■J1■2017シーズンスローガン紹介 「ペンパイナッポーアッポースローガン」
シーズンが始まる前に!
スローガンを楽しみたい!
そんな俺の!欲望を聞いてくれ!
■札幌
「北海道とともに、世界へ」
このスローガンは、選手、スタッフはもちろん、クラブに関わる全ての人が“北海道”を背負って、クラブとしてはJ1定着、さらにはACL、選手たちも日本代表、海外クラブへのステップアップなどを目標に、全員が成長しながら世界を目指していく心意気で日々の練習や業務に邁進する覚悟を表しています。
もちろん、「世界」を語るには時期尚早かもしれませんが、このスローガンは1年限りのものではありません。着実にステップアップして世界を意識できるよう、クラブは前進を続けます。
・昨年と同じです点 6.5点
継続でいいスローガンなので特に言うことはございません!あえて今年のサブスローガンを考えるとしたら、一昨年グルテンフリーでヘロヘロになった都倉が昨年は小麦食ってムキムキに復活したので「NO MORE グルテンフリー!」でよろしく!
■仙台
「Be STRONG 興せ、未来を」
『GOODなチームからSTRONGなチームへ。成長を遂げている選手やこれまでに積み上げてきチーム力を磨き上げ、さらに勝負強くタフに闘う。つながりある地域の復興に寄与し、ともに未来を創造していきたい。』
・いつお前をGOODだと言った?点 7.0点
昨年までのカラフルスローガンをかなぐり捨て、男らしく黒一色できた。直訳すれば「強くなる」。なんか不良にボコボコにされてボクシングを始めようとする男子高校生のようである。あまりに力を渇望すると「―――力が欲しいか?」と右手から語りかけられるので要注意。そして説明書きで「GOODなチームからSTRONG」といつの間にか自分たちをGOODチームだと決めつけているのも見逃せない。いや、いいチームなんだけどさ、でもさ「ほら、わたしってかわいいから後は仕事できれば完璧女子じゃない?」ってスタバのなんちゃらマキアート飲みながら言われるような気がするのであり、僕は黙って下を向いて「そうだね」と言った。僕たちはそれから三回セックスをした。明け方に駅前で別れた後に、彼女は美容院で長い髪を切った。
■新潟
「愛してる新潟」
■スローガンに込めた意味
アルビレックス新潟の選手・スタッフ、サポーター、すべての関係者の方々にとって特別な言葉である「アイシテルニイガタ」。2003シーズンのJ1昇格時に掲げられたこの言葉は、全員が結束して勝利に向けて戦う新潟を表現するキーワードとして、これまでも全員が共有してきました。
2017シーズン、新たな挑戦に向かうアルビレックス新潟は、改めて「愛してる新潟」の想いを強く共有して、闘いに臨みます。デンカビッグスワンに多くのサポーターの皆様に足をはこんでいただき、新潟のために全力を尽くして戦う選手たちを支えていただきたく、お願い申し上げます。新潟から日本に、世界に、元気と熱気を発信していきましょう。
トップチームだけではなく、すべてのカテゴリー、クラブに関わるすべての人が、「愛してる新潟」の想いとともに、全力を尽くします。
・急になに?浮気でもしてるの?点 7.0点
どうしちゃったんだ、新潟。毎年スローガンを出すのが遅かったり、なかったりしたのだが、唐突の求愛宣言にはさすがの俺もキュンとせざるを得ない。俺は新潟ではないけど、新潟になったつもりである。シチュエーションとしてはマンネリした夫婦が口数少なく夕飯を食っている最中に、夫が何の脈絡もなく「愛してる」と囁くシーンを想像していただきたい。妻は箸で持っていたがんもどきをぽろっと落として「あ、やだやだやだ、急になにいってんのよこぼしちゃったじゃない、なに、どうしたの、あ、浮気でもしてんじゃないの?」と照れ隠しに言うのである(この後滅茶苦茶セックスした)。普段寡黙な男は何を言っても点数高くなるので、得である。ただし、あんまり結果が出ないと「愛してるのはわかったから稼いできなさいよ、この穀つぶし!」と罵られて、お茶のはいった湯呑ををぶん投げられることになるので、くれぐれも注意していただきたい(この後滅茶苦茶掃除した)
■鹿島
「Football Dream つなぐ」
次の25年へ、Football Dreamをつなぐ
圧倒的なパフォーマンスで、世界とクラブをつなぐ
デジタルという新たなプラットフォームで、サポーターと心をつなぐ
昨年は、創設当初からのコンセプトである Football Dream をスローガンに掲げ、クラブに関わるすべての人たちと “ともに” 国内2冠を獲得し、FIFAクラブワールドカップで世界に“Kashima”をアピールした。25周年を迎えたことを機に、アントラーズは Football Dream を恒久的なスローガンに据え、一貫した哲学のもとでクラブを発展させていく姿勢を示す。そのなかで、各シーズンにおけるテーマは、サブスローガンで表現。今季は、上記3つの「つなぐ」を胸にシーズンを戦う。
・唐突IT点 7.0点
積年のライバル磐田とのまさかの「つなぐ」かぶり。そんなところで被らんでも。「そっちはメインスローガンだけど、うちらはメインじゃないですー、男子が上履き履いてませんでしたー」「俺らのが先言ってましたー、J2の時から言ってましたー、男子は掃除ちゃんとやってくださいー」と血みどろの争いが繰り広げられる模様。昨年彗星のごとく「創設当初からのコンセプトであるFootball Dream」と言われて「え、そうなの?」とびっくりしたのであるが、今年もFootball Dreamは継続する模様。それはそれでよいのではないのだろうか。ただ、サブスローガンの三段落ちが秀逸。「次の25年へ」というのはわかる。「世界とクラブを」というのもわかる。しかし、三番目に「デジタルという新たなプラットフォームで」と唐突にIT関連が出てくるのである。iモードを開発した人か。どうせなら「サポーターとSuikaでつなぐ」まで言い切ってもよかったのではないか。
■柏
「柏から世界へ」
画像なし
・いつもどおりでよいでしょう点 6.0点
昨年と同じ「柏から世界へ」で、決まり。ACL出場という目標にも合致している。ただ、スローガン紹介を始めてから「Vitoria」と「柏から世界へ」という非常にマトモなスローガンしか見てないので、もっと頭のイカれたスローガンも是非見てみたいものである。「メンデスを吊るせ」「広島に転向した工藤を総括せよ」「お前はだれだったんだパトリック」「お前も誰だったんだ、ジュリアーノ・ミネイロ」「今年のドゥドゥはどこから?」など刺激的なスローガン、待ってるぜ!
■大宮
「挑む より強く、未来へ」
越えてゆこう。
これまでの歴史を、
これまでの自分を。
日々の積み重ねが、
私たちを、もっと強くする。
大切なのは、未来を信じること。
すべての仲間と結束し、挑み続けること。
より強く、未来へ。
・戦慄の句読点 6.5点
3年連続同スローガンである。大宮、挑みすぎ。まあ同じスローガンなのは悪いことではないのだが、Jスローガン最頻出用語である「挑」を使っているので、少し辟易気味である。注目すべきはサブポエムである。改行と句読点を同時に使うというかなりムズムズする仕上がりとなっている。何度も読み返すとその違和感もやがて快感に変わっていき、そして戦慄が旋律へと変わっていくことを実感してもらいたい。
こういう、
文章が、
俺たちを、強くする。
サッカーの、
未来を、
勝ち取るのだ。
マイベストフレンド、
ジャッカル。
■浦和
なし
硬派な浦和さんは毎年作ってくれないので、今年も僕が作ります!
「阿部勇樹を酷使しない」
でどうでしょうか!現場からは以上です!
■FC東京
「TOKYO GRIT~すべての力を~」
FC東京らしく、最後まで諦めずにひたむきに、目標を成し遂げるために戦い抜く強い決意を表現しました。さらに、選手やスタッフだけでなくファン・サポーターのみなさまを含むFC東京ファミリー“すべての力”を目標達成のために結集し、FC東京に関わるすべての人で“やり抜く”想いを込めています。
・やりまくり点 6.5点
「GRIT」の意味を調べると「勇気、気概、やり抜く力」ということらしい。俺が英語がそんなに得意ではないからか、あんまり馴染みがない。相変わらずFC東京は難しい言葉を使ってくる。馴染みのない言葉を使うメリットは「インパクトがある、目を引く」ということであり、デメリットは「一々説明しないといけない」ということである。目を引くのだったらロゴデザインももうちょいカラフルにしてもいいんじゃないかなあ。ただ、「とにかくやる」、「やりたい」、「先っぽだけでもいいから優勝したい」という思いが伝わってくるので、是非FC東京は今シーズンはやりまくっていただきたい。チーム編成を見た限りでは「単騎突撃!」がいいと個人的には思います。
■川崎
「Paint it Blue」
川崎フロンターレの2017年クラブキャッチフレーズは、「Paint it Blue」と決定しましたので、お知らせいたします。
毎年キャンペーンを行っているので、お馴染みかもしれませんが、節目となる20周年を経て、クラブがまた新たな一歩を踏み出すにあたり、もう一度初心に戻り、一体感のある雰囲気を作り上げるための象徴となるようにとの思いを込めています。
2002年からスタジアムに来場されるサポーターの皆さんに、家を出るときから青色の服やグッズを身に着けてスタジアムまで足を運んでいただいたり、スタジアムで観戦する際にも青色のフラッグやタオル等を使って応援していただくことで、川崎の街やスタジアムのスタンドをフロンターレカラーで染め、川崎フロンターレのホームタウン・ホームスタジアムに相応しい一体感のある雰囲気を作り上げることを目的としてクラブとサポーター、その他関係各所との協力の上、様々な活動や呼び掛けを実施してきております。
2017年は川崎の街を、スタジアムを青く染めて、Jリーグに、アジアに、そして世界にフロンターレブルーを広めていきましょう。
・俺色に染まれ点 7.5点
チームの目標ではなく、サポーター含めた具体的な提案となっている珍しいスローガン。とにかく水色を着ろ、この町を水色に染めてやる、水色にあらずんば人に非ず、という強い決意が現れていて非常によいのではないだろうか。こういうのだと応援するファン・企業も具体的な行動に出やすいしね。二重丸!どうせならこのスローガンをさらに推し進めて「水色以外はこの町を出ていけ」「特に赤着てるやつは殺す」「赤と言ってもちょっと深い赤」「要するに鹿島殺す」「ていうか、金崎殺す」「ついでに舎弟の鈴木優磨とかいうチンピラも沈める」というところまでいっていただき、両者の中間地点である千葉のどっかの道端で殴り合いをしていただきたいものである。
■横浜FM
「Integral Goal-All for win-」
・なぜこれにこだわるのか点 6.0点
なんか一昨年くらいからずっとこのスローガンを使っているのだが、特に印象的でもないし浸透もしてない上に、そもそも英語として怪しいらしいのだが、どうなのだろうか。たぶん、スローガンにあんまり興味なさそう。ということで、僕が今年も考えます。
「ヤヤ・トゥーレとは言わないから、デルフでいいからください!」
でいきましょう!中村俊輔でもいい!
■甲府
「進化 プロヴィンチアの挑戦」
2017シーズンは5年連続、8回目のJ1での戦いとなります。地方都市を拠点とする市民クラブが国内トップリーグであるJ1で戦い続けるのは決して楽ではありませんが、県民の期待にこたえるべく今シーズンも全力で戦う覚悟です。
しかし、覚悟だけではその思いも通用しません。クラブがレベルアップし、より上位で戦える集団にならなければなりません。そのためには選手自身はもとより、スタッフもフロントも、クラブにかかわるすべてが「進化」しなければなりません。今シーズンのスローガンは、その思いをストレートに表現しました。
サブタイトルの「プロヴィンチアの挑戦」は今シーズンも継続して掲げました。地方の市民クラブがJ1で戦う意気込みを込めて使い続けています。
≪スローガンロゴデザイン:五味リューコウ/書:望月蒼鳩≫
・本当に大丈夫か点 6.0点
継続スローガンのプロヴィンチアの挑戦に加えて、今年は進化を掲げた。デザインはずっと統一されてるのでそれはよいのではないでしょうか。説明が最初から「地方都市を拠点とする市民クラブが国内トップリーグであるJ1で戦い続けるのは決して楽ではありません」と泣き言から入っていて大丈夫かと思うが、本当に大丈夫か。「監督解任→佐久間GM降臨→使い物にならないブラジル人解雇→マルキーニョス・パラナ召喚→残留してマルキーニョス・パラナはクビ」までが一連の甲府デフレスパイラルだと考えているので、その円環の輪から進化して逃れたいことだろう。ただ、それだと監督が柏、新潟をクビになった吉田達磨さんというのも不安になってくるし、本当に彼の元で進化を遂げられるのかというとそれもかなり不安になってくるのである。いっそのこと佐久間GMが元ユヴェントスGMモッジとかいう凶悪ポケモンに進化しないものだろうか。
■磐田
「繋ぐ Challenge For Next」
「繋ぐ」それは人と人、地域とクラブ、サッカーを通じジュビロ磐田に関わる全てを「繋ぐ」事です。
そして勝利の為に、選手たちの考えを繋ぎ、パスを繋ぎ、心と心を繋ぐ。
繋がることはすなわちチーム一丸になることに他なりません。
クラブ理念である「夢と感動を!」分かち合う事を達成する為に、2017年シーズン<次なるステージ>に挑戦してまいります。
・繋ぐ点 7.5点
まさかの「繋ぐ」スローガン継続である。一説によると「繋ぐTシャツ」の売れ残りがハケるまではこのスローガンを継続するということなのだろうか。「Road to J1」の文字が眩しすぎる。そしてまさかの鹿島とのスローガンかぶり。鹿島と磐田の共通点と言えば「J1タイトルとったことがある」くらいしかないと思うし、なんか小学校の同級生にたまたま婚活パーティーで会ったくらいの気まずさである。「お、おう・・・」「げ、元気?」「あーうん・・・結婚は?」「してないからここ来てるんだけど・・・」「そうだよね・・・」。ともかく今年も繋ぐんだ!中村俊輔と名波さん、二人の天才の間を繋ぐんや!その架け橋は川又のでかそうなアレや!という意気込みが伝わってきてよいのではないでしょうか! #Chinkodekasou
ちなみに磐田には公式シーズンソングもあるらしいよ!
ホッケーユニっぽいのを真ん中が着てるけど大丈夫か!
■清水
「FROM NOW ON!!WE ARE THE ONE」
■スローガン
FROM NOW ON!!
強く固まった絆。すべては、ここから、動き始める。
荒々しき闘い争う心。すべては、ここから、頂きをめざす。
限界を知らない伸びしろ。すべては、ここから、駆け上がる。
仲間と共に、サポーターと共に、
エスパルスのもと、ひとつになった力が、
2017年シーズン、すべては、ここから、昇華する。
WE ARE THE ONE.
J2での激闘も、熱く激しい魂で制した誇りを胸に、
この先の光へ向かおう。
J1の舞台で、一枚岩となって、
いざ、怒涛の闘いへ。
■デザイン
闘う魂。強い絆。熱い志。その荒ぶる激情をロゴタイプへ。
なにも恐れるものなどないスピリットを、荒々しいデザインで表現しました。
右肩上がりに伸びる筆ラインは、J1への意気込みであり、
その熱い想いをクラブカラーであるオレンジで表明しています。
・俺らレペゼン清水、磐田はいやだ点 7.5点
湧き上がってくる何かが抑えきれない、そんなスローガンである。直訳すると「今後!!俺たちは一つになる!」なのだが、今まで一つではなかったのか、不満分子がチームを出たから一つになれるからなのかは定かではない。特筆すべきはその後の歌詞っぽいやつ。嵐の櫻井君がラップでやってくれそうなパートであり、「WE ARE THE ONE.」のあたりで観客と一緒に右手を突き上げてジャンプしそうな感じである。デザインの説明もすごい。ほんとは説明文入れるのはデザインの敗北でしかないと思うのだが、「その荒ぶる激情をロゴタイプへ」「なにも恐れるものなどないスピリットを、荒々しいデザインで」まで言われると、「ボーイ、落ち着くんだ。大丈夫だ、ここにきみに危害を加えるものはいないんだ、ボーイ」とモーガン・フリーマンになって説得してしまいそうになる。とにかくデザイン、ジャニーズラップともに勢いがすごい。女子高生だったら下手すりゃ妊娠しかねないこの怒涛の流れを大事にしていってもらいたいものである。
■G大阪
「勝 WE PLAY TO WIN WE ARE GAMBA OSAKA 2017」
真のビッグクラブになるためには、厳しい戦いに勝つことで得るものが大きいことを私たちは過去の経験から知っています。だからこそ、無冠に終わった2016シーズンを通して、監督、選手、スタッフ、クラブに関わる全員が改めてタイトルを獲る必要性を感じています。
何より、スタジアムに足を運んで応援してくれるファン、サポーターの方が見たいのはガンバが勝つ姿。そして、タイトルを手にする歓喜の瞬間だと思います。
皆さんの熱い応援に応えられるように、試合内容はもちろん、一戦一戦、勝利にこだわる姿勢をより追求することで、強いガンバ大阪を取り戻したい。その想いを込めて「勝」にしました。
今シーズン、Jリーグを取り巻く環境は大きく変わります。
J1リーグは3年ぶりに1ステージ制が復活するほか、放送環境の変化など、変革の年を迎えています。そのため、今シーズンの結果次第では今後のクラブの方向性に大きく影響します。
ほかのクラブから頭一つ抜け出すため、世界に通用する強豪クラブになるためにも、より重要になる2017シーズン。
昨シーズンの悔しさを晴らし、2年目となる市立吹田サッカースタジアムで、シャーレ、カップを掲げる姿をイメージしながら、クラブとして結果を残し、地域の皆様と共に国内外で愛されるクラブ作りを行っていきたいと思います。
・当たり前点 6.0点
勝。なぜこの単刀直入なスローガンを今まで誰も採用しなかったのだろうか。当たり前だからである。基本的にサッカーというスポーツは勝つためにやっているのであり、勝点差を考慮して10分間DFラインでボールを回し続ける談合試合などは特殊なのであり、「今年は勝ちたい!」と言われても、「そうだね、プロテインだね」と答えるしかないのである。英語部分も「俺たちは勝つためにプレイする。俺たちガンバ大阪」と言葉が足りない感じはあり、若干、森の怪物的な感も出てきている。ジェイリーグコワイ、オレ、ジェイワントル、オマエ、マケル。ただ、本当にもうここのスローガンは説明が長い。第3パラグラフの「Jリーグを取り巻く環境は多く変わります」とかもうほんとにどうでもいいし、乾杯でビールのグラスを準備したまま泡が消えていくのを見守る気持ちになってくる。男は黙ってスローガンであり、ぺらぺら喋りすぎるとモテないぞ!
そして、社長が記者会見で逆に出してしまったぞ!不吉すぎるぞ!
■C大阪
なし?
以前は「史上最攻」という攻めのキーワードと壮大な爆死という最高のコラボレーションを見せてくれたC大阪だが、今年はまさかのスローガンなし。いやだいやだ、俺にあの最高な感じのスローガン見せてくれなきゃいやだ!というわけで、俺が考えることにします。
「夜におぼれる香り」
清武の移籍金を稼ぐためには柿谷の香水を売っていくしかない!「ナイトシーンにおいて男性の魅力と印象を格上げする新たなフルーティノート」「全ての女性が溺れる魔性の香り」などのキラースローガンで頭がクラクラするのはきっと香水のせい!セレ女たちよ、香水買いまくって、香川も買い戻そう!!
■神戸
「一致団結~One Team, One Family, One Dream」
ヴィッセル神戸では、2006シーズンより継承してきた「トモニイコウ。」のクラブ理念を礎に、クラブ20周年を迎えた2015シーズンより、クラブの団結力をより一層高め、更にまい進していきたいという思いを込めて掲げています「一致団結~One Team, One Family, One Dream」を引き続き2017シーズンもクラブスローガンに掲げてまいります。
また、この「一致団結」は弊社取締役であった故三木谷良一氏がクラブの根幹を成すコンセプトとして、強い思いをもってクラブに贈った言葉でもあります。ヴィッセル神戸に関わるすべての人が1つの家族「ヴィッセルファミリー」となって強い絆で結ばれ、これからも同じ夢を目指して神戸の街と共に歩んでまいります。
・継続点 6.5点
こちらも継続。ということで新鮮味はないけれど、よろしいのではないでしょうか。ネルシーニョ軍曹の鉄拳制裁によって徐々に一致団結してるようなしてないような気もするし。今年は大型補強があってタイトル狙える位置まで来てると思うので、もう一歩の努力として「早く来い来いポドルスキー」というサブスローガンを俺の心の中に秘めておこうと思います。がんばって巨大散財ロボミキタニー!
■広島
「WE FIGHT TOGETHER 2017 一心」
サンフレッチェのマザータウンである、安芸高田市に伝わる毛利元就の逸話『百万一心』(皆で力を合わせれば、何事も成し得る)を元に、チーム、フロントはもちろん、サポーターの皆さま、株主・スポンサーの皆さま、サンフレッチェ広島に関わるすべての方と、勝利のため、目標達成のため、“心を一つ”にして“共に闘う”という強い決意を、スローガン「WE FIGHT TOGETHER 2017 一心」と表現しました。
2016年の試合会場イベントにてつながりができた、広島出身のカリグラファー(書家)翠蘭(すいらん)氏の、地元のプロスポーツチームを応援したいという熱い想いと、力強く勢いのある文字に感銘を受け、今回のスローガンの揮毫を依頼しました。
<カリグラファー(書家) 翠蘭 プロフィール>
5歳で書道と出会い、中学から古典書道を学ぶ。高校では書道部に所属し、地域・全国の書道展で文部大臣賞をはじめとする数々の賞を受賞、広島県からも特別表彰を受ける。高校卒業後は、より深い知識や豊かな表現力を身につけたいと書道専攻の大学へ進学、中学・高校の教諭免許(国語 書道)を取得。
レゲエグループ「湘南乃風」のグループ名ロゴをはじめ関連するほとんどの筆文字を手掛け、また広島東洋カープへの書き下ろし作品や、黒田博樹投手・前田健太投手ら、広島ゆかりのスポーツ選手とのタイアップ作品も多数。
「一期一会」の気持ちで心をこめて制作活動中。
<ホームページ> http://www.suilan.net/
<カリグラファー(書家) 翠蘭 コメント>
サンフレッチェ広島の選手、スタッフ、ファンの皆さまの『心を一つに共に闘う』という想いと『人々の心を動かす躍動感あるプレースタイル』をイメージして一筆一筆、魂を込めて表現しました。
『一心』からまっすぐな熱き心を感じて頂ければ幸せです。
・隣のクラブを見習おう点 6.0点
ベースとなる「WE FIGHT TOGETHER」部分は変えずに2文字漢字を毎年変えるパターンです!一心ってなんか由来があるのかと説明を読んでみると「サンフレッチェのマザータウンである、安芸高田市」と書いてあったのだが、マザータウン??母なる街?となってしまったが、なるほど前身の東洋工業(マツダ)の本拠地があったところなのね。なるほど、勉強になる。そして、このロゴを書いたのがカリグラファーの翠蘭さんという方。カリグラファーとはなんぞやと思ったが、書家のことをカリグラファーと言うらしい。なるほど、勉強になる。って、クイズ番組か!あまりにもいろいろな情報が入ってくるので、読み終わる頃には肝心のスローガンを忘れてしまっている!もうくどくど説明するのはやめよう!隣のクラブを見習うんだ!
言葉は無限だ!
■鳥栖
「PASSION+ONE 情熱×常熱×場熱」
PASSION+ONE
PASSION(情熱)をもってONE(1番、1つに)になれ!
サガン鳥栖ファミリーの熱い思い
「情熱×常熱×場熱」
その情熱を持って一試合一試合に
PASSION(情熱)を解き放つ
一段一段、朝日山の頂を目指すように一試合一試合(ONE)に懸ける情熱
どんな時でも折れない心、立ち向かっていく常熱
ベアスタを最高の雰囲気にしてくれるサガン鳥栖ファミリーの場熱
2017シーズン、サガン鳥栖が日本を熱くする!
皆さんの+ONE(あと一つ)の力と共に!
PASSION+ONE
「PASSIONE(パッシオーネ)!!」と叫んでくれ!
・鳥栖点 8.0点
昨年は「砂岩」のスローガンですべてを持って行ったサガン鳥栖だが、今年もひれ伏さざるを得ない。昨年までのモノクロームなスローガンから一転して目がチカチカする感じにしてきたのもすごい。肝心のスローガンなのだが、もはや何かを言うことはできない。清水と同スタイルのJ-POP歌詞風の説明だが、1行ごとにぐいぐい競り上がっていくボルテージが止まらない。PASSION(情熱)と2回にわたって説明を加える丁寧さも高齢化社会に向けていい。ONE(1番、1つに)、一試合一試合(ONE)と攻守が入れ替わってるのもアツいし、それなら一段一段(ONE)にしてもいいと思うのに、そこはかけない。あえて、かけない。地元ネタの朝日山を挟みつつ、最後に「PASSIONE(パッシオーネ)!!」と叫んでくれ!となったところではなぜかナオトインティライミが全然目が笑わずにガッツポーズしている姿が浮かんでくるというもの。一体、誰に呼びかけているのだ。もうこうなったらノるしかないのである。どう考えても監督のポマード・フィッカデンティがこんなテンションでいるわけがないのだが、そこはまあいいや!優勝!優勝である!
■優秀スローガン賞 川崎 「Paint it Blue」
■暴走する言霊賞 清水 「FROM NOW ON!!WE ARE THE ONE」
■鳥栖賞 鳥栖 「PASSION+ONE 情熱×常熱×場熱」
J2は余力があったらやるね!!
スローガンを楽しみたい!
そんな俺の!欲望を聞いてくれ!
■札幌
「北海道とともに、世界へ」
このスローガンは、選手、スタッフはもちろん、クラブに関わる全ての人が“北海道”を背負って、クラブとしてはJ1定着、さらにはACL、選手たちも日本代表、海外クラブへのステップアップなどを目標に、全員が成長しながら世界を目指していく心意気で日々の練習や業務に邁進する覚悟を表しています。
もちろん、「世界」を語るには時期尚早かもしれませんが、このスローガンは1年限りのものではありません。着実にステップアップして世界を意識できるよう、クラブは前進を続けます。
・昨年と同じです点 6.5点
継続でいいスローガンなので特に言うことはございません!あえて今年のサブスローガンを考えるとしたら、一昨年グルテンフリーでヘロヘロになった都倉が昨年は小麦食ってムキムキに復活したので「NO MORE グルテンフリー!」でよろしく!
■仙台
「Be STRONG 興せ、未来を」
『GOODなチームからSTRONGなチームへ。成長を遂げている選手やこれまでに積み上げてきチーム力を磨き上げ、さらに勝負強くタフに闘う。つながりある地域の復興に寄与し、ともに未来を創造していきたい。』
・いつお前をGOODだと言った?点 7.0点
昨年までのカラフルスローガンをかなぐり捨て、男らしく黒一色できた。直訳すれば「強くなる」。なんか不良にボコボコにされてボクシングを始めようとする男子高校生のようである。あまりに力を渇望すると「―――力が欲しいか?」と右手から語りかけられるので要注意。そして説明書きで「GOODなチームからSTRONG」といつの間にか自分たちをGOODチームだと決めつけているのも見逃せない。いや、いいチームなんだけどさ、でもさ「ほら、わたしってかわいいから後は仕事できれば完璧女子じゃない?」ってスタバのなんちゃらマキアート飲みながら言われるような気がするのであり、僕は黙って下を向いて「そうだね」と言った。僕たちはそれから三回セックスをした。明け方に駅前で別れた後に、彼女は美容院で長い髪を切った。
■新潟
「愛してる新潟」
■スローガンに込めた意味
アルビレックス新潟の選手・スタッフ、サポーター、すべての関係者の方々にとって特別な言葉である「アイシテルニイガタ」。2003シーズンのJ1昇格時に掲げられたこの言葉は、全員が結束して勝利に向けて戦う新潟を表現するキーワードとして、これまでも全員が共有してきました。
2017シーズン、新たな挑戦に向かうアルビレックス新潟は、改めて「愛してる新潟」の想いを強く共有して、闘いに臨みます。デンカビッグスワンに多くのサポーターの皆様に足をはこんでいただき、新潟のために全力を尽くして戦う選手たちを支えていただきたく、お願い申し上げます。新潟から日本に、世界に、元気と熱気を発信していきましょう。
トップチームだけではなく、すべてのカテゴリー、クラブに関わるすべての人が、「愛してる新潟」の想いとともに、全力を尽くします。
・急になに?浮気でもしてるの?点 7.0点
どうしちゃったんだ、新潟。毎年スローガンを出すのが遅かったり、なかったりしたのだが、唐突の求愛宣言にはさすがの俺もキュンとせざるを得ない。俺は新潟ではないけど、新潟になったつもりである。シチュエーションとしてはマンネリした夫婦が口数少なく夕飯を食っている最中に、夫が何の脈絡もなく「愛してる」と囁くシーンを想像していただきたい。妻は箸で持っていたがんもどきをぽろっと落として「あ、やだやだやだ、急になにいってんのよこぼしちゃったじゃない、なに、どうしたの、あ、浮気でもしてんじゃないの?」と照れ隠しに言うのである(この後滅茶苦茶セックスした)。普段寡黙な男は何を言っても点数高くなるので、得である。ただし、あんまり結果が出ないと「愛してるのはわかったから稼いできなさいよ、この穀つぶし!」と罵られて、お茶のはいった湯呑ををぶん投げられることになるので、くれぐれも注意していただきたい(この後滅茶苦茶掃除した)
■鹿島
「Football Dream つなぐ」
次の25年へ、Football Dreamをつなぐ
圧倒的なパフォーマンスで、世界とクラブをつなぐ
デジタルという新たなプラットフォームで、サポーターと心をつなぐ
昨年は、創設当初からのコンセプトである Football Dream をスローガンに掲げ、クラブに関わるすべての人たちと “ともに” 国内2冠を獲得し、FIFAクラブワールドカップで世界に“Kashima”をアピールした。25周年を迎えたことを機に、アントラーズは Football Dream を恒久的なスローガンに据え、一貫した哲学のもとでクラブを発展させていく姿勢を示す。そのなかで、各シーズンにおけるテーマは、サブスローガンで表現。今季は、上記3つの「つなぐ」を胸にシーズンを戦う。
・唐突IT点 7.0点
積年のライバル磐田とのまさかの「つなぐ」かぶり。そんなところで被らんでも。「そっちはメインスローガンだけど、うちらはメインじゃないですー、男子が上履き履いてませんでしたー」「俺らのが先言ってましたー、J2の時から言ってましたー、男子は掃除ちゃんとやってくださいー」と血みどろの争いが繰り広げられる模様。昨年彗星のごとく「創設当初からのコンセプトであるFootball Dream」と言われて「え、そうなの?」とびっくりしたのであるが、今年もFootball Dreamは継続する模様。それはそれでよいのではないのだろうか。ただ、サブスローガンの三段落ちが秀逸。「次の25年へ」というのはわかる。「世界とクラブを」というのもわかる。しかし、三番目に「デジタルという新たなプラットフォームで」と唐突にIT関連が出てくるのである。iモードを開発した人か。どうせなら「サポーターとSuikaでつなぐ」まで言い切ってもよかったのではないか。
■柏
「柏から世界へ」
画像なし
・いつもどおりでよいでしょう点 6.0点
昨年と同じ「柏から世界へ」で、決まり。ACL出場という目標にも合致している。ただ、スローガン紹介を始めてから「Vitoria」と「柏から世界へ」という非常にマトモなスローガンしか見てないので、もっと頭のイカれたスローガンも是非見てみたいものである。「メンデスを吊るせ」「広島に転向した工藤を総括せよ」「お前はだれだったんだパトリック」「お前も誰だったんだ、ジュリアーノ・ミネイロ」「今年のドゥドゥはどこから?」など刺激的なスローガン、待ってるぜ!
■大宮
「挑む より強く、未来へ」
越えてゆこう。
これまでの歴史を、
これまでの自分を。
日々の積み重ねが、
私たちを、もっと強くする。
大切なのは、未来を信じること。
すべての仲間と結束し、挑み続けること。
より強く、未来へ。
・戦慄の句読点 6.5点
3年連続同スローガンである。大宮、挑みすぎ。まあ同じスローガンなのは悪いことではないのだが、Jスローガン最頻出用語である「挑」を使っているので、少し辟易気味である。注目すべきはサブポエムである。改行と句読点を同時に使うというかなりムズムズする仕上がりとなっている。何度も読み返すとその違和感もやがて快感に変わっていき、そして戦慄が旋律へと変わっていくことを実感してもらいたい。
こういう、
文章が、
俺たちを、強くする。
サッカーの、
未来を、
勝ち取るのだ。
マイベストフレンド、
ジャッカル。
■浦和
なし
硬派な浦和さんは毎年作ってくれないので、今年も僕が作ります!
「阿部勇樹を酷使しない」
でどうでしょうか!現場からは以上です!
■FC東京
「TOKYO GRIT~すべての力を~」
FC東京らしく、最後まで諦めずにひたむきに、目標を成し遂げるために戦い抜く強い決意を表現しました。さらに、選手やスタッフだけでなくファン・サポーターのみなさまを含むFC東京ファミリー“すべての力”を目標達成のために結集し、FC東京に関わるすべての人で“やり抜く”想いを込めています。
・やりまくり点 6.5点
「GRIT」の意味を調べると「勇気、気概、やり抜く力」ということらしい。俺が英語がそんなに得意ではないからか、あんまり馴染みがない。相変わらずFC東京は難しい言葉を使ってくる。馴染みのない言葉を使うメリットは「インパクトがある、目を引く」ということであり、デメリットは「一々説明しないといけない」ということである。目を引くのだったらロゴデザインももうちょいカラフルにしてもいいんじゃないかなあ。ただ、「とにかくやる」、「やりたい」、「先っぽだけでもいいから優勝したい」という思いが伝わってくるので、是非FC東京は今シーズンはやりまくっていただきたい。チーム編成を見た限りでは「単騎突撃!」がいいと個人的には思います。
■川崎
「Paint it Blue」
川崎フロンターレの2017年クラブキャッチフレーズは、「Paint it Blue」と決定しましたので、お知らせいたします。
毎年キャンペーンを行っているので、お馴染みかもしれませんが、節目となる20周年を経て、クラブがまた新たな一歩を踏み出すにあたり、もう一度初心に戻り、一体感のある雰囲気を作り上げるための象徴となるようにとの思いを込めています。
2002年からスタジアムに来場されるサポーターの皆さんに、家を出るときから青色の服やグッズを身に着けてスタジアムまで足を運んでいただいたり、スタジアムで観戦する際にも青色のフラッグやタオル等を使って応援していただくことで、川崎の街やスタジアムのスタンドをフロンターレカラーで染め、川崎フロンターレのホームタウン・ホームスタジアムに相応しい一体感のある雰囲気を作り上げることを目的としてクラブとサポーター、その他関係各所との協力の上、様々な活動や呼び掛けを実施してきております。
2017年は川崎の街を、スタジアムを青く染めて、Jリーグに、アジアに、そして世界にフロンターレブルーを広めていきましょう。
・俺色に染まれ点 7.5点
チームの目標ではなく、サポーター含めた具体的な提案となっている珍しいスローガン。とにかく水色を着ろ、この町を水色に染めてやる、水色にあらずんば人に非ず、という強い決意が現れていて非常によいのではないだろうか。こういうのだと応援するファン・企業も具体的な行動に出やすいしね。二重丸!どうせならこのスローガンをさらに推し進めて「水色以外はこの町を出ていけ」「特に赤着てるやつは殺す」「赤と言ってもちょっと深い赤」「要するに鹿島殺す」「ていうか、金崎殺す」「ついでに舎弟の鈴木優磨とかいうチンピラも沈める」というところまでいっていただき、両者の中間地点である千葉のどっかの道端で殴り合いをしていただきたいものである。
■横浜FM
「Integral Goal-All for win-」
・なぜこれにこだわるのか点 6.0点
なんか一昨年くらいからずっとこのスローガンを使っているのだが、特に印象的でもないし浸透もしてない上に、そもそも英語として怪しいらしいのだが、どうなのだろうか。たぶん、スローガンにあんまり興味なさそう。ということで、僕が今年も考えます。
「ヤヤ・トゥーレとは言わないから、デルフでいいからください!」
でいきましょう!中村俊輔でもいい!
■甲府
「進化 プロヴィンチアの挑戦」
2017シーズンは5年連続、8回目のJ1での戦いとなります。地方都市を拠点とする市民クラブが国内トップリーグであるJ1で戦い続けるのは決して楽ではありませんが、県民の期待にこたえるべく今シーズンも全力で戦う覚悟です。
しかし、覚悟だけではその思いも通用しません。クラブがレベルアップし、より上位で戦える集団にならなければなりません。そのためには選手自身はもとより、スタッフもフロントも、クラブにかかわるすべてが「進化」しなければなりません。今シーズンのスローガンは、その思いをストレートに表現しました。
サブタイトルの「プロヴィンチアの挑戦」は今シーズンも継続して掲げました。地方の市民クラブがJ1で戦う意気込みを込めて使い続けています。
≪スローガンロゴデザイン:五味リューコウ/書:望月蒼鳩≫
・本当に大丈夫か点 6.0点
継続スローガンのプロヴィンチアの挑戦に加えて、今年は進化を掲げた。デザインはずっと統一されてるのでそれはよいのではないでしょうか。説明が最初から「地方都市を拠点とする市民クラブが国内トップリーグであるJ1で戦い続けるのは決して楽ではありません」と泣き言から入っていて大丈夫かと思うが、本当に大丈夫か。「監督解任→佐久間GM降臨→使い物にならないブラジル人解雇→マルキーニョス・パラナ召喚→残留してマルキーニョス・パラナはクビ」までが一連の甲府デフレスパイラルだと考えているので、その円環の輪から進化して逃れたいことだろう。ただ、それだと監督が柏、新潟をクビになった吉田達磨さんというのも不安になってくるし、本当に彼の元で進化を遂げられるのかというとそれもかなり不安になってくるのである。いっそのこと佐久間GMが元ユヴェントスGMモッジとかいう凶悪ポケモンに進化しないものだろうか。
■磐田
「繋ぐ Challenge For Next」
「繋ぐ」それは人と人、地域とクラブ、サッカーを通じジュビロ磐田に関わる全てを「繋ぐ」事です。
そして勝利の為に、選手たちの考えを繋ぎ、パスを繋ぎ、心と心を繋ぐ。
繋がることはすなわちチーム一丸になることに他なりません。
クラブ理念である「夢と感動を!」分かち合う事を達成する為に、2017年シーズン<次なるステージ>に挑戦してまいります。
・繋ぐ点 7.5点
まさかの「繋ぐ」スローガン継続である。一説によると「繋ぐTシャツ」の売れ残りがハケるまではこのスローガンを継続するということなのだろうか。「Road to J1」の文字が眩しすぎる。そしてまさかの鹿島とのスローガンかぶり。鹿島と磐田の共通点と言えば「J1タイトルとったことがある」くらいしかないと思うし、なんか小学校の同級生にたまたま婚活パーティーで会ったくらいの気まずさである。「お、おう・・・」「げ、元気?」「あーうん・・・結婚は?」「してないからここ来てるんだけど・・・」「そうだよね・・・」。ともかく今年も繋ぐんだ!中村俊輔と名波さん、二人の天才の間を繋ぐんや!その架け橋は川又のでかそうなアレや!という意気込みが伝わってきてよいのではないでしょうか! #Chinkodekasou
ちなみに磐田には公式シーズンソングもあるらしいよ!
ホッケーユニっぽいのを真ん中が着てるけど大丈夫か!
■清水
「FROM NOW ON!!WE ARE THE ONE」
■スローガン
FROM NOW ON!!
強く固まった絆。すべては、ここから、動き始める。
荒々しき闘い争う心。すべては、ここから、頂きをめざす。
限界を知らない伸びしろ。すべては、ここから、駆け上がる。
仲間と共に、サポーターと共に、
エスパルスのもと、ひとつになった力が、
2017年シーズン、すべては、ここから、昇華する。
WE ARE THE ONE.
J2での激闘も、熱く激しい魂で制した誇りを胸に、
この先の光へ向かおう。
J1の舞台で、一枚岩となって、
いざ、怒涛の闘いへ。
■デザイン
闘う魂。強い絆。熱い志。その荒ぶる激情をロゴタイプへ。
なにも恐れるものなどないスピリットを、荒々しいデザインで表現しました。
右肩上がりに伸びる筆ラインは、J1への意気込みであり、
その熱い想いをクラブカラーであるオレンジで表明しています。
・俺らレペゼン清水、磐田はいやだ点 7.5点
湧き上がってくる何かが抑えきれない、そんなスローガンである。直訳すると「今後!!俺たちは一つになる!」なのだが、今まで一つではなかったのか、不満分子がチームを出たから一つになれるからなのかは定かではない。特筆すべきはその後の歌詞っぽいやつ。嵐の櫻井君がラップでやってくれそうなパートであり、「WE ARE THE ONE.」のあたりで観客と一緒に右手を突き上げてジャンプしそうな感じである。デザインの説明もすごい。ほんとは説明文入れるのはデザインの敗北でしかないと思うのだが、「その荒ぶる激情をロゴタイプへ」「なにも恐れるものなどないスピリットを、荒々しいデザインで」まで言われると、「ボーイ、落ち着くんだ。大丈夫だ、ここにきみに危害を加えるものはいないんだ、ボーイ」とモーガン・フリーマンになって説得してしまいそうになる。とにかくデザイン、ジャニーズラップともに勢いがすごい。女子高生だったら下手すりゃ妊娠しかねないこの怒涛の流れを大事にしていってもらいたいものである。
■G大阪
「勝 WE PLAY TO WIN WE ARE GAMBA OSAKA 2017」
真のビッグクラブになるためには、厳しい戦いに勝つことで得るものが大きいことを私たちは過去の経験から知っています。だからこそ、無冠に終わった2016シーズンを通して、監督、選手、スタッフ、クラブに関わる全員が改めてタイトルを獲る必要性を感じています。
何より、スタジアムに足を運んで応援してくれるファン、サポーターの方が見たいのはガンバが勝つ姿。そして、タイトルを手にする歓喜の瞬間だと思います。
皆さんの熱い応援に応えられるように、試合内容はもちろん、一戦一戦、勝利にこだわる姿勢をより追求することで、強いガンバ大阪を取り戻したい。その想いを込めて「勝」にしました。
今シーズン、Jリーグを取り巻く環境は大きく変わります。
J1リーグは3年ぶりに1ステージ制が復活するほか、放送環境の変化など、変革の年を迎えています。そのため、今シーズンの結果次第では今後のクラブの方向性に大きく影響します。
ほかのクラブから頭一つ抜け出すため、世界に通用する強豪クラブになるためにも、より重要になる2017シーズン。
昨シーズンの悔しさを晴らし、2年目となる市立吹田サッカースタジアムで、シャーレ、カップを掲げる姿をイメージしながら、クラブとして結果を残し、地域の皆様と共に国内外で愛されるクラブ作りを行っていきたいと思います。
・当たり前点 6.0点
勝。なぜこの単刀直入なスローガンを今まで誰も採用しなかったのだろうか。当たり前だからである。基本的にサッカーというスポーツは勝つためにやっているのであり、勝点差を考慮して10分間DFラインでボールを回し続ける談合試合などは特殊なのであり、「今年は勝ちたい!」と言われても、「そうだね、プロテインだね」と答えるしかないのである。英語部分も「俺たちは勝つためにプレイする。俺たちガンバ大阪」と言葉が足りない感じはあり、若干、森の怪物的な感も出てきている。ジェイリーグコワイ、オレ、ジェイワントル、オマエ、マケル。ただ、本当にもうここのスローガンは説明が長い。第3パラグラフの「Jリーグを取り巻く環境は多く変わります」とかもうほんとにどうでもいいし、乾杯でビールのグラスを準備したまま泡が消えていくのを見守る気持ちになってくる。男は黙ってスローガンであり、ぺらぺら喋りすぎるとモテないぞ!
そして、社長が記者会見で逆に出してしまったぞ!不吉すぎるぞ!
■C大阪
なし?
以前は「史上最攻」という攻めのキーワードと壮大な爆死という最高のコラボレーションを見せてくれたC大阪だが、今年はまさかのスローガンなし。いやだいやだ、俺にあの最高な感じのスローガン見せてくれなきゃいやだ!というわけで、俺が考えることにします。
「夜におぼれる香り」
清武の移籍金を稼ぐためには柿谷の香水を売っていくしかない!「ナイトシーンにおいて男性の魅力と印象を格上げする新たなフルーティノート」「全ての女性が溺れる魔性の香り」などのキラースローガンで頭がクラクラするのはきっと香水のせい!セレ女たちよ、香水買いまくって、香川も買い戻そう!!
■神戸
「一致団結~One Team, One Family, One Dream」
ヴィッセル神戸では、2006シーズンより継承してきた「トモニイコウ。」のクラブ理念を礎に、クラブ20周年を迎えた2015シーズンより、クラブの団結力をより一層高め、更にまい進していきたいという思いを込めて掲げています「一致団結~One Team, One Family, One Dream」を引き続き2017シーズンもクラブスローガンに掲げてまいります。
また、この「一致団結」は弊社取締役であった故三木谷良一氏がクラブの根幹を成すコンセプトとして、強い思いをもってクラブに贈った言葉でもあります。ヴィッセル神戸に関わるすべての人が1つの家族「ヴィッセルファミリー」となって強い絆で結ばれ、これからも同じ夢を目指して神戸の街と共に歩んでまいります。
・継続点 6.5点
こちらも継続。ということで新鮮味はないけれど、よろしいのではないでしょうか。ネルシーニョ軍曹の鉄拳制裁によって徐々に一致団結してるようなしてないような気もするし。今年は大型補強があってタイトル狙える位置まで来てると思うので、もう一歩の努力として「早く来い来いポドルスキー」というサブスローガンを俺の心の中に秘めておこうと思います。がんばって巨大散財ロボミキタニー!
■広島
「WE FIGHT TOGETHER 2017 一心」
サンフレッチェのマザータウンである、安芸高田市に伝わる毛利元就の逸話『百万一心』(皆で力を合わせれば、何事も成し得る)を元に、チーム、フロントはもちろん、サポーターの皆さま、株主・スポンサーの皆さま、サンフレッチェ広島に関わるすべての方と、勝利のため、目標達成のため、“心を一つ”にして“共に闘う”という強い決意を、スローガン「WE FIGHT TOGETHER 2017 一心」と表現しました。
2016年の試合会場イベントにてつながりができた、広島出身のカリグラファー(書家)翠蘭(すいらん)氏の、地元のプロスポーツチームを応援したいという熱い想いと、力強く勢いのある文字に感銘を受け、今回のスローガンの揮毫を依頼しました。
<カリグラファー(書家) 翠蘭 プロフィール>
5歳で書道と出会い、中学から古典書道を学ぶ。高校では書道部に所属し、地域・全国の書道展で文部大臣賞をはじめとする数々の賞を受賞、広島県からも特別表彰を受ける。高校卒業後は、より深い知識や豊かな表現力を身につけたいと書道専攻の大学へ進学、中学・高校の教諭免許(国語 書道)を取得。
レゲエグループ「湘南乃風」のグループ名ロゴをはじめ関連するほとんどの筆文字を手掛け、また広島東洋カープへの書き下ろし作品や、黒田博樹投手・前田健太投手ら、広島ゆかりのスポーツ選手とのタイアップ作品も多数。
「一期一会」の気持ちで心をこめて制作活動中。
<ホームページ> http://www.suilan.net/
<カリグラファー(書家) 翠蘭 コメント>
サンフレッチェ広島の選手、スタッフ、ファンの皆さまの『心を一つに共に闘う』という想いと『人々の心を動かす躍動感あるプレースタイル』をイメージして一筆一筆、魂を込めて表現しました。
『一心』からまっすぐな熱き心を感じて頂ければ幸せです。
・隣のクラブを見習おう点 6.0点
ベースとなる「WE FIGHT TOGETHER」部分は変えずに2文字漢字を毎年変えるパターンです!一心ってなんか由来があるのかと説明を読んでみると「サンフレッチェのマザータウンである、安芸高田市」と書いてあったのだが、マザータウン??母なる街?となってしまったが、なるほど前身の東洋工業(マツダ)の本拠地があったところなのね。なるほど、勉強になる。そして、このロゴを書いたのがカリグラファーの翠蘭さんという方。カリグラファーとはなんぞやと思ったが、書家のことをカリグラファーと言うらしい。なるほど、勉強になる。って、クイズ番組か!あまりにもいろいろな情報が入ってくるので、読み終わる頃には肝心のスローガンを忘れてしまっている!もうくどくど説明するのはやめよう!隣のクラブを見習うんだ!
言葉は無限だ!
■鳥栖
「PASSION+ONE 情熱×常熱×場熱」
PASSION+ONE
PASSION(情熱)をもってONE(1番、1つに)になれ!
サガン鳥栖ファミリーの熱い思い
「情熱×常熱×場熱」
その情熱を持って一試合一試合に
PASSION(情熱)を解き放つ
一段一段、朝日山の頂を目指すように一試合一試合(ONE)に懸ける情熱
どんな時でも折れない心、立ち向かっていく常熱
ベアスタを最高の雰囲気にしてくれるサガン鳥栖ファミリーの場熱
2017シーズン、サガン鳥栖が日本を熱くする!
皆さんの+ONE(あと一つ)の力と共に!
PASSION+ONE
「PASSIONE(パッシオーネ)!!」と叫んでくれ!
・鳥栖点 8.0点
昨年は「砂岩」のスローガンですべてを持って行ったサガン鳥栖だが、今年もひれ伏さざるを得ない。昨年までのモノクロームなスローガンから一転して目がチカチカする感じにしてきたのもすごい。肝心のスローガンなのだが、もはや何かを言うことはできない。清水と同スタイルのJ-POP歌詞風の説明だが、1行ごとにぐいぐい競り上がっていくボルテージが止まらない。PASSION(情熱)と2回にわたって説明を加える丁寧さも高齢化社会に向けていい。ONE(1番、1つに)、一試合一試合(ONE)と攻守が入れ替わってるのもアツいし、それなら一段一段(ONE)にしてもいいと思うのに、そこはかけない。あえて、かけない。地元ネタの朝日山を挟みつつ、最後に「PASSIONE(パッシオーネ)!!」と叫んでくれ!となったところではなぜかナオトインティライミが全然目が笑わずにガッツポーズしている姿が浮かんでくるというもの。一体、誰に呼びかけているのだ。もうこうなったらノるしかないのである。どう考えても監督のポマード・フィッカデンティがこんなテンションでいるわけがないのだが、そこはまあいいや!優勝!優勝である!
■優秀スローガン賞 川崎 「Paint it Blue」
■暴走する言霊賞 清水 「FROM NOW ON!!WE ARE THE ONE」
■鳥栖賞 鳥栖 「PASSION+ONE 情熱×常熱×場熱」
J2は余力があったらやるね!!