風水は中国の陰陽説と五行説の元に成り立ち
私たちの生活に深く影響を及ぼします。
この二つを合わせたのが
陰陽五行説。
この働きを深く理解すると
風水を取り入れたインテリアが
手軽に楽しめるのです。
■陰陽説
陰陽説は、宇宙の陰と陽の二つから成る
相反しながら互いに支え合う二つの性質が循環し、融合し、変化するところにこの世の事象は起こると考えられます。
例えば、男と女、天と地、昼と夜、太陽と月、明と暗、生と死、冷と熱など。
対極にある陰と陽はどちらか一方では成り立たず
そのバランスを保つことで一つとされます。
このバランスが崩れると
ネガティブなエネルギーが生まれ
人なら体調を崩し病気となります。
インテリアに風水を取り入れるなら
陽の要素を強め
ベッドルームには
陰の要素を強めたりと
生活サイクルと部屋の使用目的に
合わせるといいでしょう。
■五行説
万物は木、火、土、金、水の五つの要素で形成される
五行にはそれぞれ相性があり、お互いを強めあう関係を相生。弱めあう関係を相克と捉えます。
相生は
木は火をおこし、火が燃え灰(土)となり、土は金を生み、金は水を生じる。
相克は
水は火を消し、火は金を溶かし、金は木を切り、木は土から養分を吸い取る。
これもバランスで、強めるだけが良い
弱めるから悪い。という事ではなく
全体のバランスを保つのが重要です。
この五の要素は
それぞれ色、形、素材など
様々な特徴を持ち
そのスペースごとに
相性の良い要素を配置させます。
例えば、水回りには
水を吸収する木や土の要素の観葉植物が。
キッチンではハーブなどが良いでしょうね。
陰陽五行が理解できると
インテリアだけでなく
生活のあらゆるところ
例えば、食事や健康管理にも応用できます。
奥が深いですね