■J2■2018シーズンスローガン紹介part2「森友・加計・珍スローガン」 | picture of player

■J2■2018シーズンスローガン紹介part2「森友・加計・珍スローガン」

part1からの続き!!ありがとうスローガン、さようならスローガン!!

 

松本

「One Soul 全緑登頂」

多くの皆様の熱いご声援をいただいた咋シーズンでしたが、あと一歩のところで昇格プレーオフへの進出はかないませんでした。
2018シーズンは心機一転、クラブ全体で新たな戦いにチャレンジしていきます。そして今年こそは悲願のJ1昇格を勝ちとりたいと思います。そのためにJ2の「頂(いただき)」を目指して1年間戦い続けていきます。
険しく厳しい道のりになると思いますが、皆様との「One Soul」の絆をさらに強いものにし、すべての「緑の力」を結集し、高い目標に向かって邁進していきます。
1年間応援をよろしくお願いいたします!

 


・年々わけがわからなくなってる点 6.5点
東京Vとの「ONE」チキンレースを続けながら、松本のサブスローガンは毎年混迷の度合いを深めている。2016年「新・起動」、2017年「雷鳥奮迅!」、そして今年の「全緑登頂」である。言葉の意味はよくわからないがとにかくすごい自信だ。そのうちに「--・-- ・- --・-・ ・-・-- -・--・」とかモールス信号のサブスローガンに切り替えても俺は驚かないだろう、うそ、けっこう驚く。ただ、東京VのサブスローガンがONEに埋もれていってるのを見ると、これくらい突拍子もないことを言わないと印象に残らないのではないかなと思う。ぜひ来年は「長野つぶす」というサブスローガンを掲げて、えっ!って思わせておいてから、「違います、読売巨人軍の長野選手を潰すということです」「それはそれでいかがなものか」「One Soul(にっこり)」という心温まるやり取りを是非お願いしたい。


岐阜

「新時代を拓(ひら)く Create a New History」

標記の件につきまして、2018チームスローガンが決定いたしましたので、お知らせします。
今シーズンは確とした10周年の軌道から、新たな次の10年の初年度を大きな上昇気流を巻き起こして、監督、コーチ、選手、スタッフ一丸で上昇する決意です。
今シーズンも熱いご声援をよろしくお願い申し上げます。

 


・弊社と御社がWin-WinでTommorow Never Dies点 6.5点
なんか新のところがめっちゃ光ってて、もしかしたらアキラ100%のうっかり出てしまった股間がこの場所で100%になってるのかもしれない。光で文字がよく読めない、という意外と新しいパターンのスローガンである。デザインは緑基調で岐阜っぽいのだが、なんだかベンチャー企業臭がするというか、株式上場会見でパワポでずどーんと出てきそうである。説明の「標記の件につきまして」から始まる社畜エンペラータイムがステキ過ぎる。「Old History」をクリックするとじわーっと「Old」が消えていって「Create a New History」って文字が出てきて新時代を拓くがびかーん!と出るとか。プレゼンプロレスラースーパーササダンゴマシーンさんを呼んでスタジアムでパワポいじりをしてもらうとよいかもしれない。


京都


「団結心」

 

<団結心 だんけつしん>

ファン・サポーター、クラブ、ホームタウン、サンガに関係する全ての人々が、

心から固く強く結びつくシーズンに。

という想いを込めました。

 

 

・お前は虎だ点 5.5点
し、しめ縄!?なんと今年は「団結心」だという。毎年とんちきスローガンを掲げてきた京都なのにこの普通感を出そうとしているのには、「おいおい、なにおとなしくなっちゃってんのヨ・・・?」とリーゼントのセットをしながら問い詰めたくなってしまう。2016年「よみがえる不死鳥(サンガ)」、2017年「上昇-常勝 JOSHO魂 サンガノタメニ WE ARE KYOTO」という狂気をまとったスローガンで京阪間を駆け抜けた雄姿を俺は忘れてはいない。結婚して、子供できたからって・・・なにマトモな人間のフリをしてるんだ・・・!思い出せ!!お前が虎だった頃を!「如何にも自分は隴西の李徴である」と答えた頃を思い出すんだ!!思い出せないなら、隣のバスケチームのスローガンを見ろ!!
 


え?ダッシャッセ?ダッダックセ??え?なに?おなかすいてんの?


■岡山

 

スローガンがないのでいつもの謎トレーニングをごらんください。

 

 


山口

「蹴球維進 2018」

クラブスローガンに込めた想い

2018年は記念すべき明治150年の年。どこよりも誇れる歴史ある山口の地で、レノファ山口FCは進化し続けなければいけません。維新の志士たちの魂を我々が受け継ぎ、力強く前に進んでいく。そんな強い想いを込め、「維進」の文字を使い、今シーズンのスローガンを「蹴球維進2018」と致しました。

 


・おもしろきこともなき世をおもしろく点 7.0点
ついに山口が長州藩を持ち出してきたー!!一昨年、去年と「志」を使っている頃から、「あれあれ、これはもしや奇兵隊とか…」「ひょっとして松下村塾」「三千世界の烏、殺しちゃうー!?」などと維新の臭いをぷんぷんさせていたのだが、ついに面舵をめっちゃ切ってきた!ヨーソロー、そうこなくっちゃ!せっかく長州藩という受け皿があるんだから、IT企業っぽいスローガンにする必要はないぜ!こうなったらどんどんアイデアは出てくると思うので「会津だけは許せない」「薩摩も潰す」「江戸も壊す」などのアグレッシブ維新スローガンをがんがん発表してっていただきたい。全然話が変わるのだが、Twitterの自分のホームに「おもしろきこともなき世をおもしろく」と書いてる人はだいたいやばい(当社比)ので気をつけてな!


讃岐

「讃岐ノ力 共闘」

カマタマーレ讃岐に関わる人々、またホームタウンとする香川県全域の皆様が持つ、「讃岐の力」を結集し、Jリーグの舞台を戦い抜いていく。 節目となるJリーグ5年目を選手・スタッフ・サポーター・クラブがさらに一丸となって共に闘うシーズンにする。

 


・力こそパワー点 7.5点
力強さしかない!!白黒筆文字はJスローガン界でのスタンダードと化しているが、このスローガンは100万パワーだ(キン肉マン的表現コード)!大宮が捨ててしまった反安保スローガンの「共闘」をそれを捨てるなんてとんでもないと拾っていき、さらには讃岐「ノ」力となぜかカタカナで表現することで犯行声明文感をプラス。デザインも白黒だとたいていは寂しくなってしまうのだが、右肩上がりに文字を大きくして「力」が一番でかいんだというまさに力こそパワー。平成の世には珍しい力強さを持ったスローガンとなった。首領・北野監督が曲者を集めてJ2の梁山泊と化している讃岐にふさわしいスローガンではないだろうか。来年以降は「無法者」とか「求ム荒くれ」とか「アウトサイダーの楽園」「大麻解禁」とかそっち方面に振り切ってほしいものである。


徳島

「巻土重来」

 『今シーズンのスローガンは巻土重来(けんどちょうらい)に決定いたしました。言葉自身の意味は巻き起こった土煙が再びやって来る意から「一度敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して、巻き返すことのたとえ」です。「巻土」は土煙が巻き上がることで、勢いの激しいことのたとえより、我々は土を渦でデザインし、渦(徳島ヴォルティス)が勢い良く激しく巻く強さを表現しました。昨シーズンの成績は7位で、もう一歩のところでJ1昇格プレーオフに進めなかったという結果ではありましたが、シーズンを通してプレーオフ圏内に絡み、チーム一丸となって最後まで諦めることなく戦いました。これは、必ず次へつながっていくものであると強く感じております。
2018シーズンは、昨シーズンの悔しい結果を決して忘れることなく、もう一度チャレンジし、勢いを盛り返して巻き返しを図っていく気持ちを表現していきたいと思い、このスローガンに決定いたしました。
一般的な字は、「捲土重来」と書きます。1文字目の捲は「巻」とも書きますので「巻土重来」とし、2文字目の土に徳島ヴォルティスの「渦」をデザインし、勢いを表現しました。目標のJ1昇格を狙うために、その勢いの強さを表現したく、このスローガンといたしました。』

 


・トリプルルッツいいですねダブルトゥーループ着地も綺麗です点 6.5点
渦巻きが!すごすぎる!毎年徳島は鳴門の大渦を模したロゴを発表してるのだが、今年は災害クラスの渦巻きが起こっていて、映画「ジオ・ストーム」の撮影が行われていたのではないかと思っている。ここまでの回転が加わっていたら、普段は冷静に「トリプルルッツ姿勢がいいですダブルアクセルコンビネーション成功です」とコメントする女子フィギュアの解説も「びやあああああああドリプル超えのクアドラプルアクセルゥゥゥゥ!!」と絶叫してしまうかもしれない。リカルド・ロドリゲス監督もびっくりである。しかしここも水戸と同じでスタイルがあまりにもずっと一緒なので、渦巻き感以外の肝心のメッセージ部分を何も覚えてない。基本はスタイル踏襲がいいんだけど、引っ掛かりが残るくらいには変化を出していかないとだめなんでしょうなあ。何を真面目なことを言ってるんだ、おれ。


愛媛

「反攻追撃」


困難に直面した時
強敵と対峙した時
我々は必ず反攻する
我々は必ず最後まで追撃する

2018シーズンは、切り返しの重要性を認識し、試合終了まで手を抜かない執念をもって戦うという意味を込めました。
また、選手だけでなく、クラブ全体としても、常にチャンスを伺い逃さない。最後まで仕事をやり切る。
そのためにクラブに関わる全ての人間が力を合わせ、2018シーズンを邁進してまいります。

 


・そいつは助からんから置いていけ点 6.0点
戦場の心得・防衛戦編第7章みたいなスローガンになっている愛媛。去年は「速戦力」というパソコン早くなりそうなソフトっぽいスローガンだったので、まあこっちのほうがよいのかも。「相手の退却を追撃する場合には知らず知らず勢いがついてしまうので「深追いは厳禁」「退路に兵を潜ませるのは常套手段」「ベトナムで兄は奇襲で命を落とした」とかも追加で言っておいたほうがいいかもしれない。でも「我々は必ず反攻する」とかの説明はなんかもう祖国独立運動に近い気もしてきた。がんばって徳島の支配から逃れてみかん帝国を成立させよう。来季以降も「月月火水木金金」や「みかん果汁一滴血の一滴」「鬼畜うどんを許すな」「給料ではなくお客様のありがとうのために働く」「ワタミには365日24時間、死ぬまで働けという言葉がある」などの軍事スローガンを充実させていき、殺伐とした風をJに流していって欲しい。


福岡

「感動と勝ちにこだわる(読み方:かんどうとかちにこだわる)」

感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。勝つとは試合で得点をして勝つということです。今シーズンは、「人の心を揺さぶるような熱いプレーで、得点をして勝つことにこだわる」という思いを込めています。
運営面では、ファン・サポーターのみなさまをはじめ、お客様の心に響く対応を実践し、レベスタ1万人プロジェクト等の掲げた目標数値に勝つ(達成する)ことにこだわるという意味が込められています。

 


・クラブ以上の存在点 5.5点
なぜか一昨年からやたらと感動にシフトしてきている福岡。「感動とは物事に深い感銘を受けて強く心が動かされることです。」ってその説明いらないから!読み方もひらがなで書いてるし、読んでる人のIQ見くびりすぎ!スポーツクラブが「感動」とか言い出すとろくなことがないのだが、どうもこの路線でいくらしい。スローガンに限らないのだが、「感動」という受ける側の感情の動きを軸にしてしまうとそれに捉われ続けるので、よくないと思うのだよね。なんかやんちゃして車上荒らしとかしてたヤンキーが二十五歳で結婚して子どもできて田舎帰って今では落ち着いて、地元の青年部でぶいぶいいわせてるような一抹の寂しさを感じる。プロクラブだったらわけのわからないことを言う隣の野球チームのようなほうがはるかにいいと思われる。「福岡ソフトバンクホークスが目指すのは、「連覇」ではない。」って1行目から何を言ってるのかさっぱりわからなくてとてもいいです。

 




大分

「勇往邁進 with Trinita Spirits」

目的、目標に向かって勇気をもってひるむことなくひたすらに前に進む。「サッカーを通じて大分の活力に貢献する」というクラブの目的を果たすべく、チーム・クラブ・選手・スタッフそれぞれが自らの目標達成に向けて勇気をもってチャレンジしていくという決意を表した。

 


・もしかしてーわたしたちー点 6.5点
あれ?なんか見たことあるぞ?と思ったら、2016年の徳島のスローガンとまるっきりかぶってるぞー!!!こんなことあるのかね。確かに「勇往邁進」は四文字熟語なのだがそこまでポピュラーとは言えず、なかなか偶然かぶることが考えづらいもの。なんとなく「1年間あければ大丈夫だろ」的な大分担当者の思いが透けて見えてくるが、ざんねん俺が見つけましたー!!でもたぶん世界で俺1人だけしか気づいてないのと思うので、安心してください!まあ別にかまわないんだけどね、同じでも。デザインは黄色と青でとてもかっこいいです。この調子で大分には「+ONE Soul」とか「史上最攻」とか微妙な感じのところを何年後かに突いていってもらいたいと思う。「ITADAKI」はパクらなくてもいいと思います。

 


熊本

「飛翔」

ロアッソ熊本は2018年、Jリーグ参入から11年目を迎え、次なるステップへ踏み始めます。
未来へ飛躍する第1歩として、皆様と共に前に進んでいきたいという意味が込められています。

 


・消えた180万馬力を追え点 6.0点
ついに180万馬力の旗印を下ろしてしまった。熊本県の人口が180万人を割ってしまったのでしょうがないのかもしれない。去年の「光となれ」はロゴ的にも特撮感あってかっこよかった。まあリスタートということなのだろう。そこで飛翔です。あれ?なんか見たことあるな、これ?と思ったら、去年のカマタマーレのスローガンでした!パクっちゃいました!と、まあ飛翔はJスローガン頻出単語7位くらいなので、とりたてるほどのことではないのですが、大分と同様にこれに気付いたの俺だけだろうと思うので、安心してください!そして、この飛翔、デザインがクールでいいんだけど、なんか無理やり馬をぶち込みすぎではないだろうか。もはや「飛」の一部というよりも急に興奮した馬が「飛」に飛びかかっているような図になってしまっている。しかし、これこそがこのロゴの要点、俺たちは誰にでも突っかかっちまうから大怪我したくなけりゃどいてるんだな、という熊本の強い意志の表れだろうか。オフェンスファウルです。

 

以上!

今年も楽しもうJリーグ!!