影とひかり(スピンオフⅠ櫻葉編 | なうのこたつ保管部屋

なうのこたつ保管部屋

大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】

このお話しは
現在限定に片付けてある物を
編集しなおした分です

このお話しが
にん森、影ひかりシリーズの
第一弾になります

ゆっくり表にだします

初めての方は↓
影とひかり1.

前回のお話↓
影ひかり最終話



・・・



(story Cherry tree & Leaf



みんなで旅して
何年が過ぎたのだろう



今はお互いに期間を決め
雅紀と小さな旅に出かけている

それは一瞬の時間
永遠では尺に入らないほど

それぞれが
お互いの時間をすごしてみたいと

離れて暮らすリスクを背負わないように
1年ほどの期間と決めて


カナダの南部にある
この場所で2人の時間を
ともに過ごしており



風景そして時はとても静かで
一緒の雅紀もまた穏やかで
心が落ち着いているのが伝わってくる

   
さっきさぁ
森で大きな熊とあってね

少しだけ血もらったぁ
野生っぽい味で
ジャーキーみたいだったよ




















こいつ可愛い笑顔で
簡単にこぇーこと言ってるよな・・・
 

そっか今日はもう
オレの血いらねぇんだ?

じゃあ好きに過ごすかお互い・・

んっつ・・・


なんて言おうとすれば
簡単に抱き上げられてキスされる

ベッドに連れて行かれて
何も言わずオレの首筋にキスしながら

柔らかな唇をつけて
血をもとめる雅紀


恋人でもありながら、
主従関係でもある為に

雅紀が望めば、
何も拒めない自分がいて

それを知ってか知らずか・・・

今までは・・
雅紀を抱いているのが普通だったのに

 

おいでよ翔ちゃん
飲みたいから来て、ここ



 








簡単に誘われるようになり
気が付けば雅紀によって酔わされ

身につけている
洋服が一枚づつ剥ぎ取られてゆく
美味しい・・よっていいながら、

オレの身体を撫でると
身体の自由はなくなり

支配権は雅紀に移る


ねぇ・・
たまにはオレが抱いてもいい?













なんて言うようになって来て

オレがこばめないところまで
来てから力とその酔わせる身体で


何度も、オレを翻弄する



可愛くてたまんない
思ってた雅紀が男になってきてて

なんか・・
どんどんハマって行き
新しい気持ちが生まれてるオレ


「 あんまり甘い声で鳴かないで
もっとイジメたくなるよオレ 」















そう
雅紀にオレが抱かれて・・

夢うつつになってゆく
こんな関係って
昔のオレたちには想像出来なかったし
まず出来なかった


今のオレは新しい

アイツに恋をし始めている
こんな気持ちは初めて

昔からの愛情は何も変らない

でも・・
特別な関係になってから

雅紀への想いは
さらに募って行くまるで初恋のように


「力抜いて翔ちゃん・・・」


そう言われるたびに
身体が反対に反応してしまう





・・・・・・・・・・
恋ってなんだろう











この気持ちは・・
オレの本当の気持ちなのかな

それとも・・
毒を受け入れてしまった故の
何か作用なんだろうか・・


翔ちゃん・・
    

ほら背中に乗って?

すごい良い場所に
連れて行ってあげるから



雅紀に促されて、
背中に体重を預け
大自然の中を駆け抜けてゆく




まるで大きな鳥のように
木々に軽々と飛び移り、幅のひろい河を
簡単に渡ってしまう

オレは時々思うんだ、
これで良かったんだよなって?

だって・・・
オレお前がいないと

生きていけないって自分で
切なくなるほどお前が好き


       
可愛いって想ってた自分が
いなくなってる自分に気付いて















だけど見つけたのが
愛してるって気持ち
もっとオレだけ好きになって


オレが好き?

って何でも聞いてしまう
雅紀、お前もこんな感じだったのかな・・・

何度もオレに好き?って
聞いていたよね

その度に
すきだよって普通に応えてたよ

だけど今なら理解出来るんだ
お前がオレを支配してゆく、
心も身体も侵食して食い尽くしてゆく




「 着いたよ 」


その言葉に我にかえり前をみれば
とても広い滝を見ることが出来る

湖畔のようにも見える景色は
心を透明にしてゆく


       
・・・・・・・・・・・・・
雅紀・・オレらって恋人だよな













つい心の変化に
着いて行けなくて言葉が・・

零れてしまう

すると突然、
雅紀がオレにキスをしてきて・・・

オレは驚いたけど・
瞳をゆっくり閉じて求められた

舌をあずける

しばらく抱きしめて

口内を味わい、
名残惜しそうに放された唇

 

そして、とても優しい笑顔で
翔ちゃん・・

知ってるよ大好きなんでしょ
オレのこと


大丈夫おんなじだからね



ずっとそばにいて翔ちゃん
守り人なんかじゃないよ、、
オレが翔ちゃんを守るからね

そうだ・・
オレもずっとそう想ってた

雅紀を守りたいって

この場所へたどり着いて
やっと2人の心が同じ場所へと
近づいて来た


あぁ2人で永遠を生きてゆこう
いつ見えなくなる光でも、

きっとお前を見つけてみせる
手を繋いでどこまでも、
この世界の最後をともに・・


見とどけような雅紀・・・














2人でいれば
どこでも 一番の場所になるんだから





・・fin




ほとんど変えてませんので
言い回しが

今とは多少違い
恥ずかしいけど

それなりに
懐かしいので

このまま置きます

全部まで
あと少しだぜぃ

にん森も
画像がおかしいから
手直ししたいわよ

なう