツキー、ソーボル、ボランチがステパネンコとその前にマルロス、マリノフスキー、うっかり油断するとチンコに寄ってしまう名前のジンチェンコ、テクニシャンのコノプリャンカ。1トップがベセディン。
・解説は藤田俊哉と鈴木隆行という珍しい布陣。特に藤田は反ハリル的な首をかしげるようなコラムですっごい微妙な感じだったので、どういうポジショなる解説をするのか注目される。
・なんか原口の工業高校生感が増してる?夏休み明けで調子乗ってる感?
・ウクライナ国歌いくらなんでも暗すぎるだろ……。
・ウクライナの監督はシェフチェンコだー!!ウクライナ代表で猛威を奮ったシェフチェンコの相棒レブロフをトッテナムが呼んだら1つも役に立たなかったのはいい思い出だな。
・前半開始。
・0分、左サイドを抜けたコノプリャンカがセンタリングを送るも中に誰もいず。
・0分、再び左サイドに侵入したコノプリャンカがクロスを送るも本田・ごもっとも・圭佑がスライディングでクリア。
・5分、ボールを奪った柴崎からスルーパスで本田が裏に抜け、クロスを送るも原口が金属バットを空振り。
・6分、山口、長谷部と繋がったボールを珍しく長谷部がドリブルで上がって外の柴崎にはいてクロスもディフレクト。
・9分、左サイドをまた抜け出したコノプリャンカがクロスも川島がディフレクト。さすがにうまいぞコノプリャンカっていうか、酒井高徳がやっぱり適当。
・11分、ジンチェンコから長谷部がチェイスでボールを奪うも惜しくもタッチを割る。
・12分、コノプリャンカが中に切り返してマイナスクロスをグラウンダーで送るもシュートは枠外。
・13分、サイドチェンジを大外で受けた柴崎がゴール前にダイレクトで折り返すもサマラスには合わず。
・15分、サイドチェンジを受けたベセディンのクロスを酒井高徳がうっかり叩き込みそうになるもなんとかクロスバーがクリア。あっぶねー!
・17分、植田がやけっぱちのロングシュート。「あの位置から狙うってことは自信があるってことですかね?」と軽く疑問を投げかける藤田俊哉解説員。
・19分、カウンターから中央を爆走ドリブルしたマルロフがコノプリャンカにスルーパスを送るも爆走酒井高徳がなんとかスライディングでクリア。
・20分、するすると上がってきたラキツキーが植田の真似してロングシュートをしてコノプリャンカに当たって方向が変わり、ウクライナが先制。ものすごいラッキーパンチだったが、そこをフリーにしてはダメだ。
・植田が流血して極道感がだいぶ増すが「大丈夫」とのことで血まみれのままプレーを続行。大丈夫じゃねーよ。笑
・見学に来てる香川、ロングマフラーめっちゃ似合わない。
・25分、何回目かの再現のマルロフからマリノフスキーへのスルーパスも植田が体を投げ出してなんとか止める。アンカー潰すために前プレ→前線のロングボールを拾われてカウンターというのがけっこう再現性高くてしんどい。
・杉本に全然収まらん。まあ収まらんのはしょーがないんだが。
・35分、ウクライナのCKもメスのゴリラがパンチング。
・さすがシャフタールのDFライン、前プレいってもそれをかわすのはお手の物という感じだなあ。
・37分、サイドチェンジから本田がためて酒井高徳がインナーラップでPA内に侵入するもシュートまではいけずCK。そのCKは普通に跳ね返される。
・39分、長谷部が自殺未遂のようなパスミスでボールを奪われるも自ら火消しをするマッチポンプで事なきを得る。
・40分、原口が工業高校ドリブルで得たFKを柴崎が蹴り、なぜかフリーだった槙野が頭で叩き込んで同点!!
・43分、調子に乗ったというよりはとにかく出すところがなくてなんとなくロングシュートを蹴る槙野。当然枠外。
・44分、再三再四侵入するコノプリャンカがPA内に送ったスルーパスはメスのゴリラがマウンティングで弾き出す。
・前半終了。
・前プレをするもそれをかわされ、再三オープンな展開をされるがそれを植田、槙野とメスのゴリラが根性で止めるという即死寸前な状態。
・やっぱり中盤に柴崎枠(大島、森岡)を入れると本番でよっぽど工夫しないと守備がやばいことになりそう。
・攻撃も杉本で収まらず、フリックに合わせられる運動量を柴崎が持っているはずもないので停滞。本田も好き勝手やってるし、攻撃の形はほとんど偶然でしかできてない。
・その中でもFKから柴崎の正確なキックで追いついたのはでかかった。本番もセットプレーはかなり重要な攻撃手段になるだろう。
・後半開始。
・メンバー変更はなし。
・45分、ボールを奪った原口から杉本が受けて原口にリターンも繋がらず。
・「最終ライン下げるのはいいけど前からは行け」とジーコジャパンみたいなことを言い出す鈴木隆行解説員。
・47分、ボランチからのサイドチェンジでコノプリャンカがダイレクトで折り返すもCK。CKは危ない感じでゴール前を通り過ぎる。
・イングランド代表だったら「寝てんじゃねーよ」と罵倒される感じの和製サマラス。
・酒井高徳のヨーロッパ仕込みのファウルを受けた時の「ヴェーーーーーイ!!」という叫び声。
・54分、サイドチェンジを受けた長友がクロスを送るも合わず。その後に拾ったボールから再び長友が本田を狙ってクロスを送るもキーパーがクリア。
・55分、和製サマラスに代わって小林。ハリルジャパンの1トップとしては杉本以上に適正がなさそうだけど、がんばっていただきたい。
・56分、こぼれ球をサイドラインで拾った小林が独走するもファウルの判定。
・58分、ごちゃごちゃっとしたところから工業高校生原口がPA内で倒れこむもシミュレーションの判定。
・62分、ウクライナがなんか二人代わる。
・63分、本田に代わって久保。本田はびみょーな評価。
・「もういっこ遠くまで見て欲しい」と酒井高徳に無茶な要求を出す藤田解説員。
・67分、植田のクソみたいなパスミスからのケジメディフェンスでイエロー。小指飛んだ。
・68分、左サイドを突破されてマイナスクロスを入れられ、最後に右サイドから飛び込んだカラバエフが叩き込んでウクライナ勝ち越し!
・71分、柴崎から外に叩いたボールを受けた久保がクロスも中でクリア。久々に攻撃の形。CKから波状攻撃もクロスが全部跳ね返される。
・山口蛍に「ボールを持った時に落ち着いて欲しい」というムチャな要求を出す鈴木隆行解説員。
・74分、クロスのこぼれ球からシュートを撃たれるも川島がしっかりとセーブ。
・76分、原口が左から侵入するも小林とのコンビは合わず。
・78分、中島翔哉が柴崎に代わる。中島翔哉は相変わらずマジコンを小学校に持ってきて先生に没収されてそうだな。
・79分、中島がFKを蹴るも原口に惜しくも合わず。
・80分、長谷部に変えて三竿。
・82分、小林のクロスも惜しくも中央似合わず。そのカウンターでゴール前に持ち込まれるもクロスはしっかり川島が守る。
・84分、左からのクロスにウクライナがフリーで飛び込むもぎりぎり合わず。
・85分、長友のクロスのこぼれ球を中島翔哉がシュートしてこぼれ球を再び叩くもキーパー正面。
・86分、工業高校生に替えてウサミン。ここはですね、宇佐美が入るもタッチなしで終わるとかそういうオチを期待したいわけですよ。
・鈴木隆行解説員が「ここいきたいですよね」おじさんになってる。
・89分、こぼれ球を持ち込んだ久保がシュートを撃つもディフェンスに当たる。
・91分、中島翔哉がクロスを上げて久保が合わせるもシュートはヒットせず。
・93分、キーパーのミスキックをとった中島翔哉がドリブルで持ち込んでFKゲット。それを中島が思いっきり撃つも弾かれ、こぼれ球を久保が押し込めず。
・試合終了。
・負けた!が、親善試合なので結果はまあ。ウクライナは普通に強かった。コノプリャンカとかすごいなー。
・日本はなかなか守備がはまらず、苦しい思いをした。しかし、本大会は力関係的にこういう試合になることが予想され、その状態でどうやって守備を誤魔化すか、少ないチャンスをどうやって得点につなげるかというのが大事になってくるだろう。
・その点では槙野の得点につながった柴崎のキックはエクセレントであり、キッカー枠というところでプラスだろうか。
・生き残り枠の本田、杉本は特に何かができたわけでなく、厳しい結果となった。逆に中島翔哉はエクストラキッカー枠として滑り込む可能性がだいぶ出てきた。ウサミンはちょっと厳しい。
・槙野は当確。植田は「流血がすぐ止まる」という特徴は見せたが、縦パスが出せず、よくて対空枠だろうか。三竿は長谷部のバックアッパーとして入る可能性が高い。
・守備の面では柴崎枠(大島、森岡)を入れるとこのレベルではけっこう厳しくなるということがわかった。守るなら3センターで長谷部、山口、井手口or三竿。守ってからでないと攻撃もできない。
・さて、これでほぼほぼメンバーは固まっただろうか。本番で隠し玉はあるのか、誰が選ばれるのか、非常に楽しみである。
■国際練習試合■マリVS日本「ハリルが弾くのはピアノか三味線か」
何回欧州遠征してんだ!明治政府成立すぐか!
仮想セネガルというかアフリカンとやってどうなるかドン!
■マリ1-1日本
■感想
・スタメンはGK中村、DFが右から宇賀神、昌子、槙野、長友。アンカーに俺たちのキャプテン長谷部でその前に森岡と大島。FWが右から久保、大迫、宇佐美。
・俺たちの地震雷加地宇賀神は代表初キャップか。
・森岡と大島併用、さらに宇佐美を起用で長谷部過労死確定。でも、過労死してる長谷部は正直萌える。
・バンザーイ!!カミカゼ!!
・まあ本番にこのメンツで臨むことはあり得ないわけで、テスト&情報戦はすでに始まってるということだろう。
・情報戦は情報戦だろうけど「ほーらお前たちの望むファンタジスタ集めたけどずったぼろにされんだろー?」っていう内向けの情報戦も含んでたりして。
・解説は安定の松木、中山のフライデーナイトゴールデンコンビ。
・マリ代表、俺の知らないトラオレとディアッラとドゥンビアがいると思ったら、俺の知らないディアビもいたし、ディアッラはもう1人いた。
・ベルギーで試合する日本代表とマリ代表の試合って全然誰も興味ないよな。スタンドがらっがら。
・ベンチの本田さん、見るたびに関口メンディーに寄せてきてる。
・前半開始。
・0分、槙野がそっこーで削られる。
・1分、昌子が適当にウラに送ったボールにマリGKが飛び出してきて佐藤優也してきた。
・2分、森岡がヘッドで落としたボールを久保がうまく抜け出すも、キーパーがカット。
・長谷部のアンカーというよりも大島と長谷部のダブルボランチだね。
・6分、左サイドから切り株を引っこ抜く感じでカットインしてきたジェネポがシュートも枠外。
・8分、中央のスルーパスを受けたまりの選手がシュートまで強引に持ち込むも中村航輔がナイスセーブ。
・【探しています】日本代表左サイド宇佐美選手【リードを頭に巻いてます】
・10分、行方不明者宇佐美の浮き球スルーパスから右サイドダイアゴナルに入ってきた久保が裏抜けして合わせるも、惜しくもシュートは枠外。
・10分、左サイドから切り込んだ行方不明者宇佐美が切り込んで得意のシュートも滑ってシュートは枠外に。
・11分、大迫のポストプレイから裏抜けした久保が思い切りよくミドルシュートもヒットせず。
・果敢な裏抜け、ミドルシュート、アグレッシブな守備とここまではハリルホジッチの求めるアタッカーとして満点な俺たちの三白眼久保裕也。
・さすがに井手口と山口蛍と比べると段違いにうまい大島僚太くん。
・18分、宇賀神が何も関係ない場面でマリ代表のジェネポに宇賀神がレッド出されてもおかしくない裏からのスライディングタックルでイエローカード。完全に間合いがつかめてない。舞い上がってる。
・22分、宇賀神のパスから森岡が落とし、久保がドリブルから落としたボールを大島がエリア外から叩くもマリ代表GKが驚異的な跳躍を見せ、弾く。続くCKもニアで誰かがすらせるが惜しくもゴールにならず。
・23分、久保のポストプレイから宇賀神がダイレクトでクロスを送るも惜しくも合わず。CKに久保が合わせるもクリア。CKアゲインも弾き返される。
・おい、いま鳩が大量に飛んだからたぶんこれからジョン・ウー監督の銃撃戦あるぞ。
・そろそろ宇賀神が慣れてきたので、30分をJリーガー海外カルチャーショックの平均時間としたい。
・31分、GK中村航輔のキックを大迫が落として裏に飛び出した森岡が合わせるというサンダーランド大作戦を敢行するも不発。
・34分、大島僚太がまた筋肉系の怪我でアウト。とことん代表に縁のないである、残念。山口蛍と交代。
・川崎はJで最も走らないチームの一つだから、代表と求められる筋肉が違うのかなーと大島の怪我に思う。
・宇佐美のキープから初めてオーバーラップしたゴリラ長友がグラウンダーのクロスも、DFがディフレクト。CKから昌子がヘッドで合わせるも、枠外!顔がでかい!
・ベンチで森重と話す本田さん「おまえら長谷川健太とかマジ?」「マジ」。
・40分、キープした大迫から斜めに走り込んだウサミンにスルーパスでシュートに持っていくも、キーパー正面。
・41分、慣れたと思った宇賀神がPA内でマリの選手に強烈なローキックを食らわせてPK。ちょっと限界かもしれんなー。PKはマリがきっちり決めてマリが先制。
・44分、ウサミンのクロスに大迫がニアで合わせるもシュートはGK正面。
・前半終了。
・日本は狙い通りの久保の裏抜けでチャンスを作るも、なかなかフィニッシュまでいけず。たいして組織的な守備をしてないマリ代表だが、最後の場面では身体能力で自由にさせてもらえない。そうこうしているうちにマリ代表の身体能力に手を焼いていた宇賀神がPKを献上して先制点。
・ていうか、そんなに強くないぞマリ代表。決して弱くはないし、うまいし、早いが、どうにもならないってほどではない。
・後半開始。
・さすがに宇賀神がアウトで酒井高徳が自慢の顎でイン。宇賀神の代表キャリア終焉感。
・46分、昌子から裏に送ったボール、に抜けたウサミンがボールを受けるもシュートまでいけず。
・50分、長谷部が公務員ミドルのフリしたら後ろから倒されてFKゲット。それを森岡が狙うも壁に当たる。
・52分、久保のスルーパスから大迫が抜け出すもシュートまでいけずに潰される。
・53分、左サイドから森岡がさすがのドリブルで抜け出すもマイナスクロスは中央に合わず。
・中島翔哉は相変わらず小学校で生意気だと先輩から目をつけられるけど植田が幼馴染だから手を出されなさそうだな。
・58分、酒井高徳のクロスが大迫には合わず。
・59分、宇佐美&長谷部アウトで中島と三竿がイン。
・61分、久保のクロスをディフレクトでCKゲット。そのCKのこぼれ球から中島がクロスを送るも惜しくも中に合わず。
・64分、森岡に替えて小林。
・69分、久保に替えて本田。
・70分、マリ代表のFKもショートしてよくわからんクロスでクリア。
・中島翔哉の守備が勢いだけの特攻が多い。こんなんでポルトガルいいのか。
・72分、ゴール正面からマリ代表のFKも壁に当たってCKも弾き返す。
・74分、カウンターから中島翔哉が得意の角度でボールをもらうも、オーバーラップした長友に合わずにおじゃん。
・もはや松木解説員と中山解説員が「いや、あそこ届くんですね……」と高枝切り鋏のテレフォンショッピング状態になってきた。
・77分、狂ったようにボールをイープした中島翔哉が倒されてFK。それを中島翔哉がいいボールを蹴るも惜しくも合わず。
・84分、ミドルレンジから中島翔哉が狙うも枠外。惜しい。
・85分、酒井高徳がもらったファウルから本田が蹴るも全然合わず。
・90分、中島翔哉が謎ルーレットから小林がクロスを上げてGKとCBがぶつかり、そのこぼれ球を三竿が上げたボールを中島翔哉が押し込んで同点!!
・試合終了。
・引き分けた!まあ親善試合なのでなんとも言えんが、マリ代表も一軍ではなかったようなのできっちり勝っておきたかった。ただ、けっこうよく走るし、うまいはうまかった。
・何人かのアフリカ未経験の選手をあの身体能力に合わせられたのはよかったし、それに最後までアジャストできなかった宇賀神が前半で交代させられたのは象徴的だった。
・吉田と酒井、井手口、川島抜きでよく守れてたしね。昌子もポカ癖は今回は起きなかった。PK以外で中村の仕事はほとんどなかったし。
・中島翔哉、宇佐美というエクストラキッカー枠通じたんだか通じないんだかびみょーなところである。ただ、やはりこのチームは先制されるときつい。
・ただし、負傷者も多いわけだし、まあ親善試合でバカ勝ちして手の内明かしてもしゃーないので、これは手の内を隠してるのだと思っておこう!
・次はウクライナ!
■J2■2018シーズンスローガン紹介part2「森友・加計・珍スローガン」
part1からの続き!!ありがとうスローガン、さようならスローガン!!
■松本
「One Soul 全緑登頂」
多くの皆様の熱いご声援をいただいた咋シーズンでしたが、あと一歩のところで昇格プレーオフへの進出はかないませんでした。
2018シーズンは心機一転、クラブ全体で新たな戦いにチャレンジしていきます。そして今年こそは悲願のJ1昇格を勝ちとりたいと思います。そのためにJ2の「頂(いただき)」を目指して1年間戦い続けていきます。
険しく厳しい道のりになると思いますが、皆様との「One Soul」の絆をさらに強いものにし、すべての「緑の力」を結集し、高い目標に向かって邁進していきます。
1年間応援をよろしくお願いいたします!
・年々わけがわからなくなってる点 6.5点
東京Vとの「ONE」チキンレースを続けながら、松本のサブスローガンは毎年混迷の度合いを深めている。2016年「新・起動」、2017年「雷鳥奮迅!」、そして今年の「全緑登頂」である。言葉の意味はよくわからないがとにかくすごい自信だ。そのうちに「--・-- ・- --・-・ ・-・-- -・--・」とかモールス信号のサブスローガンに切り替えても俺は驚かないだろう、うそ、けっこう驚く。ただ、東京VのサブスローガンがONEに埋もれていってるのを見ると、これくらい突拍子もないことを言わないと印象に残らないのではないかなと思う。ぜひ来年は「長野つぶす」というサブスローガンを掲げて、えっ!って思わせておいてから、「違います、読売巨人軍の長野選手を潰すということです」「それはそれでいかがなものか」「One Soul(にっこり)」という心温まるやり取りを是非お願いしたい。
■岐阜
「新時代を拓(ひら)く Create a New History」
標記の件につきまして、2018チームスローガンが決定いたしましたので、お知らせします。
今シーズンは確とした10周年の軌道から、新たな次の10年の初年度を大きな上昇気流を巻き起こして、監督、コーチ、選手、スタッフ一丸で上昇する決意です。
今シーズンも熱いご声援をよろしくお願い申し上げます。
・弊社と御社がWin-WinでTommorow Never Dies点 6.5点
なんか新のところがめっちゃ光ってて、もしかしたらアキラ100%のうっかり出てしまった股間がこの場所で100%になってるのかもしれない。光で文字がよく読めない、という意外と新しいパターンのスローガンである。デザインは緑基調で岐阜っぽいのだが、なんだかベンチャー企業臭がするというか、株式上場会見でパワポでずどーんと出てきそうである。説明の「標記の件につきまして」から始まる社畜エンペラータイムがステキ過ぎる。「Old History」をクリックするとじわーっと「Old」が消えていって「Create a New History」って文字が出てきて新時代を拓くがびかーん!と出るとか。プレゼンプロレスラースーパーササダンゴマシーンさんを呼んでスタジアムでパワポいじりをしてもらうとよいかもしれない。
■京都
「団結心」
<団結心 だんけつしん>
ファン・サポーター、クラブ、ホームタウン、サンガに関係する全ての人々が、
心から固く強く結びつくシーズンに。
という想いを込めました。
・お前は虎だ点 5.5点
し、しめ縄!?なんと今年は「団結心」だという。毎年とんちきスローガンを掲げてきた京都なのにこの普通感を出そうとしているのには、「おいおい、なにおとなしくなっちゃってんのヨ・・・?」とリーゼントのセットをしながら問い詰めたくなってしまう。2016年「よみがえる不死鳥(サンガ)」、2017年「上昇-常勝 JOSHO魂 サンガノタメニ WE ARE KYOTO」という狂気をまとったスローガンで京阪間を駆け抜けた雄姿を俺は忘れてはいない。結婚して、子供できたからって・・・なにマトモな人間のフリをしてるんだ・・・!思い出せ!!お前が虎だった頃を!「如何にも自分は隴西の李徴である」と答えた頃を思い出すんだ!!思い出せないなら、隣のバスケチームのスローガンを見ろ!!
え?ダッシャッセ?ダッダックセ??え?なに?おなかすいてんの?
■岡山
スローガンがないのでいつもの謎トレーニングをごらんください。
■山口
「蹴球維進 2018」
クラブスローガンに込めた想い
2018年は記念すべき明治150年の年。どこよりも誇れる歴史ある山口の地で、レノファ山口FCは進化し続けなければいけません。維新の志士たちの魂を我々が受け継ぎ、力強く前に進んでいく。そんな強い想いを込め、「維進」の文字を使い、今シーズンのスローガンを「蹴球維進2018」と致しました。
・おもしろきこともなき世をおもしろく点 7.0点
ついに山口が長州藩を持ち出してきたー!!一昨年、去年と「志」を使っている頃から、「あれあれ、これはもしや奇兵隊とか…」「ひょっとして松下村塾」「三千世界の烏、殺しちゃうー!?」などと維新の臭いをぷんぷんさせていたのだが、ついに面舵をめっちゃ切ってきた!ヨーソロー、そうこなくっちゃ!せっかく長州藩という受け皿があるんだから、IT企業っぽいスローガンにする必要はないぜ!こうなったらどんどんアイデアは出てくると思うので「会津だけは許せない」「薩摩も潰す」「江戸も壊す」などのアグレッシブ維新スローガンをがんがん発表してっていただきたい。全然話が変わるのだが、Twitterの自分のホームに「おもしろきこともなき世をおもしろく」と書いてる人はだいたいやばい(当社比)ので気をつけてな!
■讃岐
「讃岐ノ力 共闘」
カマタマーレ讃岐に関わる人々、またホームタウンとする香川県全域の皆様が持つ、「讃岐の力」を結集し、Jリーグの舞台を戦い抜いていく。 節目となるJリーグ5年目を選手・スタッフ・サポーター・クラブがさらに一丸となって共に闘うシーズンにする。
・力こそパワー点 7.5点
力強さしかない!!白黒筆文字はJスローガン界でのスタンダードと化しているが、このスローガンは100万パワーだ(キン肉マン的表現コード)!大宮が捨ててしまった反安保スローガンの「共闘」をそれを捨てるなんてとんでもないと拾っていき、さらには讃岐「ノ」力となぜかカタカナで表現することで犯行声明文感をプラス。デザインも白黒だとたいていは寂しくなってしまうのだが、右肩上がりに文字を大きくして「力」が一番でかいんだというまさに力こそパワー。平成の世には珍しい力強さを持ったスローガンとなった。首領・北野監督が曲者を集めてJ2の梁山泊と化している讃岐にふさわしいスローガンではないだろうか。来年以降は「無法者」とか「求ム荒くれ」とか「アウトサイダーの楽園」「大麻解禁」とかそっち方面に振り切ってほしいものである。
■徳島
「巻土重来」
『今シーズンのスローガンは巻土重来(けんどちょうらい)に決定いたしました。言葉自身の意味は巻き起こった土煙が再びやって来る意から「一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して、巻き返すことのたとえ」です。「巻土」は土煙が巻き上がることで、勢いの激しいことのたとえより、我々は土を渦でデザインし、渦(徳島ヴォルティス)が勢い良く激しく巻く強さを表現しました。昨シーズンの成績は7位で、もう一歩のところでJ1昇格プレーオフに進めなかったという結果ではありましたが、シーズンを通してプレーオフ圏内に絡み、チーム一丸となって最後まで諦めることなく戦いました。これは、必ず次へつながっていくものであると強く感じております。
2018シーズンは、昨シーズンの悔しい結果を決して忘れることなく、もう一度チャレンジし、勢いを盛り返して巻き返しを図っていく気持ちを表現していきたいと思い、このスローガンに決定いたしました。
一般的な字は、「捲土重来」と書きます。1文字目の捲は「巻」とも書きますので「巻土重来」とし、2文字目の土に徳島ヴォルティスの「渦」をデザインし、勢いを表現しました。目標のJ1昇格を狙うために、その勢いの強さを表現したく、このスローガンといたしました。』
・トリプルルッツいいですねダブルトゥーループ着地も綺麗です点 6.5点
渦巻きが!すごすぎる!毎年徳島は鳴門の大渦を模したロゴを発表してるのだが、今年は災害クラスの渦巻きが起こっていて、映画「ジオ・ストーム」の撮影が行われていたのではないかと思っている。ここまでの回転が加わっていたら、普段は冷静に「トリプルルッツ姿勢がいいですダブルアクセルコンビネーション成功です」とコメントする女子フィギュアの解説も「びやあああああああドリプル超えのクアドラプルアクセルゥゥゥゥ!!」と絶叫してしまうかもしれない。リカルド・ロドリゲス監督もびっくりである。しかしここも水戸と同じでスタイルがあまりにもずっと一緒なので、渦巻き感以外の肝心のメッセージ部分を何も覚えてない。基本はスタイル踏襲がいいんだけど、引っ掛かりが残るくらいには変化を出していかないとだめなんでしょうなあ。何を真面目なことを言ってるんだ、おれ。
■愛媛
「反攻追撃」
困難に直面した時
強敵と対峙した時
我々は必ず反攻する
我々は必ず最後まで追撃する
2018シーズンは、切り返しの重要性を認識し、試合終了まで手を抜かない執念をもって戦うという意味を込めました。
また、選手だけでなく、クラブ全体としても、常にチャンスを伺い逃さない。最後まで仕事をやり切る。
そのためにクラブに関わる全ての人間が力を合わせ、2018シーズンを邁進してまいります。
・そいつは助からんから置いていけ点 6.0点
戦場の心得・防衛戦編第7章みたいなスローガンになっている愛媛。去年は「速戦力」というパソコン早くなりそうなソフトっぽいスローガンだったので、まあこっちのほうがよいのかも。「相手の退却を追撃する場合には知らず知らず勢いがついてしまうので「深追いは厳禁」「退路に兵を潜ませるのは常套手段」「ベトナムで兄は奇襲で命を落とした」とかも追加で言っておいたほうがいいかもしれない。でも「我々は必ず反攻する」とかの説明はなんかもう祖国独立運動に近い気もしてきた。がんばって徳島の支配から逃れてみかん帝国を成立させよう。来季以降も「月月火水木金金」や「みかん果汁一滴血の一滴」「鬼畜うどんを許すな」「給料ではなくお客様のありがとうのために働く」「ワタミには365日24時間、死ぬまで働けという言葉がある」などの軍事スローガンを充実させていき、殺伐とした風をJに流していって欲しい。
■福岡
「感動と勝ちにこだわる(読み方:かんどうとかちにこだわる)」
感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。勝つとは試合で得点をして勝つということです。今シーズンは、「人の心を揺さぶるような熱いプレーで、得点をして勝つことにこだわる」という思いを込めています。
運営面では、ファン・サポーターのみなさまをはじめ、お客様の心に響く対応を実践し、レベスタ1万人プロジェクト等の掲げた目標数値に勝つ(達成する)ことにこだわるという意味が込められています。
・クラブ以上の存在点 5.5点
なぜか一昨年からやたらと感動にシフトしてきている福岡。「感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。」ってその説明いらないから!読み方もひらがなで書いてるし、読んでる人のIQ見くびりすぎ!スポーツクラブが「感動」とか言い出すとろくなことがないのだが、どうもこの路線でいくらしい。スローガンに限らないのだが、「感動」という受ける側の感情の動きを軸にしてしまうとそれに捉われ続けるので、よくないと思うのだよね。なんかやんちゃして車上荒らしとかしてたヤンキーが二十五歳で結婚して子どもできて田舎帰って今では落ち着いて、地元の青年部でぶいぶいいわせてるような一抹の寂しさを感じる。プロクラブだったらわけのわからないことを言う隣の野球チームのようなほうがはるかにいいと思われる。「福岡ソフトバンクホークスが目指すのは、「連覇」ではない。」って1行目から何を言ってるのかさっぱりわからなくてとてもいいです。
■大分
「勇往邁進 with Trinita Spirits」
目的、目標に向かって勇気をもってひるむことなくひたすらに前に進む。「サッカーを通じて大分の活力に貢献する」というクラブの目的を果たすべく、チーム・クラブ・選手・スタッフそれぞれが自らの目標達成に向けて勇気をもってチャレンジしていくという決意を表した。
・もしかしてーわたしたちー点 6.5点
あれ?なんか見たことあるぞ?と思ったら、2016年の徳島のスローガンとまるっきりかぶってるぞー!!!こんなことあるのかね。確かに「勇往邁進」は四文字熟語なのだがそこまでポピュラーとは言えず、なかなか偶然かぶることが考えづらいもの。なんとなく「1年間あければ大丈夫だろ」的な大分担当者の思いが透けて見えてくるが、ざんねん俺が見つけましたー!!でもたぶん世界で俺1人だけしか気づいてないのと思うので、安心してください!まあ別にかまわないんだけどね、同じでも。デザインは黄色と青でとてもかっこいいです。この調子で大分には「+ONE Soul」とか「史上最攻」とか微妙な感じのところを何年後かに突いていってもらいたいと思う。「ITADAKI」はパクらなくてもいいと思います。
■熊本
「飛翔」
ロアッソ熊本は2018年、Jリーグ参入から11年目を迎え、次なるステップへ踏み始めます。
未来へ飛躍する第1歩として、皆様と共に前に進んでいきたいという意味が込められています。
・消えた180万馬力を追え点 6.0点
ついに180万馬力の旗印を下ろしてしまった。熊本県の人口が180万人を割ってしまったのでしょうがないのかもしれない。去年の「光となれ」はロゴ的にも特撮感あってかっこよかった。まあリスタートということなのだろう。そこで飛翔です。あれ?なんか見たことあるな、これ?と思ったら、去年のカマタマーレのスローガンでした!パクっちゃいました!と、まあ飛翔はJスローガン頻出単語7位くらいなので、とりたてるほどのことではないのですが、大分と同様にこれに気付いたの俺だけだろうと思うので、安心してください!そして、この飛翔、デザインがクールでいいんだけど、なんか無理やり馬をぶち込みすぎではないだろうか。もはや「飛」の一部というよりも急に興奮した馬が「飛」に飛びかかっているような図になってしまっている。しかし、これこそがこのロゴの要点、俺たちは誰にでも突っかかっちまうから大怪我したくなけりゃどいてるんだな、という熊本の強い意志の表れだろうか。オフェンスファウルです。
以上!
今年も楽しもうJリーグ!!
■J2■2018シーズンスローガン紹介part1「5%の確率で珍スローガンを出すJ2bot」
J2編だ!!
J1編はこちら!去年のJ1編はこちらでJ2編part1はこちらでpart2はこちら!死!スローガン!死!
■山形
「For the Blue」
モンテディオ山形を支える全ての思いをひとつに。
地域・サポーター・チームが一丸となり、J1昇格に向けて共に歩もう。
・ガゼルパンチでデンプシーロール点 5.5点
普通!一昨年の「一新同体」、昨年の「絆」のデザインぎりぎり攻めてる感に比べるとだいぶ抑えてきた。というか、普通すぎてあまりにもインパクトがない。「For the Blue」と唐突に言われても、なかなかBlue=モンテディオ山形という認識が薄く、もはや何も言ってないに等しいくらいパンチ力がない。やはりスローガンはパンチ力に溢れてなんぼである。かなり遠く離れた野球チームがだいぶパンチ力を勘違いしたスローガンを作っているので、是非参考にしていただきたい。
『BRAVE SPIRIT 勇猛果敢』
「パンチ力を上げるためにはロケットパンチをロゴに入れればいい」という安直な思想のもとに作られた最高のスローガンです!!去年の「絆」の拳みたいにパンチを入れていこう!
■新潟
ALL FOR NIIGATA
~すべてを新潟のために~
・心臓を捧げよ点 6.5点
超ひさびさのJ2なので、1年で帰りたいという悲壮感が出ているスローガンとなった。なんだよ、そんなに焦んなよ、もうちょっとゆっくりしていけよ。ただ、落ちた初年度に全リソースをぶち込むというのは戦略としては間違っていなくて、ここで昇格を逃すと長引くケースが多いということは千葉&京都を筆頭に実証済みである。具体的には「佐渡島を質に入れる」「長岡花火を相手チームに向けて撃つ」「新潟名物イタリアンはそのまま県外に流出させない」など、リソースをどんどんぶち込んでいこう!とにかく今年はあらゆる新潟の財産を突っ込む覚悟が必要で、それをつぎ込んでなおJ2に残ってしまって途方に暮れるという悲哀も是非味わってほしい。今年が勝負だ!!ちなみにアルビレックスの野球チームの今年のスローガンも「新撃」でちょうど心臓を捧げたい感じになってます!!
■金沢
クラブスローガン
「We are Zweigen 赤い闘志で、街をひとつに。」
「地域密着型クラブ」の実現を目指し、新たにクラブスローガンを設けることになりました。シーズン毎のスローガンとは異なり、普遍的なクラブの指針として、選手・スタッフはもちろん、皆様と共有していきたいと考えております。皆様の応援などでも度々、使用されているので馴染みのある言葉ですが、地域の方々にも、「自分たちはツエーゲン金沢の一員である」と感じていただけるようなクラブとなるよう、このスローガンの元に、活動をして参ります。
チームスローガン
「SHINKA 進むために、深化しろ」
今シーズンのチームスローガンは、「SHINKA」です。クラブスローガンとは異なり、今シーズンの指針となるスローガンです。昨シーズン、築き上げたスタイルを、より深めていく「深化」、そして、更に前に進めていく「進化」、クラブの存在価値を見つめ直す意味での「真価」。3つの意味を込めております。柳下監督の元、「SHINKA」を求めて、チーム・フロントが一丸となって取り組んでまいります。
・はい、ここテスト出るぞーノートとっとけよー点 6.0点
なぜか2つのスローガンを出してくるのがJリーグの特徴で、しばしばこの二刀流は用いられる。だが、二刀流は各々がすごい切れ味じゃないとどっちも印象に残らないということになりがちなので、取扱注意である。まずクラブスローガンだが赤く染めるということで、金沢の位置的にもソ連の影響が見られる。これは毎年変えるわけではないそうだが、そんな共産主義的でいいのか。また、チームスローガンの「SHINKA」で「進化」と「深化」を掛け合わせるのはJリーグの常とう手段である。どんだけ深く潜りたいんだきみらといった趣である。ただ、この「SHINKA」がグラフィティアート風のロゴになっててJのスローガンでは珍しいデザインとなっているので、これは目立つ。非常に目立つ、のだが、なぜクラブスローガンとデザインの方向性が違うのかというのは俺にはわからない。その謎を解くためというか寿司を食べに俺は北陸新幹線かがやきに飛び乗ったのである。
■水戸
「一新」
2018シーズン クラブスローガン決定のお知らせ
水戸ホーリーホックの2018シーズンのクラブスローガンが下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。
【2018シーズン 水戸ホーリーホック クラブスローガン】
「一新」
■読み方
いっしん
■説明
「すべてのものを新しくすること。そして、過去の歴史、業績を尊重しながら、さらに新しいものを積み上げていくこと。長谷部新監督を迎え、城里町にクラブハウス練習場『アツマーレ』という新天地ができます。『新天地』に『一歩』を踏み出すところに、大きな意味が込められています。」
■クラブスローガンデザイン
昨年度のスローガン『前進』に引き続き、7年連続で茨城県出身の書家 川又 南岳氏に揮毫いただきました。
<川又 南岳氏プロフィール>
1937年 茨城県常陸大宮市生まれ。1975年に第7回日展初入選。以後、ドイツ・ハンブルグ国立工芸美術博品館作品買い上げ、中国・北京市歴史博物館で書画展を開催するなど、国際的評価も高い。茨城大学教授退官後も、画家や陶芸家とのコラボレーション活動を展開。2006年秋篠宮殿下ご臨席のもとに行われた「まなびピアいばらき」開会式での大筆を用いた揮毫など、多方面で精力的な活動を続ける。
・スローガンの向こう側へ点 7.0点
相変わらずの二文字縛りは継続である。北関東マジでバイト数足りない。そして鹿島もひらがなだったが、こちらは読み方をきちんと提示してくれる親切心。お年寄りへの配慮が見られる茨城県である。とりあえず二文字で筆で書かれていれば私は満足してしまって、もはや水戸のスローガンにいたっては意味なんてなんでもよくなってきている自分がいることに気付いた。ずっとこのスタイルでやっているというスローガンの意味以外の継続性があるのだが、そのスタイルの継続性が逆に意味を奪ってしまっているという不思議な現象が起こっている。まったく頭に残らない。もはや水戸のスローガンはポストモダンである。いっそのこと「のも」とか「にく」とか「凹凸」とかまったく意味のない文字列を並べてもスローガンとして通るのではないだろうか。水戸にはスローガンの意味などというちゃちなものを飛び越えていっていただきたい。
■栃木
「KEEP MOVING FORWARD」
クラブがサッカー(スポーツ)や独自の活動を通してミッションを遂行していくにはうまくいく時もあれば、うまくいかない時もあります。ただ、どんな状況であっても止まらずに“前に進み続ける”ということが重要であり、その力こそがクラブの成長に必要だと考えています。
・現状に満足することなく前に進み続ける
・困難な状況であっても、その困難に打ち勝つ為に前に進み続ける
・進化・成長の為の変化を積極的に受け入れ、前に進み続ける
というように、それぞれの立場、役割において“前に進み続ける”ということがどういうことか日々追求することがこのクラブの哲学です。
クラブの経験や今までの歴史は人の人生と同じとも言えます。自分が思い描いていた、または計画通りにいかないことが人生の中では数多くあります。むしろ、思い通りにいかないことの方が多いかもしれません。そういった思い通りにいかない時にこそ“前に進み続ける”力が重要だと考えています。
昨年の昇格を考えてみても、どこかのタイミングでクラブの運営会社である我々や選手達が前に進むことをやめてしまっていればあの昇格はなかったでしょう。また、ファン・サポーターの皆さんををはじめ、クラブに関わる方々が一緒に闘ってくれることもなかったでしょう。クラブに関わる全ての人が前に進んだからこそ得られた昇格だと思っています。
どんな状況でもクラブに関わる多くの方々と共に KEEP MOVING FORWARD“前に進み続ける”ことを追求し、魅力ある、強いクラブへの成長に繋げていきたいと思っています。
・このバイト数足りない問題からの卒業点 7.0点
ついに北関東バイト数足りない問題から離脱するものが出た。2年間J3で地獄を味わったことで、俺たちにはバイト数が必要だということがわかったのだろうか。で、これがスローガンなのかよくわからないのだが、これしか発表されてないのでこれがスローガンってことにします。で、スローガン自体なのだが「KEEP」「MOVING」「FORWARD」のすべての単語がJリーグ最頻出英単語ワードになっているという奇跡。みんな前に動き続けたすぎである。本当にありきたりすぎて、2秒で忘れてしまう。ただ、ありきたりじゃないのはロゴデザインで、普通にかっこいい。白黒なんだけどキャッチーで、見た目にとてもポップな感じに仕上がってる。指の先から出てるのはたぶん餃子のたれだと思うけど。あと、なぜかクラブバリューというのも設定していて、1.Enjoy(楽しむ) 、2 Growth(成長)、3 Unity(団結)、4 Sincere(誠実)、5 Challenge(挑戦)の5つを上げているのだが、この頭文字を合わせるとEGUSCとなって何の意味もなかったので、時間を返してください。
■大宮
「ONE 勝利のために」
<コンセプト>
すべては勝利のために、
1位でJ1に復帰するために。
そのために一つひとつの試合を戦い抜く。
一つひとつのプレーを大切にする。
一日一日のトレーニングに全力で取り組む。
Omiya Never Ends.
一から、一つひとつ。
一丸となって、大宮は戦いつづける。
・俺たちまだ終わってないよなばっか始まってもいねえよ点 8.0点
Jを代表する反安保体制スローガンだった「大宮共闘」を捨ててきた。今年は「ONE」でとにかく1を強調したスローガンの説明になっている。しかし、中盤までなるほど、ふむふむと思って読むのだが、唐突に挟まれる「Omiya Never Ends」で完全に虚を突かれる。「ONE」は「Omiya Never Ends」の頭文字でもあったのだババーーン!!いや、知らんがな。誰も終わってるなんて思ってないし、いや、なんか急にこんなこと言い出すのはあれなの?不安なの?しかもなんかいきなり英語だし。すごい、「Welcome to the Undergroud」的な破壊力がある。アレかな、ちょっと昔のJ-POPで今まで日本語で歌ってたのにサビの部分で英語ぶち込んでくるアレなのかな?死ぬまで Stay with me we carry on…的なアレなのかな?今年の大宮はハーフタイムのインタビューで「そうですね、まずはOmiya Never Ends」と石井監督が必ず始めに言うことで難局を乗り切っていって欲しい。俺も好きな女の子の耳元で「Omiya Never Ends…」と囁きたいものだ。スローガンそのものではないけど、J2編はトータルで大宮優勝!!Omiya Never Ends!!
■千葉
「PASION」
PASION(パシオン)はスペイン語で、情熱・熱血・夢中を意味します。
2017シーズン、フアン エスナイデル監督を中心としてジェフユナイテッドは「闘う集団」を目指しました。そのラテンの熱い血による情熱を持った指導がシーズン終盤実を結び、チーム新記録の7連勝で締めくくることができました。
2018シーズンも、フアン エスナイデル監督のもと、ありったけの情熱をつぎ込んだ指導を継続し、士気に満ち、すべての力を出し切ることのできるチームを引き続き作っていきます。
サポーター、スポンサー、ホームタウン、選手、クラブ関係者がそれぞれ向上心や熱い気持ちを持ち、みんなの力を結集することでさらにブラッシュアップしたジェフユナイテッド市原・千葉を作ります。
2018シーズンも2017シーズンに引き続き、さらにパワーアップした「PASION」をスローガンにすることで、その思いを込めたいと思います。
ロゴは2017シーズンに燃え上がった情熱の炎をさらに強くし、その炎はサポーター、スポンサー、クラブの三位一体で闘っていくという意味を込め、3本の炎を大きく配置しました。
・情熱の真っ赤な薔薇薔薇死体点 6.5点
怒涛の連勝でプレーオフに殴り込みをかけたエスナイデル監督がうやむやのうちに契約を更新したので、スローガンも継続である。「情熱」である。説明でも情熱を強調しているのだが「さらにパワーアップしたPASION」とか「3本の炎を大きく配置」「ありったけの情熱をつぎ込んだ指導」など全体的に暑苦しい感じになっており、情熱指導のエスナイデル監督が勢い余ってゴルフのアイアンで選手の頭を叩いたりしないか少し心配になってくる。こうなったら、アシスタントコーチに松岡修造が欲しいところである。お前は今日から富士山だ!しかし、本当だったら「HIGH LINE」にしたいところなのだろうけど、さすがに手の内がバレてしまうから止めたのだろうか。いや、まあそれは言っても言わなくてもバレてるんだけど。ともかく今年も情熱的にワーワーやって欲しいものである。 ※勝てるとは一言も言ってない。
■東京V
「ONE FLAG KIZUKU」
【スローガンについて】
2014シーズンから続けて掲げてきたスローガンである『ONE FLAG』に込めた想いは、
東京ヴェルディが継続して抱くべきものです。
そのため、今シーズンも引き続き『ONE FLAG』をメインスローガンとして使用します。
また昨シーズンから掲げるサブスローガンの『KIZUKU』を今シーズンも継続して使用します。
昨シーズンに築いた土台をさらに強固に『築く』こと、またクラブに関わるすべての人間が
新しい物事や当たり前だと思ってきた物事の真の価値に『気付く』ことを表わしています。
東京ヴェルディは来シーズン、クラブ創設50周年を迎えます。
節目の時に我々が立つべき舞台で目覚ましい成果を残すことを目標に、
クラブに関わるすべての皆様の力を結集させてその礎を築いてまいります。
【『ONE FLAG』に込めた想い】
クラブの象徴であり、唯一無二のより所であるエンブレムの旗の下に、
ヴェルディファミリー全員がひとつになって戦うことを表わす。
またこのフレーズが意味する『一流』を目指し、
クラブに関わる全ての人間が一致団結する意思が込められています。
・もうTWOでもよくない?点 6.5点
松本との「One」対決チキンレースは今年も継続。去年から町田が「+one」で殴り込みをかけ、大宮が「ONE」を掲げるなど、2018年は近年まれにみる「One」が豊作の年となったが、この事実で盛り上がっているのはたぶん世界で俺だけだと思うと寒気がしてくる。今年もサブスローガンは「KIZUKU」であり、去年残念ながら築けなかったんだなということを暗に我々に教えてくれるメタスローガンでもある。最近参戦してきた他チームはともかく、もはや松本との戦いは「どっちが先にONEをやめるか」という核兵器開発競争みたいになっており、このままではいずれ相互確証破壊で世界が核スローガンの冬に包まれてしまう。はやく冷戦を終わらせて「もはやONEの時代ではない」「これからはTwo、あるいはThreeで行こう」という合意を松本と締結していただきたい。その上で鬼畜英国よろしく約束を反故にして再び「ONE」のスローガンを出して第三次世界大戦の引き金を引くもよし、キューバを封鎖するもよし、どさくさに紛れて町田を占領するもよしである。何の話だと思うかもしれないが、基本的に去年からのスローガン継続だと特に言うことはないのである。
■町田
「+one もっと町田の笑顔のために」
○「+one もっと町田の笑顔のために」について
今年は町田市制60周年という節目の年を迎えます。我々FC町田ゼルビアはこれまで以上に町田を意識して活動し、町田を全国に発信していきたいと考えました。もう一度、クラブの原点に立ち返り、より地域に根ざし、子どもたちに、地域の皆様に愛されるクラブへと生まれ変わりたい、そう想いました。
より愛されるために、どうするのか。そこを考えた時に、もっともっと子どもたちを、地域の皆様を笑顔にしたいという思いが強まりました。それを実行するために決めたのが「+one もっと町田の笑顔のために」です。スタジアムにお越しいただくファン・サポーターの皆様はもちろんのこと、地域のすべての皆様がゼルビアがあったことで笑顔になれた、そう言われる存在を目指して参ります。選手も運営スタッフも、そこを主眼において活動していきます。
クラブは昨年、FC町田ゼルビアの前身であるFC町田が結成されてから40周年という記念の一年を迎えました。そして2019年は、トップチーム設立30周年を迎えます。2018年は大きく飛躍する上で、非常に大切な一年だと思っております。そういう強い決意で戦ってまいります。皆様におかれましては、ぜひスタジアムを満員にしていただき、選手をサポートしていただけますと幸いです。今シーズンもぜひ一緒に戦ってください。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
・クソコラ素材点 7.5点
この禍々しいロゴはなんだろうか。ぱっと見て思い出したのは中川ホメオパシー先生のクソコラである。溢れるのんのんびより感。
ちなみにのんのんびよりの内容は一切知らない。アニメ?なんだよね?そして、なぜかサブロゴがある。サブロゴ?サブロゴってなんだ?より「+one」部分を強調しているのだが、のんのんびより感あるいはときめきメモリアル感はだいぶ薄まってしまっている印象。わたしののんのんびよりを返して!正直言えば、「+one」部分と「もっと町田の笑顔のために」の関連性がいまいちわからないので、そこをリンクする何かが必要なのかなあと思いました。「+one億円の支援でもっと町田の笑顔のために」「+one桁予算が増えればもっと町田の笑顔のために」とかはどうでしょうか。
■横浜FC
「BE BRAVE-勇敢たれ-」
クラブ創設20周年を迎えるこのメモリアルなシーズンに、悲願のJ2優勝そしてJ1昇格を果たすべく、継続性と上位との差を埋める積み上げを重視し、J2リーグを不屈の向上心で勇敢進んでいくという熱い想いと覚悟が込められています。
・俺たち横浜には勇気がない点 7.0点
J1編の横浜FMのところでも書いたが、同都市で「Brave」という同じ英単語を選ぶという奇跡を起こしてしまった横浜FCである。去年からの継続。ってか、去年のスローガン知ってるのに横浜FMは「Brave」選んだんか、すげーな。横浜FCもやはり勇気が足りてない模様なので「勇気を持ってカズのパンツを下ろす」「勇気を持ってイバにカンチョーしてみる」「勇気を持ってC大阪所属ソウザ選手の銅像を建てる」などの行為で勇敢さを示していってはどうだろうか。しかし、この画像に説明が書いてあるのだが、中盤の「ポジティブな全ての成長するパワーを結集し」の「ピースな愛のバイブスでポジティブな感じでお願いしますよ」感がすごい。勇気を持って空中を飛んでしまいそうである。現在の窪塚洋介氏と絡むことはかなりの勇気がいると思うが、なんらかの形でイベントを開催してもらいたいものである。お疲れサンボ!
■甲府
「完遂 プロヴィンチアの挑戦」
これまでの5年間、必死にJ1リーグを戦い続けてきました。しかし、昨シーズンはJ1残留を勝ち取ることができませんでした。
今シーズンは、ヴァンフォーレ甲府に関わるすべての人が味わった昨年の悔しさを忘れることなく、必ず1年でJ1復帰を目指す決意と、険しいJ2リーグでの戦いを勝ち抜く覚悟を持ち、我々は突き進んでいきます。
クラブがこれまで積み上げてきたことに、新たな活力を加え、全身全霊で戦い、明確な目標を成し遂げられるように『完遂』という二文字に想いを込め、スローガンとすることに決定しました。
また、2013年から掲げ続けている、サブタイトルの「プロヴィンチアの挑戦」は今シーズンも継続し、地方の市民クラブが、リーグのカテゴリーに関係なく、この山梨県を代表して戦う強い意思を表し、使用していきます。
・な、なんだってー!点 7.5点
ついに落ちてしまった甲府は今年もプロヴィンチアの挑戦である。去年はなんらかを完遂できなかったので、今年は何かを完遂しようそうしようということでスローガンは「完遂」です。なかなか躍動感のあるロゴなのですが、一説によると左右に反転させると「VFK J1へ」と読めるという中々のダヴィンチ・コードな解釈があり、パルスのファルシのルシがパージでコクーンである。確実にテンプル騎士団の聖櫃とロスチャイルド家の秘密文書が絡んでいる案件であり、上空2000mからこのロゴを見ると宇宙に満ちる光り輝く五芒星に見えるという。諸説はあるが、2019年に人類は滅亡することは確実であり、今年昇格しないとJ2のままで人類滅亡の瞬間に立ち会ってしまうことになるので、甲府におかれましてはぜひ完遂してがんばっていただきたい。
字数制限にひっかかるので続きはpart2で!!
■J1■2018シーズンスローガン紹介「あれ~!?このスローガンを求めてる俺がいる~!?」
今年も来たぞ!去年のJ1編はこちら!J2編part1はこちらでpart2はこちら!!
Jリーグが始まるまで暇だろうから、これで楽しんでください!
■札幌
「北海道とともに、世界へ」
このスローガンは、選手、スタッフはもちろん、クラブに関わる全ての人が“北海道”を背負って、クラブとしてはJ1定着、さらにはACL、選手たちも日本代表、海外クラブへのステップアップなどを目標に、全員が成長しながら世界を目指していく心意気で日々の練習や業務に邁進する覚悟を表しています。
もちろん、「世界」を語るには時期尚早かもしれませんが、このスローガンは1年限りのものではありません。着実にステップアップして世界を意識できるよう、クラブは前進を続けます。
・特にコメントはございません点 6.0点
去年からの継続!特に何もいうことはないのですがそろそろ飽きてきた!なので、「北海道とともに、世界へ サッポロビールも一緒に」「北海道とともに、世界へ 六花亭マルセイバターサンド超うまい」「北海道とともに、世界へ 東京の寿司は寿司じゃない」「北海道とともに、世界へ あんな小さなホッケは偽物だ、明日また来てください本物のホッケを(以下美食倶楽部)」など地元の名産をサブスローガンとして採用してはどうだろうか。あとは「北海道とともに、世界へ 札幌市立中央中学校昭和52年度卒業生同窓会のお知らせ」など積極的に地元の集まりの広報に使っていただきたい。
■仙台
「Be STRONG 2018 興せ、「シン」の力を」
『昨シーズンからの継承。頂点をつかむために、さらにSTRONGなチームにならなければならない。どんなことにも揺るがない「芯」の強さ。いかなる困難にも突き「進」む力。その先にある「真」の強さを追求して戦う。タイトル獲得、復興という未来を「信」じ、地域とともに「心」を1つに歩んでいく。』
・いまさら在来線爆弾点 6.5点
去年が「Be STRONG 興せ、未来を」だったので、微妙に変更してきました。デザインも去年と同じ感じの白黒で、予算が足りなかったんだろうか。「興」の漢字は3年連続採用で、今年も!興します!仙台!!なぜ仙台が「興す」ことにこだわっているのかはよくわからないのだが、ともかく興したい、興って興って激興プンプン丸になりたいという強い思いだけは伝わってくる。そして、今年はそこに「シン」である。いまさらか!去年やれ!「シン・ゴジラ」は一昨年上映だぞ!対戦相手に仙山線爆弾でも全車ぶっ込むつもりだろうか。本数少なそうだけど。「芯」「進」「真」「信」「心」の5つの意味を「シン」に込めるという「意味ミルフィーユ」の5層構造なのだが、もうそんなに意味を背負わせたら「シン」が折れてしまうじゃないか、「シン」の気持ちも考えてあげたのか、でもあの子はできる子だから、できるとやりたいは違うんだよ、じゃあ「シン」に直接聞いてみたらいいじゃない、俺たちが聞いたってあの子はやりたいって言うに決まってるじゃない、なんか俺たち・・・喧嘩してばっかりだね・・・シンプルなデザインはかっこいいと思います。
■鹿島
「Football Dream こえる」
2018年シーズンは、クラブのカラーと伝統を守りつつも、これまでの自分たちを「こえる」という強い思いを胸に戦う。メインスローガンである「Football Dream」は、クラブ創設25周年を迎えた2016年に恒久的なクラブスローガンとして据えたものであり、一貫した哲学のもとでクラブの長期経営を実現していく姿勢が反映されている。全冠制覇という大きな目標に向けて、いかなる困難が立ちはだかろうともすべてを乗り越えていく。勝利を積み重ねた先にある、まだ見ぬ景色を目指して、クラブとサポーターが一つとなる。
・城痩せろ点 6.5点
いつの間にか鹿島の合言葉的な立場になっている「Football Dream」はこれでよいとして、去年は「つなぐ」だったサブスローガンを「こえる」に変えてきた。磐田とかぶったのがよっぽど嫌だったのだろうか。「鹿島さんも繋ぐTシャツ一緒に作りましょうよ!」と呼びかけられたという噂もある(未確認)ので、やむを得ないかもしれない。ともかく今年は「こえる」である。ただ、仙台みたいに意味ミルフィーユを重ねるわけでもなく「越える」という意味だけっぽいのに平仮名にしているのは宗主国ブラジルからの使者も読みやすいようにという配慮なのだろうか。平仮名にしていることで勝手に読むほうが意味を追加してしまっていて、「肥える」という漢字が勝手に浮かんできて、大宮FW大前元紀の仕上がったわがままボディやテレビに出てくるたびに「#城痩せろ」のハッシュタグで罵倒される元日本代表城彰二の恵体が思い浮かんで来るのはわたしだけでしょうか #Metoo 。デザインはなんか鹿島っぽくないけどポップでとてもかわいいのでよいかと思います。
■浦和
なし
今年も浦和さんはないので、勝手に考えます!
「マルティノスは超かわいい」
でいきましょう!
■柏
「柏から世界へ」
画像なし
・特に何も申し上げることはございません点 6.5点
改めての発表がないのだが、新体制発表会によるとどうもこのままらしい。3年連続同スローガンです。元々のスローガンの完成度が高いので、特に申し添えることはございません。ACL出場権もとったので、非常に時宜にかなっているのではないでしょうか。ただし、ずっと変わらないと飽きてしまうので、サブスローガンで「C大阪天皇杯で勝ってくれてありがとう」や「メンデスやっぱりむかつく」、「なんでちばぎんカップやるのか俺らもわからない」などのパンチラインもほしいところである。同県の野球チームのスローガンが非常に意味不明かつ無理矢理感をキャッチーな画像にまとめているので、こういったところも見習ってほしいところ。「「レ」を折れ線グラフに見立てて」って見立てちゃうの?????
「捲る(意味:一気に追い抜く)」プラス「~まくる。勝ちまくる、打ちまくる…etc」の2つの意味。
アクセントになっている「レ」を折れ線グラフに見立て、「2016年3位、2017年6位、2018年1位(上昇↑↑)」を示す
■FC東京
「強く、愛されるチームを目指して」
創設20周年を迎え、これからのチームの成長、そして新たな挑戦を始めるにあたり、もう一度原点に立ち返るという想いを込めています。
・今年の春の愛されコーデ点 5.5点
投げやり感がすごい!これからちゃんとしたロゴを作るのかもしれないけど、画像もワードそのままスクショした感じのものだし、説明もほとんど関連性がなくて唐突に「愛されたい」。恋愛体質か。しかし、昨年はイマイチ成績がぱっとせず、空中分解しかけたチームが愛されたいと思うのは当然のことかもしれない。とにかく愛されたい、その強い情念だけが伝わってくるスローガンである。幼いころに継母からないがしろにされたりしたんだろうか。しかし、「愛されたい」と言うだけで愛されるほどJリーグは甘くはない。世の女子たちも愛されるために「もこもこかわいい“シャギーニット”の愛されコーデ」や「定番ケーブルニットを使用した愛されコーデ」などの努力を惜しんでいないのが実情である。FC東京としても「愛され梶山1トップ」や「室屋と太田を縦に並べて愛されラテラル」「大熊監督再臨」などのチャレンジをしていただき、「愛されるよりも愛したい」のKinKi Kids精神で頑張っていただきたいものである。ちなみに同じ東京の野球球団のスローガンはよく何を言ってるのかわからないが勢いだけはすごくてなんかいいです。「我が巨人軍が光り輝く栄光」て。帝国陸軍かよ。
気持ちを奮い立たせ、勇気を持って戦い抜いた先に、我が巨人軍が光り輝く栄光が待っています。6年ぶりの日本一奪回に向け、チームが一丸となって奮起します
■川崎
「GO Sensational !」
川崎フロンターレの2018年クラブキャッチフレーズは、「GO Sensational !」と決定しましたので、お知らせいたします。
2018シーズン、川崎フロンターレは星の付いた青黒ユニフォームで戦い始めます。目指すのは、想像を超えた驚きを!歓びを!ときめきを!いままで積み重ねてきたものは、一切変えることはありません。ただそれらを一段と高めていくシーズンとなります。
そこで「GO Sensational !」には、チーム、ファン・サポーター、スポンサー、そして地域。そのすべてが共鳴し合い、一体となって、日本中で、アジア、そして世界で、センセーション(衝撃)を起こしていきましょう!という気持ちを込めました。
力強く創造性あふれるプレースタイル。サプライズと笑顔あふれるプロモーション。フロンターレが発信するパワーは、チカラとチカラの掛け合わせから生まれます。毎日様々な場面で「GO Sensational !」の思いを実現させていきます。2018シーズン、チャンピオンチームとしての誇りを胸に、チャレンジャーとしてのスピリットを忘れずに戦ってまいります。いままでにもまして、熱い声援をお願いいたします。
・扇情的な戦場点 7.5点
水色と黒で相変わらずデザインがかっちょええ。昨年は優勝したこともあって勢いのあるキャッチフレーズとなった。しかし、説明文の「目指すのは、想像を超えた驚きを!歓びを!ときめきを!」という部分はなんか盛り上がり過ぎて何言ってるのかわからなくなってる感じなのはご愛嬌というところだろうか。もう優勝したんだからいくらでもときめていて欲しい。ただ、有言実行がクラブカラーの川崎であることも確かである。開幕前に「隣のクラブから0円で生え抜き10番を移籍させる」というセンセーショナルなことをしてしまったので、スローガンの実践に余念がないことを証明しているのは心強い。このままでは「10番の代わりに戻ってきた大久保嘉人を隣のクラブに送り込む」「夏の移籍でカイケを獲得」などの強烈センセーショナルなことで火に油をがんがん注いでもらい、Jリーグを盛り上げて欲しいものである。大熊監督を呼ぶ、でもいい。
■横浜FM
「Brave and Challenging ~勇猛果敢~」
画像なし?
・Brave都市横浜点 6.0点
J2編のところでもやるのだが、今回は横浜FCが「BE BRAVE 勇敢たれ」のスローガンを出してきたので、おそらく史上初となる同じ都市でのスローガンかぶりという事態が起こってしまった。なんてことなんだ。近くなんだから調整しろ。しかし、同じ場所にあるチームが「Brave」という単語を選んだということは偶然ではなく、むしろ必然なのではないだろうか。横浜という都市が腰が引けている、もっと勇気を持って戦わなければいけない、早く勇気を持って横浜駅の工事を終わらせろ、という潜在意識がこの言葉を選ばせたに違いない。横浜FMとしてましては、「勇気を持ってカイケを復帰させる」「勇気を持って隣のクラブの10番を強奪する」「勇気を持って比嘉祐介を復帰させる」などの勇猛果敢な方針でがんばっていただきたい。ただ、よく英語+日本語のスローガンであるのだが、英語部分と日本語部分の意味が若干違ってるんじゃないかと思うのは気になるところ。勇猛果敢だとBraveだけでよくないか。
■湘南
「ALIVE」
我々は勝利を究極に追求し、
見ている人と感動を分かち合えるフットボールを目指します。
それこそが湘南スタイルの真髄です。
・話は聞かせてもらった人類は滅亡する点 7.5点
勢いでごまかされそうになったけど、説明とスローガンが全然合ってない!!「見ている人と感動を分かち合えるフットボールを目指す」のに、なぜスローガンが「ALIVE」なのか。「えー今からきみたちに殺し合いをしていただきます」って言われたのにバナナとマシュマロを渡されたような気分になってしまった。チャック・ノリスなら殺せるかもしれんが、我々には無理である。それに、チャック・ノリスなら殺すのにバナナとマシュマロさえ必要ない。ただ、昇格と降格を繰り返している湘南の状況的にはJ1でALIVE=生き残るぜ!っていうスローガンは妥当だし、その意気込みもよくわかるのだが、あまりにも説明に引っかかりがなさすぎて困惑する。暗号の可能性を考慮して「しょ」「う」「な」「ん」の四文字を抜いて説明文を読んだり、平仮名だけを抜き出してみたり、ライターで画面を5分炙ってみたりしたのだが、何も解き明かすことはできなかった。おそらくはマヤ文字が関連しているし、間違いなくフリーメーソンの関与もあるだろう、東北に繋がっているという湘南の洞穴に秘密が隠されている可能性も高い。そして我々はこの謎を解くためにアマゾンの奥地を訪れたのである。
■磐田
「繋ぐ 2018 Challenge For Next」
2018年シーズン、ジュビロ磐田は『繋ぐ 2018 Challenge For Next』をクラブスローガンとして掲げます。
「繋ぐ」それは人と人、地域とクラブ、サッカーを通じジュビロ磐田に関わる全てを「繋ぐ」事です。
そして勝利の為に、選手たちの考えを繋ぎ、パスを繋ぎ、心と心を繋ぐ。
繋がることはすなわちチーム一丸になることに他なりません。
クラブ理念である「夢と感動を!」を皆様と分かち合う為に、2018年シーズン更なる高みを目指し、<次なるステージ>に挑戦してまいります。
・またお前らか点 7.0点
また繋いでしまった。3年連続で繋いでしまっているので、もうさすがに繋ぎすぎで、しがらみとか出来始めてめんどくさくなってきてないだろうか。惰性の飲み会とかめっちゃ多くなってそうだし、結婚式で祝儀払う回数がめっちゃ増えてそうである。それでも磐田は今年も繋ぐのである。もはや「繋ぐ」のほかはどうでもよくなってきていて「Challenge For Next」の部分は変えずに「2018」を追加したというやっつけ仕事になっている。あなたと繋がりたい、あなたと一緒になりたい、あなたと同化したい、あなたはわたしでわたしはあなた、1つは2つ、2つは1つとちょっとしたSFホラー的強い意思が伝わってくる名スローガンになりつつある。去年は鹿島が繋いできたが、その思想に共鳴したのか今年は盛岡が繋いできた。磐田と盛岡だと縁もゆかりもなさそうで何が繋がるのかはよくわからない。だが、盛岡としては出番がない選手のレンタルよろしくということかもしれないし、磐田としては若手でいいのいたら安く売ってねということだろうか。古き良き日本のコネ社会、それが繋ぐである。まあともかく頑張って繋ぎ倒して欲しいものである。
■清水
「BACK TO THE BASIC 徹底」
・答えはいつも君のここにあるのさ点 7.5点
ジャパニーズラップ調の一行ごとにぐんぐんアガってくる感じの清水の説明文を毎年楽しみにしていたのだが、今年は打って変わって説明文一切なし。去年までのデザインの意図までべらべら喋ってた饒舌さとは打って変わって、なんという硬派路線への急激転換。英語部分を日本語に直訳すれば「基本に戻る 徹底」なので、後の意味は自分らで考えろという投げっぱなし日本指導者感があってとてもよいです。基本に戻る?基本って何だっけ?徹底ってのが基本ってこと?基本が徹底だとしたら何を徹底すんの?富士山?それとも、基本に戻ることを徹底するってこと?じゃ、基本って何?富士山?という具合に頭が混乱するかもしれないが、そもそも基本とはなんなのか、徹底とはなんなのかを探すところから清水サッカー道は始まっているのです。答えはどこにある!?それはきみの心の中にあるのだ!!フォースとともにあらんことを!!
■名古屋
「攻める Go into Action」
「前へ」というチームのスタイルを、2017シーズンを通して確立。
1年でのJ1復帰を達成して、新たなスタートラインに立つことができた。
2018シーズン、そのスタイルをベースに、一人ひとりが自ら行動を起こしてアクションを仕掛ける。
そして自信を持って攻めることを続けていく。
J1で名古屋の"風"を起こすために、攻めていこう!
・彼は特殊な訓練をしていて痛みを感じないんだ点 7.5点
とにかく攻め倒すんだという力強い思いが伝わってくる名スローガン。風間大僧正の指導の下、殴る、倒れるまで殴る、こっちが三か所くらい骨折してても殴る、殴ってダメならダイナマイト抱いて特攻という攻めの姿勢がギンギンに伝わってくる。こんなに攻めてるのは全盛期のモンゴル軍くらいだろう。ただ、風間大僧正が監督である限り攻め倒すという選択肢しか残っていないわけでわざわざスローガンで強調しなくても「いや、知ってるし」ってなるので、もはやこれは蛇足スローガンなのではないだろうか。いっそのこと「今年は守るよ!」とか「5バック至上主義」、「中盤に本職CBを置く物語」とかの真逆のスローガンを掲げて、相手を翻弄していったらどうだろうか。ただ、それをしたところで1節でバレるのであんまり意味がないということに気付いたので、やっぱり今年も攻めまくろう名古屋!!100点取って100点取られよう!!隣の野球チームも組長がスローガン掲げてるから負けてられないぞ!!
■G大阪
「奪還」
スローガンを「勝」とし、タイトル獲得を目標として戦った2017シーズンは、AFCチャンピオンズリーグでは予選突破できず、国内でもJ1は10位に沈み、天皇杯・JリーグYBCルヴァンカップ共にタイトルを獲ることは出来ませんでした。
シーズンのスタートこそ順調だったものの、中盤からガンバ大阪らしい攻撃サッカー、勝負強さを発揮できず、応援を頂いている多くの皆様の期待を裏切る不本意なシーズンとなり、大変申し訳ありませんでした。
昨シーズンの戦績を振り返るにつれ、ガンバ大阪は常にタイトルを争い、獲得しなければならないクラブであることを痛切に感じております。この悔しさを石に刻み、2018シーズン戦わなくてはならないと感じます。
そこで、2018シーズン、ガンバ大阪のスローガンは
奪還
に致します。
ボールを保持しながら試合の主導権を握り、アグレッシブにゴールを奪う魅力的なサッカーを復活・再構築し、2年間失っているタイトルを奪い返す。
それこそが、スタジアムに来ていただいているファン・サポーターの方はもちろん、ガンバ大阪を日頃から支えていただいているパートナーやホームタウンの皆様の熱い想いだと考えております。
2018シーズン、ガンバ大阪は名将・レヴィー クルピを指揮官に迎えます。そして、スタジアム名称も『Panasonic Stadium Suita』として愛されるスタジアムを目指して新たにスタートをします。
FIFAワールドカップ・ロシア大会が行われるサッカーの年、2018年ガンバ大阪はクラブが一丸となり、輝かしい歴史を作って参ります。
熱い応援を何卒宜しくお願い申し上げます。
・愛を取り戻せ点 6.5点
相変わらずのクソ長い説明文ご苦労様です。「この悔しさを石に刻み」と突然石に文字を刻み始めたりとちょいちょい怪しいところはあるのだが、そこに辿りつくころには生徒の大半が意識を頭の中のハンドスピナーに飛ばしているほどの長さである。去年は「勝」というスローガンを掲げたが勝てなかったので、今年は「奪還」だそうである。G大阪らしい攻撃サッカーを取り戻すそうだ。正直言えば長谷川監督の下でタイトルを取ってた頃はそんなに攻撃サッカーでもなかった気がするのだが、人生に勘違いはつきものである。アメリカ大陸をインドだと思ったコロンブスにあやかって、壮大な航路ミスを起こしてほしい。ただ、「奪還」についてですが、2012年にジェフ千葉が「DAKKAN 奪還×脱甘」という凄まじい完成度のスローガンを発表したことは記憶に新しい。「J1になぜ昇格できなかったのか、そしてJ1に昇格できないことで私たちが失ったものは何か、という問いの答えです。」という説明から始まるこの切ないスローガンを掲げた結果、我々千葉は結局何も奪還できず、甘えも脱することができなかったという事実だけはお知らせしておかなければならないだろう。6年ぶりにJリーグにスローガン「奪還」が戻ってきた!!自分を取り戻すんだ!!
【ロゴ説明】
ロゴは、書藝アーティストの田中葉奈先生に書いていただきました。田中先生は、昨年当クラブの「ユナパ祭り2011」にて書道パフォーマンスを依頼し、「全力UNITED」のロゴを書いていただきました。今回のスローガンが決定した時、田中先生の力強い「書」で、私たちクラブの思いを表現したいと考え、またお願いいたしました。
DAKKANは右にいくにつれて大きくなっています。右肩上がりを意味し、またシーズンを通してどんどん調子を上げて勝ち星を積み上げられるようにとの願いが込められています。
「奪」の最後から2画目の斜めの切り込みは、ジェフを愛する全ての方からの信用と信頼を取り戻し、そしてJ1を奪い取るという意味です。「還」のしんにょうは、ジェフの20年間、良かった時も悪かった時もあった波。最後は、大躍進し、今までよりも最高の状態を迎えられるように、その波をイメージしています。「脱」の最後から2画目を、甘さやいかなる障害からも脱せられるように、月に引っかけ、通り越しています。そして「甘」の縦2画を、クラブ全体が甘さから抜け出し、今までの甘さを引き裂くように、力いっぱい切りこんでいます。
改めて見ると、なんでこんな長々とロゴについて説明してるの!!?
■C大阪
「SAKURA SPECTACLE 閃け。輝け。咲き誇れ。」
我々は、闘う。我々は、走る。我々は、魅せる。我々は、驚かせる。我々は、信じる。我々は、立ち上がる。我々は、夢を咲かす。
我々は、今この瞬間もサポーターとともにある。我々は、セレッソ大阪。
・我々は人類を征服しに来た点 6.5点
どうもスローガンは更新せずひたすらこれを押していくという方針らしい。「史上最攻」という伝説のスローガンを再度登場させなくて我々は一安心である。前は「「桜の挑戦 セレッソ大阪2016」とかもあったのだけれど、いつの間にかひっこめられてる。これ以外にも育成スローガン「SAKURA DNA」なんかもあったりしてにぎやかな印象。改めて見てみると「SAKURA SPECTACLE 閃け。輝け。咲き誇れ。」の漫画「ROOKIES」感は色あせないなと感心した。そして、J1では絶滅寸前のジャパニーズラップ調の説明文もぐんぐん俺たちを上げてきて、そのうちには「1,2,3,4 ガンガン ズンズン グイグイ 上昇 5,6,7,8 毎回 ビッグ キック Check yeah」とメロラップを合わせてしまいそうになってくる。しかし、どちらかと言えばセレッソは選手のキャラ的にはラップというよりもK-POPアイドル感があるのはなぜだろうか。来年は「我々は、東の方で戦う」「我々は、神っぽく走る」「我々は、起きて魅せる」と微妙に東方神起感を匂わせてみるのもよいかもしれない。そして、杉本健勇は歌いながら海外移籍してもらいたい。
■神戸
「一致団結 To become the No.1 Club in Asia」
ヴィッセル神戸では、2006シーズンより継承してきた「トモニイコウ。」のクラブ理念を礎に、クラブ20周年を迎えた2015シーズンよりクラブの団結力をより高めて更にまい進していきたいという思いを込めて掲げています「一致団結」に、2018シーズンよりアジアNo.1クラブを目指す熱い思い「To become the No.1 Club in Asia」を加えたクラブスローガンを掲げてまいります。
なお、この「一致団結」は弊社取締役であった故三木谷良一氏がクラブの根幹を成すコンセプトとして、強い思いをもってクラブに贈った言葉で、ヴィッセル神戸に関わるすべての人が1つの家族「ヴィッセルファミリー」となって強い絆で結ばれ、これからも同じ夢を目指して神戸の街と共に歩んでまいります。
・もはや言うことがほとんどございませんパート3くらい点 6.0点
4年連続で「一致団結」なのでもはや言うことがほとんどない。「To become the No.1 Club in Asia」については、えっ、いきなり日本を飛び越えてアジアNo.1・・・?という静かな驚きはあったが、金持ってるミッキーマウスこと三木谷さんならそれくらい言いそうなのでスルー。どうせならアジア1位とかいう中途半端な目的を掲げるのではなく「To become the No.1 Club in the World」とか「To become the No.1 Basketball Club in Asia」、「Welcome to the Undergroundo」とかの大風呂敷を広げて欲しいものである。ミッキーならできるよ!!
■広島
「WE FIGHT TOGETHER 2018 ICHIGAN」
チーム、フロントはもちろん、サポーターの皆さま、株主・スポンサーの皆さま、
サンフレッチェ広島に関わるすべての方と“一枚岩”すなわち“一丸”となり、
勝利という共通の目標“一つの願い”を達成するために戦う、その強い想いを
「WE FIGHT TOGETHER 2018 ICHIGAN」と表現しました。
一岩、一丸、一願、それぞれの言葉を、アルファベットの“ICHIGAN”に込めています。
・あれ・・・これは一度見たような・・・くっ、頭が・・・点 7.5点
「WE FIGHT TOGETHER」はそのままにまさかの2013年以来の「一丸」復活である。確かに今年はアルファベットで違いはあるのだが、それはシャア・アズナブルがサングラスかけてクワトロ・バジーナって名乗ってるようなもので敵味方全員にバレバレであり、黙ってても専用機が赤く染まって支給される。広島の日本語二文字ストックがなくなったのだろうか。そうなると、来年は「ISSHIN」か「ZENRYOKU」だと思う。思い返せば2013年は広島が優勝した年なので、散々だった去年の成績から思いっきり目をムービングさせたということかもしれない。いっそのこと監督が城福さんなので、「WE FIGHT TOGETHER ムービングフットボールで最&Co.」とかで煽ってもよかったのではないか。しかし、広島は今回もふざけ切れてなくてファンの眼を去年の成績からムービングさせ切れてない。これではいけません。毎年言うのですが、隣の野球チームのスローガンをごらんなさい。何回説明を読んでも一つも意味がわからないという異常な言語空間がそこにあるのです!!
セ・リーグ連覇を果たすことができた2017年シーズンは大きな喜びに包まれた一方で、CSファイナルステージ敗退を受け、33年ぶりの日本一を逃した悔しいシーズンにもなりました。
2年連続のリーグ優勝に満足することなく、「球団初のリーグ三連覇」そして悲願である「34年ぶりの日本一」を目指し、チーム一丸となり2018年シーズンを熱く駆け抜けていく。そして、ファン・地域を熱く盛り上げていく。そのような決意を「℃」を3つ並べた「℃℃℃(ドドドォー!!!)」という新キャッチフレーズに込めました。
監督・コーチ・選手・スタッフが昨年以上に熱く一丸となり、来シーズンも熱い戦いを約束いたします。
■チームキャッチフレーズ「℃℃℃(ドドドォー!!!)」について
チームに引き継がれる「努力」「泥臭さ」。シーズンを駆け抜ける「怒涛」の勢い。ひとり一人に必要な「度胸」。ファン・地域との一体感を表す「同心」「同郷」。来年も実現してみせる「胴上げ」。
これらの言葉が有する「ど」を、「熱さ(温度)」と「カープらしさ(C)」を感じる「℃」で表現。
「℃」を3回続けることで、「チームに勢い」をもたらすと共に「リーグ三連覇へ駆け抜ける」決意も込めたキャッチフレーズです。
■ロゴデザインについて
三連覇へ向けて駆け抜ける「3つの℃」は、「色・フォルム」と「大きさ」をあえて変えることで、様々な個性が一丸となり、シーズンが進むにつれて「大きなうねり」を生み出していく姿を表現しています。
■長崎
「約束の未来へ 約束未来 #Promised Future」
「スポーツで豊かな長崎を創る」という理念の下、V・ファーレン長崎は2005年に長崎県内初のプロスポーツクラブとして誕生し、2015年にクラブ創立10周年という節目の年を迎えました。 「約束の未来へ」は、クラブが新たな10年へ踏み出すにあたり、クラブが描く中期的ビジョンの指針として策定したものです。トップチームの活動のみならず、クラブとしてのさまざまな事業・活動において、活用して参ります。
V・ファーレン長崎のクラブ名の由来となっている、ポルトガル語で勝利を意味する「VITORIA (ヴィトーリア)」、多様性を表す「VARIEDADE(ヴァリアダーデ)」。そして、オランダ語で平和を意味する「VREDE(ブレーダ)」、航海を意味する「VAREN(ファーレン)」の4つの言葉は、クラブスローガンの下に実施される、各クラブ事業での「活動哲学」です。 クラブのファン・サポーターの皆さま、長崎県民の皆さまと、クラブが描き実現を約束する“約束の未来”を共有し、共に歩んでいく所存です。
・守旧派を吊るせ点 5.5点
昨年からの継続である。旧体制から新体制への狭間で作られたスローガンのため、ポルトガル語とオランダ語をやたらと混ぜてしまったり、「勝利」「多様性」「平和」「航海」と4つのそれぞれ方向性の違う単語をぐちゃぐちゃに混ぜて魔改造Vを作り出してしまった挙句に急に「約束の未来」にともに歩んでいくので不安感がいっぱいである。初期のFFとかで唐突に「きみたちは光の戦士だ!魔王を倒してくれ!」と言われるくらい不安である。あと、なぜかタグになってる「#PromisedFuture」だが、これでツイッターを検索してみるとあまり使ってる人はおらず、普及してるとは言い難い状況。というか、なんとなく前体制の遺物を残しておくのはスローガン的にもよろしくないし、よくよく見てみたらやっぱり「約束未来」のフォントがすごいのでなんでもいいから変えよう。高田社長の手腕によって昇格したので「チケット発券手数料はジャパネット負担」とか「新外国人獲得費用はジャパネット負担」とかもっとジャパネット感を出してもよいのではないだろうか。または続々と国見出身者が帰還を果たしているので「クニミキトクスグカエレ」「小嶺監督が呼んでる」でもいいと思う。ともかくチェンジ!
■鳥栖
「ITADAKI(頂)」
勝利を“頂戴”し
ファン・サポーター皆様の熱い声援とご支持を「ITADAKI」
スポンサー様のますますのご支援を「ITADAKI」
サガン鳥栖ファミリーが一岩となり
「頂」に向かって進んでいきたい
2018シーズン、筋書のないドラマを
サガン鳥栖と共に!
ロゴデザイン
勝利を掴む、頂上を掴む手
朝日山をモチーフにした山、頂上 一つ一つの小さな砂が集まり大きな岩となる“砂岩”にも似せている
・お前がナンバーワンだ点 9.0点
最初に言っておこう。鳥栖よ、スローガンは君たちのためにある。西の雄が今年もやってくれた。いきなりの「ITADAKI」。「頂」と「〇〇いただく」という何の必然性もない二つの意味を強引に重ねてマリアージュ。生ハムメロンかよ。デザインもすさまじく説明では「一岩となり」とあるのだが、拳がおもいっきり一岩を突き破っている。えっ、大丈夫か!と思ったが、その後の「ロゴデザイン」のところで元々岩は割れてることが判明し、一安心・・・してはいけない、元々一枚岩じゃねーじゃねーか!!拳で亀裂を隠して誤魔化してるって鉄拳制裁でチーム内融和を図る古き良き部活メソッドかよ!!そして、さらに鳥栖は畳み掛けてくる。
カラーバリエーションである。もう一度言うが、まさかのカラーバリエーション6色を用意してきた。これだけスローガンを見続けている俺が一度たりとも考えたことのない「ロゴのカラーバリエーション欲しいな」という願望を叶えてくれるナイスアイデアである。しかも6色用意してるのに、肝心のチームカラーピンクがないという凡ミス。なぜだ。黒とグレーという似たような色は用意したのになんでピンクは用意できなかったんや。え?なに?ピンクはお前らの心のなかにあるだろ?ってやかましいわ!!そして、ここでとどめがくる。
動画である。スローガン史上初と思われる動画である。めっちゃかっこいい感じでスローガンが出てくるだけの動画である。新体制発表の一部とかではない。なんか鳥がかっこいい感じで飛んできて、選手とか一切出てこない。スローガンに動画が必要かどうかと言われると、「考えたことが一度もないのでわからないです」と答えるしかない。ただ、もう作ってしまった。作ってしまったなら見るしかない。内容については、各人がそれぞれの鳥栖に対する思いを抱えて確認して欲しい。わたしの感想としては「この予告編の映画、興行収入振るわなそう」である。もはや敵がいない。スローガン界のバロンドールとして、今後もJリーグを引っ張っていって欲しい。今年も鳥栖賞確定で優勝です!
J2編はそのうちやります!
ジェフ千葉2017シーズン選手別結果報告「ラインは上げたがカテゴリー上がらず」後編MF&FW
前半はこっちだよ!
中間報告はこれだよ!
さらば2017!!!こんにちは2018!!ハローニューヨーク!
■MF
・佐藤勇人
なんだかんだ結局最後にはレギュラーとしてチームを引き締めつづけた大ベテラン。3センターの時はアンドリューのバックアッパーという位置づけだったが、アンドリューがアンドリューしたことで謹慎処分になるとそこからレギュラーをゲット。2ボランチに変更になってからも最後まで先発を守り続けた。若いころの縦横無尽の運動量と無責任さは影を潜め、とにかく潰しまくる汚れプレイもいとわない頼れる男。時折目測を誤ってものすごい退場をしたりするのもご愛嬌。兄弟でのプレーオフ対戦はキャリアでも思い出になる一戦だっただろう。ただ、いつまでも彼に頼っているわけにはいかないのだが、レンタル選手を除くと極度に守備的MFの層は薄いため、来季もそれなりに出番はありそうである。また大ベテランとしてチーム内の引き締めも継続していただき、文句を言う奴はアクアラインに車で連れてって置いてくなどのデートDV的処置をお願いしたい。
・熊谷アンドリュー
アンカーのポジションをゲットしたものの、終盤にタクシー運転手の胸倉をつかむというアンドリュースペシャルをやってしまったために出場自粛に。やってはいけないことをしたのだが、後部座席から伊藤リオン的な人が出てこなかっただけでもマシだと思う方がよい。最後には戻ってきたが、なんか微妙な終わり方となってしまった。ただ、それでもチーム内随一のテクニシャンはビルドアップの中心であったし、そのサイドチェンジの美しさはJ2屈指であった。また守備もエスナイデルかわいがり道場で鍛えたせいもあって、寄せるところは寄せる、潰すところは潰すという体を張れる選手になった。時に思い切りがよすぎてもらったイエローカードの数は8枚。イングランドの削り魔人リー・カッターモールへのクラスチェンジまではあと12枚である。この1年千葉で間違いなく一番成長した選手であるので、ぜひとも来年もお願いしたい。東京だから問題になったけど、千葉のタクシーだったらアンドリューしても全然大丈夫だぞ!横浜FMだと中町も喜田もいるし、扇原と特徴ダダかぶりなので、もう1年でいいから、損させないから、もう彼女じゃなくてセフレでもいいから、友達からでもいいから、お願いだからお願いだから別れないでぇ、もぅむり・・・CSKAしょ・・・。
千葉の平均的なタクシー
・町田也真人
3センターの時期は仕事が多すぎて微妙にやりづらそうだったが、2ボランチに変更になってからは躍動。2列目として本来の10番の仕事を的確にこなした。去年からのシュートの思い切りに加えて、今年は常に相手に二択を迫れるアタッカーとなった。得点も3センターの中央で使われていたことを考えれば6点は立派。最終節でのクロスと見せかけてのニアを抜くシュートは今季のベストゴールの1つだろう。年々ボレーもうまくなってるし、浮き玉職人としてだいたいどんな球にも対応できる。ただ、まぎれもなく中心人物なのだが、J1とかからお誘いがあったとしたら年齢的にもそれを拒否できる気が全くしない。山田直輝が浦和レッズに復帰する湘南とかからなんか誘われそう。代わりにコバチッチくれれば考えないこともないですギュンドアンでもいいです。
・矢田旭
移籍即レギュラーという企画ものAVみたいな感じになってしまったが、とにかく大活躍。豊富な運動量で攻撃と守備に絡み、エスナイデル理想のインサイドハーフとして君臨。2ボランチになってもその地位は揺るがず、レギュラーとして活躍した。特に為田、乾と作り出す左サイドのトライアングルは非常に強力で終盤戦連勝の原動力となっていた。左利きなのもすごくよい。イケメンで運動量豊富なテクニシャンということでぜひとも千葉に家を買ってほしいのだが、この選手もレンタル。名古屋ですっかり干されていたみたいなので、なんかうちに来た方が幸せになれるんじゃないだろうか。たぶん決定的な仕事をアタッキングサードで単独でできないからあんまり名古屋じゃ必要ないんだろうけど、まあ千葉では連携で崩せばいいし。もし残ってくれたら、うちのカーテンを縦縞から横縞に変えようと思います。
・高橋壱晟
干された。序盤から中盤までは高卒レギュラーとして君臨したが、矢田が来てからはもっぱらベンチ暮らし。尻すぼみのシーズンとなってしまった。冷静で落ち着いたボールさばきと運動量は素晴らしいのだが、アタッキングゾーンでできるパターンが限られていたのでそこを増やしていきたいところ。ただ、大器であることは疑いなく、今シーズンの悔しさをバネにして、来シーズンには髪を染める(比嘉)、髪を伸ばす(指宿)、胸倉をつかむ(アンドリュー)など諸先輩方から千葉ヤンキーのスタイルを教わり、名実ともにミスター千葉として成長を遂げていって欲しい。
・アランダ
干されパラグアイおじさん1号。理由はよくわからない。30節に久々にスタメン出場して後半頭に下げられて以来出場はなし。確かに動き回るタイプでアンカーは難しく、インサイドハーフとしても攻撃に強い関与ができるわけでもないので使いづらいは使いづらかったのだが、最後のダブルボランチなら別に使っても問題なかったろうに。強烈な守備で、廉価版井手口、貧乏人のレオ・シルバくらいの活躍はできたはず。矢田がいない試合でもベンチに入らなかったことから、エスナイデル監督との強烈な確執を感じる。「アルゼンチンチン!」って叫んでパンツを下ろす南米一発ギャグをやってるところがエスナイデル監督にバレたとかだろうか。監督続投が決まってるので、来年はいないだろうなー。いい選手だったのでもっと見たかった。アディオス!
・ホルヘ・サリーナス
干されパラグアイおじさん2号。ベンチ外がずっと続いた中、唐突に31節に先発出場。ほとんど何もできずに今シーズン終了となった。思えばこの頃に監督はパラグアイ人2人に引導を渡したのだろうか。やはり「アルゼ(以下略)。運べるドリブルはよかったのだが球離れが悪く、オフザボールもイマイチだったのが致命傷だった。思い返せば、ここ十年くらいの千葉でいちばん髪の毛テッカテカだった。残っても来年は使われないことがほとんど確定していると思うのだが、契約はどうなっているのだろう。使われないままだと火種になりかねないので、中国のよくわからんチームが高額移籍金で間違って獲得してくれないかな。
・羽生直剛
帰ってきた宇宙人顔は23節を最後に姿を消した。母星に帰ったんだっけか。8試合190分という出場時間では、何かを見せることは難しい。ただ、彼の不在が終盤のMF不足の遠因になってしまった気がする。コーチ兼任的な雰囲気も漂っているので、来年も残留か。引き続き、文句を言う選手を「てめえ春秋制を歓迎するって言ってたってスポニチにリークすんぞ!」とかの恫喝でチーム内の引き締めをお願いしたい。ビール瓶も使っていい。
■FW
・ラリベイ
中盤にフィットすると大爆発。前線でのターゲットと守備をこなして19ゴールは立派な数字。ポストプレイが非常にうまく、ほとんどのケースではボールを収めることができて、空中戦でも最低イーブンにできていたので、ロングボールの的としては非常に優秀だった。クロスへの入りやボールの捌きもかなりうまく、前線にいれば脅威になれるというここ数年千葉にはいなかった完璧なセンターフォワード。怪我もほとんどしなかったので、稼働率も高く、かなり使い勝手のよい選手だった。足は遅いが頑張って走る姿は好感を持てる。ただ、プレーオフで名古屋のワシントンと鈍足追いかけっこをしてたのはちょっと笑えた。契約が残っているので、来年も健在。彼に合わせるためにもうちょいクロス精度のよい選手を入れていきたいところ。たとえば、ダニエル・アウヴェスとかどうだろうか。だめか。そうか。 #ネイマールは税金払え
・船山貴之
俺たちの船山のシュートは後半戦も全然入らなかった。カウンター独走からの強烈枠外ミドル、グラウンダーのクロスを枠外にそっと押し込む、最終的にはシュートに自信がなくなったのかどフリーなのにトリッキーなアシストパスをしようとして清武めっちゃ驚くなどバリエーション豊富に外しまくった。ただ、2トップに変更になってからは本領発揮。カウンターの急先鋒として暴れまわり、やっぱりシュートはあんまり入らなかったけどスペースを作り出して彼以外がたくさん点を取ったので最高の働きをしたと言えるだろう。あと、下手な鉄砲数撃ちゃ当たるじゃないけど、シュート機会が増えたので、点もちょっとだけ取った。シュート精度なんかめったにあがらないので、牛馬のごとく走り回った彼の労力をいたわるのが正解なのである。来年もよろしく!
・為田大貴
福岡からレンタルできたアタッカーは、移籍当初はちんたら守備でジョギングしていたのだが、レギュラーに定着すると急に人が変わったようにプレスバックするようになった。エスナイデル監督から気合を注入されたのか、あるいはエスナイデルダイエットで体の調子が良くなったのか、それとも落花生の殻に入った成分不明の粉薬が効いたのかはいまだ謎である。本業の攻撃は絶好調。サイドで1対1になれば8割方の勝率でぶち抜き、1対2でもボールを取られずに引きつけてボールを回せる。ぶち抜いた後のクロスもうまく、縦を警戒させておいてのシュート&クロスも精度が高い。タラタラした見た目の割には頭がよくて球離れもよい。対面がチョロい相手だとわかると完全に舐めきった態度で勝負を仕掛け、大袈裟なフェイントでタコ踊りを繰り返すなど、非常にタチの悪いプレーヤーである。俺がDFだったらファウル覚悟で殴るし、ビール瓶で殴られたフリをしてそのまま休場する。プレーオフでは若干精彩を欠いていたが、まあ今シーズンは大当たりの年だっただろう。それでですね、福岡さん、ご相談なんですけど、この為田くんを手に入れるためには誰を差し出せばいいんですかね?手薄なボランチにうってつけの元パラグアイ代表がいまなら金利手数料チバネット負担!ご購入の際にはもう一人パラグアイ人をつけます!ゼイワンにはパラグアイ人が必須ですよー!
・指宿洋史
大巨人として主にラリベイのバックアッパーと終盤のパワープレイ要員として活躍。ただ、手の使い方と体の使い方がそんなにうまくなく、後ろからのボールに競り合っても50%くらいの確率でファウルを取られるというぶきっちょ大巨人感を存分に発揮していたので、正直効果はイマイチだった。でかいけどポストプレイヤーじゃないという本質なので、しょうがない。来年いるかどうかはよくわからないが、ラリベイとの併用が意味ないということがわかってしまったので、来季も限定的な使い方になるのかな、と。それに彼が納得するかどうかはまた別の話である。サイドで受けてゴリゴリと中央にドリブルしていく姿は面白いのだが、成功率はめっちゃ低い。あと首筋を狙われると死ぬ。
・清武功暉
大エースとして君臨したシーズン前半とすっかりその影も形もなくなったシーズン後半と出入りの激しいシーズンを過ごした。なんかいかにもファンタジスタな感じであるが、途中で姿を消した羽生と中身が入れ替わっていたという時刻表トリックの可能性も囁かれている。まあ前半が出来過ぎと言えば出来過ぎだったのだろう。終盤にシステムチェンジが行われ、オフェンシブハーフが2枚になり、為田と町田がファーストチョイスになったことも大きかった。先発で出てなんぼの選手だしね。ただ、フリーキックの一発と理屈もクソもない曲芸のようなゴール直結プレーができるのは彼だけなので、来季は調子を取り戻してがんばっていただきたい。兄貴を呼んできても俺としては全然構わないので正月にご相談ください。
・菅嶋弘希
20節以降は出場なしという無のシーズンとなってしまった。すまない。俺は好きな選手だったが、さよならだ。
・古川大悟
たまに出てきては爆竹ぶん投げられたニワトリみたいにバタついてた高校生は来季の新加入が発表された。終盤はあんまり出場はなかったが、プロになってもがんばれ。
■監督
・フアン・エスナイデル
今季のJ2を盛り上げたベストエンターテイナーは間違いなくこの男である。序盤から中盤にかけてはナスダック平均株価もびっくりの暴力的ライン設定でしばしばトンチキ失点を繰り返し、中盤ではロハスな奴隷船みたいなローカロリー食事で話題を振りまき、終盤にはなんか急にハイラインやめてから妙にいいバランスになって怒涛の7連勝でプレーオフに滑り込んだ。これをエンターテイメントと言わずしてなんと言うのだろうか。いい試合をしてくれとは言ったが、誰もジェットコースターみたいなシーズンを送れとは言ってないぞ。なんか「ハイラインをやったおかげで選手が成長して~」みたいな説をたまーに見るが、断言しよう、絶対この男そんなこと考えてない。徳島のリカルド・ロドリゲス監督や東京Vのロティーナ監督と並んでスペイン系三銃士みたいな扱いを受けてるが、とにかくロジカルにやってそうな2人は違って、7割型勘でやってることはもうバレバレである。「相手はシュートに魂を込めてるぞ!戦士になれ、男になれ!」という全盛期の池田高校野球部でも言わないようなハーフタイムコメントに象徴されるとおり、「ハイライン界のジーコ」「アルゼンチンのアラン・パーデュー」くらいがちょうどいい評価である。しかし、来年の続投はすでに確定。今回たまたまうまくいったからいいものの、来季は選手も入れ替わるし、序盤からあーでもないこーでもないと試行錯誤が続くことは間違いない。ただし、J2に落ちてから間違いなく屈指の楽しいシーズンであったことは確かではある。やはり緊張と緩和こそがエンターテイメントを成立させる基本要素であり、もちろん勝ってはほしいのだが、サッカーを見る中で勝利だけが全てではないということを我々に教えてくれなくていいからほんと来年は頑張れ。今年勢いあったから来季は自動昇格候補だとかマジでそれは嘘だから俺はよく訓練された悲観論者だから絶対それはないってこと知ってるからとにかく真面目にやってくれ「わたしやっぱりまだハイラインのこと愛してる・・・(トクン)」とか言い出したら「そんなこと言わせてごめんな」って言いながら抱き寄せてリモコンで後頭部を殴りますのでいくえみ綾先生の大人気漫画「あなたのことはそれほど」最終第6巻は好評発売中です!ジーク・エスナイデル!!
ハイラインできなくてふくれるチャーミングなエスナイデル
ジェフ千葉2017シーズン選手別結果報告「ラインは上げたがカテゴリー上がらず」前編GK&DF
ああああ終わっちゃったよおおおお!!!
2017年の千葉が終わっちゃったよおおお!!!また上がれなかったよーーー!
今シーズンの選手紹介だよ!みんなおつかれ!
中間報告はこっちだよおおお!
■GK
・佐藤優也
前半戦は飛び出しミスの責任をとらされ、途中でオヘーダに代わられるなど苦難のシーズンだったが、終盤にはレギュラーに復帰してゴール前に君臨。ラインをそれほど極端に上げなくなったのでようやくプレー基準が定まり、神がかり的なセーブを連発してチームをプレーオフに導いたでゴリ。しかし、プレーオフでは久々にエリア外に飛び出してダイビングヘッドでクリアする「迎撃ミサイルY-SATO-23」を披露するも、ロングボールに頭を越されて無人のゴールに流し込まれるという今シーズンの象徴的な失点もしてしまった。ただ、今年のこういうミスがすべて佐藤優也のせいだとは言い難く、アホみたいなハイラインの最大の犠牲者であったと言わざるを得ないだろう。ただ、良くも悪くもこのチームで最も目立った選手であり、今季のジェフユナイテッド千葉というチームを盛り上げた立役者だろう。正直なところを言えば、常識的なライン設定にしてから迎撃ミサイルY-SATO-23がすっ飛んでくることがほとんどなくなり、深い安心感とともに何かぽっかりと心に穴が開いたような気分になったのは俺だけではないはずだ。「くっ・・・悔しい・・・でもハイラインしちゃう・・・!」と身も心もエスナイデルの戦略にハマっているのだ。佐藤優也は近藤のラインコントロールなど気にせずに来季もガンガンに飛び出して上空を舞う白球が飛行船のように一直線にゴールを目指していき、僕たちは最初のキスをしたんだ。
・ルイス・オヘーダ
謎のアルゼンチン人は謎のアルゼンチン人のままシーズンを終えた。度々の飛び出しミスによって自邸蟄居を命じられた佐藤優也の代わりとして、合流後まもなく先発。5試合に先発するものの、その間の1勝1分3敗という散々な成績だったこともあり、見事な討死を遂げた。パントキックのうまさや足元の柔軟さを見せてはいたが特に機動力に優れているわけではなく、ハイラインの後処理には明確に戸惑っており「え、そのために呼んだんじゃないの?なんで呼んだの?やっぱ同じ国の人いないと寂しいの?ラリベイと3人でタンゴ踊るの?」と我々を驚嘆させてくれた。ただ、あのハイラインでミスが起こるのは佐藤優也のせいではなくてそもそもハイラインがおかしい、という簡単な事実を教えてくれたことは重要だった。ひそかに今年の転換点を与えてくれたニュートンのりんご的存在なので、クローズアップ現代で特集するべきである。絶対来年千葉にはいないと思うので、普通のチームで頑張ってほしい。
・山本海人
後半戦に消滅した。ベンチ入りすらなし。怪我?
・岡本昌弘
シーズン通して出場ゼロはだいぶ久しぶりなのではないか。ただし、生え抜きの姉さんはまとめ役として重要なので、来年もハイライン後の心のケアなどで頑張っていただきたい。
・大野哲煥
見てない。がんばれ。
■DF
・近藤直也
とんちきハイラインをなんとか常識的な位置まで戻し、普通のチームに戻した功労者である。旅順要塞攻略戦における203高地となりつつあったハイライン原則を「エスナイデル何をやっとるかぁ!」と平和的な話し合いをしてラインコントロールの権利を獲得。「揺り籠から墓場までハイライン」「5年でハイラインの高さを2倍に」「光速を超えたハイラインは止まって見える」というハイライン全体主義を打破し、状況によってかなり下げることも許した祖国解放の英雄である。ラインを下げることでロングカウンターの威力が倍増し、守っては自慢の胸板で相手を弾き返し続けた。個人としてもチームとしてもハイライトだった最終節にプレーオフ進出を決める逆転ヘッドを決めたのは本当に素晴らしかったし、俺が千葉の独裁者だったらあの日は祝日にする。「きみがハイラインをおいしいといったから今日はハイライン記念日」。来年も間違いなく戦力として不可欠な存在であり、「ねぇ~そろそろライン上げたいよぉ~」と隙あらば囁いてくるハイライン中毒患者の首筋に手刀を当てて気絶させるという重要なミッションも待っている。求む、ちゃんとした相棒。
・キム・BOMBヨン
中盤以降すっかりCBのレギュラーとして君臨したお調子者。そもそもCBではないために守備はかなり怪しかったが、持ち前のスピードとガッツでエスナイデル監督のハートをがっちりキャッチ。時折なぜかサイドの攻撃に絡むこともあり、その時には謎のフェイントを駆使して普通にドリブル突破をしてたりした。持ち場に戻れ。ただ、そういうところを見ても本来のポジションはワイド。一番の武器が運動量なので、CBにピン止めしておくのはもったいない。適任者がいないためにCBをやっていたが、守備の部分だけでなくかなりリスキーなボール回しでピンチを幾度も作っていたので、全体的にいえば合格とは言いづらい。実際、最終節には安全に行くところを無理にキープしてファウル気味のプレーで奪われて失点していたりもした。ただ、プレーオフで負けて泣き崩れる姿を見て本当にいい奴だと思った。幸せな思いをさせてあげられなくてすまない。レンタルなので処遇がよくわからんが、どこにいったとしてもがんばって欲しい。
・岡野洵
干された。中盤はレギュラーだったのだが、ハイラインの裏に落とされたボールを追って佐藤優也とぶつかり稽古を繰り返すうちにすっかりベンチからも外されてしまった。しかし、繰り返しになるが、あれは岡野が特に悪いというわけではなくてハイライン自体がおかしかったのであり、悲しい犠牲者となってしまった。しばらく干されたのちに、終盤にはベンチに復帰。緊急時にちょっとだけ出ていたが、試合勘のなさからかリスキーなディフェンスを披露して、ハイラインを失った我々にスリルとエンターテイメントを提供してくれた。ただ、来季はキム・BOMBヨンがいるのかよくわからないので、レギュラー候補になる。まだ体の線が薄いため、オフにはめっちゃ筋トレするか、ハリウッド界ナンバー1胸板の持ち主であるザ・ロックことドゥエイン・ジョンソン兄貴のIQ50でも見れる映画をたくさん見て胸板の強化に務めてもらいたいものである。
・若狭大志
序盤はレギュラーを獲得して光の速さでポジションを失い、ベンチ外となってしまった後にしばらくして復活。しかし、ちょこちょこ出た後に33節以降はベンチ外となった。何が気に食わなかったのかわからないが、たぶん髪型だと思う。終盤の守備固めで出てきても「それは守備固めではなく守備緩めなのではないか」というかなりの不安感が漂う守備をしていたので、なかなか4バックのCBでは使いづらかった。
・大久保裕樹
終盤のバックアッパー要員、あるいは3バックに変更するときのチェンジギアとして活躍。謎の得点もとったりしていた。お世辞にも対人が強いとは言えないのだが、それでも状況判断能力と「ヤバそうなときにはとにかく潰す」という覚悟は若狭や岡野と段違い。終盤に重宝されたのはそういうところだろう。昇格請負人も今シーズンで引退。うちでの昇格はできなかったが、お世話になりました。
・多々良敦斗
ひたすらベンチ外の後に30節あたりからなぜかアンカーとして復活。熊谷・胸倉・アンドリューのバックアッパーとして出場機会は多くなかったが、最後までサブ生活を送った。途中でアンドリューがタクシードライバーしてしまったタイミングでアンカー制度が廃止されたのも痛かった。出てきたときは気の利いたパスとかは出せなかったが、まあなんか気合でとにかく潰してた。来年はいるんだろうか。
・北爪健吾
7月以来プレーオフまで出場なし。何が悪かったのかと言われればヤンキーみたいな髪型としか言えない。序盤に大外を一人でぶち抜き続けたのだが徐々にトーンダウン。途中でボール扱いのうまい山本真希にポジションを奪われ、山本真希が怪我をすると、よりトータルバランスに優れた溝渕が台頭し、ベンチ外でシンナーを吸う毎日となってしまった。そもそも組立に関与ができず、前が空いてればドリブル、閉じてたら預けて突っ走る房総特攻ラテラルスタイルがチームに合わなかったのである。そんな北爪を「他にいないから」という理由でプレーオフの勝負どころで出場させなければいけなかったのはチームとしての限界だった。大学ナンバーワンのスピード自慢もキャリアの曲がり角に差し掛かってきているなあと感じる一年だった。
・山本真希
中盤に溝渕の台頭があったが、右サイドバックのレギュラーを取り返した頼りになる男。落ち着いたボール捌きによるビルドアップの落ち着きどころ、機を見たオーバーラップ、狙いのあるクロスでの攻撃への関与は非常によかった。特に町田との絡みは変幻自在で、船山も絡めたトライアングルはわかってても止められないほど。大外だけでなくインナーに入っても仕事ができる眉毛だった。また、ラリベイへのロングフィードもかなり正確だった。なので、最終盤にハムストリング故障で離脱したのは計り知れないダメージをチームに与えてしまった。一家に一台山本真希、猫の手も借りたい山本真希である。来年も必要な戦力なので、怪我を治したり眉毛を整えたりして戻ってきてほしい。
・溝渕雄志
中盤に試合に出始め、一度は山本真希にレギュラーを奪われるも、彼の故障によって最後まで右サイドを守り続けた。機動力はすさまじくなんかとにかくずっと走ってる。攻撃の最後の局面でも一度切り返した後に再度仕掛けてコーナーを取れるのは粘り強さを感じた。顔もなんか粘り強い。ただ、足元に関してはけっこうな不安があり、ビルドアップで細かいミスが多くてボールを運べず。最終的にはラリベイに蹴っ飛ばすマシーンとなっていた。クロスもそんなによくはない。ただ、非常に頑張れる選手なので、来季以降に期待したい。ダメならエースマンマーカーとして相手のエースもろとも退場する自爆テロ系選手としてがんばって欲しい。
・乾貴哉
左サイドバックのレギュラーに君臨。187cmの長身、左利きサイドバック、ストライドの大きなドリブルというロマン枠が、試合を経験するごとに洗練。力強い持ち上がりとビルドアップでのミスのなさ、為田との魅惑のコンビネーションで左サイドをストロングポイントに変えた。守備もよくなってはいたが、あからさまにスピード系アタッカーには弱みを見せたり、前プレの判断を間違えてDAZN画面外から単騎ですごいスピードで走ってプレスをかけてあっさりとかわされDAZN画面外にものすごいスピードで消えていくという荒業も披露した。そんな乾も最終盤に膝蓋腱断裂でシーズンエンド。最後は比嘉さんで誤魔化すしかないという苦しい状態になってしまった。けっこうな大怪我で来シーズン開始に戻ってくるかどうかは不明だが、来季はさらに貴重な戦力として大活躍して欲しい。それと187㎝にCKを蹴らせるとか、ノルウェーとかスウェーデンじゃないんだからやめて欲しい。
・比嘉祐介
俺たちの比嘉さんは沖縄の無職男性(ビッグスクーターは持ってる)みたいな髪型で今シーズンを乗り切った。乾の台頭ですっかり出番がなくなったと思いきや、乾が怪我したことによって最終盤に復活。相変わらず不安な足元だったが、本当にやばい場面では「体ごと預けてあびせ倒しに移行する」という昨今話題の相撲協会リスペクトな魅惑のDF術で最終的にはプレーオフで名古屋の青木にズタズタにされた。本当に怖いのでやめてください。レギュラーだと能力的には厳しいのだが、その無職パチンコ三昧感はたまに出てくると「カツアゲされるかも」と相手を15分くらい威嚇できるのでよい。プレーオフではなぜか名古屋のシャビエルをわりと止められていたのだが、それはやっぱりシャビエルがブラジル南高校時代にカツアゲされたトラウマがあったからだろう。あと、やはり性格がかなり明るいのでバックアッパーでも腐らないのはチームとしてはかなりよかったのではないか。たまにTwitterは炎上するけど、いい奴である。
MFとFWはまた今度!
■感想■ロシアW杯アジア最終予選■ 日本VSオーストラリア「6度目」
あぶねー、ケーブルが抜けてえらいことになるところだった!
試合が見れる!見れるぞ!
■感想
・大一番!
・日本のスタメンは4-1-2-3。GKは川島(メッス)、DFが右からマルセイユ、吉田、昌子、不死ゴリラ。アンカーに長谷部、その前に井手口&蛍の狂犬コンビ。3トップが右から浅野、大迫、乾。
・この土壇場で井手口、乾、浅野というあまり出てなかった選手を使ってくるハリルホジッチの強心臓。本田、香川をベンチに置いて負けたらえらい叩かれるだろうけど、まあ関係いんだろうな、この人には。博打慣れしてる。
・ベンチは、GK東口、中村、DF酒井アゴ、三浦、槙野、MF小林、柴崎、香川、原口、FW本田、岡崎、久保。
・オーストラリアは3-6-1。GKはライアン死んじゃいやん、DFがセインズベリー、ミリガン、スピラノビッチと日本にゆかりのある2人を含んでる。中盤の底にルオンゴ、アーバインで右アウトサイドがレッキーだよ!左アウトサイドがスミス。ツーシャードーにロギッチとトロイージ。1トップはクルーズ。
・ユリッチがいなくて助かる。
・なんでかデゲネクは控えに回ってる。そういえば、ミリガンにはロングスローがある。幻のミリガンロングスローからオーロイ直接ヘッドのポートボールがジェフ千葉でありました。
・正直言えば、普通に繋いでくるオーストラリアはそんなに怖くないんだよなあ。
・ベンチにいるケーヒルが怖い。
・解説は山本昌邦解説員と木村和司解説員のダブル起用。まったく噛み合わない二人だが大丈夫か。
・昌子の顔がでかいことが異常に強調され、井手口のそこらへんにいるマイルドヤンキー感を再確認できる国歌斉唱。
・うおおおおおおおおおおおオナイケエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!
・前半開始。
・1分、いきなり井手口がインターセプト。これが仕事。
・1分、吉田のロングフィードからマルセイユが折り返したボールは普通に相手に渡るが、そこにプレスをかけてコーナーキックゲット。キッカー井手口のボールに合わせたマルセイユがヘッドで合わせるも枠外。
・前プレ!前プレ!前プレ!からボールを奪ったら井手口と山口がサイドに流れる形。
・「オーストラリアが繋いできてくれると怖さないですよね」と早速マエストロ節を炸裂させる木村和司解説員。
・6分、ようやく攻めてきたオーストラリアがCKゲット。こぼれ球をロギッチが叩くも川島メス正面。
・そのボールを素早くフィードして収めた乾がファウルゲット。FKは合わずに、そのカウンターを最後は俺たちの長谷部が尻拭いでナイスカバー。
・10分、初めてオーバーラップしてきた酒井のクロスはオーバーして合わず。
・ジャクソン・アーバインって名前ののデトロイトメタルバンド感は異常。
・14分、右サイドに流れた乾が切り込んで左足でシュートも枠外。当たってないのになぜかCKもゲット。なのだが、それは普通に跳ね返される。
・15分、カウンターから大迫にスルーパスもCKゲット。そこからのショートコーナーで昌子が大外からヘッドをするも枠外。
・井手口のフライ級日本ランク4位感はすごいな。
・17分、こぼれ球を無理矢理もってかれて右サイドからレッキーがエリア内に切り込んでくるもシュートに行く前に潰す。ナイス昌子。
・20分、カウンターから大迫のデリシャスポストプレイもそこから繋がらず。
・21分、マルセイユがキックフェイントから中を爆走で外の浅野につなぐも、さらに受けることはできず。走り損。
・22分、相手のパスミスをかっさらった大迫がシュートもキーパー正面。
・26分、長谷部が中盤底で痛恨のボールロストもなんとかシュートまでいかせず。2回目。あの位置であのミスはきつい。
・喋ることがないのか5回目くらいの「オーストラリア繋いでくると全然怖くない」と言う木村和司マエストロ。
・「井手口はボランチでスプリント回数と距離が一番多い」というデータを披露する山本昌邦解説員
・34分、左サイドから切り込んでいった乾が流したボールを酒井がマルセイユシュートを放つも力なく枠外。
・34分、大迫のポストプレイからスルーパスに長友が走ってクロス、浅野がヘッドで合わせるもシュートは惜しくも枠外。
・37分、レッキーのシュートを吉田がブロックしてそれがポストに当たるピンチ。あっぶねえ。
・38分、乾が引きつけて外の大迫にパス、ドリブルで勝負でCKゲット。そのCKのこぼれ球を誰かがシュートもたぶん日本のハンドでディフレクト。
・39分、上がってきて珍しく使われた長友が切り返して右足クロス。オフサイドトラップをかけそこねてドフリーになった浅野が左足で落ち着いて押し込んで先制!!!
・42分、ロングボールの処理ミスを大迫が回収して上がってきた浅野がシュートもディフレクト。
・42分、クロスに合わせた大迫のボレーは惜しくも枠外。
・「早い時間帯にもう1点欲しい」と声のトーンは違えども内容は松木さんと同じことを言い出す木村和司マエストロ。
・前半終了。
・狙いどおりの前半だったのではないか。あえて地上戦を挑んでくるオーストラリアに前プレをかけてビビらせ、中盤で井手口、山口を放し飼いにしてたびたびボール奪取。両ウイングに裏を突かせ続けての先制点はしてやったりだったのではないか。
・ただ、両狂犬を放し飼いにしてるので長谷部が孤立しやすく狙われていて、そこは気をつけたいところ。ダブルボランチに戻してもいいのだが、そうなると井手口トップ下とかわけのわからないことになりそう。
・地上戦を挑んでいるオーストラリアだが、細かいテクニックがないので怖くはない。ただし、土壇場になれば当然放り込んでくるはずで、その時に出てくるケーヒルは当然注意したい。
・後半開始。メンバーチェンジは両チームなし。
・48分、吉田と川島のエクスチェンジミスで危うく失点になりかける。またかよ。
・つなぐサッカーをやってるんだが、オーストラリアGKライアンのキックが正直あんまりうまくない。
・49分、ボールを奪った井手口が中央に切れ込み、浅野にスルーパスも惜しくも届かず。
・52分、ボール奪取から上がった酒井がクロスも大迫までは届かずにCK。
・54分、裏抜けした浅野のマイナスクロスに乾が合わせるもディフレクトされてCK。そのCKにゴリラが飛び込んで枠外ゴリラ。
・56分、カウンターから大迫のポストプレイから抜け出した乾が独走するも最後のシュートはブロックされてCK。そのCKはショートコーナーでいいボールが入るも合わず。
・57分、ワンツーで左サイドを抜け出したレッキーだがクロスに誰も飛び込んでこずにゴール前通過。
・60分、トロイージに代えてユリッチ。動ける巨人。
・62分、PA横でマルシェ酒井が倒されてFK獲得。その跳ね返りを長友がシュートもキーパーキャッチ。
・63分、長友、乾、井手口の崩しで最後は乾が抜け出すも、最後はクロスまでいけず。
・64分、ロギッチがやけっぱちのミドルも当然枠外。
・69分、右サイドを抜けたレッキーだよ!がクロスだよ!酒井が跳ね返したよ!のCK。そこでロギッチに代わってケーヒル。でもCKヘボくて普通にクリア。
・70分、大迫がファウル気味に潰されておやっとなってるところで長友がクルーズに裏を取られ、そのクロスを酒井セイユがなんとか体を張ってクリアのところでファウル。今日は酒井がかなり守備でがんばってる。
・ケーヒルが入ってから、なんかの合図みたいに武闘派感を出してくるオーストラリア。
・73分、乾に代わって人間爆弾原口。ゴールはとれなかったが、守備とボール運びとかなりがんばった。
・76分、大迫のポストプレイから抜け出した原口がクロス、そこに井手口が合わせるも戻ったDFがゴール前でクリア。おしいいいいい!!!
・「この予選の中で一番成長ができる時間帯がきた」とさすがの人間力コメントを出す山本昌邦解説員。
・79分、相手スローインの判定に怒ったハリルホジッチ監督がピッチに乱入もカードは出されず。
・「こういう時こそ声を出す」と山本昌邦解説員、「こういう時は気持ちだ」と木村マエストロ。いいぞ、だいぶ気持ちメソッドになってきた。
・81分、カウンターの一人抜けから浅野が勝負を挑み、こぼれ球を大迫が叩くも枠外。
・82分、原口がボールを奪ったこぼれ球を抑えた井手口が一人で切り込み、PA外から見事なゴラッソ!!日本フライ級チャンピオン井手口ぃいいいいい!!!!!
・「この丸いボールは想いのある人に転がってくるんですよ」と論理性をすべてかなぐり捨てた山本昌邦解説員。
・85分、アーバインに代えてだれか。
・86分、大迫に代えて岡崎。
・87分、浅野に代えて久保。
・「浅野はほんとに素直な選手、部活出身ですから」とすべてのユース選手をこき下ろす山本昌邦解説員。
・90分、井手口の正確なロングパスから抜け出した久保が勝負を仕掛けるもシュートまではいけず。
・試合終了!!!!!!!
・6度目のW杯出場やったぜえええええええええええええ!!!!
・先制から危ない時間帯はあったものの追加点をしっかり決め、終わってみれば完勝だった。オーストラリアが繋いできてくれてさほど怖さがなかったのもよかった。
・予選全体を見渡してみても、苦戦はしたが、アジア杯後に急遽就任しながら若手を登用し、世代交代も進めながら出場を勝ち取ったハリルホジッチ監督は賞賛をされてしかるべきだろう。
・予選のMVPは吉田だろう。ほとんどの試合でスタメンを張り、アジア最強クラスのDFに成長した。長谷部不在の緊急時にもチームをなんとか保たせ続けた。たまのポカはまあしゃーない。笑
・これからW杯までの時間は長いようで短い。中盤の守備があまりうまくハマってない問題など守備の課題は多いので、これを詰めきれるかどうか。ただし、以前のW杯のようにアジア仕様戦術からのモデルチェンジが必要ないので、そこまで大幅な変化をしなくてもいいことは朗報。とにかく仕上げていかねばならぬ。
・まあそれはそれとして今日は6大会連続出場を祝おうではないか。イヤッホオオオオオオオオオオオオオ!!!
■Jリーグ■夏のファイナルクリアランスセール「この柄のシャツ、俺はわりと好き」
さあ、Jリーグ夏の移籍期間は9月15日まで!8月18日まででしたざーんねーん!
あと1ヶ月に迫ってきました!
すでに各チーム思い思いの補強をしていて、優勝に向けた更なるカンフル剤、昇格に向けたロケットブースト、残留に向けた白い粉などが取引されており、市場は阿鼻叫喚の要素を呈しています。
ただ、各チームにまだまだ掘り出し物は残っているのです!
戦術との兼ね合い、チーム事情によって、あるいは本人の素行の問題によって十分な出場機会を得られてない選手が多数いるはず。
J1各チームで適当にピックアップしますので、是非みなさま参考にしてください!誰に向けてこの記事を書いているのかは俺もわかりません!
出場時間は8月16日現在のJ1リーグ戦のみです!
■金森健志 77分(鹿島)
福岡のネイマールも鹿島では苦戦中。ジョーカーとしての活躍を期待されるも、安部裕葵という同ポジションの才能あふれる若者の台頭でめっきりベンチ暮らしが続いている。突破力はなかなかのものなので、J1下位あるいはJ2だったら余裕でこなせるはずである。いま昇格を争ってる古巣の福岡に半年レンタルというのもいいのではないだろうか。あと、すごく日焼けしてる。
■野沢拓也 4分(仙台)
さすがにもう年なのだが自慢のキックは衰えてないはず(最近見てないので未確認)。引退前の最後の一花として、下部リーグでやるのはどうだろうか。J2に行けば「やべえ、野沢がいる」ってだけでちょっとだけスタンドがざわつきます!(1試合限定)
■内村圭宏 233分(札幌)
序盤は割と出場機会を得るも、ジェイ・ボスロイドという大駒とタイのメッシことチャナティップくんの加入により後半戦はめっきり出場機会が減ることが予想される。DFラインと駆け引きができて、J2だったら年間二桁得点はいける選手なので、終盤に向けて四の五の言わずに点取りたいクラブはいかがだろうか。
■長澤和輝 0分、矢島慎也 23分、オナイウ阿道 4分(浦和)
去年千葉にいた長澤、オナイウという2人を送り出したのに2人合計で4分出場は悲しい限りである。長澤は昨年の大混乱ジェフで10番としてチームを引っ張り、矢島はJ2屈指のゲームメーカーとして五輪でも活躍し、オナイウはすごく元気だった。いずれもJの他のチームならなんかやれそうな感じがする!特にJ2なら大活躍!ただし、浦和がシーズン途中にレンタル絶対出さないマンなので、取れるかどうかは誠意次第である。
■長谷川アーリアジャスール 553分(大宮)
わりと出場機会をもらえてる選手が多く、それが逆に今季の固まらなさを象徴していて苦しい大宮。けっこうな出場機会を得ていたアーリアを私も苦難の選出。序盤はレギュラークラスだったが、最近ではベンチ暮らしである。「どこでも使ってもそこそこ活躍するが、どこが一番生きるのかよくわからない」という彼のキャリアに付きまとう疑問は今年も解けないままである。獲得するチームはセットでワンツー界の巨匠ポポヴィッチを招聘すると、元気にワンツーします!
■ハモン・ロペス 210分(柏)
仙台のエース?として君臨した後、なぜか柏が獲得した謎移籍だったハモン・ロペス。やっぱり柏でも使いどころがよくわからないらしく、現在では「リードしてる試合をしっかり締める」というハモン・ロペスが一番苦手そうなクローザー仕事が主な戦場となっている。ていうか、クリスティアーノとディエゴ・オリヴェイラがいたらしんどい。ただ、それでも去年10点取ったので得点力はそこそこあるし、なんか見てると元気が出るので外国人枠に余裕のあるチームは是非!みんなでロペスダンスを踊ろう!(*これはロペス違いでした)
■梶山陽平 409分(FC東京)
開幕から定まらないチーム構成の中でそこそこ出場するも、最近はベンチが定位置。中盤には梶山よりもゲームメイクのうまい高萩が絶対的な存在として君臨しており、今後もサブが続きそうである。ただ、俺は梶山が見たいのである。あの猫背の体制で圧倒的なキープ力を見せる梶山が見たいのである。キープしてとりあえず時間を作って横パスを出す梶山が見たいー。某界隈で囁かれている「梶山陽平1トップ説」の真偽を証明してくれるチームは現れないものだろうか。頼む。
■森本貴幸 73分(川崎)
大久保退団により新エース就任かと思われたが、普通に小林がエースになって空いたところにはG大阪から来た阿部が埋めた。そりゃそうだ。元ワンダーボーイも三十路前となり、キャリアの曲がり角に差し掛かっている。小林が攻撃の中心のため、出番は少ない。それでも関塚流無法サッカーと風間大僧正八百阿弥陀如来サッカーに合わせた経歴もあり、とにかくどんなサッカーにも合わせられる万能性は強み。めっちゃ体力ある。俺が一番悪いと思いますが俺だけのせいになるのは腹が立ちますの精神を誰か買ってくれないだろうか。
■栗原勇蔵 131分(横浜FM)
元対空防衛長官も近年はすっかり存在感がなくなってしまった。昨年まではファビオ、今年はデゲネクにポジションを奪われ、サイドバックなんかが出来る器用さもないので、ひたすら出場機会を失っている(ザックか誰かが代表でサイドバックにしたけど2秒でわかるヤバさだった)。なので、最近の様子はわからないのだが、とにかく跳ね返す・潰すことに関してはピカイチだった選手。引いた状況から雨あられのセンタリングを弾き返しまくる栗原が見たいのである。とにかく対空が弱いチームにオススメ。
■オリヴァー・ボザニッチ 428分(甲府)
選手を出せる状況ではないのだが、どうも出ていきそうなのはこの選手だろうか。エデル・リマ、ウィルソン、ドゥドゥと3人いるところにリンスを投入して、アジア枠で関係ないはずのボザニッチがなぜか出場機会を失っている。たぶん出ていくのだが、いっそ声を上げてもいいのではないだろうか。ワンチャンある。ヤレる。
■鈴木武蔵 660分(新潟)
ホニとガリャルドのチームになって出番がないからオススメしようと思ってたのだが、松本に行くことが決まってしまった。武蔵に幸あれ。
■杉山浩太 2分(清水)
調べてて出せそうな選手がいないなーと思ったのだが、なぜか杉山が2分だけの出場を発見。今年は怪我?なのだろうか。実力的には申し分ないし、まだ老け込むような年でもなさそうなのが・・・。もし健康体だったら、とてもうまい選手なのでどこか取ってあげてください。怪我だったら早く治ってください。
■中村太亮 93分(磐田)
昨年も定位置は取れずに今年は奮起の年かと思ったが、またレギュラーになれず。ご存じのとおり中村俊輔大先生が来てしまったので、左足のプレースキッカーとしてのポジションもなくしてしまった。今Jリーグにアメフトのキッカーのようなポジションができても、それすら取れない状況だろう。ただし、左足の切れ味は健在(のはず)。対人守備がぐだぐだだろうと、特に組立がうまくなかろうと一発で局面を変えれるマップ兵器がこの男なのである。とにかくセットプレーから点が取りたい、クロスから点が取りたいというチームにおススメです。
■井出遥也 0分(G大阪)
なぜ移籍先でほとんど出てないのが元千葉の選手ばかりなのだろうか。ユース出身のアイドルで涙で送り出したのに、ここまでリーグ戦出場なし。無秩序すぎたのだろうか。J1とは厳しい世界である。ただ、ボールを持たせれば相手の逆を取ってぐんぐん進めるし、得点感覚もけっこうある。あっぱらぱーなところに目をつむれる大雑把なチームなら、彼を使いこなせるはずである。そしてこれは大切な付加要素なのであるが、めっちゃイケメンです(めっちゃイケメンです)。
■リカルド・サントス 111分(C大阪)
やった!大熊監督からまともな監督になったし、サイドからちゃんとクロスが来るぜ!と思ったら、なぜか杉本健勇が大覚醒をしてしまい、すっかり影が薄くなってしまったブラジリアン。優勝争いをしているので文句も言えない。おまけにトップ下で山村も覚醒してしまったので、その相棒にすらもなれないという運の悪さ。いまだにすごいプレーを見た記憶がないのだが、なんか力強かった気がする。ただ、杉本に移籍の噂があり、山村も怪我をしてしまったので、意外と出番があるかもしれない。でも大熊GMにすっげー頼めば貸してくれそう。
■ウエスクレイ 574分(神戸)
ポドルスキー加入、ネルシーニョ監督解任という激震の中、すっかり存在を忘れ去られてしまっている。エースのレアンドロ大怪我の中で謎のドリブルを繰り出してチャンスを作っていた。吉田新監督がウエスクレイを気に入っているという噂もあるのでもしかしたらけっこう使われるのか?でも、それもレアンドロが戻ってきたらどう考えても外国人枠ではじかれるのはウエスクレイ。チャンスメーカー不足のチームは悲運のブラジル人を獲得しませんか。
■稲垣祥 222分(広島)
人を出せる状況ではないのに、やっぱり放出しまくっててよくわからない。そんな中ひっそりとベンチ外の体力自慢が座っている。甲府で走り回っていたが、どうも広島のサッカーには合わなかったらしく、ひたすら使われない状況になっている。ただ、Box to Boxをできる走力がある数少ない選手であり、とにかく中盤に運動量が欲しいチームにはうってつけではないだろうか。クオリティはそんなに高くはないが、質より量が必要な場合もあるのである。
■池田圭 61分(鳥栖)
前線に置いておくととにかくうっとうしい和製シェーン・ロングも今年は特に使われていない。前線にエース豊田陽平と怪人イバルボが君臨しているので使いたくても使えない。おまけに勢いは池田以上のチョ・ドンゴンがサブにいるので、すっかり出番がなくなってしまっている。それでも、前線に置いておくとちょこまかとうっとうしいことこの上ないので、相手をイラつかせたいチームにはおススメです。けっこう点も取るし、守備もする。三十路なのでJ2を視野に入れてもいいのではないか。
チームを変えれば運命が変わる!
新天地でハッピーな選手生活を送ろう!