よく、国の借金は1000兆円、いや、国の借金ではなく、政府の借金だから、云々という議論があります。
実際のところはどうなのでしょうか?
そうです。借金しているのは国民ではなく、日本政府です。どちらかといえば、国民は政府に貸している方です。
しかしながら、『国民は貸している方だから安泰なのか?』といえば、それは別の話です。
借りていた方が、「もう返せないや、自己破産します」て言ったら、貸している方は、貸したお金が戻ってこないわけです。
あなたが知人に1000円貸したとする。知人が1000円返す約束を守れなかったとする。あなたの1000円は消滅する。
つまり、
政府の借金とはいえ、実質上、国の借金であり、国民一人当たりいくらの借金という表現は、正しくなるわけです。
経済って面白いですね。
シリーズ【日本国家破綻】はコチラから
1. 民主円高対応研究会:物価目標は2%超に設定を-提言
2. 日本は資産があるから破綻しないのウソ
3. 国の借金1000兆円、政府の借金1000兆円
4. 国家破綻いよいよ迫る、2012年12月、破綻症状は表面化へ
5. 国債暴落時、ペイオフは実施されるのか?
6. 円安、アベノミクス
7. 2013年4月以降、円安は更に加速