A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC



1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

小説大人買い&飲み歩き @明石

隙あらば飲みに行く。

隙あらば本を買う。

 

本を買いに明石に上陸、ついでに酒を飲むのです。

いや酒を飲むついでに本を買うのか。

いやどっちや?

いや超どっちでもいい。

 

 

4月26日(金)、夕方からの立ち回り。

まずは「大衆酒場 ナミ」。

 

「大衆酒場」と謳ってはいるが多くの人が思い浮かべる大衆酒場のイメージとは大きく異なるシャレオツな雰囲気の店内、スタッフも若くてアベック(死語)や女性向けっぽい感じです。

そもそも「大衆」という言葉は(以下略)。

人気店らしく開店数分後に入店するも予約でいっぱいとかでカウンターのすみっこぐらしへ案内されます。

先客は若いアベック(死語)が一組のみ。

 

まずは生中、

 

スピードメニューの枝豆、

うむ、旨い。

 

そして串揚げ(うずら・ささみ)、

 

串焼きレバー、

 

ネギマ、

 

生中×2のあとのハイボール、

 

皮、

どれも非常に美味しいです。

 

が、次々と入店する客が若いアベック(死語)もしくは若い女性同士で、そこはかとなく感じるアウェー感というか若干の場違い感。

ありますよね、旅先とかでたまたま乗った電車が近所の女子高の通学時間と重なって車内がJKばっかりになって、こっちが先に乗ってるのに身の置き所のなさを感じるようなときが。

 

隣に座ったアベック(死語)はキャッキャウフフしながら就活がどうのとか言うてたから大学生でしょうか、考えてみりゃこのアベック(死語)の年齢二人分足してもワイのほうが圧倒的に年上なんよな。

でもさらによく考えてみると、ワイが若い時に女の子とメシ食いに行ったときに隣にいたおっさんとかも同じことを思ってたんかも知れんな、と。

歴史は繰り返す。

 

まあそんなことはどうでもいいんですけど、カウンターの隅っこの席は厨房の「焼き」の目の前で、これはある意味アリーナ席ですよ。

焼きの様子をつぶさに観察しながら隣のアベック(死語)の会話に聴き耳を立てそして酒を呷る、最高ですよ(変態)。

 

最後は厚揚げっ、圧倒的厚揚げっ。

これも美味やった。

隣のアベック(死語)の注文した品をちょいちょいチラ見していたのですが(変態)、盛り付けも綺麗でどれも美味しそうやった。

値段もリーズナブルやしここは次回もアリやな。

 

 

それからいつもの「Gala」で軽く一杯。

デュワーズのハイボ、

厚切りハムステーキ、

こういうのでいいんだよ。

 

 

というわけでジュンク堂へ。

例によって例の如く小説大人買い。

読みたい本がいっぱいあーるの二乗なのです。

 

 

今回は8冊購入で会計12000円超えですわ。

これでしばらくは暇せえへんわ。

読みたい本を読む前のワクワク感はたまりませんな。

 

 

目的のブツを手に入れたあとはバーへ、「Toy box」というお店。

ここも久しぶり、というか毎回来るたびに久しぶりですわ。

 

客はワイ一人の貸切もえ状態、

で、ここのマスターがまあよう喋るんですわ。

そしてその喋りが面白くて知識もめっちゃ豊富でいろいろと勉強になるのです。

 

ジントニックを飲みながら、

戦国時代の甲冑のことや、板宿のラーメン屋、グラムロックやブルースロック、昨今のコンプライアンスについて等ひたすら語りまくるのです。

 

店内はBACK HORN(バックホーン)という日本のロックバンドのライヴ映像が流れ、去年BUCK‐TICKの櫻井敦司が亡くなった話から

「人生何があるかわからんからやりたいことをやったほうがええな」

てな流れになり、そっから早逝したミュージシャンの話になり、ロックフェスの話になり、クロスロード・ギター・フェスティバルの話題になり、

「あそこでめっちゃかっこいいギター弾いてた若いヤツおったんやけど誰やったっけ、クソー、名前出てきーへんわ」

とか言い出して、ずっとそれを思い出そうとしていて、ワイはこないだの奈良での「プリティウーマン」の女優の名前が出てこなかったことを思い出したりして、

「もしかしてジョン・メイヤーですか?」

と言うと

「そうそうそうそう!」

やはり思い出そうとして思い出せないってのはもどかしく、それを思い出したときのあのスッキリ感は文字通りスッキリですよ。

 

ワイタ(ワイルドターキーな)の8年を頼み、

おっさん同士でひたすらどうでもええことを話していくのですが、こういうのもええもんです。

いや、毎回こういうのばっかりかも知れんけどな。

 

 

〆は王将のいつものやつ。

美味しかったです。

 

 

 

次回予告:

実家へ帰らせていただきます!(夫婦喧嘩したときの嫁はんの台詞風)

 

月刊サシ飲みシリーズ パート9

4月24日(水)、奈良。

夜中3時(!)に目が覚めて大浴場へ。

こんな時間に入浴するニューヨーカーなんぞワイ一人と思ってたのに先客が二人いたのにバビったわ。

ゆっくり風呂に入ってすっきりさっぱりしたあとも眠れず、

「ヨシ、超朝イチで帰神(神戸に帰ることな)したろ」

と5時前のJRで奈良を後にします。

4時50分の始発です。

さよう奈良。

 

 

帰宅したのが7時半くらい、そっから爆睡して14時過ぎに起床、支度して向かうは新開地。

夕方から飲みすけさんとのサシ飲みシリーズが始まるのです。

 

前回のサシ飲み物語はこちら↓

 

 

16時15分からの予定がワイはいつもの早目のパブロンで先に来て店を暖めておくのです。

「すて臓」というホルモン屋。

ホルモンという言葉はそもそも「ほる(捨てる)もん」から来てると言われてますからね(諸説あり)、つまりは

ほる(捨てる)もん=捨てる内臓=捨て臓=すて臓

ということなのかなと勝手に解釈。

 

まずはビール、

 

てっちゃん、

 

枝豆、

 

生センマイ、

 

二杯目のビールを頼んだところで飲みすけさん登場。

ちなみに飲みすけさんは京都から、ワイは奈良から神戸へ戻ってきたわけで謎の三都物語です。

 

乾杯してそっから怒涛のホルモン注文しまくりんぐ&食べまくりんぐ&飲みまくりんぐ&トーキングですよ。

 

 

バサとかミノとかヤンとかレバーとか注文は飲みすけさん任せ、春のホルモン祭りです。

途中から飲みもんはビールからハイボールに切り替え、会話が盛り上がって写真撮るの忘れがちというあるある。

 

久々に食べるホルモンはめっちゃ美味しかったです。

 

 

それから三宮へ繰り出しバー「アンダンテ」へ。

今年5ダンテ目。

ノーゲストの貸切もえ状態、ワイは桜のカクテル、飲みすけさんはブッシュミルズのハイボールを注文。

すっきりと甘くて美味しかったです。

 

お次はグレンファークラスを頼んで、

話をしてあちこちにラインをして、そうこうしているうちにお客さんが数名連荘で来られてマスターも忙しくなってきたのでタイミングを見て退店。

 

 

お次は「スロッピージョー」。

ここも久々ですわ。

お互い一杯だけ軽く飲んだのですが、飲みすけさんはこのお店をいたく気に入った様子。

ワイはパクチーのモヒート風カクテルを、

飲みすけさんがブルーベリーのカクテル。

この大人な雰囲気よ。

こうやって大人の階段を上っていくのです。

 

「次回は旦那と「ぼたん」→「スロッピー」の流れで行ってみてはどうよ?」

などと謎の進言。

小雨もパラついていたので〆もなしでそのまままっすぐ帰宅。

美味しかった&楽しかった。

 

 

飲みすけさんの記事はこちら↓

 

 

奈良で飲み歩き ㊦ 夜編

前回からの続きです。

 

 

チェックインを済ませたあと2時間ほど爆睡、17時過ぎからの飲み歩きです。

まずは「ヤマトクラフトビアテーブル」という醸造所併設のクラフトビールのお店へ。

 

限定醸造のNAMELESS CHALLENGERSちゅうのを注文。

 

うむ、旨い。

 

それから丸刈リータピザ、

 

粗挽きソーセージフランク、

昼に国境食堂で食ったカツ丼がまだ腹に残っており、食欲はさほどないもののさすがに素ビールというわけにはいかんよな。

 

二杯目は「はじまりの音 ペールエール」なるものを。

これも美味しかったのですが、店内やや狭くてちょっと落ち着かず。

連れも同様やったようで「ほな次行こか」と、ここからBHT(バーホッピングタイム)突入です。

 

 

まずはならまちにある「リキッド」。

ここは12月にできたばかりの新しいバーで2時からやってるそうです。

オリジナルカクテルが充実しており、まずは「企業秘密ジンフィズ」なるものを。

これが実に美味やった。

どこが企業秘密なんかわからんが。

 

連れは「禁断のモヒート」を。

味にうるさい連れも絶賛。

 

一口飲ませてもらったけどまさに禁断の味わいでした。

 

二杯目は「ソルティメモリー」ちゅうやつを、

 

これもとても美味しかったです。

しょっぱいワイの青春時代が蘇る、なんてことはなかったが連れとは30年以上前からの知り合いで話す内容がだいたい若いあの頃のことが多いのでそういう意味では毎回青春時代が蘇ってるとも言えるかも知れん。

いやもしかしたら今も青春真っ只中なのかも知れん。

 

 

このバーはオススメですよ、奥さん。

 

 

お次はいつもの「アンバージャック」。

なんか奈良へ行ったときはいつも寄ってるな。

 

グレンスコシア。

「グレンスコシアどれくらい飲んだん?」

「少しや」

・・・・・・・。

 

それからブルックラディ。

アイラなのにノンピート、でも美味しくてボトルもウイスキーぽくなくてかっちょいいのです。

 

 

そして酔っ払い二人は近鉄電車で新大宮へ。

連れ曰く

「なんか日本一のバーテンダーがおるっちゅうバーがあんねん」

とのことでしたが、なんと休みでした。

「スターライト」っちゅうお店な。

♪夢はフリーダムフリーダムしゃぼんのように~♪

「そんなんスマホで調べて事前に電話して行ったらええやん」

と思う人が2000万人くらいいるかも知れんが、閉まってりゃ閉まってたで他行きゃええだけやし、また次来る理由ができたやん、とポジティブ思考なのです。

 

 

というわけで向かうはバー「ピピン」。

 

店内では「エラ&ルイ」がかかっておりました。

エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロングの二人のコラボアルバムです。

「パリの4月」って曲がいいんですよ。

今の時期にぴったりやな、しかも「奈良の4月」よ。

そういや昔、奈良に住む女の子のことを「奈良ジェンヌ」とか言うてましたよね?

そんなん言うたことも聞いたことないって?

あ、そう。

 

 

ワイは余市を、連れは「アバディーン・アンガス」なるカクテルを注文。

連れ曰く「写真撮れるよう準備しとけよ」と。

これがね、ウイスキーを温めて火をつけて作るカクテルで、いわゆる「映え」るやつなんですわ。

 

こういうのを見るってのもバーの楽しみのひとつかも知れんな。

 

グラスホッパー。

喫煙場所は店の外にあり、出てみるとまあまあ雨が降っていて止みそうになかったのでこれにてお開きに。

言うても5時間半くらい飲んでました。

 

 

タクシーでJR奈良駅へ、そこで連れと別れる。

そしてワイは〆のコンビニ飯、ざるそばと握りを買ってホテルの部屋で食すのです。

なお「アンバージャック」で飲んでたときに映画の話題になり

「そういや「プリティウーマン」の女優の名前って何やったっけ?」

と二人して思い出せず、スマホでググりゃええもんをなんか意地になってなんとか自力で思い出そうとするも出てこずで、他の話をしてるときもずっとこのことが頭の片隅から離れず、メシ食ってベッドに横になってるときに唐突に思い出した。

「そや!ジュリアロバーツや!」

謎の達成感を味わいましたとさ。

 

雨に煙る奈良の夜は更けていくのです。

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>